ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3172番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
作文を学ぶ意義 as/3172.html
森川林 2018/02/08 08:24 


 「読むことは人間を豊かにし、書くことはが人間を正確にする」という言葉があります。
 この「正確にする」という意味は、書くことによって物事をはっきりさせることができるということです。
 これは、事実を正確に書くということ以外に、自分との対話を深めるという意味も含んでいます。

 作文を書くことによって、書く自分と、その文章を読む自分との間に対話が生まれます。
 そのことによって物事と自分を正確に、つまりより客観的に捉えられるようになるということです。

 生活の中には、さまざまな困難があります。
 また、さまざまな喜びもあります。
 動物であれば、その困難や喜びに対して、直接その状態を生きることしかできません。

 しかし、人間はその困難や喜びから一歩離れて、それらを対象として見ることができます。
 これが人間の工夫や文化を生んできたのです。

 苦しいことも嬉しいことも、言葉を通すことによって人間的なものに昇華されます。
 作文の勉強は、文章を書くことによって、言葉をより正確に使える力を育てています。
 物事を正確に考えることによって、ある一つの考えから、新しい次の考えへと進んでいくことができるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20180208 1 
 「読むことは人間を豊かにする」というのは、わかりやすい言葉です。
 しかし、「書くことは人間を正確にする」というのは、特にピンとくる言葉ではないと思います。
 この「正確にする」という言葉は、正確にすることによって、人間はより強くより創造的に生きられるようになるということなのです。
 正確さは、それ自体が目的でもあるよりも、よりよく生きるための手段なのです。

nane 20180208 1 
 「読むことは人間を豊かに……」の続きに、「話し合うことは、役に立つ人間を作る」という言葉があります。
 これは、対話が社会に役立つ人間を作るという意味でしょう。
 意訳すると、読書が向上で、作文が創造で、対話が貢献になると思います。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 

記事 3171番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
【合格速報】聖光学院中学校、渋谷教育学園幕張中学校 as/3171.html
すずめ 2018/02/07 15:56 
聖光学院中学校、渋谷教育学園幕張中学校 A.Tさん


12月まで受験コースでがんばっていたA.Tくんですが、聖光学院中学校、渋谷教育学園幕張中学校などに合格し、聖光学院に通うことに決めたそうです。


この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 3170番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
【合格速報】東京農業大学第一高校中等部 as/3170.html
すずめ 2018/02/07 11:11 
東京農業大学第一高校中等部 K.Uさん


国語が一番成績が良かったそうです。
言葉の森のおかげです、とおっしゃっていました♪

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 3169番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
【合格速報】栄光学園中、聖光学院中、浅野中 as/3169.html
すずめ 2018/02/07 11:09 
栄光学園中、聖光学院中、浅野中 T.Kさん

小3から受講しているT.K君が栄光学園中、聖光学院中、浅野中の3校に合格しました!
 栄光学園に進学するそうです。
 おめでとう!

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 3167番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
面白い勉強とは as/3167.html
森川林 2018/02/07 10:07 


 勉強は、本来面白いものです。それは勉強することによって身につけた知識や技能が、他の何かの役に立つという経験ができるからです。

 人間に向上心や好奇心があるのは、この学んだことが役に立つということを知っているからです。

 ところが、今の子供たちの勉強は、こういう役に立つ勉強という実感があまりないようです。
 それはなぜかと言うと、点数に差をつけるための勉強で競争に勝つことを求められるような勉強をしているからです。

 その一つの例が、うっかり間違えやすい算数の問題です。
 算数の力は大切ですが、それは物事を算数的にとらえ処理する力をつけることが目的で、それ以上に、引っかかりやすい問題やパズルのような難問を解く必要はないのです。

 もちろん、そういうパズルを解くような難問に頭を使うことを趣味にできる子はそれでいいのですが、ほとんどの子にとって、そういう難問の解法パターンを覚える勉強は時間の無駄です。
 それよりも、もっと読書をしたり、自然と触れ合ったり、人間と交流したりする時間の方がずっと大切なのです。

 では、勉強はどういうところで面白くなるかというと、それは自分の学んだことを人に教えたり新しい分野に応用したりすること、つまり発表したり創造したりできる機会がある時です。

 思考発表クラブの子どもたちの勉強の発表が生き生きしているのは、その勉強の結果を採点されたり評価されたりするからではありません。
 評価の全くない中で熱心に勉強に取り組むのは、自分がしたことを発表して他の人に教える場があるからです。

 これからの勉強は、このような発表学習と創造学習を組み合わせたものが中心になり、その基礎力をつけるために自学自習があるという形になっていくと思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20180207  
 これまで学校がなかったために勉強できなかった途上国の子供たちが、やっと学校ができ、勉強ができるようになったというときの喜びは、純粋に勉強できる喜びです。
 しかし、教育環境に恵まれた先進国の日本で、こういう喜びを持って勉強している子供たちはほとんどいないと思います。
 それはなぜかというと、勉強が主体的なものではなく、他から評価されるだけの受け身の勉強になっているからです。
 しかし、そういう受け身の勉強の克服する道はあるのです。


nane 20180207 1 
 今の子供たちに対する勉強の教え方は、レッドオーシャンで勝ち抜くために行われているようです。
 本当は、ブルーオーシャンで生きる力をつけるために勉強するのです。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
勉強の仕方(119) 発表学習クラス(0) 

記事 3166番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
読書の楽しさは、読む楽しさと、紹介する楽しさ。作文も、人生も as/3166.html
森川林 2018/02/06 07:21 


 読書は、読んでいる間も楽しいものですが、そこで知ったことや考えたことをほかの人に紹介することもまた楽しいものです。

 作文の楽しさも同様で、書く楽しさとともに、発表する楽しさというものがあります。

 これまでの世の中は、吸収することを中心に成り立っていました。
 それは、物も情報も不足していたからです。

 しかし、今は、どの分野も供給過剰になっています。
 この過剰の時代に、人の動機の裏付けとなるものは、吸収することより外に向けても発散することです。

 その外に出す働きが、人間の個性を育てていきます。
 供給過剰の時代に生き残るのは、この個性なのです。

 個性を生かして、ある分野の第一人者になることが、今後の子育ての目標になります。
 そのための側面からの支えとして、吸収することも必要だという関係になっているのです。

(写真は、昨日の思考発表クラブでは、子供たちが紹介してくれた「今読んでいる本」です。)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20180206 1 
 オンラインの本の紹介が面白いのは、ある本を読んでいることを誰かが紹介していると、同じ本を持っている子が、その本を探してきて、次々を、「僕も持っている」などと見せるときがあることです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
発表学習クラス(0) 読書(95) 

記事 3165番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
【合格速報】東京農業大学第一高校中等部 as/3165.html
すずめ 2018/02/05 18:37 
東京農業大学第一高校中等部 A.Mさん

(担当講師より)
記述がよくできたと喜んでいました。
おめでとう!

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 3164番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
【合格速報】東京都立産業技術高専 as/3164.html
すずめ 2018/02/05 10:57 
東京都立産業技術高専 S.Nさん

(担当講師より)
受検コースでがんばってくれていましたが見事合格されました。
 受検コースに切り替わった当初は技術系の問題や字数制限にとまどっていましたが、毎週しっかりと課題にのぞんだおかげで受検コース終了間際にはかなりレベルの高い作文が書けるようになり、本当によくがんばってくれました。努力が実ってよかったです。おめでとうございます!!

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 
コメント31~40件
……前のコメント
優しい母が減っ 森川林
 娘さんの友達から怖がられているというお母さん、コメントあり 5/8
記事 979番
優しい母が減っ 娘の友達
娘は中3。私は自称甘い母親です。世の中の厳しい先輩ママたちか 5/7
記事 979番
学習グラフのペ 森川林
言葉の森の今後の方針は、デジタルなデータをアナログで送信する 5/6
記事 5058番
森リンベストの 森川林
じすけ君、ありがとう。 統合失調症のような、また似たような 4/21
記事 4657番
森リンベストの じすけ
こわばんは 今日は元気一杯、体験発表をさせて頂きます。 4/20
記事 4657番
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成績が悪いのでどうした 3/28
記事 5034番
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
記事 5030番
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 森林プロジェクトで 3/23
記事 5028番
3月保護者懇談 森川林
 いろいろ盛りだくさんの内容ですが、いちばんのポイントは、中 3/22
記事 5027番
中学生、高校生 森川林
 意見文の書き方で、もうひとつあった。  それは、複数の意 3/14
記事 5018番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習