合宿所の庭に咲いていたイチリンソウ
ゴールデンウィークの那須家族キャンプは、予想以上の大渋滞でした。
ペニーレインにも、朝7:20ごろから、この混雑。レストランには20人ぐらい、パン屋さんには40人ぐらい並んでいました。
言葉の森の合宿所は、ペニーレインまで徒歩5分ほどのところなので、混雑には影響しませんでしたが、それでも途中の道の一部数メートルほどのところでだけ車が進まないことがありました。
そこで、温泉に行く予定などがいろいろずれこみ、初日は、読書作文と言っても、読書中心に終わりました。
30日の保護者懇親会で、お母さん方から、暗唱の仕方や、作文の動機づけなどの質問があったので、1日は一転、朝から、暗唱と作文と読書の予定です。
そのあと、実はとてもいい場所を見つけたので、今日はそこに行ってバーベキューをやる予定です。
夏には、ザリガニや魚などもつかまえらえれるきれいな川が近くにありました。
今年の夏キャンプは、午前中勉強、午後その川で遊んでバーベキューというコースになりそうです。
今年は、読書、作文だけでなく、国語、算数などの自主学習の勉強法を指導することにしたので、じっくり勉強する度合いが強くなります。
しかし、子供たちは、同年齢の子が一緒だと、そういう勉強自体も楽しくできるようです。
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ゴールデンウィークの家族キャンプは、初めての企画でしたが、一応大きな流れのとおりに進んでいるので、これからは定番企画にできると思います。
予想外だったのは、車の混雑で、17号線は朝は上りが渋滞、夕方は下りが渋滞でほとんど進めないようでした。
言葉の森の合宿所は、その混雑した道を通らずに行けるところがあるので、何とかなりましたが、普通にマイカーで来るのは大変だと思います。
予想外だったことのもう一つは、いい遊び場といい温泉を見つけたことです。
夏のキャンプは、あちこちに行かずに、合宿所で午前中は勉強、午後はその遊び場でバーベキューをしたり生き物をつかめたりしたいと思います。(生き物はつかまえたあと逃しますが)
ゴールデンウィークの家族キャンプは3日目。
今日は、このあと暗唱検定の4級の1と2を暗唱し、作文を書いて、読書紹介をして、バーベキューに行く予定です。
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夏休みの読書作文勉強キャンプの日程が決まりました。
今回は、読書と作文のほかに、全教科の自主学習も行えるようにしました。
教材は、全教科自主学習クラスと共通なので、そのまま夏休み明けの勉強に続けることもできます。
日本のロケット工学の父と言われる糸川英夫氏は、小学生のころ、夏休みは毎年、父親に連れられて海の近くに宿に泊まり、勉強と自然の中での遊びの日々を過ごしたそうです。
今回の読書作文勉強キャンプは、そういうイメージです。
日数は、1泊2日から何泊でも選べるようにしました。
また、家族単位で宿泊することもでき、保護者と先生の懇親会も毎日行えるようにしました。
言葉の森の生徒も、生徒以外の方も、同一料金で参加できます。
詳しい案内は、
https://www.mori7.net/stg/をごらんください。
お申込みは、
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=stg2019scからお願いします。
なお、夏休みの読書作文勉強キャンプのほかに、5月のさまざまな企画も、ホームページで紹介しています。
□作文検定5月
□読解検定5月
□読書読解作文キャンプ5月
いずれも、言葉の森の生徒も、生徒以外の方も参加できます。
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言葉の森のキャンプは、非日常的な特別なことはせず、自然の中で自然に遊び勉強するキャンプです。
子供だけでも、家族単位でも参加できます。
子供たちどうしが友達になり、親どうしも仲よくなるキャンプを目指しています。
昨年のキャンプは、合宿所の部屋の中でダンボールで秘密基地を作った日がありました。
後片付けが大変でした(笑)。
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現地の情報では、気温は東京周辺よりもかなり低いようです。
ですから、戸外で遊ぶことも考え、防寒的なものをご用意いただくといいです。
なお、雨で表で遊べない場合は、合宿所の室内で遊ぶことができます。
昨年の夏のキャンプは、ダンボールで秘密基地を作るようなことをしました。
いくら大声を出しても大丈夫ですので、たっぷり楽しんでください。
日程の今からの変更はややこしくなるのでできませんが、現地で都合がつけば連泊も可能です。
できるだけ柔軟に対応しますので、ご要望があればご相談ください。
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5.1週の授業の動画を「鳥の村」にアップロードしました(小1~中1)。
5月1週は連休中になりますので、授業の動画を見て、時間のあるときに書いておいてください。
連休明けに電話指導のふりかえを受けることもできます。
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ゴールデンウィーク中の那須の家族キャンプで、5月2日~4日の間で空きができました。
参加をご希望の方がいらっしゃいましたら、フォームからお申し込みください。
参加日は自由に選べます。
連休の真っ最中なので、今回はマイカーで参加される方が多いようです。
田舎なので、駐車スペースは大丈夫です。
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人間は、子供も含めて、自分が何かをするのが好きです。
人のするのを見ているだけとか聞いているだけとかいうのは、あまり好きではありません。
授業もそうです。
先生の話を聞いているだけというのは、本当はつまらないのです。
優れた授業を聴くよりも、自分が喋る方が楽しいというのが、人間の普通の心理です。
だから、生徒が一番なのです。
だから、寺オンクラスでは、生徒の発表、そのあとの質問と感想を中心にした運営にしています。
もちろん、子供たちの話があまり弾まないときに、先生がその場を活性化させるために話すというのは大事です。
しかし、子供たちが話し出したら、先生はその交通整理に徹する方がいいのです。
ところが、子供の中には、長く話しすぎる子も出てきます。
特に、読書紹介では、簡潔に話すことができずに、あらすじを延々と話してしまうということが多くなりがちです。
これは、学校の感想文の宿題を書くときにもよくあります。
一般に、文章を要約する力がついてくるのは小学5年生からですから、4年生までは本の内容をかいつまんで話すということが年齢的にできません。
更に、小学2年生までは、周囲の目を気にするという意識がないので、話は長くなりがちです。
そこで、読書紹介は、あらすじではなく、「いちばん面白かったところ」だけど言うようにしてもらっています。
それでも、ついあらすじを話したくなる場合もあるので、先生はタイマーをセットして2分以内で話すという目安を決めています。 大事なのは、一定のルールの中で、全員が話に参加するということだからです。
ところで、小学3年生までの生徒の中には、質問や感想を聞かれても、すぐに、「ありません」と言う子もいます。
それは、これまでの生活の中で、自分から進んで何かを言うという場面があまりなかったからです。
質問や感想を聞かれた生徒がずっと黙っていて、しばらくしてからひとこと、「ありません」などというのを聞くと、先生はつい自分で話した方が、クラスが活性化すると考えがちです。
もちろん、先生が楽しく話すことはある程度は必要です。
しかし、毎週の授業は、演劇ではなく教育ですから、話が弾まない日があっても、その中で子供が少しずつ成長していけばそれでいいと考えておくのです。
これからの時代には、自分で何かを言うということが必要になるからです。。
さて、生徒が一番の次は、演習の二番です。
生徒が話をして、先生が話をして、それで授業のほとんどが終わってしまうと、作文の場合は書く時間が後回しになってしまいます。
生徒と先生の話だけが授業の中心になると、肝心の演習の時間が本人任せになってしまうのです。
先生の立場としては、演習の時間が長くなると、その間は何もできないので、ものたりなさを感じると思います。
しかし、この場合も、毎週の授業は先生が教える場ではなく、生徒が学ぶ場であると考えて、演習の時間の方を確保していくのがいいのです。
そして次に、三番目は先生の話です。
先生の話は、授業の中心ではありません。
先生がどんなに上手にいい話をしても、その話が心に残るのは生徒の一部です。
ところが、全員対話型の授業であれば、自分の話したことや、人から言われたことはそれぞれ全員の生徒の心に残ります。
しかし、生徒だけの話になると、話の流れのコントロールや、まとまりや、区切りなどがつけにくくなります。
そのまとまりや区切りをつけるのが先生の役割です。
だから、先生の話は三番目になるのです。
将来、寺オン作文の講師を目指す人は、こういう優先順位を頭の中に入れておくといいと思います。
▽参考CMソング
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子供たちに、ほかの人の発表に対する感想を聞くと、みんな、なかなかいいことを言います。
そして、言われた人と言った人の間に、明るいつながりのようなものができます。
これは、新しい発見でした。
しかし、考えてみれば、子供たちは遊びの中ではみんな自分たちでやりとりをしていたのです。
勉強だけは、先生が演出しないといい授業ができないような気がしていましたが、勉強も同じように子供たちで自然に楽しむことができるのだということがわかりました。
勉強を面白くする工夫は、教材にあるのでも、先生の教え方にあるのでもなく、生徒どうしの関係の中にあるのだということがわかってきました。
だから、勉強は、顔の見える少人数の中で行われるのが最もいい形なのです。
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わがままな子が増えているようです。
子供が、「いやだ」と言うと、親や周囲の大人が、その子に合わせて嫌でないことをさせてしまうのです。
昔のことわざに、「無理を言う親がいてこそ子は育つ」という言葉があります。
親孝行の子供は、理解ある親からではなく、無理を言う親から育つという意味です。
(今は、無理を言い過ぎる親も問題になっているようですが。)
毎日の生活には、やりたくないことが数多くあります。
宿題とか、片付けとか、手伝いとかいうものは、誰でも好きでやるものではありません。
それを淡々とできる子は、生まれつきそうなのではなく、そう育ってきたのです。
子供の中には、よくできた子がいます。
兄弟の多い家庭で、その子が下の子の面倒を見なければならない立場にいたような子は、よく気がつく子になります。
人間は、このような集団の力学の中で育っていきます。
子供の教育を考えた場合、生徒と先生の関係も集団の力学の中で形作られます。
マンツーマン指導というのは、はたから見ると、充実した指導のように見えますが、子供がわがままを言いやすい面があります。
それは、先生と生徒が一対一で向き合っているからです。
中国の一人っ子政策で、子供たちがわがままになったということと同じ原理が、先生と生徒の間でも働くのです。
しかし、先生が1人で、生徒が多数という一斉指導の場合は、集団の力学自体が弱くなります。
先生と生徒や生徒どうしの間に深い関係が生まれないからです。
寺子屋オンラインの少人数クラスの場合は、生徒が数人で先生が1人という関係になります。
すると、生徒どうしの間で集団の力学が働き、自然にどの子も前向きに取り組むようになります。
顔の見える少人数のグループを、一人の先生が見るという形のクラスが、最も教育に適した形態なのです。
言葉の森が、作文クラス、発表学習クラス、自主学習クラスで、少人数のオンライン学習を進めるのは、こういう背景があるからです。
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今のオンライン教育は、いかに面白く魅力的な教材を見せるかというところに力点が置かれています。
確かに、知識を習得するだけなら、それでいいのです。
しかし、それは結局、テレビでためになる番組を見ているのと変わりません。
そこからは、子供が主体的に何かに取り組もうという意識は生まれません。
子供の教育で大事なのは、教材よりも、同じ勉強をする子供の仲間なのです。
不登校の子が増えています。
学校自体は、行っても行かなくても勉強の面では問題はありません。
今は、いい教材があるので、自宅でやれば学校よりも能率よくできるようになるからです。
しかし、子供たちは、学校で集団の人間関係を学びます。
集団と言っても、20人や30人の集団ではありません。
自分が身近に接することのできる2人から5人ほどの集団です。
寺子屋オンラインクラスは、将来そういう不登校の子の受皿にもなると思います。
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この春から本格的に開始したオンラインの作文クラスと発表学習クラスが軌道に乗ってきました。
そこで、この6月からは、同じオンライン方式の全教科学習クラスを開始する予定です。
現在行っている自主学習コースは、個別指導の形態の学習ですが、これを全員対話型の少人数クラスとして運営していく予定です。
全教科の学習を進めますから、言葉の森は学習塾と似てきますが、既存の学習塾と違うのは次の3点です。
第一は、自主学習という形で勉強を進めることです。
これまでの塾で行われている学習の多くは、先生が教える形です。
すると、ある生徒にとっては既にわかっていることを教えられる一方、よくわからない生徒にも同じペースでしか教えてもらえないという状態が生まれます。
わかる子にとっては無駄があり、わからない子にとっては不十分な授業になることが多いのです。
そして、教わったことの理解を定着させるために、一般に大量の宿題が出されます。
この宿題も、既にできている生徒にも同じ宿題が出される一方、できない生徒にも同じ宿題しか出されません。
その結果、学習に無駄が生まれ、時間がかかるわりに力がつくのが遅れるという状態になるのです。
自主学習では、解説の詳しい参考書や問題集をもとに、自分ができないところを中心に勉強を進めます。
学習を定着させるのは、大量の宿題ではなく、同じ教材を繰り返し学習することです。
学力をつける最も効率のよい方法が、この同じ教材を繰り返し学習することで、それは自主学習によって初めて可能になるのです。
第二の違いは、生徒どうしが創造的なコミュニケーションをとる形で学習を進めることです。
塾で教わる勉強は、答えのある勉強です。
先生が答えを知っていて、生徒が答えを知らないという知識の差があるから、授業が成り立ちます。
すると、生徒の立場は、いかに早く正しく先生が求めている答えを見つけるかという競争の中に置かれるようになります。
この競争の中でのコミュニケーションにも、もちろん楽しい面がありますが、それは受け身の楽しさです。
創造的なコミュニケーションとは、生徒が自分で問題を作り発表するような中で生まれる生徒どうしのコミュニケーションです。
演習の時間も確保しながら、この創造的なコミュニケーションを生かすことによって、生徒の間に人間的なつながりが生まれます。
この人間的なつながりが、学習の意欲に結びついていくのです。
こういう創造的なコミュニケーションという形の学習ができるのは、全員が対話できる規模の少人数でクラス編成を行っているからです。
第三の違いは、家庭との連携が深くなることです。
学習塾では、生徒が塾に通うという形ですから、講師と保護者との間の対話は、別に設定しなければできません。
また、通信教育では、そもそも紙の上でしか連絡が取れず、連絡が取れたとしてもそれは直接指導している先生とではありません。
自主学習クラスは、生徒が家庭からオンラインで参加するので、そのオンラインのつながりを生かして、そのままいつでも講師と保護者の間で話ができます。
小中学生のころは、生徒自身の自覚がまだないことが多いので、教える講師だけでなく保護者が子供の勉強状態を確認できる立場にいることが必要です。
講師と保護者の連携で大事なことは、短い時間であってもよいので、頻度を高くすることです。
自主学習クラスは、この講師と保護者の連携が極めて容易にできるようになるのです。
以上のように、自主学習クラスは、(1)自主的な学習で実力をつけ、(2)創造的なコミュニケーションで意欲を高め、(3)家庭との連携でのそれぞれの生徒に合った学習方針を決める、ということができます。
受講料は、週1回45分間で月額3,240円です。
自主学習ですから、45分を超えていつまでもZoomの会場で勉強を続けることができます。
中学生の場合は、定期テストの前は長時間勉強するようになるので、その場合は、2時間でも3時間でもいくらでも時間を延長できます。
もちろん延長の費用はかかりません。
自主学習クラスは、週1回に限らず、勉強の習慣をつけるために週4回でも5回でも参加することができます。
勉強は、自宅でひとりで始めるのは難しいときがありますが、自主学習クラスに参加するというきっかけがあると、自然に始められるようになります。
自主学習クラスに参加するには、言葉の森の作文を受講していることが前提となります。
作文クラスで、これからの時代に必要な作文力、思考力、読解力をつけ、自主学習クラスで全教科の学力をつけるという組み合わせです。
また、学力に余裕のある人は、この二つのクラスに加えて、発表学習クラスで、個性と創造性のある学習を進め、東大推薦入試型の学力をつけていくとよいのです。(それは必ずしも東大推薦入試を目標とするということではありませんが)。
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最も能率のよい勉強法は独学です。
自分がよくわかっているところは飛ばして、自分がよくわかっていないところを繰り返し学習できるからです。
短期間で急速に成績を上げた人は、みんな例外なく、この独学の方法で勉強をしています。
しかし、独学には不安もあります。
自分のやっているやり方がいいのかどうか、結果が出るまでわからないからです。
また、独学はひとりで始める勉強ですから、勉強を開始するきっかけをつかみにくいという難点があります。
これをカバーするのが自主学習クラスでの勉強です。
この春から始めた作文クラスと発表学習クラスの運営が一応軌道に乗ってきたので、子供たちの学習のたぶんメインになる自主学習クラスを6月から始めることにしました。
言葉の森は、今後、作文教室という枠組みから脱して学校となります。
言葉の森学校です。
しかし、従来のような、先生が生徒に教えるだけの学校ではありません。
生徒の自主学習を進め、創造的な学力を育て、家庭と連携する新しい学校です。
これからは、もう詰め込みで成績を上げるような時代ではなくなるからです。
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