私が、自分の子供がまだ小学生だったら、絶対にやらせたいと思っているのが発表学習クラスの勉強です。
勉強というよりも、発表ですから、その勉強をしているのは子供自身で、そこに親の協力や対話があるという形の勉強です。
何度も同じことを書くようですが、私のうちの子2人がやった習い事は言葉の森だけで、その言葉の森で小1から高3まで毎週作文を書いたことが、今ではとてもよかったことだと思っています。
ただし、私は、子供には苦しい思いをさせない方針だったので、祝日などで授業が休みになった場合は、休みに徹して、ふりかえの授業などはさせませんでした。
自分が子供だったら、そういう方がうれしいと思うと思っていたからです。
だから、我が家は皆勤賞のようなものとは無縁でしたから、今でも、何かに皆勤賞を取ったというような子の話を聞くと、ひそかに尊敬します。
そういう、何かに一つ筋を通す生き方というのはとても大事です。
ただ、我が家は、皆勤賞で筋を通すという発想がもとからなく、たぶんほかのところで筋を通すような生活をしていたのだと思います。例えば、朝起きたら挨拶をするとか、靴はそろえて脱いでおくとか、悪い言葉は使わないとか、読書は毎日するとか、そういう程度のことですが。
さて、最初に書いた発表学習クラスというものですが、この勉強のコンセプト(概念)は、まだ少しわかりにくいところがあると思います。
発表学習とは、子供たちが、1週間の中で自分なりに興味を持ったものを研究し、それを5、6人の少人数のクラスの中で発表するという勉強です。
子供が興味を持つ分野は、主に自然科学の世界であることが多いので、理科の実験や観察や研究をする子が多いのですが、社会の出来事に関心を持ったり、国語や算数数学の自分なりの問題を作ったりする子もいます。
また、もっと気軽に、どこかに出かけてこんな経験をしたという発表をする子もいます。例えば、どこかの山に登ったとか、魚を釣りに行ったとか、おばあちゃんの家に遊びに行ったとか、そういう発表です。
発表には、写真や絵や文章が動画を使えるので、見ごたえのあるものが多く、どの子も、ほかの生徒の発表を見るのが楽しみで参加している面があります。
だから、欠席するときは、そのときの授業を録画するという家庭もかなりあります。それぐらい面白い発表が多いのです。
私も、ときどき発表学習クラスの授業を見学しますが、驚くほどレベルが高く、かつ個性的で面白い発表が多いので、こういう発表を少人数クラスのわずか数人の子が見ているだけではもったいないと思うことがよくあります。
発表学習クラスの運営の原則は、全員が毎週発表し、その発表に対して全員が質問や感想を言うことですから、人数は5、6人が最適です。
受け身で、ただ聞くだけの参加というものはありません。これが、学校や学習塾での勉強と大きく違うところです。
私が目指している発表学習の基本は次のようなものです。
第一に、子供が自分の関心に基づいて、行動したり経験したり実験したりという手足を動かすことです。
頭の中だけで考えたことや、本を読んで調べただけのことでは、新しい発見はなかなか生まれません。
本を読んで調べたことであっても、それを自分なりに現実の生活にあてはめてみるような実践的な姿勢が大事です。
第二に、経験したことを、学問の世界に結びつけ発展させることです。
どこかに出かけたとか、新しい経験をしたとかいうことだけでなく、その経験を学問の面から見直してみることが大事です。
例えば、旅行に出かけたら、その旅行先の地理や人口や特産物や歴史などを調べてみるというようなことです。
遊園地に行ったら、その遊園地の年間入場者数とか沿革とかイベントの種類とかを調べてみるということもできます。
自分が楽しい経験をしたものであれば、それにまつわる調査や研究は、それなりに興味のあるものになります。
自分にとって興味のないものを、カリキュラムに沿って調べさせられるのとは違います。
カリキュラムに沿って調べたことは、学校のテストには役立ちます。
自分の経験や興味をもとに調べたことは、学校のテストには役立ちません。ディズニーランドの年間入場者数など、どこのテストにも出ないからです。
しかし、自分の関心や経験をもとに調べたことは、その子供の中に生きた知識として残ります。
そしてまた、一般のテストには出ないようなその子独自の知識だからこそ、みんなの前で発表する意義があり、その発表を聞く子も興味を持って聞くことができるのです。
発表学習クラスの基本の第三は、経験し、学問的に発展させたことを、更に創造的に発展させることです。
それは、単に調べたり実験したり観察したりして終わりにするのではなく、自分なりに工夫したことを付け加えるということです。
そこには、自分だったらこういうことをしたいとか、未来の予測としてどう変わるかということや、それをほかの分野にあてはめてみるとどうなるかということや、自分なりに考えた別の原因や理由があるかというようなことも含みます。
つまり、ただ、今わかっているや今あることで終わりにするのではなく、その先のまだないものを自分なりに創造してみることです。
これは、もちろん簡単なことではないし、それほどうまくできることでもありません。
しかし、そういう自分なりの創造の気持ちを持って取り組むという姿勢が大事なのです。
この発表学習クラスの勉強の中で、何が育つかと言えば、主なものは題名にも書いたように、思考力、創造力、表現力ですが、それ以外に、自分から進んで学問に取り組む姿勢、他の生徒とのやりとりの中で育つコミュニケーション力、研究の準備の段階で交わされる親子の対話、他の生徒の発表を見て刺激を受けることによる新しい分野に対する関心、自分の研究を図や文章や話し方によってわかりやすく説明する力など、多様なものがあります。
それらの学力や関心が育つのは、この発表学習クラスが少人数で構成され、毎回全員が発表する機会を持つ形で運営されているからです。
人間は、受け身のときは、いくら時間をかけてもあまり成長しません。
ただおとなしく聞くだけの勉強では、知識は入ってきても、すぐに出ていってしまいます。
だから、そういう知識は、苦労して何度も反復して頭に入れて、テストに間に合わせなければならないのですが、しかし、テストが終わると、またすぐに忘れてしまうのです。
これに対して、自分が主体的に参加したときに生まれた知識や経験は、忘れようとしても忘れるものにはなりません。
自分の生きた経験として残るからです。
そして、その子が将来何か新しいことを研究したり実践したりしようとしたときに思い出すのは、自分の主体的に参加した経験や知識なのです。
こういう知識や経験が、これも同じことを何度も書きますが、東大の推薦入試や京大の特色入試で求められているものと同じものです。
現在、世の中の先端で活躍している人は、誰も、今の詰め込み勉強の知識でいくら高得点を取っても、それが役に立つ社会はもう過去のものになったと思っています。
それを端的に表す言葉が、「辞書のような人間になるのではなく、辞書を使う人間になれ」です。
しかし、今の世の中は更に進歩しているので、「辞書のような人間になるのではなく、新しい分野の辞書を作る人間になれ」というところまで行っていると思います。
こういう世の中の情勢に最も遅れているのが、誰もが想像するように学校と学習塾です。
だから、子供の将来を真剣に考える親は、今の教育で求められていることに適応するだけでなく、その先にある新しい教育に着手しておく必要があります。
新しい教育とは、プログラミング教育や、英語教育ではありません。
もちろん、それらの教育も、また今すでに行われている従来の教育もいいのですが、大事なことは子供が自主的、主体的、創造的に学ぶ教育と姿勢です。
その教育を実現するプラットフォーム(基盤)が、ウェブ会議システムを利用し、少人数の創造的な学習を目的とした発表学習クラスです(寺子屋オンライン作文も同じコンセプトです)。
発表学習クラスは、現在、平日の夕方の6時と7時ごろを中心に、小学2年生から小学6年生の生徒の参加で行われています。
時間帯は、希望者があれば、平日の別の時間や土日にも増やせます。
また、学年は、中学生や高校生でも参加できますが、今はまだ中高生のクラスはありません。
小学1年生は、作文クラスの親子作文のように、将来は発表学習クラスの親子発表もできるようにする予定ですが、まだ新小1で参加している子はいません。
発表学習クラスの受講料は、週1回45分の授業で、月額2,160円です(今後、3,240円に改定する予定です)。
ただし、発表学習クラスは、言葉の森の作文の勉強をしている生徒が対象です。
将来は、発表学習クラスだけを単独で受講できる仕組みにする予定です。
なぜ発表学習クラスのような密度の濃い勉強が、上記のような低料金の受講料で行われているかというと、言葉の森では発表学習クラスをある程度採算を度外視して考えているからです。
つまり、こういう価値ある未来の勉強をより多くの子供たちが経験する必要があると思っているからです。
そのため、今後、発表学習クラスの生徒がいくら増えてもいいように、森林プロジェクトの寺オン講師が、寺子屋オンラインの作文クラスや発表学習クラスを担当できるようにしています。
今はまだ発表学習クラスに参加している生徒は30名ほどですが、今後このクラスはもっと増え、新しい勉強を世の中に提供していくようになると思います。
▽発表学習クラス無料体験フォーム
https://www.mori7.net/teraon/teraform_hg.php
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小学生のころにおすすめの習い事は何かと聞かれたら、私は迷わず、寺オン作文と発表学習をすすめます。
自主学習も重要ですが、それは家庭で本人と親が工夫すればできることですから、ここでは省略します。
なぜ、寺オン作文と発表学習が大事かというと、この二つは人に教わる勉強ではなく自分が主体的に取り組む勉強で、しかもその勉強の中で友達との知的な交流があるからです。
主体的な勉強の唯一の弱点は、手を抜こうと思えばいくらでも手を抜けることです。
それぐらいなら、詰め込みの教わる勉強で、同じぐらいの時間を費やした方がいいと思う人もいるかもしれません。
しかし、長い目で見れば、詰め込みの勉強はしばらくは役に立つように見えても、あとにはほとんど何も残りません。
主体的な勉強は、手を抜いたときも含めて、必ずその子の知的な財産として残ります。
(今のところ、手を抜いてやっている子はひとりもいませんが、時間的に忙しいときには簡単な発表になることはもちろんあります。それはそれでいいのです。)
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ある大手の進学塾の国語科の責任者という方が教えている「記述力アップ講座」というものを見ましたが、方法論らしいものは何もありませんでした。
ただ、何しろたくさん書くことに尽きるという説明でした。
これは、どこの学習塾でも同じだと思います。
このことを見てもわかるように、学習塾の記述力対策というのは、あってもないようなものです。
それは、なぜかというと、入試問題の記述問題の評価の基準自体が、あってもないようなものだからです。
前にも書きましたが、ある東京都の都立中高一貫校を受検する小学6年生の生徒が、電話で相談してきたことがありました。
それは、その子の書いた記述問題の解答が、その学校で出されている模範解答とかなり違うので、どうしたらよいかという質問でした。
そこで、その子の書いた解答と、その学校で出されている模範解答とを見てみると、その子の書いた解答の方が、ずっと内容的にも表現的にもレベルの高いものだったのです。
学校で出している模範解答ですから、その学校の国語の先生が、しかも責任ある立場の人が書いたのだと思います。
それが、小学6年生の国語力のある生徒の解答よりも、一段下のレベルだったのです。
このことは、つまり記述問題には、明確な解答の基準がないということです。
解答の基準がないから、対策の方法論も生まれてこないのです。
言葉の森で記述問題の指導をするようになったのは、ある年、東大を受ける生徒が、記述対策をしてほしいと言ってきたことがきっかけでした。
東大の国語の現代文には、選択問題はほとんどありません。すべて短い記述式の問題です。
これは、国語の問題に限らず、理科も社会も同様で、○×で答えられるような問題ではなくほとんどが記述中心の問題構成になっているのです。
したがって、東大の進学を目指す中高一貫校の国語の試験問題も、記述問題が中心です。
そこで、記述対策の方法論として、「対比して書く」ということを指導したのです。
これは、「
小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」(かんき出版)にも10編ほど例を載せています。
「対比して書く」とは、どういうことかというと、記述問題の答えを、「○○は、Aである」と書くだけでなく、文中に隠れているBという対比される概念と結びつけて、「○○は、BではなくAである」と書いていくことです。
この対比には、さまざまなパターンがあります。「BではなくAである」「「確かにBもわかるが、しかしAである」「BでありながらAである」「BだったものがAになる」「Bだと思っていたものがAだった」など。
記述問題で問われるような部分は、話が屈折しているところです。
物語文で言えば、「うれしかったが、普通の顔をしていた」とか、反対に、「悲しかったが、笑顔を見せた」というような場面です。
だから、対比して考えるという方法論で書くと、記述の文章の輪郭がはっきりして、表現の焦点が絞られてくるのです。
これは、説明文の問題の場合も同様です。
しかし、これは主に大学入試に関して言える話で、中学入試の場合は、別の要素が加わります。
中学入試の場合は、抽象的な語彙を使って書く力があるかどうかが大きな差になります。
それは、小学6年生では、抽象的な語彙を自由に使えるかどうかが国語力の最も大きい差になっているからです。
では、その抽象的な語彙力の対策はどうしたらよいかというと、抽象的な語彙や考え方が書かれている難しい本を読むことです。
小学校高学年で難しい本を楽しく読めるようになるためには、小学校低中学年でやさしい面白い本をたくさん読んで読む力をつけておく必要があります。
だから、国語力の本当の対策は、国語の問題集を解くことではなく、小さいころから読書に親しんでおくことなのです。
さて、記述問題が国語の試験で取り上げられるようになったのは、○×式の入試に対する反省からです。
2020年の入試改革でも、現代文の記述試験をどうするかということが話題になっていましたが、私はこの記述問題の採用はうまくいかないと思います。
それは、記述問題ということ自体が、中途半端な位置にあるものだからです。
○×式の選択問題の対極にあるのは、記述問題ではなく、作文小論文問題です。
○か×かで答えるよりも、数百字の文章で答える方がずっと考える力を使います。
数百字というのは、600字から1200字、つまり人が普通に1時間で書けるような量の文章です。
しかし、数百字の文章を書かせる問題を出せば、採点する側が対応できません。
また、作文試験を課している学校のほとんどは、その数百字の文章を評価する基準を持っていません。
それは、記述問題の評価の基準がないのと同じです。
○×式の問題では考える力が育たない、しかし600字から1200字の作文試験では評価しきれない。
そこで、妥協の案として、中途半端な50字とか100字の記述問題が出てきたのです。
中途半端なものは、最終的にはどちらかに吸収されます。
だから、記述問題というものは、将来なくなっていきます。
その記述問題をコンピュータで採点するというのも、また間違った方向です。
50字や100字の記述問題の採点では、生徒の学力と記述の点数との誤差はかなり大きくなります。
採点基準を明確にすればするほど、コンピュータ採点の対策がしやすくなり、考える力よりもうまく答えるコツを身につけた方が有利になります。
だから、せっかくコンピュータを採点に利用するならば、機械的なアルゴリズムではなく、深層学習を使った採点にする必要があります。
その深層学習を使った評価に最も適しているのは、短い記述問題ではなく、長い作文問題なのです。
ある意味で、長い作文であればあるほど、その生徒の真の学力は正しく評価されます。
一日に長い作文を書かせるのが難しいのであれば、日を置いて複数の作文を書かせる形でもいいのです。
近い将来、この深層学習を使った作文評価ができるようになります。
すると、中途半端な記述問題というものはなくなります。
○×式の問題は、基礎学力をチェックするために残りますが、記憶力に頼るような瑣末な問題はなくなります。
だから、今の小学生は、記述問題の対策を考えるよりも、まず本を読むことと、作文を書く力をつけておくことです。
記述力よりも現実的な作文力というのは、評価の面でも、勉強の面でも言えることなのです。
ただし、言葉の森の自主学習コースでは、国語の問題集読書のあとに、50字から60字の記述練習をしています。
それは、今の時点では、まだ自分の考えを50字から100字で簡潔にしかもすばやく書く力は必要とされているからです。
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選択問題の対極にあるのは、作文問題です。
しかし、作文問題では時間がかかりすぎて評価しきれないので、妥協の案として中途半端な記述問題が出てきたのです。
だから、いまだに記述問題の明確な評価の基準というものはありません。
基準のないもので点数をつけられるのですから、生徒の方も大変です(笑)。
記述問題に明確な評価の基準がないのと同様に、作文問題の評価にも基準はありません。
いま、入試に作文試験を課している学校のほとんどは、評価の基準がないまま点数をつけていると思います。
教育には、誰にもわかる明確で客観的な基準が必要なのです。
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2020年11月の米大統領選の直後に株価が大暴落するという予測があります。
そして、株価の暴落と並行して、ドル基軸体制が崩壊し、ハイパーインフレになるとも言われています。
そこに、現在のアメリカを中心とした農業危機が加われば、食料などは更に高騰するでしょう。
誰もが、今の先進国のマネー印刷バブルの限界に気づいています。
しかし、このバブルの崩壊を止める方法はもうないようです。
リーマンショックの対策で、どの国も金融政策の材料を使い尽くしてしまったからです。
アメリカのドルが崩壊すれば、ドル資産を大量に抱えている日本も無事ではいられません。
ただし、国債のほとんどが国内で保有されている日本は、むしろ世界のマネーの逃避先になり、日本だけは円も株価も高騰するという予測もあります。
しかし、日本も含めた世界的な規模で、これまでのバブル経済の上に成り立っていた多くの産業は衰退し、それに伴ってあらゆるところで倒産や失業が生まれるでしょう。
先進国のGDPを形成しているものの中には、人間にとって本当は価値のないものが大量に含まれていました。
その典型が軍事費ですが、それ以外にも、多くの人が仕事に携わっているその仕事そのものが、深く考えれば人間にとって本当には価値のないものであるということがかなりあったのです。
だから、今後予測される経済危機のあとに来る社会は、真に価値あるものが経済の中心になる社会です。
その真に価値あるものとは、第一に創造です。そして、第二はその創造の土台となる向上です。第三は社会への貢献です。第四は幸福です。
人間の生きる目的でもある、幸福、向上、創造、貢献が、最後に価値あるものとして残るものなのです。
これらの真に価値あるものの中でも、最も大事なものは、新しい創造を生み出すことと、その創造を生み出せるように子供たちを成長させることです。
だから、未来の社会は、創造と子供たちの成長を軸にして成り立つ社会になるのです。
しかし、そのような先の展望があるとしても、とりあえず人間は当面の経済危機に対処しなければなりません。
ここで考えなければならないのは、バブルの崩壊によって失われる虚構の経済があると同時に、ほとんどの人の日常生活は実質的な意味のある経済で成り立っていたことです。
ものを食べたり、電車に乗ったり、本を読んだり、勉強をしたりするのは、バブルの崩壊とともに失われる虚構の経済と同じものではありません。
だから、ここでバブル崩壊によって失われるマネーとは別に、意味のある経済を支えるマネーを作っておく必要があるのです。
その手段として最適なものが仮想通貨です。
本来であれば、国が公式の仮想通貨を発行し、その仮想通貨によってベーシックインカムを国民全員に支給し、それで生活に必要な経済を回していくのがいいのです。
しかし、そういうことが果たしてできるかどうかはわかりませんから、自分たちで独自に対策を立てておく必要があります。
そこで、言葉の森が考えているのは、経済危機と同時に、言葉の森の生徒全員に、勉強の継続に必要は仮想通貨を発行することです。
ベーシックインカムのように、毎月定期的に通貨を発行すれば、その通貨で勉強を続けることができます。
そして、講師の給与も仮想通貨で支給するようになります。
また、新しく教材を作ったり、新しい講座を始めたりする人は、自分の持っている仮想通貨を増やすことができます。
このようにして、バブル崩壊で失われるマネーとは別に、生活に必要な意味ある経済を独自の通貨で回していくのです。
では、衣食住などのリアルに必要なものはどうするかというと、それはそれで別の対処の仕方が考えられます。
そのひとつは、リアルな必需品を流通させる別の仮想通貨圏と連携することです。
教育や文化を中心とした経済のよいところは、誰もが消費者であるとともに生産者になれることです。
これまでの工業生産を中心とした経済の特徴は、生産が少数の企業によって担われ、ほとんどの人が消費者であるとともに、企業に雇用される労働者であったことです。
この仕組みは、経済の発展期には社会を豊かにする原動力になりましたが、生産力が飛躍的に上がり、生産者が更に少数の企業に集中するにつれて貧富の格差を生み出し、それが結局はバブル経済を生み出し、経済そのものの崩壊を招くようになったのです。
新しい社会は、農業と工業における高度に発達した生産力は、そのまま湯水のように利用できる豊かな社会になります。
そして、人が消費することを求めるものは、教育的文化的なものになり、それはまた、人がそれぞれの個性を生かして生産できるものになるのです。
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今のままの経済社会がうまく回っていくと思っている人はほとんどいません。
しかし同時に、このあとにいい社会が来ると思っている人は多くいます。
それも特に、日本を中心にいい社会が生まれるのです。
その土台となるものが、情報通信技術の発達と、日本にある教育と文化の伝統です。
ゴルフやサッカーもひとつの経済の裾野を生み出していますが、それら自体に価値があるのではありません。
サッカーの勝敗をもとにけんかが始まることがあるというのを、他の惑星の人が見たら不思議に思うでしょう。
大事なことは、そのもの自体の価値ではなく、それが流通していることなのです。
だから、これからの社会に必要なのは、新しく流通するもので、しかもそれ自体に価値があるものを見出すことです。
それが創造を中心とした文化と教育で、その流通が加速できるのは、それらが誰もが消費するとともに、誰もが生産できるものであるからです。
だから、言葉の森で、寺子屋オンラインと森林プロジェクトを始めたのです。
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△2018年の那須読書作文キャンプより
読解検定、読書読解作文キャンプ、那須家族キャンプも参加受付中
子供たちが成長するのは、自分から進んで何かに取り組むときです。
しかし、今の子供たちを取り巻く環境は、子供たちが受け身で過ごせるサービスで満ち溢れています。
勉強は、人から教えられるのを待ち、与えられたテストを受けるだけのものになりがちです。
遊びも、人から提供されるものに従い、与えられた枠内で満足するものになりがちです。
勉強も、遊びも、自分から進んで行えるようになるためには、大勢の中のひとりではなく、自分の参加がみんなから認められる少人数の集まりが必要です。
言葉の森が寺子屋オンラインで行っている「発表学習」と「寺オン作文」は、一人ひとりが自分らしさを生かせる少人数のクラスでの勉強です。
ここで勉強すると、友達とのやりとりの中で自然に意欲がわき、自分らしさを生かし、考える力を伸ばし、他の人とのコミュニケーション力が身につくようになります。
この、創造力、思考力、共感力は、これからの教育で最も重視されていくものです。
従来型の勉強の、知識の詰め込みと大量の宿題と長時間の学習と競争による意欲づけは、もう時代遅れです。
人間は、必要になったときは、いくらでも勉強します。
それまでは、自分から進んで学ぶことの面白さを味わっておくことが最も大事なことなのです。
新しい学力がつく「発表学習クラス」の見学ができます(見学は言葉の森の生徒のみです)
各クラスとも定員があります。
小学3・4年生……火曜17:00(きら先生)
小学3・4年生……水曜18:00(きら先生・かなた先生)
小学4・5年生……木曜18:00(むらた先生)
小学5・6年生……火曜19:00(つかだ先生・とうこ先生)
小学5・6年生……金曜19:00(きら先生)
費用は月額2,160円(3,240円に改定の予定あり)。
見学のご希望はお電話でお申し込みください。電話0120-22-3987(平日9:00~20:00)
理科の実験や社会の調査を中心に、国語や算数の問題作成も含めて、自由に研究してきたことを発表します。
発表のあと、互いの質問や感想を述べるので、発表力とともにコミュニケーション力が育ちます。
多くの子供たちの発表力を育てるために、利益を度外視した受講費用にしています。
一歩進んだ作文を書く「寺オン作文クラス」の見学ができます
(見学は言葉の森の生徒のみです)
各クラスとも定員があります。
小学1・2年生……日曜 9:00(なね先生)
小学1・2年生……月曜16:00(なね先生)
小学1・2年生……火曜16:00(なね先生)
小学2・3年生……土曜10:00(ゆた先生)
小学3・4年生……水曜17:00(ほえみ先生)
小学3・4年生……木曜17:00(きら先生)
小学3・4年生……土曜 9:00(まこ先生)
小学3・4年生……土曜10:00(きら先生)
小学4・5年生……月曜18:00(ゆた先生)
小学4・5年生……木曜19:00(きら先生)
小学4・5年生……土曜 9:00(わたみ先生)
小学5・6年生……金曜18:00(きら先生)
小学5・6年生……土曜 9:00(なね先生)
小6・中1年生……水曜16:00(きら先生)
小6・中1年生……木曜19:00(とうこ先生)
費用は、
電話通信から移行する場合はかかりません。
電話通信と並行して受講する場合は月額2,160円(3,240円に改定の予定あり)。
見学のご希望はお電話でお申し込みください。
電話0120-22-3987(平日9:00~20:00)
毎週、その週の作文について準備してきたことを発表します。
そのため、作文を書く前の事前の準備が充実します。
準備の発表のあと、質問や感想の時間をとり、そのあと、作文を書きます。
互いの準備の話が参考になり、実例や感想に広がりが出ます。
自分の言いたいことをわかりやすく発表する力がつき、相手の話を聞き取る力がつきます。
また、毎週、読書の紹介を行うので、本を読む習慣が自然につきます。
読書の紹介と暗唱の発表は、発表学習クラスでも行っています。
読解検定試験4月
(言葉の森の生徒以外の方も参加できます)
4月21日(日)10:00~10:45
オンライン会場(自宅から参加できます)
費用は540円(言葉の森の生徒以外は2,160円)。
ホームページに参加フォームあり
読解検定試験の問題は、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」に書かれている解き方を生かした問題で、言葉の森の「読解マラソン」で使用しているのと同じ問題です。
対象は、小学1年生から高校3年生までで、この読解問題で満点を取ることを目指すことによって確実に国語力がつきます。
事前に問題文を読めるようにしているので、試験時間は早い人は15分ぐらいで終了します。
Zoomを使ったウェブ会議システムの試験なので、パソコン又はスマホで自宅から参加できます。
読書読解作文キャンプ
(言葉の森の生徒以外の方も参加できます)
4月20日(土)14:00~21日(日)14:00
横浜港南台教室(JR根岸線港南台駅徒歩4分)
費用は16,200円(言葉の森の生徒以外は18,360円)。
ホームページに参加フォームあり
港南台教室の中で、テントとシュラフで宿泊します。
読書、読解検定、作文の時間と、自然の中で遊ぶ時間とがあります。
教室の近くに、バーベキュー広場、図書コーナー、自然観察の森、おふろの王様、ログハウス、温水プールなどがあり、ほとんどが徒歩か車10分程度で行ける場所です。
子供たちの自主性を生かし、自由な交流の時間を中心としたキャンプです。
ゴールデンウィークの那須家族キャンプ
(言葉の森の生徒以外の方も参加できます)
4月29日~5月5日で日程は自由に選べます
那須塩原駅から車で30分(送迎あり)
費用は大人1泊4,320円、子供1泊3,240円(言葉の森の生徒以外はプラス500円)。
ホームページに参加フォームあり
家族のキャンプに、言葉の森の那須合宿所を使えます。他の家族の子供たちと交流ができ、自然の中で遊ぶ時間と、読書作文の時間を持てます。(参加は自由です)
寝具は、二段ベッドとシュラフです。食事は、近くのレストランを利用するか、合宿所で調理するかを選べます。
夏休みの那須家族キャンプ
(言葉の森の生徒以外の方も参加できます)
日程は7~8月で、詳細は現在計画中です。
Online作文教室言葉の森 電話 0120-22-3987
234-0054 横浜市港南区港南台4-21-15
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小学生の生活で最も大事なことは、楽しく過ごすことです。
笑顔でいる時間が長いほど、頭脳も体力も成長していきます。
もちろんこれは中学生でも高校生でも大人でも同じですが、小学生時代は特に幸福に生きる基礎を作る大切な時期です。
この時期の過ごし方をひとことで言えば、「よく遊び、よく学べ」です。
そして、遊びの方にウエイトを置いていた方が、子供はバランスよく成長するのです。
令和の時代になることが決まってから、急に活気が出てきたようです。(言葉の森だけかもしれませんが(笑))
先日のキャンプでも実感しましたが、子供たちは本当に生き生きと遊んでいます。
そして、勉強もしっかりしています。
お母さんやお父さんはいろいろなことを心配しますが、こういう子供たちを見ていると全く心配は要りません。
みんな、それぞれに自分らしい人生を歩み、立派に成長していくと思います。
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■目的
言葉の森の生徒どうしの交流と勉強。(言葉の森の生徒以外の人も含む)
言葉の森の家族どうしの交流。
家族のキャンプに、言葉の森合宿所を宿泊場所として利用でき、併せて子供どうしの交流や勉強も行うというイメージです。
したがって、今回は子供だけの参加はありません。
■内容
ほぼ素泊まりで、ベッドとシュラフで寝ます。(畳の部屋と布団もありますが数が限られています)
家族で同室で宿泊することも、子供が子供だけで別の部屋で子供どうしで宿泊することもできます。
お風呂は合宿所にありますが、近所の温泉に行くこともできます。
食事は近所のレストランなどで済ませます。
夕食は調理することもできます。
朝は読書の時間、夜は勉強の時間を取ります。(参加は自由)
車で近くの川や温泉やプールなどに遊びに行きます。(参加は自由)
■宿泊場所
言葉の森那須合宿所
325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙3374-48 電0287-73-5794(ただし固定電話は出られないことが多いので、連絡は携帯にお願いします)
■連絡先
・0120-22-3987(言葉の森)
・080-6523-5004(中根)
・080-2027-3953(中根)
■アクセス
自動車で来られる場合、那須塩原駅から30分ほどかかります。
「那須サファリパーク」まで来ると、言葉の森の看板がありますから、その看板を目印においでください。(那須サファリパークから車で3分、徒歩20分)
カーナビで目標地点を電話番号で検索する場合、現在の電話番号がまだ対応していないときは、この合宿所のもとのペンションの電話番号で検索してください。(0287-74-3180 高原の月)
土日は、幹線の国道17号線が混雑しますので、自動車は、那須塩原駅→那須ガーデンアウトレット→西岩崎ポケットパーク→繭の里→清流の里→那須サファリパークという経路でおいでください。
土日に、東北自動車道を利用して東京方面から来られる場合、那須インターの手前の西那須野塩原インターで降りた方が混雑しません。西那須野塩原インター→西岩崎ポケットパーク→繭の里→清流の里→那須サファリパーク→言葉の森合宿所。
那須塩原駅の隣の黒磯駅から那須サファリパーク経由湯本温泉行きのバスが運行されています。
http://toya108.jp/public/_upload/type017_39_2/file/file_15226543704.pdf
サファリパーク入口(下丸子)で下車して、合宿所まで徒歩20分です。
※バスの運行表は変更があるかもしれませんので、必ず事前にお確かめください。
■定員
大人、子供含めて合計で1日20人まで。
■期間
4月29日(月)~5月5日(日)の間で自由に選択。
■集合解散
マイカーで合宿所に来ていただくことができます。(駐車場あり)
マイカーで来られる方は、合宿所に朝9時以前、又は、夜17時以降の時間帯においでください。
(それ以外の時間帯は不在のことがあります)
新幹線で来て、言葉の森の送迎の車を利用する人は下記の時間に待ち合わせをします。
毎日、合宿所から那須塩原駅に迎えに行きます。駅に着く時刻12:30
毎日、合宿所から那須塩原駅に送りに行きます。駅に着く時刻11:30
■那須塩原駅
電車で来る方は、那須塩原駅西口のエスカレーターを降りたところのスペースで待ち合わせをします。
■スケジュール(それぞれのスケジュールの参加は自由です)
朝食は、徒歩5分のところにあるペニーレインが朝8時に開店します。そこでパンを買って、戸外のテーブルで食事をすることができます。
車で10分ほどのところにセブンイレブン一軒茶屋店があるので、そこで弁当やパンを買ってくることもできます。
車で15分ほどのところにスーパーダイユーがあり、そこで食材を買ってきて合宿所で調理することもできます。
900~1000、子供たちの読書時間とします。参加は自由です。
1000ごろから、近所の公園や川やプールに車で遊びに行きます。(片道40分程度)参加は自由です。
途中のスーパー又はセブンイレブンで昼食の弁当を買っていきます。
遊びに行く場所の候補は、那須野が原公園のプール、蘇水公園の川などです。参加者の相談で決める場合もあります。
1600ごろ、遊びから帰ります。
大人は、近所の散策や温泉に行きます。参加は自由です。
子供は、読書や作文の勉強の時間を1時間単位で取ります。これも参加は自由です。
2000ごろから子供は就寝。
2100ごろから、保護者の交流。参加は自由です。
■参加費
1泊の料金は以下のとおりです(ご家族に言葉の森の生徒がいる場合)
大人(中学生以上) 4,000円
子供(小学生) 3,000円
幼児 2,000円
(ご家族に言葉の森の生徒がいない場合はそれぞれプラス500円となります)
2歳以下 無料
言葉の森の生徒は、参加費をキャンプ実施後の翌月の受講料から引き落としさせていただきます。
言葉の森の生徒以外の方は、参加費を4月26日までに下記の口座にお振込みください。
三井住友銀行 港南台支店 普通 6599615 株式会社言葉の森
その際、お振込名に、お名前とともに、フォーム送信後に表示されるカタカナのコードを入れておいてください。
■キャンセル規定
キャンセルについては、次のようにさせていただきます。
4月24日まで…キャンセル料なし
4月26日まで…参加費の50%
4月28日以降(無連絡も含む)…参加費の100%
■持ち物(個人で用意するもの)
みんなにおすすめの本3冊(読書の時間に回読をしますので表紙と背表紙に名前を書いておいてください) | |
川遊びでブヨなどがいる場合がありますので、長袖長ズボンもご用意ください。 | |
お風呂セット(石けん・シャンプー・タオル・バスタオルなど自分で使うもの) | |
水(水500ml程度をペットボトルで持ってきてください。水筒は使いません。) | |
保険証 | |
筆記用具(鉛筆・シャーペン、消しゴム) | |
着替え(できるだけ名前を書いておいてください) | |
下着 | |
寝間着 | |
水着 | |
水泳帽(プールに行く場合に使います) | |
タオル | |
濡れたものを入れるビニール袋 | |
マリンシューズ(川で遊ぶときに使う濡れてもよい滑りにくい靴。ビーチサンダルは不可) | |
遊ぶときや自炊のときに使う軍手 | |
水のあるところで遊ぶときに、体の冷え、紫外線、擦り傷などから守るためのラッシュガード(長袖長ズボンがおすすめ) | |
小さいリュック(出かけるときに両手が空くように。中身はお弁当や水着や雨具など少量) | |
雨具(上下セパレートタイプのカッパ) | |
帽子 | |
歯ブラシ | |
ポケットティッシュ | |
靴は履き慣れたもの | |
その他必要な薬などがあれば | |
■参加申込み
参加フォームからお申し込みください。
同学年・同性の生徒のいる日程を選ぶと楽しく過ごせます。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=stg2019gw
(フォームには、参加する日から帰る日までそれぞれの日に参加申込みを入れておいてください。調査票などのデータは初日だけ入れておいてくだされば結構です。)
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4月20~21日の横浜の読書読解作文キャンプに続けて、4月29~5月5日に参加日自由のゴールデンウィークの那須家族キャンプを企画しました。
日にちが迫っていますが、連休の予定にまだ空きのある方はぜひご参加ください。
親子の交流に加えて、子供どうしの交流もできる機会になります。
ゴールデンウィークの那須家族キャンプは、どなたも参加できます。
例えば、言葉の森の元生徒で社会人になっている方も参加できます。
また、言葉の森には関係しないが面白そうだから参加したいという方も大歓迎です。
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3月21日の読解検定は、言葉の森の生徒を中心に28名の方が受検しました。
当日、ネットがうまくつながらない人や欠席した人もいたので、実際には25名の受検でした。
読解検定は、点数をつけて評価することが目的ではなく、読解力をつけることが目的の試験です。
だから、点数が悪くても全然問題ではありません。
「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」((以下、「読解・作文力が身につく本」)に書いてある読解問題の解き方を理解すれば、誰でも満点近い成績が取れるようになります。
3月の読解検定試験を集計してみると、受検した子は国語の得意な人も多かったはずですが、次のような結果になりました。
100点……16%
88点……24%
75点……36%
63点……12%
50点……12%
(問題数が8問なので、100点に換算するために1問12.5点で計算すると上記のような点数になります。)
100点の人は、よく考えて解きました。
これからも、読解検定試験を受けて、100点を取り続けていけば、読解問題については完璧な実力がつきます。
88点の人も、よく考えて解いたと思います。
間違えた1問の理由をよく考えれば、次回からは100点を目指せます。
75点以下の人は、漠然と解いた感じが強いと思います。
普通の国語の問題を解くには、それでもいいのですが、厳密に解くためにはもっと理詰めに考える必要があります。
お父さん、お母さんと一緒に考えて、間違えたところの理由をはっきりさせれば、次回からは百点を目指せるようになります。
次回は、必ずもっと高得点になると思いますから、がんばってください。
さて、4月の読解検定は、4月21日(日)10:00~10:45です。
ホームページに参加フォームを載せますので、
受検を希望される方は、4月15日までにお申し込みください。
▼参加フォーム
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=dks201904
■■読解検定試験の説明
●理詰めに解く読解問題です
この読解検定の試験問題は、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」の問題の解き方にもとづいて作られています。
物語文の問題も、説明文の問題も、理詰めに解くことによって国語力がつきます。
また、事前に問題文を読むことができるので、毎日の長文音読の教材としても使えます。
●家庭からオンラインで試験が受けられます
検定試験は、家庭からZoomに参加する形で受けられます。
進度は、小学1年生から高校3年生までのレベルで、社会人の方も受検できます。
問題の形式は選択式で、長文を読み、内容の合っている選択肢を選ぶという形の試験です。
試験時間は45分間で、スマホ又はタブレット又はパソコンで参加することができます。
検定料は、言葉の森の生徒以外の方は2,160円、言葉の森の生徒は540円です。
●お申し込みはホームページから
読解検定の受検を希望される方は、言葉の森ホームページのフォームよりお申し込みください。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=dks201904
言葉の森の生徒以外の方は、検定料を3月10日までに下記の口座にお振込みください。
三井住友銀行 港南台支店 普通 6599615 株式会社言葉の森
その際、お振込名に、お名前とともに、フォーム送信後に表示されるカタカナのコードを入れておいてください。
言葉の森の生徒は、検定料を検定試験の翌月の受講料から引き落としさせていただきます。
●検定試験の流れ
▽読解検定のフォームからお申し込みください。
▽検定料をお振込みください。
言葉の森の生徒は検定試験の翌月の受講料と一緒に引き落としさせていただきます。
▽試験の手順の説明と、試験問題のもとになる問題文の長文が送られてきます。
問題文は、事前に読んでおいて結構です。
▽試験当日は、指定された時間までにZoomの会場にお入りください。
事前にZoomの会場の下見をしていただいて結構です。
試験中は会場から出ることはできません。
▽試験問題は、当日の開始時刻からホームページで表示します。
▽終了時間になったら、自分の解答を解答フォームのページから送信してください。 >
▽後日、試験結果と評価がウェブで個人別に見られます。
▽試験の結果を参考に、次の試験を受けられる方は、準備のために長文を読んでおいてください。
この事前に長文を読むことも読解力をつける勉強になります。
■■読書読解作文キャンプでも読解検定試験を受けられます
4月20~21日の読書読解作文キャンプ4月に参加される方は、横浜の教室で21日の朝10:00に受検します。
読書読解作文キャンプに申し込むと、自動的に読解検定を受検できることになります。
(受験料は、キャンプの費用に含まれています。)
▼読書読解作文キャンプ4月の申込みフォーム
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=stg201904
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4月の読解検定試験は4月21日(日)10:00~です。
試験時間は45分間を予定していますが、3月の読解検定では、事前に問題の長文を読んでいたせいもあり、ほとんどの人が15分程度で終了していました。
しかし、100点を取ることを目的にすると、もう少し時間がかかるのが普通です。
3月の100点の人は全体の16%でしたが、4月の読解検定はもっと増えると思います。
4月の読解検定は、日程の都合で、読書読解作文キャンプと並行して行うことにしました。
キャンプに来た人は、教室で全員読解検定を受けます。
そして、100点の取り方を説明します。
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連休前の気候が暖かくなった時期に、読書読解作文キャンプ4月を行います。
日程は、4月20日(土)午後2時集合~21日(日)午後2時解散です。
前回、定員オーバーで参加できなかった人も、ぜひご参加ください。
今回の読書読解作文キャンプは、読書と作文のほかに、読解検試験も併せて行い、読解問題の解き方の授業も行います。
目標は、「よく遊び学べ」ですから、公園でのバーベキュー、プールでの水遊び、おふろの王様でのお湯遊び、ログハウスでの鬼ごっこなど、遊びの企画も豊富です。
参加対象は、小学2年生から小学6年生で、言葉の森の生徒だけでなく、ご兄弟やお友達も一緒に参加できます。
費用は、言葉の森の生徒は16,200円、言葉の森の生徒以外の方は18,360円です。(費用には、読解検定料も含みます)
定員は、8~10名で、基本は先着順ですが、男女比や学年のバランスを考えて、抽選になる場合があります。
お申込みは、参加フォームからお願いいたします。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=stg201904
キャンプのしおりは、お申込みいただいた方にのちほどお送りします。
3月に行った読書作文キャンプの内容と基本的に同じです。
https://www.mori7.com/as/3639.html
▼那須の家族キャンプを計画中
4月29日~5月6日の範囲で、那須合宿所の家族キャンプを計画しています。
連休の予定をまだ決めていない方は、ぜひご検討ください。
▼横浜の読書作文キャンプは、5月、6月にも予定しています。
5月25日(土)午後2時~26日(日)午後2時
6月22日(土)午後2時~23日(日)午後2時
▼夏休み中の那須の読書作文キャンプは、7月~8月を予定しています。
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4月20~21日に、横浜で、1泊2日の読書読解作文キャンプを行います。
今回は、読書作文のほかに、読解検定も合宿の中で行い、読解問題の解き方の授業も行います。
対象は、小学2年生から6年生で、言葉の森の生徒以外の方も参加できます。
お申込みは、ホームページの参加フォームからお願いします。
3月の読書作文キャンプが人気だったので、4月にも読書読解作文キャンプを行うことにしました。
今回は、読解検定も行います。
「よく遊びよく学べ」の楽しいキャンプになると思います。
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作文の真の実力をつけ、合格力をつけるには、大手の通信教育や学習塾が片手間に行っている作文添削では間に合いません。
作文指導で最も長い伝統と実績を持ち、親身に教える講師のいる言葉の森で勉強をするのが最も近道です。
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