ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3596番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/5
【合格速報】岡山県立倉敷天城中学校 ・岡山白陵中学校 as/3596.html
言葉の森事務局 2019/04/02 14:53 
岡山県立倉敷天城中学校
岡山白陵中学校             I.K.さん
                
(保護者の方より)

 お世話になりました。受講してからかく文章がかなりマシになりました。ただ、短期間の受講だったこともあり、繰り返しが多かったり、文がねじれたりなどいまだおかしな文をかいていることも多いのでまだ継続していく必要があるなあと思っております。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 3591番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/5
幼児親子作文のすすめ(その1) as/3591.html
森川林 2019/03/01 07:29 

 言葉の森では、この春から、親子作文に本格的に取り組んでいます。
 これまでも親子作文というのはあり、今でも、電話通信で作文を書いている幼長や小1の子はいます。

 しかし、電話通信指導だと、電話のあと家庭に任せる時間が長いので、親子の関係がうまく行く場合と、うまくいかない場合があるのです。
 例えば、ほんのささいなことのように見えますが、子供が、「このあと、何を書いたらいい」と、お母さんに聞いてきたとします。
 そのときは、すぐに手助けをしてあげるのが基本です。なぜなら、子供は安心できる状態で作文を書きたいからです。
 いつでも、近くにいる人が手助けしてくれると思えば、不安なく自由に書くことができます。

 しかし、子供が自分でやらないと意味がないという考えで、子供に、「自分で考えなさい」と突き放してしまうお母さんもいるのです。
 それは、もちろん、そのお母さんが子供のためを思って善意で言っていることですが、こういうやりとりが繰り返されると、子供は安心して楽しく書くという気持ちをなくしてしまうのです。

 また、次はもっと多いことですが、子供が書いた作文に対して、もっといい作文にしたいという気持ちから、直すことを求めてしまうお母さんがいることです。
 子供が書いたものを大人が見れば、直したいところはたくさん出てきます。
 「もっと、ここはこういうふうに書いたらいいよ」というような、そこだけ見れば何でもないことのように見えるアドバイスでも、これが子供の書く意欲をなくしてしまう最も大きな原因になるのです。

 子供の立場からすれば、作文は一生懸命に書いたもので、言わば自分の分身のようなものです。
 それを認めてもらうのが第一に重要なことで、その欠点を指摘するのは、子供がもっと自信をつけてからなのです。
 そして、本当は、自信をつけてからでも、直すのはほどほどにして、そのかわり、項目のよくできたところをたっぷり褒めてあげるのです。

 この褒める評価ができるのが、事前指導のよいところです。
 例えば、「数字や名前を思い出して書こう」という事前指導で、子供が数字や名前を思い出して書いてきたら、そこを褒めることができます。
 もし、そういうことを何も言わずに、子供に作文を書かせて、子供が書いた作文を見せにきても、先生が褒めるのは感覚的なことだけになってしまいます。
 すると、子供は褒められるのはうれしいが、なぜ褒められるのかわからないという状態になります。
 そういうことが繰り返されると、子供はだんだんと作文を書く意欲をなくしていきます。

 作文を直すときでも同じです。子供が長く書いた作文を持ってきたときに、「長く書いたのはいいけど、もっと字をていねいに書かなきゃ」などと言ってはいけないのです。
 次の作文を書く直前に、「今日の作文は、字数は短くてもいいから、最初の一行をていねいに書いていこうね」と言って、子供がそのように最初の一行だけていねいに書いてきたら、そこを褒めるのです。

 こういうほんのちょっとしたやりとりのコツのようなことが、10分間の電話指導では十分に伝わりません。
 電話指導のあとの保護者との話の中で、相談を受けて答えることはできますが、それでも、子供が書いている状態をずっと見ているわけではありませんから、どうしても対応が不十分になります。

 しかし、これが、オンラインで約1時間一緒に書く状態で作文指導をするのであれば、もっと親身な対応ができます。
 そして、子供も、親子だけで書くのではなく、先生も一緒で、友達も一緒ですから、勉強というよりも何かのイベントに参加するような気持ちで取り組めます。

 それで、この春から、幼児の親子作文を寺子屋オンラインで本格的に行うことにしたのです。
 たぶん、今、幼長や小1で、オンラインの親子作文に取り組んでいる子は、作文も読書も好きになり、暗唱も得意になり、いい友達ができ、作文がずっと勉強生活の一部のようになっていくと思います。
(読書が好きになるのは、毎回生徒の読書紹介があるからです。暗唱が得意になるのは、暗唱チェックができるからです。ただし、作文クラスは作文実習の時間を確保する必要があるので、暗唱チェックは今後発表学習クラスの方でまとめるようにする予定です。)
(つづく)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20190301  
 幼児期の学力の基本は日本語力です。
 しかし、日本語力というものは差が目立ちません。
 目立つのはもっと勉強的なことです。勉強はした子としていない子では差がはっきり出ます。
 しかし、差がはっきり出るのは表面的なもので、あとからいくらでも追いつくので心配は要りません。
 大人になって大成するのは、小さいころからよく勉強していた子ではなく、よく本を読んだりよく親子で対話をしたりたっぷり遊んでいたりした子なのです。


nane 20190301  
 学力の基本である日本語力を育てると言っても、何を基準にしたらいいかわかりません。
 かつては四書五経のような基準となるものがありましたが、今の学校の国語の教科書を読んでいれば日本語力がつくと思う人は誰もいません。
 だから、言葉の森では、高校3年生まで続けられる作文教育を、これからの日本語力育成の柱としたのです。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
親子作文コース(9) 
コメント51~60件
……前のコメント
低学年の作文の 森川林
低学年の作文でいちばん大事なことは、題材選びです。 その題 3/3
記事 5001番
作文における書 森川林
 作文で大事なのは中身です。  しかし、中身はなかなか進歩 3/2
記事 4999番
これからの新し 森川林
 今はまだ、勉強のゴールは、大学入試になっています。  大 3/1
記事 4996番
上手な作文とそ 森川林
 上手な作文とそうでない作文の差は、語彙力の差です。  そ 2/29
記事 4997番
ChatGPT 森川林
 創造発表の勉強のネックになるのは、個性的なテーマであればあ 2/28
記事 4955番
夏期講習でのデ 森川林
 国語の勉強の方法としていちばんいいのは、ディスカッションで 2/25
記事 4993番
教育論に欠けて 森川林
 ボタンの掛け違いは、最後になるまでわかりません。  最初 2/18
記事 4981番
教育論に欠けて 森川林
 しっかり勉強して、いい学校に入り、成績を上げて、目指す大学 2/18
記事 4981番
創造発表クラス 森川林
創造発表の勉強は、知識的にやるのではなく、実験的にやることが 2/5
記事 4966番
齋藤孝さんへの 森川林
私は、ブンブンどりむのようなレベルの低いものは誰もやらないだ 2/4
記事 4964番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
WinSCPの 森川林
ダウンロードとインストールは、特に問題なく、次々と進めて 12/4
プログラミング掲示板
Re: 標準新 森川林
 これは、確かに難しいけど、何度も解いていると、だんだん感覚 12/2
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習