ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3122番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
好評につき1月から思考発表クラブの曜日を拡張。(体験学習あり) as/3122.html
森川林 2017/12/26 14:55 


 思考力、発表力がつき、読書のレベルが上がり、勉強の意欲がわくという評価の高い「思考発表クラブ」の曜日と時間を1月から拡張します。

 どんな勉強をするのかご関心のある方は、無料体験学習(2回)にご参加ください。
 月 18:00~18:45(小4~6生対象)
 月 19:00~19:45(小4~6生対象)(新設)
 火 18:00~18:45(小1~3生対象)
 火 19:00~19:45(小4~6生対象)
 水 18:00~18:45(小1~3生対象)
 水 19:00~19:45(小4~6生対象)
 木 18:00~18:45(小1~3生対象)
 金 18:00~18:45(小1~3生対象)(新設)
 金 19:00~19:45(小4~6生対象)(新設)

 なお、1クラスの生徒の人数は3~6名を基準としています。
 そのため、新設のクラスが3名に満たない場合は、開講をお待ちいただくことがあります。
 また、6名を超えた場合は、同じ曜日時間でクラスを二つに分けることがあります。

 授業の内容は、読書の紹介(必須)、作文の構想図書きと発表(必須)、理科実験・工作・社会経験などの自由発表(任意)です。
 無料体験学習は、どなたでも受講できます。
 体験学習のあと、継続される場合の受講料は月額2,160円です。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

TAKEDA 20180101  
6年でお世話になっている者です。4月からの中学生のクラスがないことを残念がっています。 予定はありませんか?


森川林 20180103  
 TAKEDAさん、ありがとうございます。
 確かに、せっかくあれだけ充実しているのですから続けたいとは思うのですが、中学生はいろいろ忙しくなるし、反抗期にもなると思うので(笑)、回数を少なくして、作品を自分でアップロードをする形で、小学5・6年生と合同クラスでやろうかと考えているところです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
発表学習クラス(0) 

記事 3121番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
思考力とは何か--算数の思考力と読書の思考力 as/3121.html
森川林 2017/12/26 14:46 


 先日の保護者懇談会で、「思考力とは何か」という質問が出ました。

 今、書店では、子供向けの算数クイズのような思考力を育てる問題の本がいくつか出ています。
 いずれも頭を使って考える面があるので、大人にとっても面白い問題です。
 そういう算数クイズのような本で、思考力を育てるのはどうかという意見があったのです。

 こういう算数・数学の問題で、確かに思考力はつきます。
 しかし、それは算数・数学の狭い分野に限定された思考力です。

 世の中に出て遭遇するさまざまな問題にその思考力が適用できるかというと、そういうことはかなり限られています。

 日本のロケット開発の父とも言われる糸川英夫氏は、その著書の中で、「数学が、考える力をつけるわけではない。それは大学教授会の数学科の先生の発言を聞いていればよくわかる」と皮肉を書いていたことがありました。

 数学の思考力というものは、確かにありますが、それは一般の思考力と混同され過大評価されている面があるのです。

 では、思考力を育てるものは何かと言えば、それは困難な課題への挑戦と、難しい本の読書だと思います。

 なぜかというと、困難な挑戦や読書によって、人間が普通に平面的に考えるところから、一歩進んで立体的に考えることができるようになるからです。
 そういう立体思考は、ほかのところにも応用できます。

 だから、子供の思考力を育てるためには、難しい本を読ませたり、難しいことに挑戦させたりすることです。
 しかし、「させる」という面が強くなると、子供の自主性を育てる面ではかえってマイナスになります。

 いちばんいいのは、説明的な文章の面白さに気づかせることと、小さな挑戦であっても子供が独自にやろうとしたことをいつも評価してあげることです。

 そして、親自身が、子供との対話の中で、知識ではなく思考を使って話をするように心がけることなのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

nane 20171228 1 
 子供たちの得意だと考える勉強の第一位は算数でしたが、同時に、子供たちが苦手と考える勉強の第一位も算数でした。
 これはどういうことかというと、算数は考える力が問われる勉強だと思われていると同時に、実は本質は知識の勉強だということなのです。
 ただし、その知識の量と組み合わせ方が多く、他の知識の勉強のようにすぐには成果が出てこないので、頭のよさに左右される勉強だと考えられているということなのです。


森川林 20171228 1 
 よく、「知識よりも思考力」などと言いますが、その思考力という概念は実はかなり曖昧なものです。
 というのは、誰でもいつも何らかの形で思考しているので、思考するということがかえってとらえにくいからです。
 そこで、思考力というものがわかりやすく形として見える気がする、算数のクイズや、慣用句の知識などに人気が出ているのだと思います。
 しかし、現実の生活に適用できる本当の思考力は、読書と対話の中で育つのです。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
読書(95) 
コメント21~30件
……前のコメント
読書を阻むもの 森川林
暇なときは読書をすればいいのですが、今は、スマホで情報に流さ 6/10
記事 5096番
国語の読解検定 森川林
国語読解の問題は、適当に解いて「当たった」「外れた」と言って 6/9
記事 5095番
デジタル教科書 森川林
デジタル教科書という考えがありますが、教科書とか自分の好きな 6/8
記事 5093番
国語読解クラス 森川林
 国語力は、知識として身につけるのではなく、国語力を育てる生 6/7
記事 5092番
国語力はテクニ 森川林
「国語力をつけるために、特に読書をする必要はない」という耳あ 6/6
記事 5091番
リアルな通学教 森川林
 未来の教育は、対話型の少人数オンラインクラスの教育になりま 6/5
記事 5090番
クリティカル・ 森川林
西洋には、批判を通して新しい考えが生まれるという弁証的な発想 6/4
記事 5089番
優しい母が減っ yori
私の母は、もう中学2年生なのに、スマホをもたせてくれません。 6/3
記事 979番
日本を復活させ 森川林
 日本を復活させる道筋は、創造教育文化国家を目指すこと。 6/1
記事 5081番
4月の森リン大 森川林
 大学生や社会人になった元生徒の子供たちが、自分が中学生だっ 5/31
記事 5085番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習