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オンライン教育とZoom as/3089.html
森川林 2017/11/10 07:25 


 先日あるきっかけでZoomというオンラインウェブ会議ツールのことを教えてもらいました。
 ちょうど10月末に「ズームオンライン革命!」という本が出ていたので、言葉の森で立ち上げたZoomを使っていろいろとテストをしてみました。

 その結果、googleハングアウトよりも、もちろんskypeよりも使いやすい面が数多くあることがわかりました。
 今後のオンライン教育はこのZoomを使って、誰でも参加しやすい形で運営していきたいと思っています。
 言葉の森の教育方針は、オンラインで勉強の効率を高めながら、リアルな人間と自然との結びつきを大切にしていくことです。
 このオンライン+人間+自然、そしてもう一つは日本の文化の根底にある道の精神というものを結びつけた教育を行っていきたいと思っています。
 それを、日本語の特に作文を中心として行っていく予定です。

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森川林 20171110 1 
 今後、海外生徒の授業の振替指導なども、skypeなどを使わずにzoomで対応できるようにする予定です。
 また、これまで交流の少なかったfacebookグループも、このzoomで話し合いの場を持ちたいと思います。
 オンライン作文も、自学自習クラスも、思考発表クラブも、保護者懇談会も、個人面談も、そして宴会も(笑)、これでやっていこうと思っています。
 そう言えば、昔、チャット宴会というのをやっていましたが、今度はzoom宴会になると思います。


nane 20171110 1 
 先日、ブレンデッド教育という本を読みましたが、(こういう英語の使い方はやめてほしいと思いますが(笑))、これはオンラインとリアルな学校を融合した教育で、アメリカで大きな成果を上げているようです。
 しかし、今後は、このリアルの部分も次第にオンライン化されていくはずです。
 そして、最後に残る本質的なリアルと、幅広いオンラインが、社会全体に広がっていくのです。
 その最後に残るリアルが何かということが、そのオンラインを活用する人や組織の原点になるのだと思います。


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新しいオンライン教育(facebookページより) as/3088.html
森川林 2017/11/09 21:49 


 オンライン教育は、ビジネスにはなりません。
 MOOCも、結局そこがひとつのネックになっていました。
 スタディサプリも、たぶんそこが最も苦しいところでしょう。
 
 もうひとつのネックは、参加者の触れ合いの不足ですが、それはいずれ解決します。
 ZOOMなどのツールが発達してきているからです。

 ビジネスにならないというネックは、もっと根本的な問題です。
 なぜビジネスにならないかというと、それは、今のオンラインが、コピーできるものを対象にしているからです。
 コピーできるもののやりとりが中心であれば、それがどんなに優れたものであっても、それでビジネスを成り立たせることはできません。
 だから、これからのオンラインは、コピーのできない創造を中心にしていかなければならないのです。
 
 教える先生の側も創造的に教え、教わる生徒の側も創造的に答えるような、そういう創造のやりとりです。
 言葉の森の思考発表クラブ、今すこしそういう雰囲気になっています。
 今度、自学自習クラスも、そういう創造のある勉強にしていきたいと思っています。

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本を繰り返し読むことの大切さ――数多く読むよりも繰り返し読むことで理解力が深まる as/3087.html
森川林 2017/11/09 06:08 


 「葦編三絶」という言葉は、孔子が「易経」という書物をとじ紐(ひも)が三度も切れるほど繰り返し読んだという故事から来ています。
 なぜ三度も繰り返し読んだかというと、その内容が理解できなかったからではなく、理解が浅かったと思ったからです。

 一般に、難しい本を読む場合の理解は、何層にも分けて考えることができます。
 1回目に読む場合、理解するところは、自分が既に何らかの形で理解しているものに近いところに限られます。
 2回目に読むと、自分の理解が1回目より進んでいるために、もう一段深く新しいことを理解することができます。
 3度目に読むと、さらにもう一段深く理解ができるようになります。

 このように繰り返し読めば、それだけその本の内容の理解が深まります。
 しかし、1回目に読んだだけでも一応自分なりに理解したつもりにはなっているので、自分の理解が浅い理解だという自覚がないのが普通です。

 本を繰り返し読むことが大切なのは、繰り返し読むことによって理解を深めることができるからです。
 子供が同じ本を繰り返して読むときも、同じような理解の深化があります。
 だから、本をたくさん読む子よりも、同じ本を繰り返して読む子の方が、理解力も語彙力も増えてくるのです。
(つづく)

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森川林 20171109 1 
 写真は、昔の本、竹簡です。
 こういう竹に書かれた本を読んでいたから、とじひもが三度も切れたのでしょう。
 
 先日、もう既に何度か読んでいるはずの本を読んでみると、前に気づかなかったことが書いてあることに気づきました。
 理解するというのは、その時点で自分が理解できる範囲のものを理解するということに過ぎません。
 だから、たくさん読んでも、理解が深まることはないのです。
 
 これは、算数や数学の勉強をするときも同じです。
 問題集を何冊も解いても実力はつきません。
 1冊の問題集を、できないところが1問もなくなるまで繰り返し解くことで本当の実力がつきます。
(ただし、もうできた問題は解かなくていいのですが)
 
 こういうことを、もっと塾や学校で教えてあげればいいと思うのですが、そういう話はほとんど聞きません。


nane 20171109 1 
 なぜ本を繰り返し読む子が少ないかというと、ひとつには本が豊富すぎるからです。
 しかし、もうひとつには、繰り返し読むことの大切さを知らない人が多いからです。
 と言っても、子供が読みたくない本を繰り返し読ませても逆効果です。
 繰り返し読みたくなる本を見つけるのが最初です。


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プレゼン作文とプレゼント作文(facebookページより) as/3086.html
森川林 2017/11/08 21:16 


先生「プレゼン作文発表会に参加したい人は、ウェブから申し込んどいて」
S君「それ、なあに」
Y君「プレゼントがもらえる発表会なんだよ」
S君「へえ」

 ちがうだろ!
 でも、意外とそう思っている子が多いのかと思った、昨日の会話でした。

 プレゼン作文発表会とは、ただ作文を棒読みするような発表会ではなく、その作文の中身に関連する、写真、絵、物、音楽、動作、問いかけなどを自由に使って行う発表のことです。
https://www.mori7.com/hpk/

 今回は、直接ウェブカメラの前で発表する形にしたので、果たしてどのような発表になるでしょうか。
(前回までは、事前にyoutubeアップロードだったので、ちょっと敷居がたかかったかもしれません。)

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