Zoomのアプリが更新されたあとのエラーコードのようなので、パソコンを再起動すると直ります。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。生徒父母連絡(78)
言葉の森は、この10月から、作文読解、発表学習、自主学習の3つのクラスを新たに編成して募集します。
以下、それぞれのクラスの内容を説明します。
■読む力・書く力・考える力という本質的な学力を育てる作文読解クラス
第一は、作文読解クラスです。
これまでの作文クラスは、作文の勉強がほとんどでしたが、今後は作文の勉強とともに、読解力をつける勉強も並行して行なっていきます。
この作文読解クラスに、小学校高学年を対象にしたプレ受験作文コースも設けます。
これは、小5から、受験作文に対応した課題で書く練習をするクラスです。
少人数の全員対話型の授業を行うので、勉強の意欲が増し、書けるまで退出しないことが原則なので、毎回必ず作文が提出できるようになります。
この作文読解クラスで、読む力・書く力・考える力という本質的な学力を伸ばしていきます。
どのような勉強についても、読み書き・考える力が学力の中心です。
今の教育では、記憶を再現するようなテストを中心にした勉強が行われているので、子供たちは覚えることが勉強のように考えがちです。
しかし、これからの時代には、覚える勉強よりも、読む力書く力考える力を育てる勉強が中心になってきます。
そういう勉強の本質になる学力を、この作文読解クラスで伸ばしていきます。
新しい作文読解クラスは、平日の17時から約45分間、Zoom会議室のクラスとしてスタートします。
このクラスの体験学習を募集しています。
体験学習は、まだ寺子屋オンラインのZoomを使った少人数クラスの学習を経験していない人が対象です。
特に、小学5年生で来年度受験作文に取り組む予定のある人は、プレ受験作文コースで受験に対応した作文の練習をしていきます。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019ts
■個性と創造性を育て、勉強の面白さを知り、未来の学力を育てる発表学習クラス
第二は、発表学習クラスです。
発表学習は、個性と創造性を伸ばす学習です。
今の教育では、まだ個性の教育というものは中心になっていませんが、未来の教育はその人の個性を伸ばすことが教育の中心になってきます。
その個性を、単に他人と違っていることだけに留めずに、さらに発展させて創造的な個性にまで育てることが未来の教育の目的になります。
発表学習クラスは、その個性と創造性の教育を先取りし、小学校1年生から個性的かつ創造的に学ぶ楽しさを味わうクラスとして運営していきます。
これまでの発表学習クラスでは、小学校中高学年以上でないとなかなか創造的で学問的な発表というものができない面がありました。
しかし、今回新しく小学1・2・3年生の生活文化(将来、理科や社会などの教科の学習に発展する生活文化)を発表する形のコースを作りました。
この発表学習クラスも、全員対話型の少人数クラスとして行なっていくので、友達とのコミュニケーションによって勉強の面白さを感じるようになります。
子供のころに勉強の面白さを体験した人は、一生学ぶことに飽きません。
詰め込みの勉強ばかりしていると、勉強に飽きることも早く、学校を卒業したあとの勉強が続きません。
小学生のころの勉強は、自分から進んで行う面白い勉強ということを基準にして組み立てていく必要があるのです。
この発表学習クラスは、平日の18時から18時45分まで、やはりZoom会議室で運営していきます。
こちらも体験学習を募集しています。
これまで発表学習クラスに興味はあるが、まだ年齢的に早いと思われていた小1から小3ぐらいの生徒も、新しくスタートする「せいかつ文化コース」に参加できます。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019hg
■自ら学ぶ姿勢を育て、受験に対応した現実の学力を育てる自主学習クラス
第三は、自主学習クラスです。
作文読解クラスが本質的な学力を育て、発表学習クラスが未来の学力を育てるのに対して、自主学習クラスは今の目の前の学校や受験で必要とされる現実的な学力を育てるクラスです。
現在の受験で求められる学力の多くは、覚えた知識を再現し、解法のパターンを理解し応用するという今後時代遅れになるような学力です。
しかし、実際にそのような学力で評価が行われている以上、現在の受験勉強にも十分に対応できる力を養っておく必要があります。
今は、その受験対応の学力をつけるために、塾に通ったり家庭教師に教わったりという、人に教えてもらう勉強中心になっていますが、最も密度の濃い学習の方法は、家庭で自分の力で行う勉強です。
ところが、家庭で学習をすると、小中学生の場合は、自分ではなかなか計画を立てられないことと、他人がチェックしないと形だけの勉強になってしまいがちだという弱点がありました。
そこで、自主学習クラスでは、自分で勉強をするという長所を活かしながら、その勉強の方法と結果を先生がチェックするという形を取りました。
この自主学習クラスの中で、小学校高学年の場合は公立中高一貫校受験を目指した全科の学習指導を行っていきます。
勉強には目標が必要ですが、受験というのは誰にとっても活用できる目標になります。
公立中高一貫校の試験は、倍率が高く、時間内に解けないような問題も時々含まれていますが、勉強全体は考える力を中心とした基本的なものです。
この勉強を、自分で計画を立てて行うことで、他人に教わる勉強よりも密度の濃い学習ができるようになります。
自主学習クラスの利点は、Zoom会議室で行なっている関係で、保護者とすぐに連絡が取れ生徒・先生・保護者の3者が連携して子供の教育に当たることができる点です。
この自主学習クラスで、子供が自分で計画を立てて勉強する姿勢を身につければ、自分で勉強するということに対する自信が育ち、高校生になっても大学生になっても社会人になっても、自分から学ぶ勉強を基本にして学習を進めていくことができます。
これからは、社会に出てからも、日々新たな勉強が必要になるほど、技術の進歩が速くなってきます。
先生に教えてもらうのを待つ姿勢では、社会の技術革新のスピードについていくことが難しくなります。
自分から学ぶ姿勢を育てるととともに、この自学自習が最も効率のよい学習方法だということを、このクラスで学んでいければよいと思っています。
自主学習クラスは、公立中高一貫対策全科コースも含めて平日の19時から19時45分まで行います。
自主学習クラスは、1週間に複数回受講することもできます。
こちらも体験学習を募集しています。
この体験学習は、まだ自主学習クラスを体験したことがない人が中心です。
小学校中高学年の生徒で希望する人は、公立中高一貫校受験に対応した全科コースで勉強していきます。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019jg
言葉の森は、以上のように、これから寺子屋オンライン方式で3つのクラスを運営していきます。
作文読解クラスは、読む力書く力考える力という本質的な学力を育てます。
発表学習クラスは、個性と創造性を育て未来の学力を育てます。
自主学習クラスは、自ら学ぶ姿勢を身につけ受験に対応した現実の学力を育てます。
受講料は、家計の負担ができるだけ少なくなるように、次のような体系にしています。
言葉の森の生徒が追加で受講する場合は、それぞれ1クラスの受講料は3300円です。
言葉の森以外の生徒が新たに受講する場合は、最初の1クラス目は8800円、2クラス目以降の受講料は3300円です。
子供たちが勉強の面白さを知り、真の学力を育てられるように、生徒と先生と保護者の対話がある寺子屋オンライン教育をこれから広げていきたいと思っています。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
Zoomの利用の仕方や、googleフォトの利用の仕方や、少人数クラスの運営の仕方など、新しいことが次々と出てきて、生徒も先生も大変だと思いますが、新しい教育を作り、子供たちの実力を伸ばすためにがんばってやっていきましょう。
今の教育は、今日、明日のことだけを考えて行われているようなところがあります。
本当は、子供たちの5年後、10年後、20年後を考えてやっていく必要があるのです。
そのために必要なのは、子供たちが自分の好きな勉強をして個性を伸ばすこと、読む力と書く力をつけること、自分から進んで勉強する習慣をつけることです。
それをZoomを使った少人数の対話型の教室で実現していきたいと思います。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。寺子屋オンライン(101) せいかつ文化コース(0) 寺オン作文クラス(2) プレ受験作文コース(0) 発表学習クラス(0) 自主学習クラス(0)
△言葉の森の文鳥、サク(黒い方)とブン(白いほう)、好物はカシューナッツです。
明日9月17日(火)20:15より45分の予定で、小6生の作文合格を中心とした受験対策全般の保護者向け講演会を行います。
受験の中でも、作文試験は、出される課題によって出来不出来がかなり違ってくることから、多くの人が不安に感じるものです。
しかし、言葉の森にはそのための作文対策があります。
そのため、言葉の森で作文試験対策を受けた人は、ほとんどが作文は安心して書けた、と言うのです。
しかし、この受験対策のためには、保護者の協力が必要です。
「先生にお任せします」というのでは、子供は本来の実力を出せません。
それは、作文試験は、他の教科の試験と違って、先生の提示した模範解答を覚えるわけにはいかないからです。
そこで、作文合格のためには、保護者が何をしたらよいかということを具体的にお話しします。
また、秋からの受験勉強は、仕上げの段階に入ります。
この時期は、新しいことに取り組む時期ではなく、模擬試験と過去問を基準にして、これまでやった勉強を掘り下げる時期です。
この勉強の大きな方向を知っているかどうかで、勉強の能率に大きな差がでます。
今回の講演会は、小学5年生の保護者にも参考になると思いますので、お時間の都合のつく方はぜひご参加ください。
参加のお申し込みは、こちらからお願いします。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=hog2019jk
なお、このあと、受験とは異なりますが、9月中に、
発表学習クラス説明会、
保護者懇談会、
読解検定などを予定します。
10月には、小5、小6対象の
公中検模試を予定しています。
また、10月から、
小1・2・3からの発表学習クラス・せいかつ文化コース体験学習、
小5の作文読解クラス・プレ受験作文コース体験学習、
小4・5・6対象の自主学習クラス・公立中高一貫対策全科コースの参加者を募集します。
これらの模試や体験学習も、ホームページの上部にリンクがありますので、そちらからお申し込みください。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
中学受験は、保護者の関わりがかなり重要です。
それは、小学6年生の子供は、何が重要で何が重要でないかということをまだ判断する力がないからです。
ただ言われたことを真面目にやるのが小学6年生です。
だから、いちばん身近な親が、子供の勉強や生活の方向をときどきチェックしてあげる必要があるのです。
受験勉強は、どの子にとっても、「もう少し時間があったら……」と思うものですが、そこで過去をふりかえるのではなく、今までのやり方がいちばんよかったのだと信じて、その土台を確実にしておくことが大事です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。生徒父母連絡(78) 受験作文小論文(89) 受験勉強の仕方(0)
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。生徒父母連絡(78)
今年、公立中高一貫校や私立の中学受験で作文の試験があるという小学5、6生徒を対象に、ハイパー作文クラスを開いてきました。
この9月または10月から、小学6年生が過去問に対応した受験作文コースに切り替わるため、ハイパー作文クラスは今後小学5年生を対象にしたプレ受験作文読解コースとして行なっていきます。
これは、個々の志望校に対応した受験作文の練習ではなく、一般的な受験作文の練習で、いろいろな学校のいろいろなパターンを練習していくコースです。
また、作文の練習とともに、読解力をつけるための学習も並行して行っていきます。
テキストは、「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」(かんき出版)とします。
この本をお持ちの方は、毎週の勉強の中で本が活用できます。
料金体系は下記のとおりです。
(1)すでに言葉の森の作文指導を受けていて、その作文指導に追加してこのプレ受験作文読解コースを受ける方は、月額プラス3300円。
(2)同じく言葉の森の作文指導を受けていて、その作文指導から切り替える形で受験作文読解コースを受ける方は、追加料金はなし。
(3)言葉の森の生徒ではない方で、新たにプレ受験作文読解コースを受ける方は、月額8800円(入会金11000円)です。
プレ受験作文読解コースは、Zoom会議室を利用して行います。
曜日時間は、月~金曜日の17:00~17:45、土曜日の9:00~9:45です。
体験学習を希望される方は、下記の参加フォームからお申し込みください。
該当するクラスの体験希望者が3人以上になった時点でスタートします。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?tkg2019ts
なお、現在、9月17日(火)に「小6向け受験勉強対策講演会」を予定しています。
プレ受験作文読解コースについては、この講演会の中でも説明しますので、小学5年生の保護者の方で受験作文の情報をお知りになりたい方はぜひご参加ください。
参加費は無料で、どなたでも参加できます。
参加フォームのリンクは、言葉の森のホームページの上部に表示されています。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
受験作文に本気で取り組む方は、言葉の森の受験作文指導を受けることをおすすめします。
学習塾の作文講座などで勉強するよりも、ずっと高度な指導をします。
ただ書かせて添削するだけでなく、どうしたら合格する作文になるかという話をするので実戦的です。
受験作文と併せて、受験読解の話もするので、国語力全体の実力が向上します。
プレ受験作文読解コースは、作文だけでなく読解の授業もします。
読解検定でなかなか100点にならない人が多いので、もっと気合いを入れて解く解き方を話す予定です。
記述問題(50字~200字)の多い学校を受験予定なのですが、記述対策もしていただけるのでしょうか?
記述対策については、受験作文読解コースの中でも触れますが、「読解・作文力」の本に書いてあるやり方を参考に家庭で取り組むのがいちばんです。
詳しくは、「記述式問題の家庭での対策」の記事を参考にしてください。簡単にできると思います。
https://www.mori7.com/as/2660.html
土曜日は学校行事もあってお休みする事もありますが、平日に振り返ることは可能でしょうか?
少人数クラスなので、いつでも可能なのではなく、他の曜日のクラスが6人未満であれば可能ということになります。クラス一覧表を見て、事前に申し込んでいただければほとんどできると思いますが。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。プレ受験作文コース(0)
発表学習クラスは、生徒が自分で自由に行った研究や実験や調査や経験をみんなの前で発表するクラスです。 みんなといっても、人数は5、6人なので、全員が発表し全員が質問や感想を述べる余裕があります。
この全員参加型の少人数クラスを維持するというのが、言葉の森が独自に工夫しているところで、ほかのどこでもやっていないことだと思います。
この発表学習クラスで勉強していると、勉強そのものが好きになるという効果があります。
受け身の授業でその理解度をテストで評価されるような勉強ではなく、自分から進んで学ぶ勉強だからです。 これが、本来の勉強の姿だと言ってもいいでしょう。
これからの学力は、自分の個性的な得意分野を持っていることになります。
一般的に、国語が得意だとか理科が得意だとか算数が得意だとかいうのではありません。
教科全体の得意不得意とは別に、国語の中でも特にこの分野に詳しいとか、理科のこういう分野は特によく知っているとか、そういう個性のある学力が必要になってくるのです。
これが東大推薦入試や京大特色入試で求められる新しい学力で、今後世界の教育はこの個性的創造的な学力を評価するという方向に進んでいきます。
なぜかというと、教科全体の一般的な学力は次々にAI化されていくので、残るのはその人だけの他では代替できない学力になるからです。
発表学習クラスは、こういう個性と創造の学力を育てるきっかけを作ります。
この発表学習クラスは、これまで小学4・5・6年生が中心になっていましたが、自分の好きな勉強に取り組むという習慣は、本当は時間的余裕のある小学1・2・3年生から始めるといいのです。
そこで、言葉の森では、この10月から小学1・2・3年生、更には幼稚園年長の子も参加できるような「せいかつ文化コース」を発表学習クラスの中で始めるようにしました。
この発表学習クラス、そして、せいかつ文化コースの説明会を9月29日(日)9:00よりZoom会議室で行います。
どなたでも参加できますから、発表学習の勉強に関心のある方は、参加ホームからお申し込みください。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=hog2019hg
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
小学生のころは、勉強が人よりできるかどうかということは、その後の人生にほぼ全く関係がありません。
関係があるのは、ものの見方とか生き方とかいう、もっと直接には見えないものです。
勉強の中身を学ぶよりも、勉強が好きになるという姿勢の方が大事なのです。
その機会を発表学習クラスで小学1年生から作っていきたいと思います。
言葉の森の寺子屋オンラインの参加は、すべてフリーミアム教育でできるようになっています。
費用負担なしで、読書紹介や暗唱発表にだけ参加する形で、みんなの勉強の様子を見学できます。
そして、それだけで、読書や暗唱や勉強をする気がわいてくるのです。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。発表学習クラス(0) せいかつ文化コース(0) 生徒父母連絡(78)
今度の受験勉強対策講演会は、次のような内容で話をします。
言葉の森のこれまでの受験作文を中心とした長年の受験勉強対策の経験から話すもので、これから受験に臨む小学5、6年生の保護者の方には参考になると思います。
第一は、合格作文のポイントです。
ひとつは字数を埋めることです。
もうひとつはキーワードを入れることです。
そして、最後にストックを作ることです。
第二は、合格作文のために家でできることです。
ひとつは準備の話し合いです。
もうひとつは作文返却後の推敲です。
そして、最後にいつも明るく励ますことです。
第三は、 教科の勉強のポイントです。
ひとつはタイマーによる時間の見積もりです。
もうひとつは試験全体の時間配分です。
そして、最後に過去問の取り組み方です。
第四は、受験勉強全体に対する考え方です。
ひとつはこれまでの勉強を徹底することです。
もうひとつは受験はゴールではないということです。
そして、最後に経験が人間を育てるということを話します。
受験は誰にとっても不安な面が残ります。
だからこそ、大きな勉強の方向に確信を持ってやっていってください。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
私が大学入試の合格の結果を高校の担任に報告にいったとき、思わず言った言葉が、
「自分が合格したことによって落ちた人がいると思うと、何だか悪いことをしたなあという気持ちが……」
でした。
いずれ、こういう競争はなくなり、競争がない状態でも人間が生き生きと創造的に生きていける時代が来ると思います。
しかし、それまでは、勝ち負けのあるときには、勝つために全力を尽くすことが必要です。
受験勉強は、ほとんどすべての小6生にとって初めての経験です。
だからこそ、大きな方向を押さえて勉強を進めていく必要があります。
方向さえしっかりしていれば、その経験はすべてプラスになるのです。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。受験勉強の仕方(0) 受験作文小論文(89)
作文の苦手な子を上達させる最も大事なコツは、作文の勉強を長く続けることです。
当たり前のように思うかもしれませんが、作文の勉強というものはあらゆる教科の中で最も成績が上がりにくいものです。
上手に書ける子と上手に書けない子の差は、かなりはっきりしていて、2、3年でそれが逆転するようなことはまずありません。
もちろん、苦手だった子が、作文の書き方を教わり、短期間で見違えるほど上達することがあります。
しかし、それはもともとよく本を読んでいるなど、書く力が潜在的にあった子が、言葉の森の項目指導と褒める指導で書く力を開花させたということで、読む力のない子の場合は、作文の勉強をして長い期間が経つのに一向に上手になったように見えないということは当然あるのです。
しかし、人間はどんなことでも続けていれば上達します。
小学校の間、苦手であっても、中学生、高校生と作文の練習を続けていれば必ず上達していきます。
しかし、その上達をもっと早める方法はあるのです。
ここで、勘違いしてはいけないのは、欠点を直せば短期間で上達するはずだという考えです。
欠点を直して改善されるのは、その欠点の部分だけで、作文全体のレベルが上がるわけではありません。
作文全体を最も早く上達させる方法は、長文の音読と読書なのです。
読書だけでは不十分なのは、子供が普通に読む本は軽い物語文の本が多いので、子供の書く説明文意見文の語彙を身につけることができないからです。
問題集読書や課題集の長文を中心とした音読を毎日欠かさず行っていくという方法が、最も作文を上達させる近道です。
この長文の音読を毎日欠かさず続けて半年ほど経つと、子供の書く文章の語彙や表現の仕方が少し変わってきます。
そのためには、音読をいつも褒め、書いた作文をいつも褒めていくことが大切です。
この方法でどの子も必ず上達します。
上達の早い遅いの違いはあっても、長文の音読を毎日続け、課題の作文を毎週書き続ける以外に作文を上達させる方法はないと言ってもいいのです。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
子供の作文には、急に書けなくなるという時期があります。
それが、小3、小5、中1です。
書けなくなるのは、課題が難しくなるからです。
もちろん、そういう時期がなくスムーズに上達する子もいます。
一方、作文が急に上手になる時期があります。
それが、中3、高3です。
これは、その子の内面が発達する時期だからだと思います。
子供の作文がなかなか上達しないと焦るお母さんは多いと思いますが、作文力はほかの勉強のように短期間で変わるものではありません。
森リンという自動採点ソフトの成績を見ると、どの子も平均して1年間で2ポイントの上昇があるぐらいです。
それぐらいゆっくりした進歩なのですが、それを早める方法もあります。
それは、長文の音読をもとにした事前の準備です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。作文の書き方(108)