先日の読解検定で、普通によくできる生徒が、かなりひどい点数を取っていました。
これは、その子が普通の国語の試験のようなつもりで問題を解いたからです。
学校で行われる国語の試験では、普通に解けば国語力のある子がいい点数が取れます。
しかし、受験で点数に差をつけることを目的とした試験では、普通に解くと間違えるようになっているものがあるのです。
難度の高い入試の国語の場合は、深く厳密に読み取らなければなりません。
読解検定は、その厳密に読み取ることの必要性を理解するための試験です。
だから、読解検定で満点を目指して解いていると、国語の成績は必ず上がります。
普通に解く国語問題と、厳密に解く国語問題の差はかなり大きいので、その子の国語の実力以上に解き方によって点数が大きく変わってきます。
志望校の国語の過去問対策が必要なのは、解き方によって点数が変わるという事情があるからです。。
その学校がどのくらい難しい国語の問題を出しているかということによって、解き方の深さが変わってきます。
普通の易しい国語問題を出しているところで、深く読んで答えると、深読みのしすぎで×になってしまうこともあります。
それぞれの学校の国語問題の難易度は、例年ほとんど変わりません。
普通の国語問題を出しているところでは普通に解き、難しい国語問題を出しているところでは厳密に解くということが必要になってきます。
将来、そういう国語試験のようなものはなくなっていくと思います。
紙の○×試験で厳密性を問うような試験ではなく、作文や口頭試問でその生徒の考える力の深さや可能性を見るというものになるだろうからです。
しかし、今のところは、国語の過去問対策をすることで、志望校がどういうレベルの国語問題を出しているかを知っておくことは重要です。
過去問対策を秋からやる人がほとんどのようですが、本当は夏休み前にやっておくといいのです。
今度始めた全教科自主学習クラスでは、中学生は定期試験対策、受験生は過去問対策をしています。
これは、定期試験の計画を立てることと、過去問に取り組んで自分で分析をすることが中心ですから、こちらでいろいろなことを教えるわけではありません。
しかし、ほとんどの子が漠然と勉強している中で、焦点を絞った勉強に取り組む姿勢を持つだけで、その後の勉強の進み方が大きく変わってくるのです。
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日常の勉強と試験のための勉強は、性格がかなり違います。
日常の勉強の基本は、毎日同じことを同じように続けることですが、試験のための勉強は、その試験に合った勉強をすることです。
これが逆になって、日常の勉強に変化を求めたり、試験のための勉強で同じことをこつこつと続けたりする人も多いのです。
試験のための勉強の第一歩は過去問分析です。
今の時期に過去問を分析するためには、過去問を解くのではなく、過去問の問題と答えを読む勉強をする形になります。
問題集は、解くのではなく読むのです。
これを本人に任せていると、高校生の場合でも、「うん、わかった。いつかやる」と言うだけで(笑)、自分からはまずやらないでしょうから、親がある程度強制的に子供に過去問をやらせる必要があると思います。
読解検定は、満点を目指す試験ですが、×になった方がいい試験です。
×になれば、その問題をもとに、親子で考える機会を作ることができるからです。
過去問も同じです。
過去問は最後の仕上げのためにあるのではなく、親子で傾向を分析するためにあるのです。
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先日、自主学習クラスで、昔からやっている生徒がカメラを机上に向けているので何をどのように勉強しているかわかると書きましたら、その仕組をわかりやすく教えてほしいとのコメントがありました。
これは、多くの人におすすめしたい方法ですので、下記に詳細を載せます。
まず、用意するものは、
ウェブカメラ(このロジクールC270が最もコストパフォーマンスがいいと思います。)
どっちもクリップミニクリップタイプ
ボード粘土板 大
これらを次のように組み合わせます。
クリップは板の手前ではなく、板の左側につけてもいいと思います。
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オンライン学習というのは、まだ始まったばかりなので、予想外の問題というものがいろいろ出てきます。
しかし、いずれオンラインの勉強の方がずっとはかどるというようになっていくと思います。
大事なのは、オンラインで無機質の情報をやりとりするだけでなく、生身のアナログ的なものをやりとりすることです。
良く分かりました、ありがとうございました。
「どっちもクリップ」も、肝ですね。
これで、顔に向けるのも、手元に向けるのも、楽に行えそうですね!家にあるもので試してうまくいかなければ、購入してみます!
Zoomとクロームブックは、教育分野ではよく使われているようです。
ただし、少人数の話し合いを中心とした使い方はあまりされていないと思います。
言葉の森は、その少人数の使い方を開発しているところです。
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6.2週と6.3週の授業の動画をアップロードしました。
鳥の村の資料室に入っています。
ハイパー作文コースの6.2週と6.3週もアップロードしています。
▽6.2週
言葉の森の作文指導は、構成の仕方を中心にした説明をします。
だから、誰でも一定の水準の作文が書けます。
その人らしい個性を出すのは、構成の部分ではなく、主に題材と表現の部分です。
題材とは、感動や挑戦のある体験実例と、データのある社会実例です。
表現とは、主に自作名言です。
題材と表現は、毎週の練習の中で、次第に優れたものが蓄積されていきます。
このストックが多ければ、作文の試験でどんな課題が出されても、自分の実力の最も高いところが出せるようになります。
普段の練習は、いい題材と表現を見つける練習と思ってやっていってください。
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6.2と6.3の授業の動画をアップロードしました。
(該当学年は小1~中1です。中2~高3の動画は今後作成します。)
受験作文に対応した小学5・6年生対象のハイパー作文コースは、鳥の村の発表室で、お互いの作文を見られるようにしています。
ハイパー作文コースは、力作が多いはずですから、小4までの人も将来受験する予定の人は見ておくといいと思います。
作文の授業の動画のほかに、参考になりそうなyoutubeの面白い動画もいくつか入れてあります。
youtubeの動画は、実例のヒントとして使えると思います。
ただし、そこでyoutubeを見すぎないようにしてください(笑)。
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寺子屋の基本は、読み書き算盤でした。
「なんだ。簡単だ。毎日、読み書き算盤をしていればいいなら家でもできる」と思った人は、人間の心理をわかっていません。
人間は、ロバではありません。ロバの耳になることはありますが。違うか。
家庭で毎日同じことを続けるのは、人間にとってはきわめて難しいのです。
湯川秀樹は、6歳のときから、祖父に四書五経の素読を教わりました。
それは、きわめて退屈で苦痛の多いものでした。
話によると、テキストには、同じように素読をさせられた兄たちの涙の跡も残っていたそうです。
では、なぜその退屈で苦痛の多い素読が、江戸時代の寺子屋では日常の学習として行われていたのでしょうか。
それは、子供たちがみんなで一緒に勉強していたからです。
勉強の基本は独学です。
一斉に教えてもらうことができるのは、みんなが同じようにレベルの低いときだけです。
学年が上がり、それぞれの個性と得手不得手が出てきたら、ひとりで勉強する形でなければ能率のよい勉強はできません。
その、ひとりで勉強することをみんなと一緒にやるのが自主学習クラスです。
この自主学習クラスは、広がれば広がるほど、同じようなレベルの人が一緒に勉強できるようになります。
しかし、そのためには、一緒に勉強できる人数を、全員の対話が可能な5、6人にとどめておく必要があります。
ここで、インターネットテクノロジーが必要になります。
古きよき日本の伝統を復活させるためには、新しい科学技術が必要なのです。
自主学習クラスの体験の初日で、いろいろなことがわかりました。
やはり、家庭で親子で勉強しているだけでは、勘違いしたやり方を続けていることも多いのです。
そのやり方が習慣になると、あとからの軌道修正は、できなくはありませんが難しくなります。
だから、子供がまだ小さくて、お母さんの言うことを素直に聞くような時期から、家庭での勉強の仕方を作っておく必要があるのです。
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勉強はひとりでするのが基本ですが、同時に、人間は社会的動物です。
猫は誰かが近くにいなくても幸せですが、犬は誰かが一緒にいなければ幸せにはなれません。
人間も、誰からが一緒にいる中で、幸せな気持ちで、ひとりで勉強することが大事なのです。
人間はブロイラーではありませんが、子供が小さいときは、ブロイラーのように扱うこともできます。
「これ、やりなさい」「はい」
「これ、やめなさい」「はい」
「あ、やっぱりやりなさい」「はい」
という感じです。
しかし、人間の自我が発達してくると、本人の自主性を尊重しながらでなければ話は進みません。
だから、まだ自我の発達していない小さい時期から、あらかじめ自主性の基盤となるよい習慣を作っておくことが大事なのです。
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寺子屋オンラインの少人数クラスの利点は、子供たちが直接交流できることです。
自分の発言を他の人に聞いてもらい、他の人から質問や感想を聞く、ということが子供たちの学習の意欲に結びつきます。
しかし、グループ学習には難点がありました。
それは、生徒と先生の間で個別の学習指導をする時間が取れないことです。
グループ学習の中で、先生とある特定の生徒が個別に話をすると、他の子達は自分にとって関係のない話を同じように聞いていなければなりません。
かといって、先生と生徒の個別指導だけで勉強進めていては、子供たちどうしの交流がありません。
長い目で見れば、子どもたちにとって最も大事なのは、いい教材でも、いい先生でもなく、いい友達だからです。
しかし、いろいろ試した結果、Zoomの会議室でグループ学習を進めながら、それと並行して個別指導を行う仕組みを作れることがわかりました。
これで、個別電話指導の長所と少人数クラスの長所の両方を組み合わせた学習ができるようになります。
仕組みを作るのに少し時間がかかりますが、6月中には新しいやり方がスタートできると思います。
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勉強に対する意欲というものは、友達と一緒にやっていれば、自ずからわいてくるものです。
今はそういう自然な意欲が出てくるのを待たずに、賞や罰や競争によって外から意欲を持たせようとするので、勉強が何か非人間的な営みのようになってくるのです。
「うんこ漢字ドリル」のようなものにも、そういう面があります。
人間の美しい感情に訴えるのではなく、低い感情に訴えてやる気を出させるようなものは、そのときはいいように見えても、実は人間を成長させるのではなく退化させているのです。
寺子屋オンラインのような未来の教育における先生の役割は、これまでの先生の役割とは大きく異なってきます。
昔の(今もそうですが)先生の役割は、子供たちに何かを教えることでした。
しかし、これからは、子供たちは自ら学ぶようになります。
学ぶための参考書も、問題集も、ビデオ授業も、豊富にあるからです。
これからの先生の役割は、教えることではなくなります。
しかし、それは単なるファシリテーターというものでもなく、もっと新しい未知の概念なのです。
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■はじめに
寺子屋オンラインの「作文クラス」「発表学習クラス」は、Zoomというウェブ会議システムを利用した、少人数の全員対話型のクラスです。
この少人数クラスで、生徒どうしのコミュニケーションを図りながら学習を進めていきます。
学習には、作文や作品の画像のアップロードが必要になりますが、googleフォトへの画像のアップロードと共有リンク作成は、最初はかなりわかりにくいので、随時パソコン講習会(無料。15分程度)を行っています。
パソコン講習を希望される方は、ご都合のよい日時をお知らせください。(平日9:00~20:00の範囲でお願いします。ただし、平日の16:00以降は、場合によってはすぐに対応できない場合もあります。)
■Zoomの会場の入り方
言葉の森のホームページにある。「寺オン会場」というところをクリックしてZoom会場にお入りください。
最初だけ、Zoomのアプリのインストールが始まることがあります。その場合、インストールまでに数分かかります。
Zoomに入るとき、「コンピューターでオーディオに参加」いう画面が出ることがあります。これは、「参加」を選択してください。すると、マイクとスピーカーが使えるようになります。
Zoomに入ったあと、マイクとスピーカーが使えなかった場合は、いったん退出してまた入り直してください。これで、大体使えるようになります。
■作文クラスの目標
(1)生徒どうしの知的な交流と、勉強を通しての友達化
(2)親子の対話、又は、データの調査による題材の充実化
(3)作文力の向上
(4)コミュニケーション力の向上
です。
生徒どうしの知的な交流は、遊びだけの交流でもなく、受け身だけの勉強でもない学習という意味です。
親子の対話とデータの調査は、作文の発表によって、体験実例以外に個性を出せる取材と調査の分野の準備が充実するという意味です。
作文力の向上は、個別電話通信でも共通ですが、他の生徒との関係でより意欲的に取り組める面があります。
コミュニケーション力の向上は、作文や読書の発表とともに、相互の感想で対話をする力が向上するという意味です。
■作文クラスの授業の流れ
授業の流れを次のようにします。
(1)準備の発表(10-15分)。生徒が今週の準備を発表します。この発表は発表室に入れる必要はなく口頭と画面による発表で結構です。先生がタイマーなどを使って発表時間を決めますので、その制限時間を参考にして発表してください。
準備は作文の勉強の中で最も大事な過程なので、必ず構想図や予習シートを書いておき、作文のアップロードのときに一緒にアップロードするようにしてください。
ほかの人の発表を聞くときは、あとで質問や感想を述べられるように簡単なメモをして聞くようにしてください。
(2)質問感想(10-15分)
ほかの人の発表について、質問や感想を順番に言ってもらいます。感想を言うのは、ほかの人の発表をよく聞くためでもあるので、聞き取りの練習としてやっていってください。
(3)作文実習(10-15分)。クラスの人数によって作文実習の時間は変わります。体験学習の人がいる場合は、この実習の時間に別途行います。 作文実習の間に生徒一人ひとりについて個別指導をします。
(4)読書紹介(5-10分)。読んでいる本を見せて、いちばん印象に残ったところを中心に1、2分で説明してもらいます。これは生徒どうしでやってもらうこともあります。
(5)暗唱発表(5-10分)。暗唱をしている人どうしで暗唱発表をします。これも生徒どうしでやってもらうことがあります。
(6)保護者懇談会(10-15分)。月に1回程度保護者懇談会を行います。臨時の質問や相談があれば時間のある範囲で随時懇談又は面談を行います。
(7)作文実習の続き(残りの時間)。その週の作文を書き終えるまでZoomの会場にいるようにしてください。会場はブレークアウトルームのままでも、メインルームに移動してもどちらでも結構です。ただし特別な事情がある場合は、保護者がチャットなどで連絡する形で、作文を書き終える間に退出しても結構です。
(8)4週目は、発表交流会を行います。
あらかじめ発表交流会のフォームで参加するクラスを選んでおいてください。発表するのはどこか1クラスですが、見学は何クラスでもできます。
4週目は、先生の講評と準備の発表はなく、自分がこれまで書いた作文の中からひとつを選んで発表をしてください。清書は、先生の講評などを参考にしながら、そのあと各自で行ってください。
■作文のアップロードの仕方
(1)作文を書き終えたら、その作文の構想図や関連する写真なども一緒に、作文の丘にアップロードしてください。
(2)従来は作文の丘に画像をアップロードしていただいていました。
そのやり方のままでも結構ですが、今後はできるだけgoogleフォトなどにアップロードしたもののURLリンクを作文の丘の本文に貼り付けるようにしてください。理由は、画像が自分のgoogleフォトで管理できるようになり、動画などの重いファイルも入れられるようになるからです。作文の画像だけでなく、関連する写真や動画も入れておくと、発表会のときにも活用できます。
■発表学習クラスの目標
(1)身近な生活の中で実験・調査・経験に取り組む主体的な問題意識
(2)経験の学問化
(3)学問の創造化
(4)コミュニケーション力の向上
日常生活の中で、問題意識を持ち、それを学問的に考える姿勢を持ち、その学問的な結果を創造的に発展させる姿勢を持つことです。
それを、相互の発表の中で行うことによって、発表力をはじめとするコミュニケーション力を育てます。
■発表学習クラスの授業の流れ
(1)作品の発表(15-30分)。発表室に入れた作品を、順に発表してきます。
発表する内容は自由です。毎週の授業の動画を参考に理科実験的なもの研究発表するといいと思います。
先生がタイマーを使って発表時間を測りますので、その制限時間を参考にして発表してください。
また、あとで、全員に質問や感想を言ってもらうので、ほかの人の発表を聞くときは、簡単なメモを取りながら聞いておいてください。
(2)読書紹介(5-10分)。読んでいる本を見せて、いちばん印象に残っていることを中心に1、2分で説明してください。
(3)暗唱発表(5-10分)。希望者のみ。自分が暗唱した文章のうち、最新の100-300字分を発表してください。
(4)質問と感想(5-10分)。できるだけ多くの人の発表に対して感想を言えるようにしてください。
(5)保護者懇談会(10-15分)。あらかじめ週を決めて保護者懇談会を行います。臨時の質問や相談があれば時間のある範囲で随時懇談又は面談をおこないます。
(6)授業のあと、ブレークアウトルームを使うのは自由です。動物広場という別のZoom会場も利用できます。
(7)4週目は、発表交流会を行います。これまでに発表したものの中から選んでも、新しいものをアップロードしてもどちらでも結構です。
あらかじめ発表交流会のフォームで参加するクラスを選んでおいてください。発表するのはどこか1クラスですが、見学は何クラスでもできます。
■googleフォト利用と共有リンクの方法
●Googleフォトへのアップロードと、共有リンクの作り方は、この動画でわかりやすく説明しています。
https://youtu.be/m1YC15oTQn0
googleフォトは、画像のアップロード無制限で、動画もアップロードできます。
▽googleフォトを選択します。
▽共有したいファイルにチェックを入れて選択します。
googleフォトは画像を回転させる機能があります。作文が横に入ってしまったときはオプション機能で正しく回転させておいてください。
▽ファイルを選択したあと共有のアイコンをクリックします。
▽「リンクの取得」をクリックします。
▽リンクのURLをコピーします。
■共有リンクの貼り付け
▽言葉の森のホームページです。
作文は「作文の丘」から送れます。
発表学習の発表作品は「鳥の村」の「発表室」から送れます。
▽「鳥の村」に入るときは、コードとパスワードが必要です。
▽発表学習クラスの発表作品は、「発表室」にgoogleフォトのリンクを入れてください。
「資料室」には、授業の動画や関連リンクがあります。
▽発表する作品がある場合は、発表室の中の自分の参加しているクラスを選びます。
▽自分の参加しているクラスの中で、「新規投稿」をクリックします。
▽スパムを防ぐために、五十音表でつながる文字を入れます。
本文の欄に、コピーしてあるgoogleフォトのURLを貼り付け、送信します。
▽資料室には学年別の授業の資料が載っています。
関連リンクから「作文の丘」に行くこともできます。
▽作文を送るときは「作文の丘」で、コード、パスワード、月、週、題名を入れて送信。
▽次の画面で、本文のところに、googleフォトの共有リンクでコピーしたURLを貼り付けます。
この本文の欄に、パソコンで入力したものを入れることもできますが、ここに直接書くのではなく別のところで書いたものを貼り付けるようにしてください。
▽googleフォトの共有リンクのURLを貼り付けたところです。
送信ボタンを押して次のページに行きます。
▽この画面で、「ファイルの選択」ボタンから、直接画像を入れることもできますが、今後はできるだけgoogleフォトのリンクURLを本文に貼り付けて送るようにしてください。
この画面では何もせずに、そのまま送信ボタンを押します。
▽送信が終わると、「山のたより」のリンクが出てきますので、「山のたより」に行って、自分の送ったものが入っているかどうか確かめることができます。
パソコン講習(無料)を希望される方は、ご都合のよい日時をお知らせください。
●電話0120-22-3987 言葉の森
(パソコン講習は、平日9:00~20:00の範囲でお願いします。ただし、平日の16:00以降は、場合によってはすぐに対応できない場合もあります。)
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寺子屋オンラインの作文クラスと発表学習クラスの案内資料が複雑になっていたので、重要なところだけに絞って、わかりやすく作り直しました。
今後は、内部の充実に力を入れていく予定です。
寺子屋オンラインのいちばんの長所は、生徒どうしの交流があることですが、その一方で関心のないことを長々と聞かされるというような状態になると、交流がかえってマイナスになることがあります。
大事なことは、生徒一人ひとりの準備が充実していることと、学年に合ったクラス編成と、先生による時間管理と、保護者とのコミュニケーションの充実だと思います。
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昨日、新しい自主学習クラスの最初の体験学習がありました。
小学6年生の生徒と中学1年生の生徒が中心でした。
それぞれ、自分で勉強する意思がはっきりしているので、こちらの話は相談とアドバイスが主なものです。
生徒どうしの全体の交流は、ほんのわずかです。
それは、交流が目的ではなく、自分で勉強することが目的だからです。
しかし、勉強は、ひとりでしたのではあまり面白くありません。
他の人がどんな勉強をしているか、その雰囲気がわかる中で、自分の勉強もするので、ひとりでやっていても励みがあるのです。
この自主学習クラスでは、新しいやり方を取り入れました。
Zoom会議室のブレークアウトルーム(分教室)を複数作り、一つはみんなで勉強する部屋、もう一つは先生と生徒が個別の話し合いをする部屋というふうに分けました。
すると、勉強する部屋は、みんなで静かに集中して勉強ができます。
個別の話をする部屋は、先生と生徒が二人きりでそれぞれの生徒にあった具体的な話をすることができます。
今後、このやり方を作文クラスの方にも活かして行く予定です。
こういうやり方が可能なのは、全員が対話に参加できるぐらいの少人数に絞り、その人数を維持してクラス運営をする仕組みを作っているからです。
オンライン学習と銘打っているところでも、同じようなやり方をしているところはまだないと思います。
オンライン学習で簡単にできるやり方は、ビデオ授業のような一斉指導か、スカイプを使った個別指導です。
ビデオ授業はわかりやすく面白いというだけで、生徒の本当に実力がつくところは、その授業のあとに自分でする勉強です。
その自分でする勉強という肝心なところは、オフラインになってしまいます。
スカイプを使った個別指導は、高額なことを、生徒の意欲が、先生との一対一では持続しにくい傾向があるというのが難点です。
先生と生徒が一対一だと、生徒は甘えてしまうことが多いからです。
同じオンライン学習という名前でも、中身はかなり違うのです。
言葉の森の自主学習クラスのようなやり方が広がれば、参加できる生徒は全国からですから、得意分野や苦手分野に応じたクラス編成もできます。
また、中学受験や高校受験に関しても、志望校別の学習ができるようになります。
自主学習クラスは、ちょうどオンラインの学習塾のような感じで、誰でもどこからでも自宅で参加し、自分の勉強の予定に合わせて早く切り上げることも長時間勉強を続けることもできるという柔軟性を持っています。
このオンライン学習塾のような勉強法を、これから軌道に載せていきたいと思っています。
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未来のオンライン学習は、単なるビデオ授業でも、単なるスカイプの個別指導でもありません。
リアルな学校やクラスが、そのままオンラインになるというイメージなのです。
昔から自主学習コースをやっていた生徒の中には、カメラをちゃんと自分の勉強している机に向けてやっている子もいます。
このやり方だと、その子が何をやっているかわかるので、勉強のアドバイスもしやすくなります。
やり方は簡単で、外付けのウェブカメラをパソコンの下に敷いた板にクリップでセットするのです。
これは、今後復活させ、作文のクラスでもやっていこうと思っています。
<外付けのウェブカメラをパソコンの下に敷いた板にクリップでセットする
これの写真をどこかに載せていたたけないでしょうか?
想像つかなくて。
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先日、オンライン自宅学童の話を書きました。
これは、自宅学習を毎日オンラインで続ければ、学校から学童や塾によらずに自宅に帰り、お母さんが帰ってくるまでオンラインで友達と一緒に勉強したり読書をしたりすることができるという話です。
この考え方を発展させると、例えば学校に行かない不登校の子供でも、自宅でオンラインの勉強や友達との交流をすることができます。
子供たちにとって、学校は必ずしも必要ではありませんが、友達と勉強は必要です。
それが自宅でできるのであれば、学校に無理して行くよりも、敷居はずっと低くなります。
言葉の森のオンライン学習は、Zoomの会議室を使った学習ですから、いつでもどこからでも参加することができます。
そして、今は言葉の森のオンラインのクラスを一つでも受講していれば、受講の日ではない曜日や時間帯でも、Zoomの会議室を自習室として自由に利用することができます。
勉強はひとりでするのが基本ですが、理想の状態は、友達が一緒にいる場所でひとりで自分の勉強をすることです。
だから、息抜きのときには、同じように息抜きをしたい友達とそこでお喋りをしてもいいのです。
(具体的には、みんなの邪魔にならないように、その相手向けのチャットで連絡し、別のZoomの会議室に移動してお喋りをするというやり方です。)
そういうオンラインの自宅学習をこれから広げていきたいと思っています。
オンラインの学習に必要な機材は、パソコンやタブレットですが、本格的にオンライン学習をするのであれば、子供が自分専用で使えるようにクロームブック(約4万円)を用意するといいと思います。
(今はまだボタンの部分だけが英語表記ですが、いずれすべて日本語表記になると思います。)
パソコンの操作に慣れていない保護者の方には、無料のパソコン講習会を随時おこなっています。
これからは、この対話型のオンライン教育が子供たちの勉強の仕方の一つになってくると思います。
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子供たちに、学校は必ずしも必要ではありませんが、友達と勉強は必要です。
インターネットの時代には、どちらも簡単に実現できる場があります。
しかし、そこで行われる勉強が、これまでと同じような知識の詰め込みとテストによる評価だけだったら、新しいオンラインの不登校が生まれるだけでしょう。
勉強自体が、もっと自主的で創造的なものに変わらなければならないのです。
オンライン自宅小学校の次に来るのがオンライン自宅中学校で、そのうちオンライン自宅会社のようなものができるでしょう。
だから、子供時代の勉強は、既にある知識を詰め込むことではなく、自分の個性を創造的に発展させる準備をすることなのです。
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