3.2週の授業の資料を鳥の村の資料室にアップロードしました。
3月までは小1から小6までですが、4月からは中学生の資料もアップロードします。
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東京医科大学医学部看護学科
東京女子医科大学看護学部
獨協医科大学看護学部看護学科
目白大学看護学部看護学科
東京医療大学ヒューマンケア学部看護学科
獨協医科大学附属看護専門学校 N.S.さん
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都立北園高校 T.S.さん
(担当講師より)
一般で見事合格です。
おめでとうございます!
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△カラスノエンドウ、見つけた。
「書くこと決めてきた?」
「はい」
という子は、上達します。
「書くこと決めてきた?」
「いや……」
「長文読んできた?」
「まだ……」
「お母さんに似た話聞いてみた?」
「ないって……」
という子も毎回書いていれば上達しますが、かなりスローペースです。
その書く前の準備が確実にできるのが、寺子屋オンラインの少人数クラスです。
みんながそれぞれに、自分がどんな材料でどんなことを書くつもりか話すからです。
人の話を聞いていると、なるほどそういう例もあったかと気づきます。
そして、自分も次はそんなことを準備してみようと思うのです。
ただし、少人数でも6人を超えると、準備の話だけでかなり時間を取られます。
すると、作文を書く時間が少なくなるので、ある程度時間制限をして発表してもらわなければなりません。
しかし、それぞれのほかの人の発表について、あとでみんなに質問や感想を言ってもらうので、聞いている方ものんびりしていられません。
メモを取りながら聞いているので、かなり頭を使います。
厳しい授業で人を熱心にさせるというのは邪道です。
楽しい授業で自然に熱心になるのが本当です。
作文指導で、あそこを直せとかここを直せとかいうのは、一見勉強になっているように見えますが、直るのは表面的なところだけです。
子供が、自分の内面からいい作文を書こうと思うことが大切です。
そのために、ほかの人の褒められているところが参考になります。
全員のいいところをそれぞれ褒めているだけで、みんなが上達します。
もしこれが逆に、全員の直すところを一人ずつ言っていたら、みんながだんだん書けなくなります。
直して上達するのは、最初のうちだけです。
長い目で上達させようと思えば、直すのではなくいいところを褒めるしかありません。
しかし、漠然といいところを褒めるのではなく、事前指導に沿ってできたいいところを褒めるのです。
事前指導という客観的な基準があるから、ほかの人の褒められたところが、自分の書く作文の参考になります。
そういう集団の力が働くのが、少人数クラスの長所です。
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人前で自分の考えを発表し、人の話も聞き、その感想を述べるというのは、かなり頭を使います。
そして、それ以上に重要なのが、ほかの人の感想の述べ方を聞くことです。
不思議なことに、すべての子が、ほかの人に対して思いやりのある感想の言い方をします。
それは、たぶん自分も同じ苦労をしているからという共感があるからです。
作文を書く前の準備で、みんな苦労をしているのです(笑)。
その苦労を共有して勉強できるのが少人数クラスのいいところだと思います。
子供にとって大事なのは、いい先生でも、いい教材でも、いい勉強法でもなく、いい友達です。
低学年の子にとっては、その前にいいお母さんです。(お父さんはその次か。)
いい人間関係の中でものごとを意欲的に取り組むことができれば、あとのことは自然についてくるのです。
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発表学習クラスの水曜クラスで、小学3年生の生徒が、なめこについて調べたことを発表しました。
なぜ、なめこについて調べたかというと、前回か前々回に、キノコを育てたことを発表した生徒がいて、その生徒がなめこが嫌いだと言ったのを聞いて、自分がなめこが好きだったから、その生徒のために調べてみたということでした。
学校の勉強との関連で考えると、なめこのぬめりはムチンという物質によるもので、それが人間にとって必要なものだというようなことは、絶対にテストには出ません。
勉強の能率だけを考えたら、そんなテストにも出ないようなことを調べるよりも、もっと学校の勉強に役立ちそうなことを調べなさいということになるかもしれません。
しかし、勉強というのは、役立つかどうかということよりも、調べたいとか知りたいとかいう動機の方が大切なのです。
役立つ勉強ばかりしていた子は、受験が終わったら、勉強はもうおしまいにしていいと考えるでしょう。
受験が終わったらたっぷり遊べるということを目標にして勉強している子はそうです。
しかし、知りたいからという動機をもとにして勉強していた子は、成長に応じて自分の向上心を発展させながら勉強を続けていくでしょう。
これからの世界は、学校時代の勉強だけで間に合うような停滞した社会ではありません。
今でも、日々新しい技術革新が生まれ、それに対応していかなければ、時代から取り残されていきます。
学び続けるという動機を持った子が、こういう時代を生きていける子です。
そのためには、子供時代から、勉強は楽しいものだと思えるような経験を積み重ねていくといいのです。
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発表学習クラスの子供たちの発表を聞いていると、勉強は本当は楽しいものだということを思い出させてくれます。
もともと人間は、点数のために勉強してきたのではなく、好奇心を動機として勉強してきたのです。
一人の子が面白い発表をすると、ほかの子も負けずにそういう発表をしようとします。
みんなで勉強をしていると、面白い発表かどうかということが一つの目標になり、次第にそれぞれの生徒の個性が出てくるのです。
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昨日3月6日(水)18;00のクラスは、やり方を少し変える必要があったので、中根が司会をしました。
その授業の終了後、子供たちが数人残っていたので、勉強から脱線して、みんなに晩ごはんのおかずを聞いてみました。
その脱線の話が面白かったので、その動画です(笑)
<動画は省略>
さて、本題。
発表学習クラスの今後の新しいやり方は、次のようにする予定です。
(1)発表は1人5分(大体5分あれば十分に発表できるようです。)
(2)発表の間、他の人にはメモをとってもらう。(あとで質問や感想を言えるようにするためです。)
(3)感想の時間は1人2分(これも2分ぐらいあれば十分にできます。)
以上で、8人のクラスになっても60分弱、7人のクラスで50分、6人のクラスなら40分ちょっととなります。
発表学習クラスの授業のあとミニ懇談会をするときは、7人以上のクラスでは感想を少し短めに言ってもらえば十分に対応できます。
(4)読書紹介は、1人1~2分を目安に、子供たちで司会運営をしてもらい、先生は退出します。
1~2分で紹介するためには、5年生以上は短くあらすじを言うことができますが、3年生以下ではあらすじを言うのは難しいので、いちばん面白かったところだけを言うようにします。幼長や1年生の場合は、口で言わずに面白かったページを見せるだけでもかまいません。
子供たちだけで読書紹介の司会運営をやると、エラーやトラブルがあったときは対応できません。そのときは、家庭で近くにいるお母さんに察知していただき、対応していただくようにします。お母さんから事務局に電話で相談していただいてもいいし、最悪の場合は、読書紹介は終了して次回に延期ということにしてもいいと思います。
(5)暗唱発表も、子供たちで司会運営をしてもらいます。暗唱は、長くなりすぎないように、自分が覚えて言えるところの最後の300字以内ということにします。これなら1~2分でできます。
暗唱がつっかえたとき、思い出そうとすると、思い出すことが癖になってしまうので、紙を見てもいいことにします。あるいは、ほかの子や近くにいるお母さんが助け舟を出してもいいことにします。
昨日はすぐに暗唱をさせてしまったので、よく言えるはずの子も少しつっかえる場面がありましたが、本当は暗唱の発表の前に1~2分時間をとってみんなで練習をしてから始めればよかったと思います。
以上が4~7人の少人数の発表学習クラスの新しい運営の仕方です。
この発表学習クラスで何を目指しているかというと、第一に、勉強の内容面では、東大推薦入試型の学力を作ることです(別に東大を受けなくていいのですが、わかりやすく)。
それは、これからの学力にそういう方向が求められているからです。
そしてまた、そういう勉強の方が、知識を詰め込み記憶を再現するだけの勉強よりもずっと面白いからです。
知識の勉強は、試験前に集中してやれば間に合うので、普段は思考力と創造力を育てる勉強を中心にしていくのです。
発表学習クラスの意義は、第二に、勉強の内容面以外に、勉強の方法というところにあります。
少人数クラスでは、全員が発表し、感想を述べ、読書紹介をするという自主的なコミュニケーションをとることができます。
社会に出て活躍する人に共通するのは、自主性があることと、個性や創造性があることと、コミュニケーション力があることです。コミュニケーション力の中には、相手に対する思いやりなども含まれます。
そういう勉強力以外の文化力を育てるのが、発表学習クラスのもうひとつの意義です。
毎回の子供たちの発表を見ると、お母さん方が忙しい中、協力してくださっていることがよくわかります。
今は共働きの家庭がほとんどなので、どなたも子供と関わる時間を作るのに苦労されていると思います。
しかし、過ぎ去ってしまえば親が子供と関われるような子供時代はほんのわずかです。
10年後、20年後に、今の苦労が子供にとっても、親にとってもいい思い出になると思ってがんばってやっていってくださるようお願いします。
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発表学習クラスの意義は、一つは東大推薦入試型の学力を作ること、もう一つは勉強力以上にコミュニケーション力をつけることです。
これをできるだけ面白くやっていけるといいと思っています。
今の時代は、子供とたっぷり遊べる時間を取れる人は少ないと思います。
まして、子供と知的な対話を楽しむというような時間はほとんど取れないと思います。
しかし、それを苦労してやることが、あとで子供にとっても親にとってもいい思い出になるのです。
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発表学習クラスの高学年の発表は、かなりレベルの高いものがあります。
その分、準備にはかなり時間がかかっています。
しかし、このかかった時間は価値ある時間です。
その時間の中で、ほかの誰でもない自分だけの経験や思考をしているからです。
発表学習の発表のスタートには、自分自身の問題意識と経験があります。
どこかの遊園地に行ったとか、何かの映画を見に行ったとかいう話ももちろんいいのですが、自分自身の問題意識があることが重要です。
自分の問題意識から出発して、経験をしたり、調査をしたり、実験をしたりするということが発表の出発点です。
しかし、ただ経験をしただけではなく、その経験を学問にまで高めることが大事です。
小学校中学年までの子は、経験しておしまいになることがほとんどで、それを学問的にふりかえるということはほとんどしません。
だから、身近なお母さんやお父さんがひとこと、その学問化の方向へのアドバイスをしてあげるといいのです。
経験を経験だけで終わらせずに、学問に発展させるというのが、発表学習クラスの第一に重要な学習の仕方です。
第二に重要なのは、学問を創造にまで高めることです。
学問研究を、ただ資料を調べて書き出すだけでなく、自分だけのオリジナルな観点で見てたり、新しいやり方を工夫してみたり、自分だけの感想を書いてみたりするというのが創造です。
この創造も、親との関わりが必要になります。
もちろん、人間は毎回そんな創造を気楽に作り出すようなことはできませんから、結果は平凡になってもいいのです。
創造的であろうとして取り組むjという姿勢が大切なのです。
今回紹介した発表学習クラスには、ほかにも優れた面白い発表をする子が何人もいます。
こういう子供たちが未来の学力を持つ子供たちで、その学問姿勢は、その子の大学入学とともに終わるのではなく、何歳になってもずっと続いていきます。
未来の社会で活躍するのは、こういう勉強を楽しめる子供たちなのです。
▽火曜1900クラスの発表から(一部)
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発表学習クラスのみんなの発表の一部です。
自分の問題意識で経験をし、その経験を学問化し、さらに個性的な創造をしています。
うちの子が小学生のころだったら、まず参加させたかった勉強です。
詰め込みの勉強なら受験直前にやれば間に合うというのが私の持論です。
一夜漬けとは行かないまでも、半年か一年漬けで十分です。
しかも、受験勉強は、あとにほとんど残りません。
その反対が、こういう自分で作り出す勉強だと思います。
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言葉の森の作文指導の特徴は、事前指導があることです。
その事前指導の要となるのが項目指導で、小1から高3までの作文は、この項目指導の流れとしてできています。
以前は、この項目指導を徹底するために、項目シールを作っていましたが、生徒が形のあるものに頼らないようにするために、項目マークを自分で書くというやり方にしました。
構成なら「枝」、題材なら「葉」、表現なら「花」、主題なら「実」という絵で、それを時分で絵でかくのです。
1編の作文を1本の木に見立てると、この構成、題材、表現、主題の区分は、自然の木とよく似ています。
しっかり枝を伸ばし、たっぷり葉をつけ、きれいな花を咲かせ、おいしい実をつけるという木です。
そういう木を、課題の山に植えていくというストーリーで作文のカリキュラムを考えています。
ですから、進度の名称も、小1がアカシアの山、小2がカキの山、小3がサツキの山となり、ずっと進んで高3がザクロの山になります。1学期は、アカサタナの順番です。
そして、2学期は、イキシチニになるので、小1がイバラの山、小2がキンモクセイの山になるのです。
さて、その項目マークですが、親子作文の場合は、親子で作文を書くので、子供が項目マークということをあまり意識しません。
親子の対話のきっかけは、一緒に構想図を書きながら項目を考えることですから、項目シールを使う方がわかりやすいのではないかと思いました。
すると、ちょうど4色のシールがありました。
いずれまた、言葉の森独自のシールを作るかもしれませんが、当面はこのシールを使って親子作文の対話がしやすいようにしようと思いました。
それが、このシールです。
4色がぢょうど、構成、題材、表現、主題に対応しています。
構成(枝)は、青です。枝の隙間から青い空が見えるからです。
題材(葉)は、もちろん緑です。
表現(花)は、黄色です。
そして、主題(実)は、赤です。
黄色い花が咲いて赤い実のなる木というのは、どんな木かあるか、園芸に詳しい方で知っている方がいたら教えてください。
このシールを使って、親子でこんな対話をするのです。
母「じゃあ、絵がかけたから、青い空の青シールね。次は、□○□○ってあるかなあ」
子「ジャブジャブっていうのはどうかなあ。雨が降ってきたし」
母「あ、それいいね。では、花の黄色シールね。ペタン。次は、赤い実のシールで、『どうしてかというと』だけど」
子「えーと、どうしてかというと、春は天気が変わりやすいってお母さんが言ったじゃない」
母「あ、よく覚えていたね。じゃあ、赤い実のシール、ペタン。春はね、三寒四温と言って、温度も変わりやすいけど、天気も変わりやすいんだよ。冬の間は西高東低の気圧配置で、日本列島は太平洋側が晴れの同じ天気が続くんだけど、春になると、大陸の高気圧が日本に次々を移動してきて天気が周期的に変わるからね。」
子「ふうん、そうなんだ」
母「さあ、残りは、みんなの言った会話で、緑の葉っぱシールだけど、会話はあるかなあ」
子「うん、たくさんあるよ。えーとねえ……」
という感じで、親子で構想図を書きながら、言葉遊びのような感じで作文の勉強をしていくのです。
この対話の重要なところは、共通の話題をもとにして、作文を書くという共通の目標があるので、親から子への知的な話がしやすいということです。
これがもし、理科の勉強のような感じで、子供に話をしたら険悪な雰囲気になる可能性があります。
母「ちょっと来なさい。今日は理科の勉強をするから」
子「はい」
母「いい。この天気図をよく見なさい。これはね……」
子「……」
親子の対話は知的にする必要がありますが、楽しく知的にすることが大事です。
お母さんは、いつもにこやかに遊びのような感じで、いつの間にか勉強的なことをしているという状態を目指すといいのです。
「最レベ」などの難しい問題集をやらせるよりも、親子で知的な対話をした方がずっと子供は勉強が好きになりできるようになるのです。
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小1、小2のころは、親の意思で子供にどんなこともさせられる時期です。
だから、この時期に勉強の詰め込みをするようなことはせず、親子で楽しい対話をする時間を作っていくといいのです。
発明家の中松義郎さんは、よく笑いのネタとして取り上げられることがありましたが、実は立派な人です。
その中松義郎さんを育てたのは、優しい知的なお母さんでした。著書「お母様」には、そのことが詳しく書かれています。
子育ての基本は、昔も今も共通です。
お父さんやお母さんが、子供に楽しい知的な話をすることがすべてで、それに毎日の読書が加われば、問題集をやらせたり塾に通わせたりする必要はないのです。
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