子供が寺子屋オンラインに参加する場合、お父さんかお母さんの使っているパソコンを使うことが多いと思います。
参加する子供が兄弟2人になると、1台のパソコンを2人で見たり、パソコンと別のタブレットやスマホを使ったりすることが多いと思います。
こういうときにおすすめなのが、子供の勉強専用にクロームブックを購入することです。
クロームブックは、3万円~4万円ぐらいです。
Zoomも、googleフォトも、テキスト入力用のtextというアプリもすぐに使えます。
下記のページに、最近のおすすめの製品が載っています。
https://www.odorikoblog.net/entry/chromebook/
言葉の森で主に使っているのは、このページの2位にランキングされている「【ASUS】Chromebook Flip(C101PA)」です。
1位の「【Chromebook】CB3-131-C3SZ」もいいと思いますが、まだ使ったことがありません。
クロームブックのほとんどは台湾のAcer製か、ASUS製です。
そのせいでもないと思いますが、ボタンが英語表記になっています。
今、これはZoomに問い合わせをしているところですから、いずれ1年以内ぐらいに日本語表記になると思われます。
英語表記であっても、覚えておかなければならないアイコン又は英語は、マイク、ビデオ、リネーム、ブレークアウトセッション、レコーディング、チャット、リービング(退出)ぐらいですから、すぐに慣れると思います。
クロームブックで画像を送信する場合、普通はデジカメで撮った画像をクロームブックに入れるとか、又はスマホで撮った画像そのスマホからgoogleフォトにアップロードするとかすることが多いと思います。
しかし、デジカメやスマホがなくても、もっと簡単にクロームブックをカメラのかわりに使うことができます。
それは、スクリーンキャプチャという方法で、クロームブックのカメラの前に作文を置き、「Ctrl]+「□||」ボタンを押すという方法です。
すると、スクリーンがpng画像になるので、それをgoogleフォトにアップロードすればいいのです。
これなら、クロームブックさえあれば、デジカメもスマホもパソコンも要りません。
クロームブックは、動作も重さも軽く、かなり快適に使えます。
よくスペックが低くなった古いパソコンは、Zoomに参加していると落ちてしまうことがあります。
20万円ぐらいのパソコンがよく落ちてしまうのに、4万円のクロームブックはそういうことはありません。
ただし、ハードディスクの保存容量がないので、Zoomのレコーディングはできません。これは、スマホやタブレットと同じです。
また、ワードやエクセルなどのオフィス製品は使えません。ただしオフィス製品は、今後クラウドサービスに取って代わられるようになると思います。
クロームブックは、インストール機能がないので、ウイルス感染の心配もありません。
google chromeのブラウザが最初から入っているので、インターネットは自由に使えます。
gmailのページに、自分のgmail以外のメールアドレスのアカウントをインポートしておけば、ブラウザ上でメールが確認できますから、いつでもどこでもメールをチェックできます。
このやり方は、「Gmailで他のメールアドレスのメールを送受信できるようにする方法」などで検索するとすぐに見つかると思います。
これからの子供の勉強用パソコンの主流はクロームブックになると思います。
タブレットやスマホは、ものを見るとか聞くとかいう受け身の操作では何も不自由は感じませんが、文章を入力するような能動的な操作になると、やはりキーボードのある端末の方がずっと有利です。
これから子供が本格的に寺子屋オンラインで作文をしたり勉強をしたりする予定の方は、子供用としてクロームブックを用意してあげるといいと思います。
言葉の森の、自主学習クラスも、発表学習クラスも、1曜日の月額受講料はわずか3,240円です。
これで、友達と一緒に、自分で選んだ楽しい勉強ができるのですから、クロームブックへの最初の投資はすぐに回収できます。(なお、寺オン作文は、電話通信と同じ月額8.434円です。)
自主学習クラスは、月曜から金曜まで毎日でも参加できますから、毎日塾に行くかわりの家庭学習として取り組むこともできます。
お父さんやお母さんの帰りが遅い家庭は、夕方の子供の勉強をどうしたらいいか悩まれることが多いと思いますが、少人数で全員対話型の寺子屋オンラインクラスであれば、友達の目も先生のチェックもあるので、自宅での学習もしっかりできると思います。
ちょっと先の話になりますが、作文は手書きで構想図を書き、クロームブックとgoogleドキュメントでその構想図をもとに音声入力の作文を書き、それをアップロードするというような時代になると思います。
読書の楽しさは、熱中して読む楽しさです。
たしかに、読んだ結果、何かを得るとか学ぶとかいうことはあります。
しかし、何かを学ぶことを目的として読むのは、読書をする動機としては弱いものです。
大人になれば、必要性によって読むという読み方は当然増えてきます。
しかし、子供の読書は、まず第一に読書の楽しさを味わうために読むものだと考えておくことです。
お母さんが子供にためになる本や有名な本をすすめると、子供はそれらの本を半分義理で読みます。
しかし、そういう本に熱中するということはまずありません。
本は、ワクワクしながら読むことが大切で、苦い良薬でも飲むように義務感として読むものではありません。
では、子供に熱中する本を読ませるためにどうしたらいいかというと、まずお母さんやお父さんが熱中して読める本に接していることです。
自分が読むことが楽しいという気持ちで本を読んでいれば、自然に子供にもその楽しさを伝えたいと思うようになります。
親が読書の楽しさから縁遠くなっていると、子供に、半分教科書のようなためになる本をすすめてしまうのです。
しかし、同時に、いつまでも漫画のようなに熱中していて、それ以外はほとんど読まないというのも問題です。
熱中して読むことは大切ですが、熱中できる本にはもっとさまざまな分野があることを知るのも大切です。
その面白い本を見つけるきっかけとなるのが、友達どうしの本の紹介です。
寺子屋オンラインの作文や学習発表の意義の一つが、この子供どうしの本の紹介です。