■オンラインクラスの勉強で、読む力と書く力が自然につく
言葉の森では、現在、オンラインで友達と一緒に学べる、作文読解クラス、創造発表クラス(旧発表学習クラス)、自主学習クラスを開いています。
作文読解クラスでは、毎週その週の課題の作文を書き、4週目に読解問題を解きます。
作文は、書くことを準備してみんなの前で発表し、友達と一緒にその場で書くので、作文が書き終えられなかったり後回しになったりすることはありません。
創造発表クラスでは、主に理科実験を中心に社会や生活の勉強も含めて、それぞれの生徒が自由に選んだテーマで研究したことを発表します。
自主学習クラスでは、国語や算数や英語の勉強を、家庭学習として自主的に行う習慣作りを進め、密度の濃い勉強の仕方を身につけます。
いずれのクラスも、勉強のあとに、読書紹介や暗唱発表をするので、家庭での読書や暗唱の勉強が進みます。
■費用は2科目で11,000円、3科目で14,000円。3科目受講の場合は1科目あたり4,667円という割安な料金設定
言葉の森では、多くの人がオンラインクラスの勉強に参加できるように、料金設定を低くおさえる工夫をしています。
例えば、作文クラスという1科目だけに取り組む場合は、8,000円で、電話通信作文の現行料金と同じです。(内訳をわかりやすくするために消費税を含まない額。以下同じ)
これは、実は、作文クラスが8,000円なのではなく、基本料金が5000円で、作文クラスが3000円という内訳になっています。
他のクラスの場合も、1クラスだけの受講の場合は、基本料金が含まれるので合計8,000円となります。
この1科目の合計8,000円に追加して、他のクラスも始める場合、他のクラスは1クラスごとに3,000円の追加料金となります。
ですから、2科目なら11,000円、3科目なら14,000円、4科目なら17,000円となります。
作文読解、創造発表、自主学習の3科目を行う場合は、平均すると1科目4,667円ですから、少人数クラスの密度の濃い勉強が、平均的な習い事よりもずっと割安な料金で受けられるようになります。
なぜ、このような料金設定にしたかというと、言葉の森は将来オンラインスクールとして、学校で行われる勉強をすべてカバーし、更に学校で行われる以上の勉強を行う本格的な教育を広げることを考えているからです。
■忙しい人向けに、1日に2科目以上受けることもできる
今の子供たちは、忙しい時間の中で過ごしています。
1日に2つ以上の習い事をかけもちで行っている子もいます。
しかし、言葉の森は、オンラインスクールとして、1日に2つも3つもかけもちで勉強できる体制を整えています。
それが無理なくできるのは、すべて自宅で参加できるオンラインの学習だからです。
例えば、午後5時から作文を書き、午後6時から発表学習に参加し、午後7時から自主学習で勉強し、余った時間に読書をするというようなやり方であれば、1日に3つのクラスを受講することができます。
また、家庭学習の習慣をつけるという理由で、自主学習クラスを月曜から金曜まで毎日決まった時間に受講するということもできます。
既に、そのように勉強している生徒もいます。
言葉の森では、将来は、夏休みなど、朝からオンラインクラスに参加し、学校に行っているのと同じような規則正しい生活を送れるようにすることも考えています。
もちろん、夏休みは楽しく遊ぶことが大事だという面もあるので、その場合は、たっぷり遊んだ分の振替授業を別の日にまとめて受けるということもできます。(現在も振替授業は行っています。)
■おすすめは、作文と自学の2クラス受講、理想は作文と自学と発表の3クラス受講。更に毎日の勉強に力を入れたい人は自学を週に複数回受講することも
作文クラスにしても、発表クラスにしても、自学クラスにしても、1クラスだけを受講するのであれば、受講料は8,000円です。
1クラスだけ受講するのであれば、読む力と書く力をつける本質的な勉強をするという意味で、作文読解クラスを受講することをおすすめします。
しかし、1クラスの受講だけでは、少人数の授業とは言ってもやや割高に思う方もいると思います。また、子供の持ち時間にもまだ余力があると思うので、その場合は、家庭学習の習慣をつけるという意味で自主学習クラスを追加することをおすすめします。
更に、理想を言えば、今後必要とされる個性的、創造的な学力をつけるという意味で、創造発表クラスも追加して受講されるといいと思います。
また、オンラインクラスの自主学習の勉強に慣れてきたら、その自学自習を毎日欠かさずにやれるように、自主学習クラスは週に1回だけでなく、週に複数回やっていくと勉強の習慣が定着します。
■オンラインクラスは、子供どうしのコミュニティになり、親どうしのコミュニティにもなる
オンラインクラスで勉強をしていると、互いの勉強の様子が間近に見られるので、子供たちが自然に親しくなります。
また、保護者懇談会などを通して、お母さんやお父さんどうしが親しく接することができるようになります。
コミュニケーションの密度は、一緒に過ごした時間と過ごし方の密度に比例するので、オンラインクラスの勉強の中でできた友達は、学校のクラスの中でできた友達より親しくなる場合もあります。
そういう親しい友達が、全国、場合によっては海外にもいるということは、将来、子供たちの支えになることもあるでしょう。
だから、オンラインクラスは、小学生のなるべく早い時期から参加していことをおすすめします。
小学校低中学年の無邪気な時期に親しくなった友達は、学年が上がり高学年になってからも素直に心を開いて接することのできる友達になります。
■将来、子供たちに勉強を教える仕事をしたいお母さんにも役立つ
これからの時代は、物が余る世の中になります。
かつてのような工業生産に経済全体が引っ張られて成長した時代は終わり、これからは豊富で廉価な物に囲まれて、人々の消費は文化的なものに向かっていきます。
したがって、将来の仕事も、ものづくり中心の仕事から、次第に文化を広げる仕事に移っていきます。
その文化的なものの広がりは、真っ先に子供たちの教育の中に現れてきます。
これまでのような、主要五教科の勉強に限られた教育は範囲を狭め、これからは子供たちの個性に応じた多様な教育が広がっていきます。
言葉の森では、これまで、森林プロジェクトという名称で、作文講師資格講座を行ってきました。
既に多くの方が、森林プロジェクトの教材を利用して、自宅で又は近所で作文教室を開いています。
言葉の森では、今後、この作文講師資格講座に加えて、オンラインスクールの授業を受け持つオンライン講師を募集していきます。
将来、オンラインスクールの講師として仕事をするためには、実際に自分の子供がオンラインクラスに参加し、そのさまざまな面を知っておくことが役に立ちます。
今のお母さん方は、何らかの仕事に携わっている人が多いと思いますが、将来多くの人が自分の生きがいとして複数の仕事を持つ副業のスタイルが増えていきます。
子供の勉強だけでなく、将来の親の新しい働きがいのためにも、オンラインスクールという新しい形態の教育に参加しておくことは意義あることだと思います。
■■オンラインクラスへの参加は簡単です
オンラインクラスに参加するには、Zoomのオンライン会議室に接続できるパソコン、又は、タブレット、又はスマホが必要になります。
現在のパソコンやタブレットであれば、ほとんどがZoomに対応しているので、特別な設定は何も必要なくすぐに使える場合がほとんどです。
オンラインクラスは、自宅にいながらにして、先生の監督のもとに友達と一緒に勉強できるので、長く続けやすい学習形態です。
また、オンラインクラスは、それぞれの家庭とつながっているので、保護者のそのときどきの質問や相談にもすぐに対応できます。
この新しい学習機会を、ぜひ多くのみなさんが体験されるようおすすめします。
■オンラインクラスの案内と体験学習
オンラインクラスの案内をご希望の方、又は、オンラインクラスの体験学習を希望される方は、下記のフォームからお申し込みいただくか、お電話でお申し込みください。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019zn
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オンラインクラスのいいところは、自宅からの参加なのでリラックスして勉強ができることです。
おなかがすいたからと、おにぎりを食べながら参加する子もいます。
途中でペットの猫を連れてくる子もいます。
同じ姿勢で退屈すると、逆立ちしながら参加する子もいます。
いずれも、これを読んで心当たりのある人がいると思います(笑)。
オンラインクラスでも、振替授業が簡単にできるようにしました。
生徒又は保護者がクラス一覧表を見て、生徒数が6名未満のところに振替連絡を入れるのです。
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日本医科大学医学部 Y.Hさん
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10月の読解検定は、無料キャンペーンとして実施します。
対象学年は、小学1年生から高校3年生までです。
保護者の方も希望の学年を選択して読解検定を受けられますので、ぜひご参加ください。
検定試験の時間は45分間です。
試験問題はあらかじめ郵送しますので事前に読んでおいて結構です。
(海外から受講される方は試験問題をウェブでごらんください。)
検定試験のあと、30分間保護者説明会を行います(参加自由)。
保護者説明会では、読解検定の結果をどのように見るかということを中心に、国語力をつける勉強法についての説明をします。
11月以降の毎月の読解検定は、言葉の森の生徒も、言葉の森の生徒以外の方も、同一料金の550円(消費税込み)とさせていただきます。
読解検定は、毎月第4週の日曜日を予定していますので、ウェブの表示でご確認ください。
国語力をつける方法として、いろいろなドリルや問題集が紹介されていますが、言葉の森の読解検定で満点を取ることがいちばんの近道です。
ぜひ多くのみなさんが、この読解検定を利用して、国語力をつけていってくださるようお願いします。
▼対象学年
小学1年生~高校3年生
社会人の方も受検できます。(社会人の方は、学年欄に検定試験を受ける希望の学年をお書きください)
▼受検料
10月の検定試験は無料です。
(11月以降は、1回550円。言葉の森の生徒は受講料と合わせて自動振替とします。言葉の森の生徒以外の方は所定の銀行口座にお振込みいただきます)
▼申し込み締切り
10月の検定試験の申し込み締切は、10月20日(日)です。
(締め切りを過ぎてお申し込みされた場合は、試験問題をウェブからプリントしてごらんください)
▼読解検定要項と検定結果サンプル
https://www.mori7.net/dokken/youkou.php
▼日程
(1)10月25日(金)検定試験 18:00~18:45/保護者説明会 18:45~19:15
(2) 〃 検定試験 19:30~20:15/保護者説明会 20:15~20:45
(3)10月26日(土)検定試験 18:00~18:45/保護者説明会 18:45~19:15
(4) 〃 検定試験 19:30~20:15/保護者説明会 20:15~20:45
(5)10月27日(日)検定試験 18:00~18:45/保護者説明会 18:45~19:15
(6) 〃 検定試験 19:30~20:15/保護者説明会 20:15~20:45
(保護者説明会の参加は自由です。)
▼会場
読解検定の会場は、
■中庭(Zoom)です。
試験当日の15分前から入れます。
▼学年別問題文
https://www.mori7.net/dokken/
▼試験問題
試験問題は、当日、読解検定申し込みフォームのページに表示されます。
▼お申し込みは
下記の参加フォームからお願いします。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=dks201910
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言葉の森の読解検定試験は、普通の国語のテストと同じつもりで受けると、半分ぐらいしか点が取れません。
緻密に考えて初めて満点が取れます。
この緻密に解く練習をした生徒は、センター試験の現代文でほぼ満点が取れるようになりました。
読解検定で100点を取ることを目標にすると、必ず読解力がつきます。
国語の読解問題を理詰めで解くコツがわかってくるからです。
大事なのは、検定試験を受けたあと、間違えた箇所があればその理由を説明できるようにすることです。
すみません。午後はすべて塾でうまっています。保護者会はなしでもよいので、土曜日の午前中に1クラス用意していただけないでしょうか?お忙しい中お願いをしてしまい申し訳ありません。
幸村さん、こんにちは。
今回はもう日程を決めてしまったので追加はできませんが、今後午前中の時間もできるように検討したいと思います。
(facebookでもメッセージを入れておきました。)
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勉強の成績に関係があるのは勉強そのもののように見えますが、実はそうではありません。
勉強そのものは、最後の仕上げのようなもので、その勉強の土台に頭のよさというものがあるのです。
それは決して生まれつきのものではなく、頭をよくする習慣を作っていけば誰も同じようによくなります。
それは一言で言えば、理解する力をつけることと、覚える力をつけることです。
理解する力は、ある程度の難しさを持った文章を読むことによって育ちます。
わかりやすい練習方法が長文の音読で、併せて問題集読書を続ければ理解力は更に深まります。
東北大学の川島教授の調査によれば、読書をしている子は短時間の勉強で成績が上がるのに対し、読書をしていない子は長時間の勉強をしなければ同じようには成績が上がらないという結果が出ています。
人間が物事を理解するときは、それが理科の分野や算数の分野であっても、結局は言葉によって理解しています。
だから、言葉を理解する力を高めれば、国語だけに限らず勉強全体の成績がよくなるような理解力がつくのです。
理解力をつけるためには文章を読むことが大事ですが、その文章も軽い読み物ではなく、難しい説明的な文章を読んでいく必要があります。
だから、読書も大事ですが、それと並行して長文音読や問題集読書を続けていくとよいのです。
理解する力が深まると短期間で成績が上がるというのは、次のような例を考えてもわかります。
小学校低学年のころに算数の難しい問題の理解に何時間もかける子が、小学校高学年になるとそれを同じような問題をもっと短時間のうちに理解できるようになります。
年齢による理解力の差はどこから出てきているかというと、読む力がつくことによって理解が早くなったということなのです。
ですから、同じ学年の生徒でも、難しい算数の問題を早く理解できる人となかなか理解できない人がいたとしたら、それは読む力の差なのです。
頭をよくするためのもうひとつの力は覚えておく力です。
勉強の体系は学年が上がるほど複雑に広がっていきますから、ある箇所の知識が他の箇所の理解に影響するということは高学年になるほど多くなってきます。
算数の難問と言われるものも、その問題自体が難しいのではなく、ある解法と別の解法を組み合わせて解かなければならないから難しいという仕組みになっています。
すると、いったん理解した一つの解法を覚えておくことが、複数の解法を利用する勉強では必要になってきます。
覚える力がある人は、複雑な問題になればなるほどその覚えた力を生かすことができるようになります。
本多静六は、東京山林学校(現在の東大農学部)に進学したとき、それまで家の仕事ばかりをしていたため数学がほとんどわからず落第の点数を取ってしまいました。
しかし、それから一念発起して、数学の問題集を解法ごと暗記する練習をしたのです。
すると、その後の数学の成績はほとんど満点を取れるようになり、数学の先生から、おまえは数学の天才だから授業は聞かなくてよいとまで言われるようになりました。
静六は、貧しかった家の手伝いで米をつくような退屈な仕事をさせられているときに、することがないので、ずっと暗唱を続けていたというのです。
山林学校に受かったのも、暗唱力をいかした作文の点数がきわめてよかったためで、暗唱の力による作文力と理解力と記憶力で、その後の勉強をカバーしていったのです。
言葉の森では、この暗唱力の大切さを早くから考えていたので、暗唱の学習がしやすいように当初から音読用の長文と暗唱用の短文を作っていました。
今は、それを発展させて、暗唱長文をもとにした暗唱検定を行っています。
この暗唱検定に合格する力と、頭のよさは比例していると思います。
頭のよさは生まれつきのものではなく努力によって作られるものですから、小学校低中学年の生徒は、単なる勉強の時間は削ってでも、この暗唱の勉強を行っていくとよいと思います。
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ちょっと不遜な言い方になるかもしれませんが、小学生の子供の学力は、テストなどしなくても、音読と暗唱をすればわかります。
小学校低学年で、文章を読むときにつっかえながら読む子は、勉強だけしても成績は上がりません。
ところが、そういう子に限って、勉強だけをしているのです。
小学校高学年以上で暗唱がすぐにできる子は、今は特に成績がよくなくても、本気で勉強を始めればすぐに成績が上がります。
暗唱力と学力は比例しています。
更に言えば、暗唱力に難読力の加わったものが、その子の学力の核になっています。
音読、暗唱、読書は、学力を高めるだけではありません。
例えば、低学年で落ち着いて勉強できない子も、読む力がついてくると、自然に落ち着いてきます。
どんな子にも読む力をつける最も最初の方法が、読み聞かせと語り聞かせです。
自分で文章をうまく読めない子には、お母さんがまず楽しく読み聞かせや語りきかせをするところから始めていくといいのです。
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先日、紹介したのは、「話が弾む」作文クラスでしたが、今回特に印象に残ったのは、「レベルの高い」作文クラスでした。
昨日、17時と19時の作文クラスを見てきましたが、みんな書くことをよく準備してきているのはもちろんですが、ほかの人の話をよく聞いていて、質問や感想がいずれも的確でした。
参加生徒の学年が離れているクラスもありましたが、高学年の生徒が高度なことを言うのを、低中学年の子もそれをしっかり聞いていて、自分の話をしっかり述べているのが印象的でした。
しかし、このため、発表と質問感想の時間が長くなってしまい、実習の時間が少ししか取れませんでしたが、これはやむを得ないかと思っています。
ただし、今後、人数の多いクラスは二つにわけて、もう少し時間的な余裕のある運営にしていく予定です。
▽発表の様子
https://youtu.be/CSojTfxuupg
言葉の森の通信作文指導は、先生と直接対話ができるという点で、熱心に取り組む子が多いのですが、中には電話では楽しく話をするが、その後ひとりでは作文がなかなか書けないという子もいます。
そういう生徒も、ほかの生徒と一緒に勉強すれば、スムーズに書き出せるようになります。
オンラインのZoomのクラスで行う作文や発表や自習の学習は、まだ経験したことがない人がほとんどなので、実感がつかめないと思いますが、試しに見学してみると、そのよさがわかると思います。
作文の学習というものは、まだ公立中高一貫校受験の作文などが目標になることが多いのですが、本当は受験と離れても勉強の中で最も重要なものだと思っています。
それは、作文力が国語力の集大成であり、国語力は全教科の出発点から到達点までをカバーする学力だからです。
今後、高校入試でも、大学入試でも、作文小論文の力が求められるようになってきますが、そこで評価されるのは、単に文章を書く力ではなく、深く考える力と自分らしく創造する力です。そこに、美しく表現する力も加わりますが。
作文の勉強の理想は、小学1年生から始めて、高校3年生まで続けることです。
そして、文章を書くことに関しては、自信が持てるというところまで勉強していってほしいと思います。
そのためには、途中で挫折しないように、オンラインクラスでみんなと励まし合いながら勉強を続けていくといいと思います。
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アクティブ・ラーニングのような発表型の学習が成功するためには、参加者のレベルが高いことが必要ですが、それをカバーしているのが保護者の協力です。
言葉の森のオンラインクラスも、画像や動画のアップロードも含めて、保護者の協力がかなりあります。
子供たちの、他の人の発表に対する質問や感想を聞いていると、思いつきで話しているのではなく、ちゃんとメモをして話を聞いていることがわかりました。
こういうことも、隠れた勉強になっているようです。
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昨日の水曜1700の作文クラスは、小6と中1の生徒に見学参加の小5の生徒が加わり5人で行いました。
この5人という人数が、全員が話ができ、実習もでき、個別指導もでき、読書紹介もできる最適の人数です。
3人だとちょっと寂しく、7人だとちょっと多いという感じだからです。
授業の始め、1人2分ぐらいの見当で、その週の作文の予習を話します。
小5以上になると、感想文課題の文章が難しくなるので、事前の予習が重要になってきます。
このクラスは、あまりしっかり予習していないクラスですが(笑)、それでも、みんなで自分が書くことを発表してから一斉に書き始めるので、みんなそれなりに充実した作文を書きます。
授業の最初の1人2分程度の発表の様子をアップロードしました。
こういう話が弾み勉強にも集中できる作文クラスを、これから広げていきたいと思っています。
https://youtu.be/9J854dnTeys
ご興味のある方は、オンライン作文クラスの見学をお申し込みください。
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子供たちが学校や塾に行って、いちばんあとまで記憶に残っているのは、先生の面白い話ではなく、友達との行き帰りのお喋りだと思います。
主体的に取り組んだことは、受け身で吸収したことの何倍も、その子の成長に結びついているのです。
オンラインの学習も、実際の教室で行われる学習のように、初めて会う子供たちどうしは少し緊張しています。
しかし、時間がたつと、どの子も相手に対する親しみがわいてきます。
勉強や読書を媒介にして交流する関係なので、相手の考えを聞く機会があり、その相手のことがよくわかるからです。
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私は、自然の中にいると心がとても落ち着きます。
そして、空を見たり海を見たり川を見たり山を見たりしていると、それだけで幸せな気持ちになります。
たぶん、それは子供のころ、そういう景色をよく見ていたからだと思います。
私はまた、生き物が近くにいると、例えば、犬や小鳥が近くにいると、それだけで嬉しい気持ちになります。
これもたぶ小さいころから、いつも家に犬やアヒルがいたせいだと思います。
食べ物では、ムール貝を見ると、懐かしい気持ちになります。
これは昔小学生のころ、近くの海に行き1日遊び、昼になってお腹がすくとカラス貝を焼いて食べていたという思い出があるからです(原始的(笑))。
三陸にホヤという海産物がありますが、これは好きな人は好きなのでしょうが、私は何度か食べてみたもののその後も食べたいとは思いませんでした。
小さいころ、ホヤを食べた経験がなかったからだと思います。
私の祖先は平氏なので、子供のころ納豆を食べる機会はあまりありませんでした。
だから今でも、納豆は出されれば食べてそれなりにおいしいとは思いますが、自分から進んで買ってこようとは思いません。
このように、子供のころの経験がその後の人生に影響しているのを見ると、小さいころにさまざまな自然や生き物に触れさせておくことがその子の幸福感の幅を広げることになるのではないかと思います。
今は、ゲームをしているときしか幸福な気持ちになれないという子も、少しずつ増えてきているのではないかと思います。
できるだけ自然の中へ、そして、生き物と一緒に遊ぶ暮らしを作っておくことがいいのではないかと思います。
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よく、虫が嫌いとか、犬が苦手とかいう人がいます。
小さいころ、虫に刺されたり、犬に噛まれたりした経験があるのかもしれませんが、本当はそういうことはやや例外的なことで、大体の虫はかわいいし、大体の犬は人になつくものです。
だから、子供のころ、できるだけそういうものと触れ合う経験をさせておくといいのだと思います。
今は、旅行に出かけたり、おいしいものを食べたりしないとレジャーではないという感覚があると思います。
本当は、のんびり雲が流れていくのを見ているのも、本人がそれが好きなら楽しいレジャーなのです。
そういう幸福感のもとは、子供時代に作られます。
だから、子供にはいろいろな経験をさせておくといいのです。
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10月から、ハイパー作文コースを、プレ受験コースという名称に変えます。
勉強する内容は、
(1)受験作文の課題です。(資料1)
そこに、「読解・作文力」の資料を関連資料として入れます(資料2)
できるだけ、資料1と資料2を生かして受験作文を書いていってください。
(2)毎月4週目には、課題フォルダにある読解問題2問をやっていただきます。
その問題のできなかったところを研究します。
読解検定に取り組む時間のとれる方は、できるだけ毎月4週目に行う読解検定に参加してください。
●課題
「一流の音楽家になるために、音楽以外で必要なことは何か」
▼資料1
https://www.mori7.net/izumi/gazou/2019/1140303426.jpg
https://www.mori7.net/izumi/gazou/2019/1140303427.jpg
■解説1
第一段落は、説明。「一流の音楽家になるためには、もちろん音楽の技術や理論を身につけることが大切だ。しかし、音楽以外にも大切なものがある。」など。
第二段落は、方法。「その一つは、決めたことを続けることだ。私は小学生の頃から毎日朝起きてすぐに文章の音読をすることを続けている。わずかな時間のことであるが、毎日欠かさずにやることが大事だと思っている。そのおかげで文章を読む力も書く力も身についた。音楽の勉強を続けることももちろん大切だが、音楽以外の生活のすべての分野で決めたことを続けるという姿勢を持つことが大事なのだと思う。」など。
第三段落は、方法2。「第二は、音楽と離れた世界も含めて幅広くコミュニケーションを交わすことだ。私は自然の中で友達とキャンプをするのが好きで、サマーキャンプなどでは、よくリーダーとなって楽しい経験をした。振り返ってみると、自然の中にも音楽的なものがあるし、人間どうしの協力の中にもやはり音楽的なものがある。これらの経験は、すぐに音楽に結びつくわけではないが、自分の人間の幅を広げることでやはり自分の音楽の勉強にも生きてくるものではないかと思う。」など。
第四段落は、まとめ。「音楽家とは単に楽器を演奏したり音楽の理論を学んだりする人なのではなく、人間の芸術活動というより大きなものに音楽を通して関わっていく人だと思う。私は、これからも自分の人生全体の中の音楽というものを自覚しながら勉強を続けていきたいと思う。」など。
▼資料2
https://www.mori7.net/izumi/gazou/2019/10011130350.jpg" target="_blank">
https://www.mori7.net/izumi/gazou/2019/10011130350.jpg
https://www.mori7.net/izumi/gazou/2019/10011130351.jpg
■解説2
今回は、解説1に沿って書いていきますが、方法2のところで見聞した実例として資料2を入れることを考えて書いてみてください。
資料2に言及する場合は、言葉として、「資料2によれば」などとはっきりわかるように書いていきましょう。
例えば、「資料2によれば、昔は職人気質で腕の立つ仕事をしていれば、多少無愛想でも仕事が成り立った。しかし、これからの時代は、専門的な技能とともに、相手を不快にさせない思いやりやコミュニーケーション力が求められるようになる」という具合です。
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