ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 317番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/29
小5の11.4週の読解問題、「秋はそのまま」→「私はそのまま」 as/317.html
森川林 2008/11/26 16:59 
小5の11.4週の読解問題の問題3と問題4で、「はそのまま」となっていましたが、正しくは、「はそのまま」です。
訂正いたします。<(_ _)>

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。


記事 316番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/7/29
マインドマップ風構成図の意義と方法(次に方法) as/316.html
森川林 2008/11/22 10:07 
マインドマップ風構成図


音声
2倍速

文章
 次は、具体的なマインドマップ風構成図の書き方の説明です。

 まず、準備するものは、紙と鉛筆です。普通は、作文用紙の裏か表を使い、筆記用具はシャーペンなどでいいでしょう。あるいは、5ミリ方眼罫のA4ルーズリーフを使い、カラーペンで書くということでもよいと思います。カラーペンを使うと、話題が変わったところで色分けができるので、あとで読みやすいからです。

 書き方は、最初にまず、目的を明確にします。作文ですから、目的というよりも、課題と考えておくとよいと思います。
 次に、その目的に応じた方法や条件を明確にしていきます。これも作文ですから、方法というよりも、項目と考えるとよいでしょう。
 そこで、マインドマップ風構成図の最初の書き方はこうなります。
====
1、課題
(1)……について
2、項目
(1)名言を入れる
(2)体験をもりこむ
……
====
 このような書き方です。人に見せるためのものではないので、自分なりにポイントがわかるように書いてあればそれで十分です。

 課題と項目がはっきりしたら、その下にマインドマップ風構成図を書きます。
 書き方で大事なことは三つあります。
 第一は、思いついたことを次々と書くということです。取捨選択する必要はありません。思いついたことを書く場合、単語よりも短文の方が見やすいと思います。しかし、ひと目では読めないような長い文にはしないというのがコツです。
 第二は、考えの流れがわかるように、短文どうしを矢印や線でつなげながら書いていくということです。
 第三に、カラーペンを使っている場合は、話題の変わるところで色分けをしておくとあとで見やすくなります。
 書き方を例示すると、こういう形です。
====
1、課題
(1)……について
2、項目
(1)名言を入れる
(2)体験をもりこむ
——————————
……。→……。
     ↓
……。←……。
 ↓   ↓
……。 ……。
……
====

 このような構成図を全部書き終えたら、全体を眺めてみます。眺めているうちに、どういう順序で書くかが決まってきます。
 そして、いったん書き始めたら、もう途中で立ち止まって考えないようにします。もし、書いている途中で考えそうになったら、マインドマップ風構成図に戻ってまた書き続ける、という書き方になります。マインドマップ風構成図を書いている段階で、考えることはもうすっかり終わっているということです。

 時間配分は、こんな感じです。
 1200字の作文を書く場合、これまでは速い人で60分ぐらいかかっていました。普通は90分から120分かかると思います。
 マインドマップ風構成図を書く時間は、5分から10分です。そして、構成図をもとにした作文は、20分から30分です。つまり、これまでの2倍から3倍のスピードで書けるということです。しかも、これまでの作文よりも構成がわかりやすく密度の濃い文章になることが多いでしょう。

 マインドマップ風構成図のあとに、音声入力で文章を書くようにすると、スピードはもっと速くなります。音声入力では、ICレコーダを使って、音声を1文ずつ録音していきます。1文ずつの録音なので、間違えた場合もその1文だけ訂正すればそれですみます。この書き方だと、マインドマップ風構成図が5分から10分、音声入力が5分ぐらいで書けます。つまり、これまでの作文の書き方の5倍から10倍速く書けるようになるということです。
 この音声入力の仕方は、また別の機会に説明します。

笑い
「このマインドマップ風構成図は、あまり細かいルールがないところがいいね」
「うん。ああせい、こうせいとは言わないんだ」
「ちょっとぐらい失敗しても、ドンマイということだね」
「そう。ドンマイマップとも言われてるんだ」
「まあ、プッ(笑)」


 この記事は、森川林のブログにも掲載されています。
http://ameblo.jp/kotomori/entry-10168057141.html

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。

コメント281~290件
……前のコメント
公立中高一貫校 kana
初めて質問させていただきます。 先に答えを見る勉強法は、国 6/28
記事 4487番
日本の作文教育 森川林
 これまでの作文指導でわかったことは、作文の通信教育には、も 6/27
記事 4490番
web3.0時 森川林
 web3.0時代の教育とは、勉強ができるのはもちろんいいこ 6/24
記事 4489番
公立中高一貫校 森川林
 公立中高一貫校に限らず、受験勉強には共通する勉強法がありま 6/22
記事 4487番
作文と国語読解 nane
 親の前で音読するのを嫌がるのは、これまで音読を注意していた 6/19
記事 4485番
作文と国語読解 森川林
 作文が苦手なら、まず国語読解、それから作文です。  作文 6/19
記事 4485番
作文が書けない 森川林
 作文を書けない子が増えています。  しかし、それは作文が 6/18
記事 4484番
難読で頭がよく 森川林
 「何にも読まないよりも、漫画でも読んでいた方がよい」という 6/17
記事 4483番
子供たちに必要 森川林
 子供たちの多くは、学校や塾の勉強に退屈しています。  そ 6/16
記事 4482番
プログラミング 森川林
 プログラミング学習のような新しい学習は、「面白そうだからや 6/15
記事 4481番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
「この世」と「 ゆめ
「この世」からは「あの世」がとっても高くて遠いところにあるよ 7/25
ゆめ日記
SBペイメント 森川林
 クレジットカード支払いの仕組みを探して、SBペイメントに頼 7/25
森川林日記
「作文検定」は 森川林
 現代用語研究会が、「作文検定」という名称を使っているので、 7/24
森川林日記
ゆめ。 森川林
 ゆめ。 「ありがとう。楽しかった。たまに怖かったとき 7/23
森川林日記
2025年7月 森川林
■1.夏季休業期間中の授業と夏期講習の記事を載せまし 7/22
森の掲示板
読書のためのだ 森川林
読書のための本選びで大切なことは、 ストーリーの面白さでは 7/21
森川林日記
Re: 第十番 森川林
B 休眠に入った虫は、厳しい冬をただじっと耐えて乗り切る × 7/17
国語読解掲示板
朝日中高生新聞 森川林
朝日中高生新聞7/13の「天声人語で200字作文」で紹介され 7/14
森川林日記
第十番 冬が近 あういと
問三のBと問4のBが分かりません。 教えてください。 7/9
国語読解掲示板
読書のレベルを 森川林
 変な本を読んでいる子がいたので、聞いてみると、「ビブリオバ 7/6
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習