ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3715番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
公立中高一貫校対策のオンライン学習に必要な保護者のパソコン講習会(無料)――約30分でZoomとgoogleフォトの操作を習得します as/3715.html
森川林 2019/05/13 13:35 

 これからの時代に、オンライン学習は必須になります。
 特に、言葉の森が行っているような全員対話型の少人数授業は、オンライン学習でなければできません。

 通学形式であれば、同じレベルの生徒が集まるというのは、その地域のかなり大きな学習塾でなければできません。
 また、いくら大きな学習塾でも、生徒の通える範囲には限界があります。
 また、上位のクラスのクラス分けはありますが、中位や下位のクラスのクラス分けはあまりありません。

 一方、単なる通信講座では、子供たちどうしの切磋琢磨というものがありません。
 小学校低学年のころは、通信講座でもやっていけますが、学年が上がると、ほかの生徒とのやりとりによる知的刺激がない通信講座ではものたりなくなるからです。

 ところで、オンライン学習にいちばんのネックとなっているものは、子供ではなく、保護者がパソコンの操作に詳しくないことです。
 特に、最近登場したZoomやgoogleフォトの操作は、普通の大人では知らない人がほとんどです。

 そこで、言葉の森では、オンライン学習に必要なパソコン講習会を行うことにしました。
 必要な機材は、パソコン又はタブレットです。(スマホでもできますが、子供が使うには操作がしにくいところがあります。)

 パソコンやタブレットがない、又はかなり古いものしかない、という場合は、子供の学習専用に、クロームブックを購入されることをおすすめします。
 言葉の森では、主にASUS(エイスース)のクロームブックを使っていますが、価格は4万円程度で新品のものが購入できます。
 クロームブックは、ノートパソコンと違い内部に何かをインストールするということがなく、すべてブラウザ上で操作できるので、ウイルスに感染するということがありません。
 オフィスなどはインストールできませんが、今はウェブでオフィスやエクセルの代わりになるアプリが使えるようになっています。
 操作はかなり快適で、ウェブカメラも内蔵されているので、購入したそのときから何の設定も必要なく、Zoomもgoogleフォトも使えます。

 クロームブックの唯一の弱点は、Zoomの操作がなぜかすべて英語の表示になることです。(これは、いずれ近い将来、改善されると思いますが)
 ただし、英語の表示であっても、「Leave Meeting」が「退出する」だとか、「Rcording」が「レコーディング」だとかいう10か所程度のボタンのマークと場所を覚えておけば、子供でも使えるようになります。

 Zoomとgoogleフォトが使えるようになるというのは、これからどんな勉強をするときでも必要になりますから、言葉の森の保護者の方は時間の都合をつけてぜひご参加ください。

 講習会の日程は、5月4週の保護者懇談会のあとで、平日は午後9時から、土曜と日曜は午後1時から、いずれも30分程度とします。
 参加予約はお電話でお願いします。電話0120-22-3987(平日9:00~20:00、土曜9:00~12:00)

 参加される方は、次の用意をしておいてください。

1.パソコン、タブレット、クロームブックのいずれか。
(古いパソコンの場合は、Zoomの操作の途中で落ちてしまうことがあります。その場合は、パソコンを替えてまた別の日にご参加ください。)

2.googleフォトへの登録と、できればgoogleフォトへ見本の画像をアップロードしておくこと。
(googleフォトへの登録と画像アップロードはそれほどわかりにくくありませんが、もしわかりにくい場合はお電話で聞きながら準備しておいてください。)

3.講習会への参加の方法は簡単です。パソコン、タブレット、クロームブックのいずれかで、言葉の森のホームページにある■会場中庭というところをクリックしてください。最初だけ、自動的にアプリのインストールが始まります。インストールは数分で終わりすぐに会場の中に入れます。

 当日よりも前にテスト接続をしていただくこともできます。
 テスト接続を希望される場合は、パソコンなどで言葉の森のホームページを開いた状態で言葉の森までお電話ください(平日9:00~20:00,土曜9:00~12:00)。
 当日の混雑状況によってはテスト接続をお待ちいただくこともありますが、大体すぐに対応できると思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20190513  
Zoomとgoogleフォトの講習会を行うことにしました。
いちばんわかりにくいのが、googleフォトの画像の共有のところなので、そこを実際の演習としてやっていく予定です。

nane 20190513  
新しいことを始めると、その準備の方に時間がかかります。
ここしばらくは、ITの進展によってそういう場面が続くと思います。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生徒父母向け記事(61) 懇談会・個人面談(0) 

記事 3714番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
低学年の勉強のコツは目先の面白さで引っ張らないこと as/3714.html
森川林 2019/05/13 07:26 

 最近人気のある問題集に、「うんこ漢字ドリル」というようなものがあります。
 子供は面白がって手に取りますが、こういう子供の興味を引くようなもので勉強をさせない方がいいのです。

 読書でも、子供が好むものに、怖い話というものがあります。
 これも、子供が興味を持つからと言って与えるのはやめたほうがいいのです。

 なぜなら、それは岡潔さんの言う人間の無明に根ざした興味や関心だからです。
(「無明」については、「どんな本を読むか。その前に読まない方がよさそうな本 」

 勉強の方法で最も大事なコツは、一冊の同じものを何度も繰り返して身につけることです。
 繰り返しの回数の目安は5回です。
 一冊の参考書を5回繰り返して読めば、大体のことは頭に入ります。
 理科や社会の勉強は、この一冊の教科書または参考書を繰り返し5回読むということに尽きるといってもいいと思います。
(ところで、「東大首席が教える超速『7回読み』勉強法」では、繰り返しの回数は7回となっていますから、要は何度も同じものを繰り返すということが大事なのです。)

 さて、なぜ子供の興味を引くような問題集がよくないかというと、興味を引くことによって始めたものは、次にまた新たな興味を引くものを持ってこなければ続けさせることができなくなるからです。
 そう考えると、この勉強法に、すぐに限界が来ることがわかります。

 低学年の勉強で大事なことは、今の成績を上げることではなく、高学年になってからの勉強の土台を作ることです。
 低学年のうちは、同じものを繰り返すことが勉強の基本だということを身につけることが最も大事なのです。

 なるべく薄い問題集で、それを何度も繰り返し解くというような勉強をすれば、定着度が高まるとともに高学年になってからも同じ方法で勉強を続けることができます。
 小学1、2年生は、親の言うことを何でも素直に聞く時期ですから、よい勉強のさせ方をすることを第一に考えていく必要があります。

 今回、言葉の森が、公立中高一貫校や公立高校の受験対策の全教科自主学習クラスに力を入れるのも、そういう背景があるからです。
 小学校低中学年のころの勉強は、どういうやり方をしても、時間をかければ誰でも成績は上がります。
 しかし、勉強の仕方には、あとに続く勉強法と、あとに続かない勉強法とがあります。

 公立中高一貫校の入試や、最近の公立高校の入試は、長い説明的な文章を読み取りそこから自分なりに考えることが要求されています。
 こういう力は、単に問題集を解くような勉強からは出てきません。
 例えば、発表学習クラスで自分なりの理科実験の結果を発表するというようなところで力がついてくるものです。

 小学校低中学年のころから、同じものを繰り返すという勉強の基本を身につけ、それによって効率的になった勉強時間の余裕の部分を、発表学習のような思考力と創造力を必要とする勉強にあてるというのが、受験前の勉強の理想的なスタイルになると思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20190513  
 受験1年前までの勉強と、受験が1年後に迫った時期の勉強とでは、勉強の仕方が180度違うと言ってもいいと思います。
 受験1年前までは実力をつけることを第一とする勉強です。
 受験直前は、実力をつけることよりも勝つことを第一とする勉強です。
 勝つための勉強の基本は、過去問の分析をもとにした集中学習です。
 しかし、本当は、勝つための勉強以上に大事なこともあります。
 それは人として生きる道です。
 先日、ほかの塾の作文指導の話を読んでいて、「実例には多少ウソを書いてもいい」というようなことが書かれていました。
 これは違います。
 たとえそれで不利になったとしても、人間として大事なことはいつも(できるだけ)正直であることだからです。


nane 20190513  
 公立中高一貫校の入試は、実力で対応できるレベルではなく、ある程度の受験テクニックが必要なものなっています。
 しかし、それは塾に行かなければ身につかないというものではありません。
 ちょっとしたコツさえわかれば、家庭で十分にできるものです。
 ただし、小学生の子供は、まだ家庭でひとりで長時間勉強するような年齢にはなっていません。
 だから、受験の最後の1年間、塾で詰め込みの長時間勉強をするというのはいいのです。
 これは、期間限定の必要悪と割り切ってやっていくといいと思います。
 しかし、基本はあくまでも家庭です。
 家庭での過去問研究が最も重要なコツになるのです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
公立中高一貫校(63) 勉強の仕方(119) 
コメント141~150件
……前のコメント
作文用紙の廃止 森川林
 新たに記事を追加しました。  小学5、6年生の生徒にも、 6/19
記事 4771番
作文用紙の廃止 森川林
 記事を追加しました。  なお、7月からの新学期については 6/19
記事 4771番
優しい母が減っ からあげ
うちはお母さんが怖いけど僕の将来の為だと思って素直に聞いてい 6/18
記事 979番
作文力のない子 森川林
 ゆきちさん、コメントありがとう。  作文が苦手だと思う理 6/16
記事 4480番
作文力のない子 ゆきち
読書は大好きで大好きでたくさん読みました。 でも、作文はと 6/16
記事 4480番
2023年の夏 森川林
 2023年の夏期講習は、暗唱、読書感想文、受験作文、国語読 6/7
記事 4756番
小学3、4年生 森川林
 ありがとうございます。  この本は、結構内容が深いので、 5/30
記事 4752番
小学3、4年生 しげか&
この本教えていただき、私も友人に勧めて、友人の子も読んで、ま 5/30
記事 4752番
読書感想文コン 森川林
 ChatGPT時代には、大勢の人数の中から一人を選ぶとか順 5/29
記事 4751番
声掛けは否定語 森川林
 あと、言わない方がいい言葉のひとつは、でも。  子供が何 5/27
記事 4748番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習