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「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」のレビューありがとうございました――小冊子とシャーペンを昨日発送 as/3635.html
森川林 2019/03/19 07:19 

 「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」に、多くの方からレビューをいただきました。
 その中で、「問題文にもルビがふってあるといい」「解答は別冊になっているといい」というアドバイスをいただきました。
 今後の参考にしたいと思います。
 レビューを書いていただいた方、ありがとうございました。

 また、国語の問題の解き方がわかったという嬉しいレビューもいただきました。
 この本を親子で読めば、読み終えた翌日から国語の成績は必ず上がると思います。(これはオーバーではなく本当です。)
 内容はやや難しいと思いますが、ぜひ保護者の方も一緒に読んでくださるといいと思います。

 なお、今後も、この本を読まれた方のレビューを参考にしたいと思いますので、本を読まれた方は、いいレビューでも、悪いレビューでもどちらも大歓迎ですので、ぜひレビューをご投稿くださるようお願いいたします。

 この本をご購入いただいた方にお送りする小冊子は、2月初旬にお送りしたあとかなり間が空いてしまいましたが、3月18日に発送しました。
 併せて、ご購入いただいた方全員に、言葉の森のロゴ入りシャーペンをお送りさせていただきました。(ただし国内のみ。海外の方は、国内にお送りできるご住所がありましたらご連絡ください。)
 ロゴ入りシャーペンは、まだ若干在庫がありますので、ご購入の連絡をいただいた方には今後も小冊子と合わせてお送りさせていただきます。

 ご参考までに、感謝の意味を込めて、これまでアマゾンに投稿していただいたレビューのタイトルのみを転載させていただきます。レビューの内容についてはアマゾンの当該ページをごらんくださるようお願いいたします。
====
●国語は本当はこんなにも楽しい。

●問題文にもルビを!

●国語嫌いでも取り組みやすそう

●自分が中学生のころ、この本に出会いたかった~

●中学生・高校生、国語を教える先生にも役立つ!

●別々が良かったな。
====

 ところで、これはちょっと裏話ですが、出版社の方に、この本の最後の校正をしていただきました。
 私は、校正というのは、誤字や誤植を直すことが中心だという気持ちがあったのですが、その校正の方は、文章の内容にまで踏み込んで、「この問題で、こういう解説だと、こう受け取られるのではないか」というところまで指摘してくれました。

 こういう読み方のできる人は、かなり高い国語力のある人です。わかりやすく言えば、センター試験満点レベル以上の人です(笑)。
 お仕事とは言え、こういうところまで読み込んでアドバイスをしてくれる人がいることに感心するととも、そのご指摘に大いに感謝しました。
 どなたかは存じませんが、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

 この本の内容は、実はかなり難しいです。
 私自身、読解の章を読み直しているうちに眠くなったぐらいです(笑)。
 しかし、それだけ密度が濃いということですから、読んで内容を理解すれば、国語力は必ず上がります。
 小学生の子がひとりで読むのは難しいと思いますが、中学生か高校生なら自分の力で読めると思います。(小学生はお母さんに解説してもらいながら少しずつ読んでいくといいと思います。)

 すぐには読む必要のない小学校低学年の方は、受験が近くなるまでこの本を大事にとっておくか、お母さんが内容を読み取って、受験期に使えるようにしておくとよいと思います。

この記事に関するコメント
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森川林 20190319  
 「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という言葉があります。
 これは、国語の勉強にも当てはまります。
 いい問題集を与えるのではなく、問題の解き方を教えることが大事です。
 そして、もし問題集を使うとすれば、ある特定の問題集ではなく、毎年ふんだんに提供される入試問題の問題集が最も手軽で質が高いのです。


nane 20190319  
 最も手軽で高密度の国語の勉強法が、入試問題の問題集読書です。
 ただし、小6以上でないと難しいので、小5までは質の高い市販の国語問題集の問題集読書をするといいと思います。
 高校入試問題集は、中1から読むことができます。
 同様に、大学入試問題集は、高1から読むことができます。
 読む力のある生徒は、入試問題も楽しく読みます。
 この問題集読書で読む力をつけた上で、問題の解き方を「読解・作文力が身につく本」で身につければ国語は完成です。(ただし古文、漢文は除く)


匿名 20190319  
いつも言葉の森でお世話になっております。読解問題が苦手な小3娘と、早速取組み始めましたが、若干苦戦しています。国語の苦手な小3では早すぎたのかもしれませんね。
問題集音読から進めたいと思いますが、毎日違う文章を読めばよいのでしょうか?それとも同じ文章を何回も読んだ方がよいのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

森川林 20190320  
 これは、子供がやる問題集ではなく、お母さんが読んで問題の解き方を理解しておき、子供が国語の問題ができなかったときに説明してあげるような本です。
 小3で読解問題が苦手という場合、問題の解き方が理解できていないといよりも、読む力がまだ不足しているからだと思いますから、問題に取り組むよりも、読む練習に力を入れていくといいです。
 「ハイクラステスト国語読解力」などを教材にして、問題文を毎日2ページ音読としていくといいと思います。それを6か月続けるのが一つの目安です。
 大事なことは、毎日欠かさずやるということと、お母さんが決して読み方の注意などはせず、いつも無条件に音読を褒め続けててあげることです。
 ただし、これを家庭の中だけで続けるのは難しいと思いますから、言葉の森の自主学習コースに参加してやっていくといいと思います。

匿名 20190320  
ご返答頂き、ありがとうございます。
読むスピードが遅くて、最後の方の問題までたどり着けていないのも大きな原因のようなので、まずはテキストをを取り寄せ、音読6カ月を継続してみたいと思います。
オンライン講座も親はやってみてもらいたいのですが、子ども自身が気乗りしないようで…また様子をみながら検討いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

森川林 20190320  
 音読は、勉強のようにではなく、派を磨くような習慣としてやっていけるといいと思います。
 そのためには、いつも褒め続けることで、「読むのがだんだん上手になってきたね」と毎回言って励ましていくといいです。がんばってください。

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文鳥のサクとブン――生き物との触れ合いのある子育て as/3634.html
森川林 2019/03/18 08:56 

 言葉の森の通学教室には、「ゆめ」というミニチュアシュナウザー犬がいます。
 「わあ」と言って喜ぶ子と、「わあ」と言って逃げる子がいますが、総じて子供は生き物が好きです。

 しかし、犬を飼うのはどの家庭でも難しいことが多いので、子供と生き物の触れ合いの機会としておすすめするのは文鳥です。
 ひなのころから育てると手乗りになり、一緒に遊べるようになります。

 ザリガニやオタマジャクシなども生き物ですが、人間との心の触れ合いのようなものはありません。
 犬や猫や小鳥は、人間と心が通じ合うところがあります。

 この生き物との触れ合いが、子供の幸福感の重要な要素となるのです。
 自分を信頼してくれる生き物が近くにいると、人はそれだけで満たされた気持ちになります。
 同じ生き物でも、犬や猫や鳥は、人間と違って屈折したところがありません。
 だから、なおさらそれらの生き物が近くにいるだけで幸せな気持ちになるのです。

 しかし、こういう感覚が育つのは、子供時代のかなり早い時期のようです。
 母親の立場からすると、生き物がいることによって掃除の手間がかなり増えます。
 ただでさえ子供の世話で手が回らないのに、その上生き物の世話までしていられないと思う気持ちはわかります。
 しかし、子供時代というのは、あとからふりかえると、ほんのわずかの期間です。

 だから、できれば子供のためにもうひとがんばりして、小さな生き物を飼ってあげることをおすすめします。
 その第一候補が、手乗り文鳥です。
 オカメインコもいいのですが、鳴き声がうるさいことと、パソコンのキーボードをすぐに外そうとすることから第二候補です。
 家庭環境が許せば、本当は犬がいちばんいいのですが、この場合は犬種選びが大事で、性格的に常に吠える犬種を選ぶとあとが大変です。
 室内で飼っても毛が抜けずに汚れないのは、プードルやミニチュアシュナウザーですが、そのかわり美容院にいかなければなりません。
 おとなしく賢い犬なら、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーです。

 今は、ペットとしては、犬よりも猫の方が多いようです。
 猫は、トイレのしつけなどもすぐできて飼いやすいからだと思いますが、猫は鳥を襲うのでだめです。(かなり個人的な理由ですが)

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森川林 20190318  
 生き物がすごく好きという子がいます。
 そういう子は、ごく小さいときに生き物に接した経験があるようです。
 ですから、できれば子供が小学1年生になるころまでに、家で何か触れ合いの感じられる生き物を飼ってあげるといいと思います。

nane 20190318  
 確か、ローレンツだったと思いますが、動物と一緒にいる楽しさを味わったことのない人は、世界のもうひとつの楽しい一面を知らない、というようなことを言っていました。
 動物をあまり好きでない人は、「何言ってんだい」と思うでしょうが、動物の好きな人は納得すると思います。
 生き物が近くにいるだけで、人間は幸福な気持ちになれるのです。
 その生き物感覚を育てるのは、子供の小さいときだと思います。


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