先日、11.1週の授業の動画を鳥の村の資料室にアップロードしたと書きましたが、昨日見てみると、原稿ができているだけで、まだアップロードされていないことがわかりました。(^^ゞ
とういことで、再度アップロードしましたので、遅くなりましたがごらんください。
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オーバーな表現ですが、最強の勉強法というのにはちゃんとした裏付けがあるのです。
成績が、比較的よい方とは言っても普通だった生徒が、自主学習で勉強をしてからぐんぐん実力をつけていくというケースが、小学生でも、中学生でも、高校生でも、更には大学生でも同じようにあったからです。
もし、それらの生徒が、学習塾や予備校に行って先生の話を聞いて勉強をするようなやり方で学習していたら、成績はそこそこにしか上がらなかったはずです。
家庭教師に教えてもらうのであれば、教師の教え方によってかなり差がありますが、ほとんどの先生は、やはり学習塾と同じだったはずです。
その理由は、勉強が先生のペースで教えられるからです。
小学1、2年生であれば、先生が教える形で全く問題がありません。むしろ、勉強の内容は誰も同じ基本的なことですから、その方が能率のよい勉強ができます。
しかし、子供が小学3、4年生になるころから、得意と苦手の差が出てきます。
小学5、6年生になると、その差は更にはっきりしてきます。
すると、先生が先生のペースで教えるよりも、生徒が生徒のペースで勉強した方がずっと能率がよくなるのです。
学習塾などで行う勉強のもう一つの弱点は、その授業時間が終わると、生徒が勉強が終わった気分になってしまうことです。
1時間なら1時間教えてもらうと、その日の勉強はもう終わりです。
時間の枠組があるので、その枠組までは確実に勉強の時間が確保できます。
しかし、それは、その枠組を超えて勉強する必要がないと思ってしまうことにつながるのです。
だから、塾も学校も宿題を出します。
すると、子供はその宿題も、新しい枠組として勉強しますが、その宿題が終わればそれ以上何もすることがないということになるのです。
宿題があると、子供は確かに勉強をします。
親も、「宿題をやりなさい」と言うのは簡単です。
しかし、宿題に頼る勉強をしていると、宿題がないときは勉強しなくていいとなってしまいます。
だから、勉強は他人に頼ってやるものではないのです。
しかし、自分のペースで勉強するのは、何をどうやるのか方向を見つけるのが難しいというのも事実です。
その方向を試行錯誤しながら自分の力で進めることができるのは、やはり高校生になってからです。
しかし、小中学生でも、方向のアドバイスをしてあげて、子供が自分のペースで勉強する仕組みを作れば、それが最もよい勉強の仕方になるのです。
自主学習クラスは、以上のような意図のもとで行っています。
従来の勉強法とは全く違うやり方ですから、教える側にもいろいろな試行錯誤がありました。
いちばん能率がよいのは、生徒が自分で勉強し、先生があとでそれをチェックすることなのですが、先生がつい教えたくなってしまうのです。
また、生徒どうしの緩やかな交流は必要ですが、その交流の時間が長くなると、自分で勉強することが後回しになります。
これらの問題は、Zoomのブレークアウトセッションを利用すれば、うまく解決できることがわかりました。
少し細かい話になりますが、生徒全員がブレークアウトルーム1という部屋で勉強している間に、先生が一人ずつブレークアウトルーム2に呼んで、個別の話をするのです。
また、先生がそれぞれの生徒と行う個別の話を充実させるためには、生徒があらかじめ学習の予定を入れておく必要があります。
先生は、その予定の記録を見て、その生徒がそれまでにやった勉強内容の中から重要なところをチェックするのです。
先生が生徒の勉強内容をチェックするためには、生徒と先生が同じ教材を持っていなければなりません。
その仕組みももちろん作りました。
2020年の教育改革で教材は大きく変わりますが、それにもすぐに対応できる体制を作りました。
自主学習クラスの学習内容は、第一に自分ひとりでは勉強しにくい国語です。第二に学年が上がるにつれて差がつきやすくなる算数数学です。
この国語、算数が基本ですが、勉強の仕方は同じですから、英語も理科も社会もプログラミングもすべて同じやり方で学習することができます。
だから、オンラインクラスで毎日勉強するようになれば、学校に行かなくてもいいぐらいです(笑)。
これは冗談ではなく、たぶん将来は、学校はリアルな交流のために行く場所になり、勉強は家庭で、又は複数の家庭が合同で行うようになると思います。
子供たちの中には、ノーパソを持って近くの公園に行き、木陰で勉強するような子も出てくるでしょう。
青空オンライン教室です。
そして、オンラインで一緒に勉強する相手は、近所にいる子だけでなく、東南アジアにいる日本の子供たちということにもなるのです。(時差の関係で、アメリカにいる子供たちと一緒に勉強するには、日本は朝になります。)
さて、自主学習クラスのこれまでの歴史を説明します。
言葉の森が行った最初の自主学習クラスは、個別指導が中心でした。
生徒が1時間勉強をして、最後の10分に先生がその勉強内容をチェックし、生徒に質問するというやり方でした。
それはそれでかなり効率のよい勉強ができていましたが、生徒どうしの交流がないのが難点でした。
当時、創造発表クラブのような生徒どうしの交流のある活発なクラスができていたので、自主学習にも(作文にも)この交流性を生かしたいと思い、自主学習の個別指導をやめ、全員を1時間単位の少人数クラスに移動してもらいました。
これで、生徒どうしの顔が見えるようになったのはよかったのですが、実習の時間の間に個別指導をするので、生徒の勉強はまだ途中です。すると、どうしても深いところまで話をすることができず、勉強は生徒に任せるような形になってきました。
そこで、今度、学習の記録を生徒にあらかじめつけてもらうようにしたのです。
こうすれば、先生はその生徒の勉強の経過がわかるので、それまでの経過を見て、必要なチェックをすることができます。
考えてみればあたりまえのことですが、システムの変更を伴うことなので、なかなかできなかったのです。
それがちょうど、10月5週と11月の3、4日の連休でシステムの変更の時間が取れるようになりました。
これからは、少人数クラスでありながら、個別指導もできる自主学習クラスとして運営ができるようになります。
現在、オンラインの自主学習クラスの無料体験学習を募集しています。
当面、重点的に募集するクラスは、月曜日から金曜日の19:00~1945のクラスですが、ほかの曜日・時間のクラスももちろんあります。
今回募集するクラスの対象学年は、主に小学4、5年生で、しっかり勉強するつもりでいることが条件です。(つもりでいいです。)
今回募集するクラスの中心になるコースは、公立中高一貫校対策全科コースですが、個別指導がメインなので、学年の違う生徒や目的の違う生徒が入ってもかまいません。
ただし、学年や目的があまり違うと全体の交流があまりできないので、当面は他学年、多目的のクラスであっても、生徒の増加によって学年別、目的別のクラスに随時分けていくようになります。
公立中高一貫対策全科コースの体験学習、又は、受講案内を希望される方は、下記のフォームからお願いします。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019jk
・このクラスは、主に小学4・5年生で公立中高一貫校対策を考えている人が中心ですが、他の学年の人は別のコースで自主学習行うので体験学習には参加することができます。
公立中高一貫対策全科コース以外の自主学習クラスの体験学習は、下記のフォームからお願いします。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019jg
【追伸】
受講料は、言葉の森の生徒は、月4回(週1回)で月額3,000円です。(わかりやすくするために消費税抜きの金額で表示。以下同じ)
言葉の森の生徒でなく、初めて自主学習クラスを始める場合は8,000円です。
ただし、自主学習クラスは、週に複数回受講することができます。それは、その方が家庭での自主学習のペースがつかめるからです。
その際の追加料金は、曜日がひとつ増えるごとに3,000円ですから、週2回であれば11,000円、週3回であれば14,000円、週4回であれば17,000円、週5回であれば20,000円です。
回数が増えるごとに割安になる仕組みです。
また、少人数クラスであっても、休んだ場合の振替ができる仕組みにしました。
家庭でできる日常的な学習として、内容だけでなく料金の面でも振替授業の面でも利用しやすくなっています。
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昔、朝日新聞に次のような記事が載っていました。
「本当によく勉強のできる中学生は、塾に行っていない」というのです。
今は、両親とも忙しいので、そういう子はまれですが、それでもごく少数ですが、塾に行かずによく勉強のできる子がいます。
それは、家庭で能率のよい自主学習をしている子です。
その仕組をオンラインで実現しようと思い、自主学習クラスを作りました。
これが、最強の勉強法になると思います。
今の子供たちは多忙です。
それは、いろいろな習い事に行っているからです。
全部独学を基本にして、たまにその成果を発表するための交流ができればそれがいちばんいいのです。
実力がつき、余裕があり、楽しくしかも創造力のつく、そういう仕組みのオンラインスクールを作っていきたいと思っています。
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先日小学3年生の生徒のお父さんから相談のメールがありました。
子供が長い間作文の勉強をしているのになかなか上達しているようには見えない、そして、モチベーションが低く作文を書く気が見られない、というのです。
この「なかなか上達しない」、そして、「モチベーションが低い」ということの原因は、これまで何度も書いているようにほとんどの場合たったふたつだけです。
それは、親が子供の作文をあまり褒めていないこと、毎日の自習をあまりしていないことです。
逆に言えば、毎日の長文の音読と読書を続け、子供の書いた作文を無条件に褒め、音読も無条件に褒めていれば、だれでも必ず上達します。
もちろん、作文力の上達は、他の教科の勉強と違いかなり時間がかかります。
それは、読む力をつける勉強も同じです。
読む力、書く力、考える力は、知識の力ではなく、どちらかと言えば運動系の力なので、長い期間の練習が必要です。
その長い期間の勉強をするために、褒め続けることが必要なのです。
子供の作文を見ると、誰でも欠点がすぐに目につきます。
最初のうちは、親も我慢して褒めると思いますが、やがて褒めることに飽きて、間違っているところやおかしいところの注意を始めるようになる人が多いのです。
作文は、欠点を直して上手になる勉強ではありません。
では、決定は直さくていいのかといえば、直さなくていいのです。
そのかわり、読む力をつける毎日の長文の音読と読書に力を入れていくのです。
読む力のついた子は、書き方の注意をされたときでも一瞬で直ります。
読む力のないうちは、同じ注意を何度されても直りません。
そして、注意を受けるたびに書くことが苦手になっていくのです。
もちろん、もう少し短期間で作文を上手に書かせるコツもあります。
それは、親が似た話をしてあげるなどして書くことを準備してくることです。
言葉の森でも、最初は全く書けないような子が、短期間で上手に書けるようになることがあります。
そこに共通しているのは、予習シートをしっかり書き、お父さんお母さんにいつも似た話を取材してくることです。
お父さんお母さんに似た話を取材してくるくらいですから、子供が書いた作文は、親も関心を持って読むようになります。
そして、子供が書いたものを自然に褒めるようになるのです。
この、褒めることと、音読と読書の自習をすること、書くことの準備をしていることだけが、作文の上達で重要なことなのです。
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作文がなかなか上手に書けるようにならないという相談は時々受けます。
それは、お母さんが焦りすぎているのです。
気長にやれば必ず上達します。
そして、言葉の森で上達していなかったら、ほかのどこで教えてもらっても上達しません。
それぐらい言葉の森の指導は実績があるのです。
言葉の森の教え方であれば、作文は必ず上達します。
しかし、それは読む力のあるところまでです。
だから、本当の上達は、作文だけでなく読書の方でも必要なのです。
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■11.1週の資料
資料室に、11.1週の資料を入れました。
小1から中1までの資料と、せいかつ文化コース、プレ受験コースの資料を入れています。
プレ受験コースは、当初、小5以上の生徒が公立中高一貫校の過去問を中心にやることを考えていましたが、小4から受験作文的な勉強をしたい人がいることを考え、小4から取り組めるような課題も入れました。
11.1週の小4向けの課題は、ハローウィンについて(朝小の記事)です。
https://www.mori7.net/izumi/gazou/2019/11011337260.jpg
■授業の記録
これまで、オンラインクラスのレコーディングは、それぞれの生徒が希望に応じて行っていましたが、今後、先生がレコーディングしたものを、約10日間の表示期限で、発表室にアップロードします。
欠席した人や、あとで勉強の様子を見たいという保護者の方は、発表室の記録をご利用ください。
■自主学習クラスの学習記録
自主学習クラスは、これから、事前に学習の記録をつけていただくようにします。
この学習の記録をもとに、先生が勉強内容をチェックしたり質問をしたりします。
やり方は、簡単で、自主学習記録のページで、その日に勉強する教材とページを入れていただくだけです。
https://www.mori7.net/teraon/gkiroku.php
記録の仕方については、次の動画を参考にしてください。
https://youtu.be/Q3OPWN9f0nA
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毎回の授業の記録を発表室にアップロードするようにしました。
自主学習クラスの学習記録を入れるページを改良しました。
地味な改善ですが、これで勉強はかなりはかどると思います。
自主学習クラスの学習記録は、以前もやっていましたが、システムを大幅に変更したため、これまではあまり利用されていませんでした。
この3日間で、システムを大幅に改善したので、学習記録がかなり利用しやすくなりました。
これで、自主学習の勉強も、更に密度濃くできるようになると思います。
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10月の読解検定は、95人の方が申し込まれ70人の方が受検されました。
土曜、日曜の夜が入っていたこともあり、申し込んだことを忘れてしまった人もいたと思います。
検定試験の結果は、小学校2年生までは点数の高い子もいましたが、小学3年生以上では100点満点の人は5%以下で、0点とか25点とか38点という人もかなりいました。
しかし、これは解き方がわかっていなかったことによる低い点数で、×になったところを見直してその理由を考えるようにすれば、次回は必ずもっと点数が上がるはずです。
というのは、0点や25点の生徒の普段の勉強の様子を見ていると、その子たちは決して学力的に劣っていることはなく、むしろ学力は普通以上の生徒ばかりなのです。
このことを考えてみても、読解力というのは難しい試験になると、解き方のコツが分かっているかどうかが大きな差になっていることがわかります。
10月の読解検定に多くの方が参加していただいたので、11月も引き続き無料キャンペーンを実施することにしました。
10月に受検された人は、10月の試験の見直しをもとに、11月はよりよい点数を取ることを目標にしていってください。
10月に受検しそこねた人は、11月にはぜひ受検をしてください。
読解検定は、小学1年生から高校3年生までの問題がありますが、大学生や社会人の方も受けられます。
ですから、保護者の方も、希望の学年で受けられます。
ご自分の希望する学年の読解検定を受けて、読解問題を解く解き方のコツをつかむと、子供さんに対する読解試験のアドバイスなどもしやすくなると思います。
11月の読解検定(無料)のお申し込みは、下記のフォームからお願いします。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=dks201911
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読解検定で0点を取った人は、のび太君のような心境になったと思いますが、そういう生徒もみんな学力的にはかなり高い子たちなのです。
普通の読解試験では、読解力と読解の点数は一致していますが、難しい読解試験では、解き方のコツを知っているかどうかがかなり大きな要素になっているのです。
11月の読解検定も、引き続き無料で実施します。
10月の読解検定は、小1から高3まで70名の方が受検されました。
解き方のコツがわかると、次回はもっと点数が上がると思います。
初めての方も、ぜひご参加ください。
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これまで多くの生徒の受験作文小論文を合格に導いてきた言葉の森代表の中根先生が、作文小論文の個別アドバイスを行います(有料)。
作文小論文は、今の時期から実力を上げることはできません。
今すでにある実力をもとにして、合格力のある作文小論文を書くためにはどう工夫したらよいか、すぐに実行できることをアドバイスします。
■対象
来春、作文小論文試験のある中学受験生、高校受験生、大学受験生。
■内容
これまでに自分が書いた作文小論文の作品を3点お送りください。(郵送、又は、メール添付で)
言葉の森代表の中根先生が、今後短期間で作文合格力をアップさせるポイントをお伝えします。
■特典
直前アドバイスを申し込まれた方に、受験作文に関する小冊子をお送りします。
すべてオリジナルで、ほかでは決して手に入らない受験作文情報が載っています。
「言葉の森の受験作文小冊子3712」(A4サイズ10ページ)
「言葉の森受験作文の勉強法」(A4サイズ16ページ)
「受験作文の書き方、受験勉強の考え方」(A4サイズ12ページ)
「受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)」(A4サイズ9ページ)
(受験作文コースの方には、一部すでにお送りしているものがあります。)
■期限
作品は11月末日までに到着するようにお送りください。
先着順。人数限定ですのでお早めにお願いします。
■費用
言葉の森の現生徒の方……5,500円
言葉の森の現生徒ではない方……16,500円
言葉の森の生徒は受講料と一緒に自動振替とさせていただきます。
言葉の森の生徒以外の方は下記の口座にお振込みください。
三井住友銀行 港南台支店 普通 6599615 株式会社言葉の森
■アドバイスの流れ
●1.作文3点を郵送、又は、メール添付でお送りください。
▼郵送先
234-0054横浜市港南区港南台4-21-15
▼メール
mori@mori7.com
●2.言葉の森に作品が到着後、チェックを入れた作文を返却します。
●3.返却作文が届きましたら、ご都合のよい時間にお電話ください。
電話ではなくZoom(会場中庭)でご家族が一緒に説明を聞くこともできます。その場合は、Zoomに入る前にお電話でご連絡ください。
アドバイスの時間は10~15分です。
下記の時間帯でお願いします。
平日10:00~12:00、13:00~15:00
土曜10:00~12:00
(祝日、及び第5週目はお休みです。)
・アドバイスは、お待ちいただく場合がありますのでご了承ください。
■お申し込みは
直前アドバイスを申し込まれる方は、下記のフォームから、又はお電話でお申し込みください。
・フォーム:
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=jsa201911
・電話;00120-22-3987(045-830-1177)
■小学4・5・6年生向けのプレ受験コース
作文力、読解力の上達には時間がかかります。
言葉の森では、小学4・5・6年生を対象にしたオンラインのプレ受験コースを開いています。
これは、受験作文、受験読解の学習を、少人数のオンラインクラスで行うものです。
曜日時間は、平日17:00~17:45、土曜9:00~9:45です。
無料体験学習を希望される方は、お申し込みください。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019tp
■講師紹介
森川林(もりかわはやし)
本名 中根克明(なかねかつあき)
1952年(昭和27年)2月10日、神奈川県生まれ。
1970年 花が好きで、千葉大学園芸学部園芸学科に入学。
1977年 東京でマスコミ志望の大学生対象の作文教室を開く。
1981年 神奈川県で作文教室言葉の森を開設。
2003年 作文小論文自動採点ソフトを開発。特許を取得。
2013年 ウェブ会議システムを使ったオンライン指導を開始。
38年間の作文専科指導で、東大、早稲田大、慶應大をはじめ全国の有名大学・高校・中学に多数の合格者を送る。
著書「小学校最初の3年間で本当にさせたい『勉強』」「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」
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受験というものは、実力が半分で、もう半分は作戦です。
作文の実力というものは、今からではなかなか変わりません。
だから、今すでにある実力でどれだけ上手に書くかということが重要になってきます。
受験作文の基礎になる準備は、自分で傑作と言える作文を10本書いておくことです。
それには、もちろんお父さんやお母さんも協力してです。
その上で、その傑作と同じ実力を試験でいかに発揮するかということが大事になってくるのです。
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子供の勉強の中身を見る方法は、子供に質問をすることです。
それも子供に答えさせるという質問ではなく、子供に教えてもらうという質問をするのです。
例えば、算数の問題で子供がやったページを見て、その中で一つの問題を取り上げ、
「この問題はどうやって解くの」
と聞くのです。
子供がその問題をすっかり理解できていれば、すぐに答えてくれます。
また、やっと理解できたばかりであっても、それなりに一生懸命答えてくれます。
そういう状態で勉強していれば、その勉強は中身のある勉強になっていきます。
もしうまく答えられない場合でも、それはそのままでいいのです。
子供は、勉強が終わると親から質問されることがあると分かっていれば、それなりに自分で理解できるように勉強します。
そして、できなかった問題で、自分で答えを見てもわからなかった問題は、素直に聞くようになります。
子供に何かを聞かれたとき、お母さんはその質問を歓迎するような姿勢で接してあげることが大切です。
よくお母さんやお父さんの中に、子供を馬鹿にするようなひとことを言ってしまう人がいます。
例えば、「こんなのも分からないの」というような言い方です。
こういう言い方をされると、子供は、わからないことがあってももう親には聞かなくなります。
また、子供は、くわしく教えてあげたことでも、翌日には忘れてしまうことがあります。
初めて理解したことは、定着するのに時間かかるのが当然なのですが、教えた側の大人はそういう事情も考えずに1度教えたのだから、2度目はできるはずだと思い込んでしまうことがあります。
教えるということは忍耐強く教えるということで、いつも明るく忍耐強く教えていれば親子の勉強はスムーズに進みます。
そういう家庭学習は、塾などで他人任せに勉強するよりも、ずっと能率のよい勉強の仕方になるのです。
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子供の勉強を見てあげる最もよい方法は、親が教えるのではなく、子供に教えてもらうのです。
こうすれば、親の負担は少なくなり、子供は主体的に勉強するようになります。
子供が一生懸命教えてくれようとしていたら、それはよく理解できていることです。
誰でも、教わるより、教える方が好きなのです。
高学年の勉強になると、子供が一生懸命教えてくれても、すぐには親の理解がついていけない場合があります。
しかし、それでもいいのです。
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算数は、できる問題をいくら解いても力はつかない。
国語は、できない問題をいくら解いても力はつかない。
できない問題をできるようにするのが実力をつける道で、
算数の場合は解法を理解すること、国語の場合は理詰めに考えること。
国語も算数も、できない問題ができるようになって初めて力がつきます。
逆に言えば、算数の場合は、できる問題をいくら磨いても力はつきません。
例えば、大学入試を目指す高校3年生が足し算引き算の練習を何時間やっても、それで績が上がることはありません。
これは、誰でもわかる例ですが、それに近いことをしている小学校高学年の生徒や中学生の生徒が意外に多いのです。
意外に多いどころか、ほとんどの生徒がそのような勉強をしています。
だから、勉強に時間がかかるのです。
国語の場合は、できない問題いくらやっても力がつきません。
算数の問題はできなければ何も書けませんが、国語の問題はできなくても書いたり選んだりすることができます。
すると、その書いたり選んだりしたことが勉強のようになってしまい、その結果、答えが合っていても間違っていても、「当たった、外れた」ということで終わってしまうことが多いのです。
間違った問題を、なぜ間違えたのか理詰めに考えることによって初めてできない問題ができるようになるのです。
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「問題を解く」というのは単なる作業です。
作業時間だけをいくら増やしても力はつきません。
算数数学は、解けなかった問題の解法を理解して初めて力がつき、
国語は、間違えた問題の理由を理解して初めて力が着くのです。
読解検定は、評価のための検定試験ではなく、満点を取ることを目指すことによって問題を理詰めに読み解く練習をするための試験です。
だから、点数が良いか悪いかということが問題ではなく、間違えたところをなぜ間違えたのか理解することが重要になるのです。
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