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記事 3604番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/5
寺オン作文クラス月1800の授業【動画一部】 as/3604.html
森川林 2019/03/04 20:33 

 寺オン作文クラスで、みんなの発表や読書紹介のあと、互いに感想を言っています。
 オンラインで会っているだけなのに、みんな近所でいつも遊んでいる友達どうしのような感じで話をしてるのがわかると思います。

 話が楽しいと、作文を書く時間が遅くなってしまうのが、先生の苦労するところですが、この交流と勉強をバランスよくできるようにしていきたいと思っています。


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森川林 20190304  
 このオンラインの作文の授業を聞いていると、実際の通学教室より子供たちが親しく交流していることがわかると思います。
 それは、ちょうど円卓で互いに全員の顔を見ながら話すような形になっているからです。
 しかも、作文の授業なので、答えはひとつではなく、みんなが個性的な発表をします。
 こういうオンラインの作文がこれからの勉強のひとつのスタイルになっていくと思います。

nane 20190304  
 授業のあと、Zoomの録画機能で保存したmp4ファイルから、avidemuxで音声だけmp3で抽出し、野菜の写真を選んできて(そこが意味不明なところですが)ウィンドウズに付属しているムービーメーカーでmp4ファイルにしました。
 本当は、顔が映っていれば、みんなが楽しそうに話している様子がよくわかるのですが、顔のかわりに野菜を並べることにしました。カボチャとか。

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子育ての基本は平凡――幼児期からの体験と日本語力 as/3603.html
森川林 2019/03/04 07:23 

 子育てに手遅れということはありません。
 いつからでも始めればいいのです。

 何を始めるかというと、まず豊かな日本語力を育てることです。
 しかし、子供時代に言葉だけを先行させると、頭でっかちの子になってしまいます。
 自然の中で、人間とともに体験をすることも同時に必要です。

 日本語力を育てるものは、幼児期なら読み聞かせ、年齢が上がってきたら読書です。
 ときどき、「小学一年生になったから、もう自分で読みなさい」と自立させようとするお母さんがいます。
 これが、読書力が伸びなくなる最初のきっかけです。

 読書は目で読むものと思うのは、先入観です。
 耳で読むのも読書で、本当はこの耳で読む読書が読書の基本なのです。

 読書や読み聞かせと同じ役割を果たすものが知的な対話です。
 対話というと、ただお喋りをするだけだから毎日していると思う人もいると思いますが、日常的な会話だけでなく、その子の年齢に応じた知的な対話をしていくことが大事です。

 ある程度の年齢になって、読書をあまりしないことに気づいたら、いい本を選ぶということよりも、読書の習慣をつけることを第一とすることです。
 本を読まないのは、面白い本がないから読まないのではなく、読む力がないから読まないのです。
 読む力をつけるためには、毎日欠かさず10ページ以上の読書をすることを、その子の勉強の最優先課題として取り組むことです。(本当は学年の10倍ページが目標で、5年生以上は毎日50ページ以上の読書なのですが、無理な設定をして毎日できなくなるのはかえってよくないので、その子の実力よりもかなり低く見積もって10ページ以上とするのです。そして、10ページ読んだらそれをそのまま認めてあげることです。「そんなに早く読めるんだったらもう少し読みなさい」と追加すると毎日の習慣がつかなくなります。)

 ところで、ほとんどのお母さんは、宿題やテストがあったら、読書よりも宿題をこなすことやテスト対策をすることを優先すると思います。
 しかし、小学生時代は、読書の方を優先させるべきです。
 宿題やテストをきちんとこなしたからといって、いい子になる保証はありません。
 しかし、毎日読書をすれば、必ずいい子になります。
 いい子とは、個性と知性と感性の豊かな子になるということです。

 子供が小さいころは、何でも吸収するので、英語をやったり、プログラミングをやったりすれば、そこですぐに成果が出ます。
 読み聞かせや読書や対話は、目立った成果が見えません。
 日本語力を育てる学習で、唯一成果が見えるのは暗唱だけです。

 子育てを長い目で見れば、すぐに成果の出ることよりも、暗唱も含めて読み聞かせや読書や対話という日本語力を育てることを第一に考えていくことです。
 そして、これは、手遅れということはなく、すべて今から始めればいいことです。
 ただし、始めたからには毎日やることが基本で、毎日やる自信がないことは、最初からやらずに、毎日できそうなことだけに絞ってやっていくのです。

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森川林 20190304  
 子供をいい子に育てる新しい面白い方法というのはなく、昔からの読書を中心とした子育てが基本です。
 平凡すぎてものたりない気がする人もいると思いますが、読書を毎日欠かさず続けるというのは、ある意味で非凡なことです。
 本文にも書きましたが、学校の宿題やテストがよくできたからといって、いい子になる保証はありません。
 しかし、読書をしていれば、必ずいい子になるのです。

nane 20190304  
 いつも同じようなことを書いていますが、学校の勉強が忙しくなると、読書が勉強生活の基本だということを忘れてしまう人が多いのです。
 本を読まない子の理由は、「忙しい」「暇がない」というのがほとんどですが、読書は暇になったら読むものではなく、生活時間の最初に確保しておくものなのです。

k母 20190305  
小学6年に作文と思考国算講座でお世話になったkの母です。読書が習慣となり、毎日100ページ以上読んできましたが、現在、中学2年生の反抗期。昨日、「俺はもう毎日の読書は
嫌だ。でも読書は好きだから、やりたいときに読書する。好きにさせてくれ!」と言いだしました。中根先生の言葉を思い出し、「読書は、好きだからするのではないんだよ。読書は習慣なんだよ。10ページでもいいから毎日すること」と伝えました。結局のせられて80ページくらい読んでいました。
来年、高校受験ですが、「そろそろ勉強を始める」と言うばかりで、いっこうに勉強しようとしていません。厨二病、とはよくいったものです。これからも記事を楽しみにしています。(反抗期の親へのアドバイスもぜひ)


森川林 20190305  
 k母さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 年齢の差というのは意外に大きく、中3になると、誰でも勉強するようになります。だから、心配することはないです。
 ただ、子供は勉強の仕方を知らないので、「基本となる1冊を何度も繰り返す」ということをしません。
 いろいろなことを少しずつやって多忙になります(笑)。
 特に、高校入試を左右するのは数学ですから、数学の勉強法を1冊を完璧にでやっていくといいです。
 それを、今度自主学習コースでやろうと思っているのですが、まだそこまで手が回りません。


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