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小学校高学年からの本格的な受験作文の勉強は言葉の森で as/3352.html
森川林 2018/06/24 04:57 

 小学1、2年生の作文の練習は、楽しく書く習慣をつけることと、正しい書き方を身につけることが第一の目的になります。
 「楽しく、正しく書く」ということは、誰にでも共通する基本的な内容なので、習得することは比較的簡単です。
 ただし、読む力の向上が伴うことで語彙力や表現力も向上するので、毎日の読書や長文音読や暗唱練習のような家庭での学習は必要になります。

 さて、この「楽しく正しく書く」というレベルの作文は、学年が小学3、4年生に上がってくると、ほとんどの生徒ができるようになります。
 また、もともと読む力書く力がある子は、小学1、2年生の段階から、かなり自由に「楽しく、正しく」作文を書くことができています。

 しかし、ここで、「もう作文は大丈夫」と、小学生の作文力が完成したように考えてしまうことはできません。
 受験の作文に対応する本格的な作文力は、小学5年生からの「考える作文」の段階で出てくるからです。

 小学5年生から必要になる学力の変化は、作文以外の国語や算数や理科や社会の教科でも共通しています。
 小学4年生までの身近な事実に基づいた勉強から、小学5年生以降は、より抽象的な思考力を要求される勉強に切り替わっていくのです。

 この学力の変化は年齢的なものなので、いくら作文力の優れている子でも、小学校中学年のうちに、小学校高学年で要求されるレベルの作文を書くことはできません。
 例えば、「私の家族」という題名で書く作文は、小学4年生でも、小学5年生でも書くことができます。
 しかし、その作文の主題を、「人間にとって家族とは何か」という形で考えることは、小学5年生以降でないとまずできません。
 同じく、「ぼくの友達」という題名の場合でも、「友情とは何か」という形で主題を考えることは、抽象的な思考力が育つ小学5年生以降でないとできないのです。
 だから、小学5年生からが、主題中心の本当の作文の勉強になるのです。

 小学4年生までの作文は、小学5年生以降の作文の準備段階です。
 小学1、2年生の勉強の中心が「正しく書く」という意味の「表記」で、小学3、4年生の勉強の中心が「価値ある内容」を「表現豊かに書く」という意味の「題材」と「表現」で、小学5年生以降の作文の勉強の中心が「構成」と「主題」で、中学生以降は、この「構成」と「主題」のさまざまな展開を学ぶという流れになっているのです。
 こういう小中高の一貫した体系のもとで作文指導をしていところは、言葉の森だけだと思います。

 さて、言葉の森の前身は、大学生対象の作文小論文指導をする教室でした(40年以上前の話ですが)。
 大学生の作文指導をしていた教室が、高校生の入試小論文指導を行うようになり、次第に学年を下げて、現在の小学生からの作文指導を行うようになったという経過があります。(それが30年以上前の話です。)
 だから、小学校高学年以降の中学生、高校生の作文指導こそが、言葉の森の特徴のある作文指導だとも言えるのです。

 今の世の中で、作文指導をしている教室は、通信教育や学習塾も含めていろいろあります。
 しかし、小学校高学年から、中学生、高校生にかけての作文指導は、言葉の森が最も長い指導の実績があります。
 だから、この小学5年生以降の抽象的な思考力を要求される作文については、言葉の森で勉強することが最も密度の濃い勉強の仕方になります。

 小学5年生からは作文の課題が急に難しくなりますが、言葉の森では、毎週の電話指導に加えて、現在はオンラインの少人数クラスによる作文指導も行っています。
 オンラインのクラスでは、動画による解説も見ることができるので、難しい課題のときも書き方がよくわかるはずです。

 小学3、4年生で既に作文が楽に書けるようになった生徒は、小学校高学年からは「考える作文」になるということを理解し、現在の、題材と表現を充実させる勉強に更に力を入れるとともに、今後はより難しい説明文の読書に取り組んでいってください。

 また、小学5年生以上の生徒は、言葉の森で勉強することが最も高度な勉強になっていると考え、これまでよりも更に長文音読と事前の準備に力を入れて取り組んでいってください。

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森川林 20180624  
 小学4年生ぐらいで作文のよく書ける子のお母さんが、「もう作文の力は十分についたと思うので、ほかの勉強に力を入れたい」というケースが、昔からよくありました。
 以前は、「はい、そうですか」とそのままにしていましたが、本当はそれはすごくもったいないことだったのです。
 それは、小4と小5の作文は、質が違うからです。
 どんなに作文の苦手な子でも、小4までの課題は誰でも何とか書けます。
 しかし、小5からはそうではないのです。


nane 20180624  
 小5の課題になると、書く以前に、課題の文章が読み取れない子が出てきます。
 だから、本当は、小5からが本当の「考える作文」の勉強で、小4まではその準備段階です。
 小1と小2で、楽しく正しく書く力をつけ、小3、小4で表現と題材を中心した書く力をつけ、その力の上に、小5からの構成と主題を中心にした作文の力をつけていくという関係になっているのです。


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6月22~28日「子供の読書についてのオンライン懇談会」参加自由 as/3351.html
森川林 2018/06/21 20:31 

 言葉の森とfacebookグループ「読書の好きな子になる庭」の合同企画で、「子供の読書についてのオンライン懇談会」を、6月22日から28日までの日程で行います。

 オンラインですから、どこからでも自由に参加できます。参加は無料です。
 今後、定期的にこのような企画を行っていく予定です。
 参加を希望される方は、送信フォームからお申し込みください。
https://www.mori7.com/kform_pre.php?f=hog201806

■懇談会の内容
(1)子供の読書の意義と方法――苦手な子から得意な子まで読書を進めるさまざまな方法(話:中根克明 約15分)
(2)参加者からの質問受け付け(自由)
(3)参加者からの読書の工夫紹介(自由)
・全体で45分間程度で終了の予定です。
・延長して話をしたい方は、自由に延長できます。
・途中の入退出は自由です

■関連資料
▽資料1
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2018/6212017320.jpg
▽資料2(全国学校図書館協議会の過去の課題図書)
http://www.j-sla.or.jp/contest/youngr/pastbook/612015.html
▽資料3(子供新聞より)
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2018/6212017321.jpg
▽資料4(子供新聞より)
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2018/6212017322.jpg

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小学1、2年生は作文を始める適齢期です
●小学3・4年生は、作文がいちばん伸びる時期です
●小5・小6から、作文は「考える作文」に変わります。

●高校入試につながる作文力を、中学生から
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(高校向け)
●入試小論文に対応した作文評価を提供する作文検定(塾高校向け)

●学校のための日本語作文検定(学校向け)
●学年ごとの「書く力」が一目でわかる(学校向け)
●総合型選抜・小論文評価業務に関するご提案(大学向け)

●学習塾のための日本語作文検定(塾向け)
●「書ける」ことが塾の強みになる(塾向け)
● 小1からのオンライン作文で、「読む力・書く力・考える力」を一生ものにします(生徒向け)

全国初の本格的な日本語作文検定作文の客観的評価で、誰でも作文が好きになり実力がつく。特許取得の独自のアルゴリズムとAIによる対話型600字講評。(学校塾向け)
●担任制で対話のある、5人以内の少人数オンライン教育 言葉の森
●詰め込む学習から、創造する学習へ。小1から高3のオンライン少人数教育。

●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
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●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
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●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
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