これまで多くの生徒の受験作文小論文を合格に導いてきた言葉の森代表の中根先生が、作文小論文の個別アドバイスを行います(有料)。
作文小論文は、今の時期から実力を上げることはできません。
今すでにある実力をもとにして、合格力のある作文小論文を書くためにはどう工夫したらよいか、すぐに実行できることをアドバイスします。
■対象
来春、作文小論文試験のある中学受験生、高校受験生、大学受験生。
■内容
これまでに自分が書いた作文小論文の作品を3点お送りください。(郵送、又は、メール添付で)
言葉の森代表の中根先生が、今後短期間で作文合格力をアップさせるポイントをお伝えします。
■特典
直前アドバイスを申し込まれた方に、受験作文に関する小冊子をお送りします。
すべてオリジナルで、ほかでは決して手に入らない受験作文情報が載っています。
「言葉の森の受験作文小冊子3712」(A4サイズ10ページ)
「言葉の森受験作文の勉強法」(A4サイズ16ページ)
「受験作文の書き方、受験勉強の考え方」(A4サイズ12ページ)
「受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)」(A4サイズ9ページ)
(受験作文コースの方には、一部すでにお送りしているものがあります。)
■期限
作品は11月末日までに到着するようにお送りください。
先着順。人数限定ですのでお早めにお願いします。
■費用
言葉の森の現生徒の方……5,500円
言葉の森の現生徒ではない方……16,500円
言葉の森の生徒は受講料と一緒に自動振替とさせていただきます。
言葉の森の生徒以外の方は下記の口座にお振込みください。
三井住友銀行 港南台支店 普通 6599615 株式会社言葉の森
■アドバイスの流れ
●1.作文3点を郵送、又は、メール添付でお送りください。
▼郵送先
234-0054横浜市港南区港南台4-21-15
▼メール
mori@mori7.com
●2.言葉の森に作品が到着後、チェックを入れた作文を返却します。
●3.返却作文が届きましたら、ご都合のよい時間にお電話ください。
電話ではなくZoom(会場中庭)でご家族が一緒に説明を聞くこともできます。その場合は、Zoomに入る前にお電話でご連絡ください。
アドバイスの時間は10~15分です。
下記の時間帯でお願いします。
平日10:00~12:00、13:00~15:00
土曜10:00~12:00
(祝日、及び第5週目はお休みです。)
・アドバイスは、お待ちいただく場合がありますのでご了承ください。
■お申し込みは
直前アドバイスを申し込まれる方は、下記のフォームから、又はお電話でお申し込みください。
・フォーム:
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=jsa201911
・電話;00120-22-3987(045-830-1177)
■小学4・5・6年生向けのプレ受験コース
作文力、読解力の上達には時間がかかります。
言葉の森では、小学4・5・6年生を対象にしたオンラインのプレ受験コースを開いています。
これは、受験作文、受験読解の学習を、少人数のオンラインクラスで行うものです。
曜日時間は、平日17:00~17:45、土曜9:00~9:45です。
無料体験学習を希望される方は、お申し込みください。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019tp
■講師紹介
森川林(もりかわはやし)
本名 中根克明(なかねかつあき)
1952年(昭和27年)2月10日、神奈川県生まれ。
1970年 花が好きで、千葉大学園芸学部園芸学科に入学。
1977年 東京でマスコミ志望の大学生対象の作文教室を開く。
1981年 神奈川県で作文教室言葉の森を開設。
2003年 作文小論文自動採点ソフトを開発。特許を取得。
2013年 ウェブ会議システムを使ったオンライン指導を開始。
38年間の作文専科指導で、東大、早稲田大、慶應大をはじめ全国の有名大学・高校・中学に多数の合格者を送る。
著書「小学校最初の3年間で本当にさせたい『勉強』」「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」
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受験というものは、実力が半分で、もう半分は作戦です。
作文の実力というものは、今からではなかなか変わりません。
だから、今すでにある実力でどれだけ上手に書くかということが重要になってきます。
受験作文の基礎になる準備は、自分で傑作と言える作文を10本書いておくことです。
それには、もちろんお父さんやお母さんも協力してです。
その上で、その傑作と同じ実力を試験でいかに発揮するかということが大事になってくるのです。
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子供の勉強の中身を見る方法は、子供に質問をすることです。
それも子供に答えさせるという質問ではなく、子供に教えてもらうという質問をするのです。
例えば、算数の問題で子供がやったページを見て、その中で一つの問題を取り上げ、
「この問題はどうやって解くの」
と聞くのです。
子供がその問題をすっかり理解できていれば、すぐに答えてくれます。
また、やっと理解できたばかりであっても、それなりに一生懸命答えてくれます。
そういう状態で勉強していれば、その勉強は中身のある勉強になっていきます。
もしうまく答えられない場合でも、それはそのままでいいのです。
子供は、勉強が終わると親から質問されることがあると分かっていれば、それなりに自分で理解できるように勉強します。
そして、できなかった問題で、自分で答えを見てもわからなかった問題は、素直に聞くようになります。
子供に何かを聞かれたとき、お母さんはその質問を歓迎するような姿勢で接してあげることが大切です。
よくお母さんやお父さんの中に、子供を馬鹿にするようなひとことを言ってしまう人がいます。
例えば、「こんなのも分からないの」というような言い方です。
こういう言い方をされると、子供は、わからないことがあってももう親には聞かなくなります。
また、子供は、くわしく教えてあげたことでも、翌日には忘れてしまうことがあります。
初めて理解したことは、定着するのに時間かかるのが当然なのですが、教えた側の大人はそういう事情も考えずに1度教えたのだから、2度目はできるはずだと思い込んでしまうことがあります。
教えるということは忍耐強く教えるということで、いつも明るく忍耐強く教えていれば親子の勉強はスムーズに進みます。
そういう家庭学習は、塾などで他人任せに勉強するよりも、ずっと能率のよい勉強の仕方になるのです。
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子供の勉強を見てあげる最もよい方法は、親が教えるのではなく、子供に教えてもらうのです。
こうすれば、親の負担は少なくなり、子供は主体的に勉強するようになります。
子供が一生懸命教えてくれようとしていたら、それはよく理解できていることです。
誰でも、教わるより、教える方が好きなのです。
高学年の勉強になると、子供が一生懸命教えてくれても、すぐには親の理解がついていけない場合があります。
しかし、それでもいいのです。
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算数は、できる問題をいくら解いても力はつかない。
国語は、できない問題をいくら解いても力はつかない。
できない問題をできるようにするのが実力をつける道で、
算数の場合は解法を理解すること、国語の場合は理詰めに考えること。
国語も算数も、できない問題ができるようになって初めて力がつきます。
逆に言えば、算数の場合は、できる問題をいくら磨いても力はつきません。
例えば、大学入試を目指す高校3年生が足し算引き算の練習を何時間やっても、それで績が上がることはありません。
これは、誰でもわかる例ですが、それに近いことをしている小学校高学年の生徒や中学生の生徒が意外に多いのです。
意外に多いどころか、ほとんどの生徒がそのような勉強をしています。
だから、勉強に時間がかかるのです。
国語の場合は、できない問題いくらやっても力がつきません。
算数の問題はできなければ何も書けませんが、国語の問題はできなくても書いたり選んだりすることができます。
すると、その書いたり選んだりしたことが勉強のようになってしまい、その結果、答えが合っていても間違っていても、「当たった、外れた」ということで終わってしまうことが多いのです。
間違った問題を、なぜ間違えたのか理詰めに考えることによって初めてできない問題ができるようになるのです。
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「問題を解く」というのは単なる作業です。
作業時間だけをいくら増やしても力はつきません。
算数数学は、解けなかった問題の解法を理解して初めて力がつき、
国語は、間違えた問題の理由を理解して初めて力が着くのです。
読解検定は、評価のための検定試験ではなく、満点を取ることを目指すことによって問題を理詰めに読み解く練習をするための試験です。
だから、点数が良いか悪いかということが問題ではなく、間違えたところをなぜ間違えたのか理解することが重要になるのです。
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自学自習のいちばんの難点は、周りにいるお母さんやお父さんが、子供の勉強の様子を見ると、つい気になってしまうことです。
勉強の中には、鉛筆を動かして作業するような時間と、ただ考えているだけの時間があります。
また、考えるのにくたびれると横になったり、立ち歩いたりすることもあります。
気分転換に、近くにある本を読んだり、おやつを食べたりというようなこともあるかもしれません。
その様子を見ている親が、いったん気になり出すと、つい子供に注意してしまうことがあるのです。
子供が大きければ、その注意など気にせずに自分のやりたいようにやっていくかもしれません。
しかし、子供が小さいときは、親から、「もっと集中してやりなさい」などと言われると、親に注意されないような勉強の仕方をするようになるのです。
それは、要するに鉛筆を動かし続けるような勉強の仕方です。
鉛筆を動かし続けるためには、簡単な問題を作業的にやり続けるのがいちばんです。
つまり、すっかりできる問題を何題も解くような勉強の仕方になってしまうのです。
また、子供が親の言うことを聞かないぐらい大きな年齢になると、親は、子供の集中していないように見える様子が気になり、家で勉強するのは無理だから、塾にでも行かせようかと思うようになります。
ところが、家でしている勉強の仕方と塾で行う勉強の仕方で、子供の性格が変わるわけでありません。
集中度は同じようなものですから、ただ親の目から見えないから気にならないというだけです。
むしろ、自分で選ぶ勉強ではなく、人から与えられる勉強ですから、身につくものはかえって少なくなるのです。
家庭で行う勉強は、このように周りで見ているお父さんお母さんが子供の勉強の様子が気になって注意するためにうまくいかなくなるということが多いのです。
それでは、家庭での子供の勉強は、どのように見たらいいのでしょうか。
それは勉強している外見からではなく、勉強の中身から見ていくことです。
(つづく)
わかりやすく教えてもらうより、自分で考えてわかることで応用力がつく(1)
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家庭学習は、家庭でできるからいちばん能率がいいはずですが、そうならないときもあります。
その原因の一つは、親が子供の勉強の様子が気になり、つい口を出してしまうことです。
それも、勉強の中身についてではなく、勉強の外見について口を出すので、うまくいかなくなることが多いのです。
家庭学習をうまく進めるコツは、勉強の中身を見ることと、子供を信頼することです。
忙しい親が勉強の中身を見るためには、親が教えるのではなく、子供に教えてもらうことです。
子供の勉強の仕方につい何か言いたくなるのと同じことが、読書についてもあります。
以前、「家ではちゃんとした本しか読めないから」という理由で、教室で一生懸命『かいけつゾロリ』を読んでいる子がいました(笑)。
いい本しか読めないという形にすると、読書量が減ってかえってマイナスになることの方が多いのです。
大事なのは、読む時間を確保することであって、読むものを制限することではないのです。
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言葉の森では、海外で受講されている方とのコミュケーションを円滑にするために、Facebookグループ「帰国子女の原」を利用していくことにしました。
https://www.facebook.com/groups/kikokusijo/
このFacebookグループの投稿をメールで受信できるようにするには、Facebookグループの「お知らせ」となっているリンク先で、「すべての投稿」にチェクを入れてください。(受信の設定は自由です)
また、Facebookに接続できない地域の方もいることを考え、Facebookグループの主な記事を転載する掲示板「帰国子女の原(HP)」も開設しました。
https://www.mori7.net/ope/index.php?k=36
この掲示板の投稿をメールで受信できるようにするには、「オープンメール登録」のページで、「帰国子女の原(HP)」にチェックを入れて送信してください。(こちらも受信の設定は自由です)
なお、ご自分のメールアドレスの登録は、「検索の坂」の「ペンネームの変更など」というリンク先で確認、編集することができます。
https://www.mori7.net/kennsaku/
今後、言葉の森からのお知らせは、以上のFacebookグループや掲示板を通して行うことがあります。
また、これらのページは、保護者の方の意見交換、質問、相談などにご自由に利用していただいて結構です。
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勉強が最もよく身につく方法は、自ら学ぶという方法です。
自ら学ぶことの反対が、わかりやすく教えてもらうという方法です。
いい先生にわかりやすく教えてもらい楽しく勉強できるというのは、理想的な教育のように思われています。
しかし、教わる勉強の中で身につくものは実はかえって少ないのです。
子供が学力を身につけるのは、わからない問題を自分で考えてわかるようになったときです。
この場合、「考える」というのは、何もないところから哲学のように考えることではなく、問題の答えを理解するという意味の考えることです。
わからないことを自分で考えて理解するという理解の仕方を身につけると、その理解は確実に自分のものとして定着し、しかも他の問題に対する応用力もそこで身についてきます。
ところが、先生やお母さんにわかりやすく教えてもらうと、自分で考えて理解するという過程がないので、その理解は表面的なものにとどまります。
だから、同じような問題でも、やや違ったところから出されると、また解けなくなるというような応用力のない理解になることが多いのです。
算数の勉強では、子供が自分で問題集を解き、答えを見て自己採点し、できなかったところはまた別の日にやる、というようなやり方が最も能率のよい勉強の仕方です。
答えを見て、どうしても理解できない場合にだけ人に聞くというやり方で勉強していけば、教える先生が登場するのはほんのわずかで、時には教える先生が全く教えることがないまま勉強が進む場合もあります。
大事なのは、いつでも質問できる人がいるということであって、教えてもらうということではないのです。
ところが、この勉強法には、一つの難点があるのです。それは明日。(つづく)
わかりやすく教えてもらうより、自分で考えてわかることで応用力がつく(2)
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わかりやすく教えてもらうというのは、よく効く薬で治してもらうということと少し似ています。
そのときはそれでいいのですが、自分の力がつかないのでまた同じようなことになります。
そのうちに、教えてもらわないと勉強できないような考え方になっていくのです。
人間にはもともと治る力があるように、勉強も、もともとわかる力があるのです。
自ら学ぶ勉強の難点は、周りにいる人が、
「そんなので、本当に勉強になっているの。もっとわかりやすく教えてもらった方が(能率がよくて)いいんじゃない」
と言ってしまうことです。
すると、子供は、能率よく勉強している外見を作るために、できる問題だけを解くようになるのです。
今日の記事を国語に関連させて補足説明。
「教えてもらうより自分で考える」というのは、主に算数の勉強の場合です。
「わからない」にも三つあります。
第一は、知識として知らない場合です。例えば、漢字の書き方や言葉の意味がわからないというときです。これはすぐに教えてあげればいいのです。
第二は、理解できない場合です。これが算数の問題などのわからないです。これは解法を見て自分で考えさせるのです。
第三は、考える方向がわからない場合です。例えば、低学年の子が作文に何をどう書くのかわからないというようなときです。これは教えてあげるといいのです。それは、教えることが、その子の考え方の見本になるからです。
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慶応大学経済学部 Y.Y.さん
(担当講師より)
Y.Y.さんが慶応大学経済学部PEARL入試(英語で経済学を学び4年間で学位取得ができる9月入学のプログラム)に合格されました。
インターナショナルスクールに通学されており、小学生の頃から言葉の森で学習されていました。大学入試期間まで作文の提出は皆勤で中3まで暗唱にも熱心に取り組んでおられました。
9月中旬から大学へ進学されましたが、高3の課題終了まで継続されるそうで現在も受講中です。おめでとうございます!
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