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「サードウェーブ」で変わる教育 as/3097.html
森川林 2017/11/27 13:15 


 「サードウェーブ 世界経済を変える『第三の波」が来る」(スティーブ ケース)を読んでいます。
http://amzn.asia/fyZFIQL
 スティーブ ケースは、AOL(アメリカオンライン)の創業者だった人です。

 第一の波はネット接続、第二の波はそのネットを使ったさまざまなアプリ、第三の波は、あらゆるものがネットにつながるIoE(Internet of Everything)です。
 この本で、これから生まれる大きな変化として第一に挙げられていたのは医療でした。そして、第二に挙げられていたのが教育でした。

 これまでのインターネットがもたらした大きな変革は、情報の分野で起こりました
 これからの。あらゆるものがつながるインターネットの世界で大きく変わるのは、人間を含む生きているものの分野です。

 生きているものの特徴は、個別に生きていることにあります。
 人間は、人間一般の抽象的な存在としてではなく、それぞれが特徴のある個的別な存在として生きています。
 IoEの時代は、その個別性を生かす時代なのです。

 だから、これから変わるのは、生きているものの世界、具体的には、医療、農業、教育、政治などの分野です。
 これまでの一斉、一律、平均、多数決というやり方ではなく、個別対応が技術的にもコスト的にも可能になってくるのです。

 では、生きている人間の持つ重要な性質は何かというと、それは時間と空間の中に生きているということです。
 個々の人間は、個々の時間と空間の中で生きています。
 これが、抽象的な人間との違いです。
 だから、これからのIoEの時代に重要になるのは、時間と空間なのです。

 言葉の森もオンライン教育も、この個々の子供たちの時間と空間を共有する形で進めていこうと思っています。
 それが、思考発表クラブであり、自主学習クラスであり、オンライン作文コースであり、先日行ったプレゼン作文発表会であり、この夏に行う予定の読書と自然のサマーキャンプなのです。

この記事に関するコメント
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森川林 20171127 1 
 これから起こるインターネットの世界の変化では、小さな改良は淘汰されてしまいます。
 失うものがある世代には、抜本的な変革はできません。
 失うものがない世代が、新しい時代をリードしていくのです。


nane 20171127 1 
 インターネットの第三の波で生まれるのは、リアルなインターネットです。
 情報に還元された物や人ではなく、個々の生きた物や人がインターネットの対象になります。
 誰にでもあてはまる普遍性は後景に退き、その人にしかあてはまらない個別性が前景に出てくるのです。


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プレゼン作文発表会、Zoomで約2時間 as/3096.html
森川林 2017/11/26 15:23 


 11月25日(土)午後1時半から、オンラインでプレゼン作文発表会を行いました。
 めてZoomで取り組んだため、音声が調整してもうまく聞き取れない人もいました。これは、今後の課題として解決策を考えていきたいと思います。

 当初、1時間半で終わる予定でしたが、話が盛り上がり時間は2時間をオーバーしてしまいました。
 どの作品も力作で、参加者だけで見ているのがもったいないぐらいでした。

 発表は、その場で直接読む方法と、youtubeなどにアップロードしておく方法とを選択できるようにしていました。
 全体をふりかえると、その場で紙芝居などを用意して読む方法が、最も簡単で対応もしやすいように思いました。
 音声やカメラがうまく使えないときのために、あらかじめ原稿を事務局に送っていただくようなことをしておけば、トラブルにも対応できると思います。

 当日、音声の関係で発表できなかった作品「堅く結ばれたきずな」は、現在、youtubeに限定公開でアップロードしています。
 発表会の参加者には、メールでリンク先をご連絡しますので、youtubeにアップロードされた作品を見て、できればコメントを書いておいください。

 次回は、発表者は6人ぐらいにして(見学舎は何人でも可)、1時間から1時間半ぐらいでできるようにする予定です。
 今回のZoomの発表会で、運営がやりやすいことがわかったので、もっと日常的に発表会を行い、その際、生徒自身が持ち回りで司会をしていくようにしたいと思っています。















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森川林 20171126 1 
 プレゼン作文発表会は、時間をかなりオーバーしてしまいましたが、楽しくできたと思います。
 次回からは、もっと日常的に発表会ができるようにしたいと思っています。
 その際、生徒どうしが司会をすることも考えています。
 オンライン作文コースで作文を書いている人は、清書の週などはそのまま発表会に参加することができると思います。


nane 20171126 1 
 Zoomを使った初めての発表会でした。
 マイクが認識できないトラブルがありましたが、それ以外は予想以上にスムーズにできました。(時間はかなりオーバーしましたが)
 参加した子供たちが、積極的に質問や感想を述べてくれました。
 この分なら、毎月第4週の清書の時間に、曜日時間の枠を増やして、5、6人で45分程度の小規模発表会が日常的にできると思いました。


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