ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3162番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
大学入試の小論文対策もできますが、講師の時間が取れないことも as/3162.html
森川林 2018/02/04 06:55 


 言葉の森は、幼児や小学生から作文を教えているので、子供向けの教室と思われていますが、実は最初は大人向けの教室でした。
 昔人気のあったマスコミ業界で入社試験に作文があったので、マスコミを受験する大学生に作文を教えていたというのが、言葉の森の最初のころの作文指導です。

 その後、縁があって、大学生だけでなく小学生から高校生までを教えるようになりました。
 当時は、まだ大学入試に小論文が採用される前で、中学入試にも、高校入試にも作文試験といういものはありませんでしたから、生徒は多くありませんでした。

 そのころに言葉の森に入ってきた人は、面白そうだから来てみたという人がほとんどだったと思います。
 だから逆に、優秀な子がとても多かったのです。(今も多いですが)

 その後、世の中では、次第に大学入試に小論文試験が行われるようになり、当時の高校生の生徒からの要望もあったので、言葉の森も大学入試小論文の指導を行うようになりました。

 入試小論文と言っても、大学や学部によって全く違う形で出されます。
 それらの問題すべてにわたって30年間以上も指導しているうちに、自然科学も、社会科学も、人文科学も、また芸術やスポーツの分野も含めて、ありとあらゆる分野の小論文の指導をすることになりました。

 ですから、今ではどんな課題を相談されても、即座にその課題に合わせた書き方のコツを教えることができます。
 しかも、言葉の森の指導は構成を意識して書く形の指導なので、生徒にはとても理解しやすいのです。

 この大学入試小論文の指導とほぼ同じ形で、近年増えてきた高校入試の小論文や、公立中校一貫校の受験作文の指導を行っています。

 ですから、言葉の森は、小学生から高校生まで、また時には社会人の方の相談にも応えて、ありとあらゆる形の作文指導ができます。

 ただし、受験のための作文小論文対策は、通常の作文指導の時間とぶつかるので、無制限に受け入れているわけではありません。
 どんな課題についても教えられるが、教える時間が取れないことが多いというのが正直なところです。

 ですから、言葉の森で既に勉強している生徒は、そのまま学年が上がったときに受験作文小論文に対応できますが、受験期になってから新たに始めるというのは難しい場合もあるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20180204  
 今日はちょっと昔懐かしい話を書きました。
 最近、昔の生徒だった人がお母さんになり、子供を言葉の森に入れるようになったので、そんなことを思い出しながら。


nane 20180204  
 言葉の森を卒業し、大学生や社会人になった人からも、時々、「この文章見てください」という頼まれることがあります。
 昔は伝達の手段が限られていたので、赤ペンを入れるような形で結構時間がかかりましたが、今はZoomなどで口頭で説明できるので簡単です。
 今後の作文指導も、赤ペンから口頭による説明へと変わっていくようになると思います。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
高校入試作文小論文(10) 受験作文小論文(89) 

記事 3161番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
作文は型から入ると書きやすい as/3161.html
森川林 2018/02/03 09:38 


 言葉の森の作文指導がわかりやすいのは、作文を書く前の指導があるからです。

 一般の作文指導というものは、ただ書かせて、書いたあとに赤ペンで添削するという形がほとんどですが、それでは作文は上達しません。
 そして、作文を書くことに慣れていない子は、事前指導がないと書き出すこともできません。

 では、どういう事前指導をするかというと、小学4年生までは、主に表現項目の指導です。
 小学5年生以上は主に構成の仕方の指導です。

 小学5年生から、ものごとを構造的に考える力がついてくるので、構成の仕方を説明すると、自分が書こうとする作文の全体像が理解できるようになるのです。

 しかし、表現項目も、構成の仕方は、ある意味での型に過ぎません。
 その型に入れる中身は、作文を書く本人の経験や知識の中から見つけてくることしかできません。
 そこで必要になるのが、経験と読書と対話です。

 小学生の場合は、主に経験と対話から、中高生の場合は、主に読書から中身を探してくることになります。

 文章は、表現力で書くのではなく、書くための材料と枠組みによって書くのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20180203 1 
 作文は、わかりやすい教え方をすれば、生徒も理解しやすくなります。
 理解できると、自然に書きたくなります。
 子供が作文を書きたがらない原因のひとつは、わかりにくい教え方をしていることにあります。
 しかし、そのわかりにくい教え方の方が、一見レベルが高いような気がするのです。


nane 20180203 1 
 作文の練習で型から入ると、苦手な子でもひととおりのことが書けます。
 しかし、型ができたから完成ということではありません。
 型ができたら、次はその型に入れる中身を充実させていきます。
 中身は、読書と体験と対話によって豊かになります。
 ここからが時間がかかるのです。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文の書き方(108) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習