言葉の森では、勉強の中心としている作文の指導のほかに、オプション講座として自主学習クラスという講座を行っています。
これは、主に国語の問題読書を中心に、家庭で自学自習する仕組みをオンラインで先生がチェックする形の勉強です。
1時間ほどの時間枠なので、国語の問題集読書のほかに、算数の問題に取り組んだり、また余った時間を読書に充てたりして、どの生徒も自主学習の時間を有意義に過ごしています。
ところで、これまでの自主学習クラスは、先生と生徒がマンツーマンでやりとりする形式でしたので、子供どうしの交流というものがありませんでした。
しかし、この1対1の関係だけですと、授業の活気が乏しくなる麺があります。
子供たちの勉強に対する意欲は、同じぐらいの学年の友達と経験を共有するところから生まれてきます。
そこで、今回新しく5、6人の少人数のクラスで授業を行う少人数制自主学習クラスを開設することにしました。
今のところは、まだ曜日と時間を限定してのスタートですが、今後希望に応じて時間の枠を増やしていく予定です。
勉強で最も能率がよい方法は、自宅で自分の決めた勉強を行うことです。
どこかに出かけて勉強する形だと、人に教わることが当然のようになり、自然に受け身の勉強になっていきます。
もちろん、人に教わる勉強も必要です。
だから、どこかに出かける勉強も当然必要なことがあるのです。
しかし、教わるのはただのきっかけであって、勉強の中身は自宅で行う自学自習にあるという自覚を持つことが大切です。
家庭で自分に合った参考書や問題集を繰り返し学習できれば、短い時間で能率よく勉強を進めていくことができます。
言葉の森では、この家庭で行う自主学習という本来あるべき勉強のスタイルを広めていきたいので、自主学習クラスの受講料は月額2,160円と驚くほど低価格に設定しています。
この低価格は、決して内容が薄いことによる低価格なのではなく、できるだけ多くの子供たちが他人に教わる受け身の勉強ではなく、自分で主体的に行う勉強をしてもらいたいという理由による低価格です。
自主学習クラスも、言葉の森の作文指導と同じように2回の無料体験学習ができます。
少人数制自主学習クラスの参加を希望される方は、お電話でお問い合わせください。
現在、少人数制の自主学習クラスは、下記の時間帯で募集しています。
○新小学1・2・3年生 月曜 17:00~17:45
○新小学1・2・3年生 火曜 17:00~17:45
○新小学4・5・6年生・中学生 金曜 18:00~18:45
○新小学4・5・6年生・中学生 金曜 19:00~19:45
(2018年2月10日改定)
なお、この少人数制自主学習クラスに関しては、当面、言葉の森の生徒に限定して募集します。
ただし、現在、1対1の自主学習クラスで受講している人は、この少人数制自主学習クラスの方にいつでも移行できます。
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教育の環境は、昔に比べて格段によくなっています。
教材もカラフルになり、ICTの機器もさまざまに利用され、1クラスの人数も少なくなっています。
しかし、子供たちの学力が向上しているように見えないのはなぜかというと、主体的に勉強する意識が欠けているからだと思います。
ほとんどの子は、人に言われてやらされる勉強に慣れているので、密度の薄い勉強を長時間やっているだけなのです。
勉強をやる気のない子にやる気を持たせるためにはどうしたらよいか、という相談をときどき受けます。
しかし、そういう子のほとんどは、学年相応よりも勉強の時間が長すぎるのです。
子供は、勉強をするときになれば、誰が止めても勉強するようになります。
それまでの間は、無理のない時間で、別の言葉で言えば、親が少しものたりないと思うぐらいの時間でやっていくのがいいのです。
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前回の会合から時間がたってしまいましたが、毎月1回は会合の機会を持つ予定です。
ただし、全体の集まりだけだと、聞いている時間が長くなってしまうので、ワールドカフェ方式で全員が話のできる時間を確保したいと思います。
具体的には、途中で少人数の分科会に分かれてもらい、その分科会で出た話を、その後の全体会で共有するという形です。
全体会に関しては録画しておき、参加できなかった人も視聴できるようにします。
カメラは全員オフでかまいません。そうすれば、服装や部屋の片付けなど気にしないで参加できます(笑)。
次の日を予定していますので、途中参加、途中退出も含めて、少しでも参加できそうな方はコメントに入れておいてください。
※Facebookグループの森プロプロの方に先の連絡したので、ホームページでの連絡が遅くなってしまいました。
森林プロジェクトの講師登録をしている人は、森プロプロの方にも参加しておいてください。
■日時
1月18日(木)20:30
■会場(Zoomです)
tps://zoom.us/j/448785923
今回の話のテーマは、次のようにします・。
1.全くの初心者が最初に何をしたらいいか
2.集客のためのホームページ作りの工夫
3.オンライン指導の始め方
4.その他(自由に希望を書いてください)
★参加予定の方は、人数を把握したいので、参加できそうな時刻、参加したいテーマも書いておいてください。
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これから、森林プロジェクトの人たちと一緒に、作文教育を中心とした新しい教育を広げていきたいと思っています。
作文指導の話だけでなく、教室運営の話などをたっぷりしていく予定です。
言葉の森の提案する新しい教育に関心のある方は、ぜひご参加ください。
森林プロジェクトは、今は、作文講師資格講座を行っていますが、今後は、オンライン学習の研修も進めていく予定です。
オンラインのクラスの運営というのは、やっているところがほとんどないと思うので、新しい課題がたくさんあって楽しい企画になると思います。
新しいことの好きな方、大歓迎です。
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私は、これからの子育てで大事になるのは、もはや学校の成績に表れるような学力をつけることではないと考えています。
というのは、これまで受験勉強の指導をいろいろしてきて、成績を上げるコツというものがあることがわかってきたからです。
、点数を上げるためには、正しい解法を何度も繰り返して身につけ、それを適用することに慣れるという訓練さえすればよいということがわかってきたのです。
しかし、そういう単純な方法があるのに、ほとんどの生徒はそのような勉強の仕方をしていません。
例えば、1冊の薄い参考書や問題集を4回も5回も繰り返し、徹底して自分のものにするという勉強を、多くの子は嫌がります。
それよりも、次々と新しい参考書を読んだり、新しい問題集を解いたりする方が、勉強をしている気になるからです。
だから、逆に言えば、正しい勉強法で長時間勉強する仕組みさえ作れば、誰でも成績は上がるのです。
しかし、そういう成績を上げたところで、その子の本当の学力が向上するわけではありません。
成績が上がることと真の学力がつくことは、似ていますが実はかなり違うのです。
今の受験の点数は、勉強のコツとかけた時間に比例して点数が上がるようになっています。
したがって、今の受験勉強でいわゆる偏差値の高い学校に進んだ子が本当に学力があるかというと、そういうことはありません。
勉強に時間をかけた子が、いい学校に入ったというだけなので、その子たちが大学生になり、社会人になり、仕事で活躍するようになると、学校の成績とは全く関係のない実力というものがわかってくるのです。
高学歴の人の特徴は、書類などを渡すとすぐに読んで理解できることと、文章を書くときに誤字がほとんどないことです。
逆に言えば、それ以外に優れたところはあまりないのです。
しかし、仕事にはそれ以外のところでさまざまな要素が必要です。
そのさまざまな要素の総合力になると、学歴の高い低いは全く関係がなくなってくるのです。
受験勉強の行き過ぎによる成績重視の教育の弊害は、既にあちこちに出てきています。
日本で一番難しいと言われるような大学を出た人でも、話してみると意外に教養がないと感じられることがよくあります。
その反対に、そういう学歴を持たない人でも、バランスの取れた的確な判断力や実行力を持っている人がいます。
昔のことですが、私の父は尋常高等小学校しか出ていませんでしたが、考えることに関しては私はいつも父には負けていると思っていました。
どこの学校を出たとか、成績がどうだったかということとは、全く関係のない本当の実力と学力の世界とういものがあり、それで世の中は動いているのです。
ところが、私がそういう話をすると、周囲のほとんどの人は、「そうは言ってもね」というような顔をするので、これまでそういうことをあまりはっきり言うことは控えてきました。そのわりには、言っているかもしれませんが。
しかし、今世の中で活躍している人たち、つまり社会の先端のところにいるような人たちの声を聞くと、ほとんどの人が、もう今までのような学力ではなく、これからはもっと違う学力が必要になると言っているのです。
これからの入試は大きく変わってきます。
単に時間をかけて解法の知識を詰め込んだ子がよい成績を上げるというような試験ではなく、自分らしい考える力を持てる子が評価されるような仕組みになっていいきます。
その能力とは、抽象的な言葉で言えば創造力ですが、もう少し身近な言葉で言うと、面白い人間であるということです。
それは、もちろんお笑いの面白さではなく、みんなが考えつかないようなことを考えたり、みんながやらないようなことを一生懸命やったりする、そういう面白さです。
だから、これからの子育てのいちばんの重点は、面白い子を育てるということになると思っています。
プレジデントオンラインに、ちょうどこの話に関連するような、成績よりも面白い子という記事が載っていました。
▽早慶生の4割強が「AO・推薦」となるワケ
http://president.jp/articles/-/24158
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昔は、私も、成績の良し悪しが大きな差になると考えていました。
しかし、社会に出てからの活躍を見ると、成績の良し悪しとは違う要素の方がずっと大きいのです。
それは、ひとことで言うと、面白い生き方ができる子かどうかというような差です。
自分も面白いし、周囲も面白くできるというのが、人間の本当に大事な能力なのだと思います。・
日本には、もうこれ以上、ちょっとした秀才というのは要りません。
そういう秀才的な能力は、人工知能にどんどん取って代わられていくからです。
それよりも大事なのは、イグノーベル賞を取るような人材を数多く育てていくことです。
それこそが、人間にしかできないことだからです。
面白い子を育てることに大賛成です。産業界の要請か?英語とITが重視される昨今、祖国語は国語であることをもう一度認識し、読み、書くを再度鍛えなおし想像力の逞しい面白い子を育てたいものです。
みっちゃん、ありがとうございます。
思考力と創造力は、母語と密接に結びついていると思います。
日本人の場合、最も深い思想は、日本語で考えないかぎり出てこないのです。
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言葉の森のオンライン学習は、講師と生徒が1対1で行う形なので、生徒どうしの交流の機会があまりありませんでした。
そこで、これまでは、生徒の交流の機会を作るためにプレゼン作文発表会などを企画していました。
しかし、日常的に少人数のクラスが運営できれば、その授業がそのままが子供たちの勉強の意欲につながります。
そこで、1時間の枠に5、6名の生徒がオンラインで一緒に学ぶ形の新しいオンラインクラスを開設することにしました。
指導の基本は1対1ですが、課題が共通しているので、生徒どうしのやりとりも勉強のヒントになります。
こういうスタイルのオンライン学習は、現在どこでもほとんど行われていません。
その理由は、講師の急な休講などがあったときに、対応できないことが多いからです。
また、授業で休んだ生徒が、ほかの曜日のクラスに振替で参加するということも、オンラインという形ではなかなかできません。
幸い、言葉の森は、講師どうしの連携ができるので、これまでの1対1の指導では、休講や振替もほとんど待つことなく対応できました。
この連携の仕組みを、少人数のオンラインクラスでもできるようにして、オンライン作文少人数クラス、オンライン自主学習少人数クラスを3月からスタートします。
当面、以下の時間帯にオンラインクラスを受講する生徒を募集します。
オンラインの学習は初めてという方も多いと思うので、現在受講している人も含めて、新たに無料体験学習の期間を2週間設けます。
ご希望の方は、言葉の森事務局までご連絡ください。
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オンライン学習というと、これまでは、ビデオの一斉授業だったり、マンツーマンのskype指導だったりするものが多かったと思います・。
言葉の森では、今度、これまでのオンライン学習とは違う、少人数制のクラス指導を行うことにしました。
オンライン学習の利点は、場所の制約がないので、指導の細分化ができることです。
同じ学年の同じぐらいの進度の生徒が一緒に勉強できれば、勉強面でかなり刺激になると思います。
言葉の森のオンラインの学習指導では、少人数の集団指導と、1対1の個別指導の両方を必要に応じて切り換えて行えます。
生徒どうしの交流を深めながら、個々の生徒にも個別に対応できるというのは、理想的な勉強スタイルになると思います。
今後、今行っている1対1の個別指導を、順次、少人数のクラス指導+個別指導という形に切り換えていく予定です。
お世話になっております。いさきです。三月からでしたら、月曜日と木曜日19時からはできます。よろしくお願いします。
いさきさん、こっちに書いてくれたんですね。
ありがとう!
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■1.4週に発表交流会を行います
1月4週に、Zoomを使った発表交流会を行います。(昨年12.4週の合同交流会と同じ形式です)
参加対象は、言葉の森の生徒及び父母、自主学習クラスや思考発表クラブなどの寺子屋オンラインの生徒及び保護者です。
前回は、自主学習クラスの人も交流会に参加しやすくなるように、自主学習クラスの通常の授業は休みにしましたが、今回からは自主学習クラスの1.4週の授業は通常どおり行います。
オンライン作文コースも通常どおり行います。
思考発表クラブは、通常の授業は休み宿題とし、授業の動画を見られるようにしておきます。
発表交流会は、1週間の日程で何度も参加してかまいません。ただし、発表はどこかで1回だけ行ってください。見学だけは、どこでもいつでも何度でもできます。
見学だけの場合でも、読んでいる本の紹介は参加のつど行ってください。
本の紹介は、本を見せるだけでも結構です。
本の紹介をする人は、読んでいる本を手もとに用意しておいてください。
※発表会に使う画像をあらかじめアップロードする場合は、下記の記事をごらんください。
https://www.mori7.com/as/3134.html
出欠はとりません。また、遅刻・早退は自由です。そのかわり、静かに入出をしてください。
カメラは見学の人も含めて全員オンにしておいてください。
発表の内容は自由です。
1人5分以内を目安に行ってください。
あらかじめ画像や動画などを入れる場合は、Google+コミュニティのページに入れておいてください。
思考発表クラブの人は、これまで自分が思発クのコミュニティーで発表した記事のURLを投稿するという形でも結構です。
発表の例としては、次のようなものがあります。
・思考発表クラブで毎週行っているのと同じような発表
・自分が書いた作文
・自分が読んでいる本の紹介
・自分が行った理科実験
・自分が作った工作
・自分が調べた自由研究
・自分が作った算数の似た問題
・自分が出かけて経験したこと
5分以内であれば、複数の発表をすることもできます。
●会場(Zoom会場、パソコンでもスマホでも参加できます。)
https://zoom.us/j/156334327(言葉の森のホームページで「中庭」となっているところです)
●日程(どの会場でも、何度でも参加・見学ができます。保護者の見学もできます。)
・1月22日(月)19:00~19:45
・1月23日(火)19:00~19:45
・1月24日(水)19:00~19:45
・1月25日(木)19:00~19:45
・1月26日(金)19:00~19:45
■参加フォーム(1/15 追加)
参加用のフォームを作りました。
ここで参加予定の日を選択すると、誰がどこに参加するかわかるようになります。・
参加日を決める歳の参考にしてください。
https://www.mori7.com/kform_pre.php?k=hkk201801
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勉強は、詰め込むだけでなく、発散することも大切です。
使うことによって、次の蓄積への意欲がわいてくるからです。
そして、他人の発表を聞いて、今までと違うやり方に気づくことがあるからです。
発表は、これからの時代に最も必要になる学力面の個性を育てます。
だから、上手な発表というよりも、自分らしい発表がいちばん大事になります。
1月4週の発表交流会は、思考発表クラブの生徒の発表が中心になると思いますが、希望者はどなたでも発表できます。
これまでの勉強は、すでにある答えを速く見つけるという勉強でした。
だから、個性はむしろ邪魔でさえあったのです。
模範となる解法を身につけて、それを適用する力が学力だと思われていました。
しかし、そういう学力はこれから人工知能に取って代わられていきます。
人間に必要な学力は、自分らしいやり方で問題を解いたり、あるいう問題を作ったりする力になるのです。
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発表交流会の発表の素材(写真や実物など)は、手に持ってカメラで見せるように発表しても結構です。
それらの写真や動画をあらかじめアップロードする人は、下記の手順でアップロードしてください。
作品を発表する場所は、Google+コミュニティです。
https://tinyurl.com/ybjalar5)
Google+コミュニティに初めて参加するときは、「参加」ボタンを押します。
表示が「参加中」に切り替わり、投稿できるようになります。
投稿するときは、鉛筆マークをクリックします。
投稿のウィンドウが立ち上がります。
文章を入れるところと、パソコン内の画像を入れるところと、リンク先を入れるところがあります。
画像を入れるときは、パソコンの中にある画像を選びます。
画像を選んびます。このとき、小さいアイコンの見た目では上下が正しく表示されていても、実際には画像が横になっているものがあります。アップロードしたあと、横になっていることに気がついたら、パソコンの中の画像をペイントなどで選択し正しく回転させてから再度アップロードしてください。
表示が確認できたら投稿します。
投稿すると、カテゴリーを選ぶ画面が出てきます。自分が参加するカテゴリーを選んください。
アップロードできました。
アップロードしたあと、編集や削除ができます。
思考発表クラブの人は、これまで自分が思発クのコミュニティーで発表した記事のURLを投稿するという形でも結構です。
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しばらく仕事に追われて(毎度のことですが)Facebookページを見るのをさぼっていました。
今日たまたま、以前、Facebookページに入れた記事を見ていたら、4日前の記事に、昔の生徒のコメントが入っていました。
それは、忘れもしない○高○○恵ちゃん(笑)。
確か、小2のころから来ていて、よく勉強のできる子でしたが、勉強だけでなくいろいろなことにチャレンジする前向きな生徒でした。
あるとき、大学推薦入試の小論文を見てあげたことがあり、これなら絶対合格と思ったのですが、その推薦は不合格。
「この大学は人を見る目がないから、行かなくてよかったよ」と言ってあげました。本当です。
ところで、今、博士論文を書いているということでした。すごいなあ。
そう言えば、先日も、昔の岡○○子ちゃん(わかるかなあ)という、言葉の森で初めて朝小に入選した子が、その後東大の何学部かに行ったとかいう話でしたが、その子が今はお母さんになっていて、「実は中根先生に教わっていた」という話を担当の先生にしてくれたということがありました。
昔、私は、子供たちに学年相応よりもかなり難しいことを教えていたので、みんな苦労したと思います。
だから、昔の生徒のことを考えると、ちょっと申し訳なかった気がします。
男の子のうるさいのには、拳骨もよく食らわせましたし。ごめんね(笑)。
しかし、それなのに、先生に教わったなどと言ってもらうと、何かくすぐったい感じがします。
こういう昔の生徒たちと、いつか、Zoomを使って同窓会をやりたいと思っています。
ただ、昔の生徒は、1対1の指導が多かったので、生徒どうしの交流があまりありませんでした。
唯一の例外は、ある時期、土曜の午後の時間帯の授業をしていることがあり、そのときには中学生と高校生がかなり楽しくやっていたので、それはそれで面白かったです。
ということを考えつつ、今の生徒の通信指導も、先生と生徒の1対1の指導だけでなく、生徒どうしの交流ができるような仕組みにしたいと思いました。
その交流の仕組みのスタートとして、しばらく前に、オンライン作文コースを開設しました。
今、どういう形で生徒どうしの交流がしやすくなるか考えているところです。
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昔の生徒が、いつの間にか、お父さんやお母さんになっていました。
教材の中には、変わっていないものもあるので、お母さんが書いた課題と同じ課題に取り組む子もいると思います。
そして、言葉の森では、ワープロというのが出始めたころから、パソコンで作文を書かせていたので、お父さんやお母さんの小中学生時代の作文もウェブのどこかに眠っているはずです。
と思って探してみたら、ここにみんなの作文がありました(笑)。
https://www.mori7.net/hana/
ほかにも、どこかにあると思います。
昔、言葉の森に小学校低中学年から来ていた生徒には、とても優秀な子が多かったのです。
というのは、そのころは、作文教室などという教室は、たぶん日本中どこを探してもなかったからです(笑)。
そういう珍しい教室に来るような子は、どの子も、勉強面では余裕があったからです。
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最初は、言葉の森の内輪の話です。
昨日、夜の8時半から10時ごろまで、言葉の森の全国の講師のオンライン新年会を行いました。
ズームを使った新年会で、開始時刻が夜遅かったので、カメラは全員オフにしていろいろなテーマについて話をしました。
こういう会合は、人数が多くなると、全体の中で話をする人が限られてきます。
12月の保護者懇談会のときも、保護者の方の質問に中根が答えるというスタイルでしたので、それぞれの参加者が話をする回数がどうしても限られていました。
そこで、今回の新年会は、新年カフェという名前にして、Zoomの分科会(ブレイクアウトセッション)機能を使うことにしました。
私自身は、個々の分科会に参加していなかったので、どういう感じで話が進んだかわかりませんが、3、4人の少人数であれば全員がたっぷり話に参加することができたと思います。
このやり方を知ったのは、ワールドカフェという本でした。
「ワールド・カフェをやろう」香取 一昭 著
http://amzn.asia/8eUQPVe
これからの世の中は、教育にしても文化にしても、すべての人が同じフラットな次元で意見を交換していくようになります。
これまでの社会のように階層的な構造が存在したのは、情報に格差と偏りりがあったためです。
今はインターネットの広がりによって、ある一部の人や機関が情報を独占するということができなくなっています。
この流れが、これから子供たちの学習の分野でも、大人の仕事の分野でも、急速に広がっていきます。
しかも、これまでのインターネットは情報の平準化を促進しただけでしたが、今後のブロックチェーン技術は価値の平準化を実現します。
誰もが個人の力で価値をやり取りできるようになる時代というのは、誰もが自分の個性を武器として世の中を渡っていく社会です。
この個性を生かすということが、これからの教育の最も根本的なキーワードになります。
いかに価値ある個性を育てるかということが、これからの家庭教育の大きな目標になっていくのです。
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カフェ方式であれば、大人数のグループでも、全員が参加できる企画が行なえます。
子供たちの発表会も、また、Facebookグループのイベントも、これからこのやり方で進めていこうと思っています。
個性の時代には、「人より多くの知識を持っている」ということはあまり評価されません。
「人と違う知識を持っている」ということが重要になるからです。
クイズ番組で優勝する人よりも、新しいクイズを作れるような人の方が求められてくるのです。
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