ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3907番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/29
11・1週の授業の動画を再度アップロード as/3907.html
森川林 2019/11/07 09:03 

 先日、11.1週の授業の動画を鳥の村の資料室にアップロードしたと書きましたが、昨日見てみると、原稿ができているだけで、まだアップロードされていないことがわかりました。(^^ゞ
 とういことで、再度アップロードしましたので、遅くなりましたがごらんください。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生徒父母連絡(78) 

記事 3906番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/29
自主学習クラスの体験募集――自主学習と先生のチェックが最強の勉強法 as/3906.html
森川林 2019/11/06 08:36 

 オーバーな表現ですが、最強の勉強法というのにはちゃんとした裏付けがあるのです。
 成績が、比較的よい方とは言っても普通だった生徒が、自主学習で勉強をしてからぐんぐん実力をつけていくというケースが、小学生でも、中学生でも、高校生でも、更には大学生でも同じようにあったからです。

 もし、それらの生徒が、学習塾や予備校に行って先生の話を聞いて勉強をするようなやり方で学習していたら、成績はそこそこにしか上がらなかったはずです。
 家庭教師に教えてもらうのであれば、教師の教え方によってかなり差がありますが、ほとんどの先生は、やはり学習塾と同じだったはずです。

 その理由は、勉強が先生のペースで教えられるからです。
 小学1、2年生であれば、先生が教える形で全く問題がありません。むしろ、勉強の内容は誰も同じ基本的なことですから、その方が能率のよい勉強ができます。

 しかし、子供が小学3、4年生になるころから、得意と苦手の差が出てきます。
 小学5、6年生になると、その差は更にはっきりしてきます。
 すると、先生が先生のペースで教えるよりも、生徒が生徒のペースで勉強した方がずっと能率がよくなるのです。

 学習塾などで行う勉強のもう一つの弱点は、その授業時間が終わると、生徒が勉強が終わった気分になってしまうことです。
 1時間なら1時間教えてもらうと、その日の勉強はもう終わりです。
 時間の枠組があるので、その枠組までは確実に勉強の時間が確保できます。
 しかし、それは、その枠組を超えて勉強する必要がないと思ってしまうことにつながるのです。

 だから、塾も学校も宿題を出します。
 すると、子供はその宿題も、新しい枠組として勉強しますが、その宿題が終わればそれ以上何もすることがないということになるのです。

 宿題があると、子供は確かに勉強をします。
 親も、「宿題をやりなさい」と言うのは簡単です。
 しかし、宿題に頼る勉強をしていると、宿題がないときは勉強しなくていいとなってしまいます。
 だから、勉強は他人に頼ってやるものではないのです。

 しかし、自分のペースで勉強するのは、何をどうやるのか方向を見つけるのが難しいというのも事実です。
 その方向を試行錯誤しながら自分の力で進めることができるのは、やはり高校生になってからです。

 しかし、小中学生でも、方向のアドバイスをしてあげて、子供が自分のペースで勉強する仕組みを作れば、それが最もよい勉強の仕方になるのです。

 自主学習クラスは、以上のような意図のもとで行っています。
 従来の勉強法とは全く違うやり方ですから、教える側にもいろいろな試行錯誤がありました。
 いちばん能率がよいのは、生徒が自分で勉強し、先生があとでそれをチェックすることなのですが、先生がつい教えたくなってしまうのです。
 また、生徒どうしの緩やかな交流は必要ですが、その交流の時間が長くなると、自分で勉強することが後回しになります。

 これらの問題は、Zoomのブレークアウトセッションを利用すれば、うまく解決できることがわかりました。
 少し細かい話になりますが、生徒全員がブレークアウトルーム1という部屋で勉強している間に、先生が一人ずつブレークアウトルーム2に呼んで、個別の話をするのです。

 また、先生がそれぞれの生徒と行う個別の話を充実させるためには、生徒があらかじめ学習の予定を入れておく必要があります。
 先生は、その予定の記録を見て、その生徒がそれまでにやった勉強内容の中から重要なところをチェックするのです。

 先生が生徒の勉強内容をチェックするためには、生徒と先生が同じ教材を持っていなければなりません。
 その仕組みももちろん作りました。
 2020年の教育改革で教材は大きく変わりますが、それにもすぐに対応できる体制を作りました。

 自主学習クラスの学習内容は、第一に自分ひとりでは勉強しにくい国語です。第二に学年が上がるにつれて差がつきやすくなる算数数学です。

 この国語、算数が基本ですが、勉強の仕方は同じですから、英語も理科も社会もプログラミングもすべて同じやり方で学習することができます。
 だから、オンラインクラスで毎日勉強するようになれば、学校に行かなくてもいいぐらいです(笑)。

 これは冗談ではなく、たぶん将来は、学校はリアルな交流のために行く場所になり、勉強は家庭で、又は複数の家庭が合同で行うようになると思います。
 子供たちの中には、ノーパソを持って近くの公園に行き、木陰で勉強するような子も出てくるでしょう。
 青空オンライン教室です。
 そして、オンラインで一緒に勉強する相手は、近所にいる子だけでなく、東南アジアにいる日本の子供たちということにもなるのです。(時差の関係で、アメリカにいる子供たちと一緒に勉強するには、日本は朝になります。)

 さて、自主学習クラスのこれまでの歴史を説明します。

 言葉の森が行った最初の自主学習クラスは、個別指導が中心でした。
 生徒が1時間勉強をして、最後の10分に先生がその勉強内容をチェックし、生徒に質問するというやり方でした。
 それはそれでかなり効率のよい勉強ができていましたが、生徒どうしの交流がないのが難点でした。

 当時、創造発表クラブのような生徒どうしの交流のある活発なクラスができていたので、自主学習にも(作文にも)この交流性を生かしたいと思い、自主学習の個別指導をやめ、全員を1時間単位の少人数クラスに移動してもらいました。

 これで、生徒どうしの顔が見えるようになったのはよかったのですが、実習の時間の間に個別指導をするので、生徒の勉強はまだ途中です。すると、どうしても深いところまで話をすることができず、勉強は生徒に任せるような形になってきました。

 そこで、今度、学習の記録を生徒にあらかじめつけてもらうようにしたのです。
 こうすれば、先生はその生徒の勉強の経過がわかるので、それまでの経過を見て、必要なチェックをすることができます。
 考えてみればあたりまえのことですが、システムの変更を伴うことなので、なかなかできなかったのです。
 それがちょうど、10月5週と11月の3、4日の連休でシステムの変更の時間が取れるようになりました。

 これからは、少人数クラスでありながら、個別指導もできる自主学習クラスとして運営ができるようになります。


 現在、オンラインの自主学習クラスの無料体験学習を募集しています。
 当面、重点的に募集するクラスは、月曜日から金曜日の19:00~1945のクラスですが、ほかの曜日・時間のクラスももちろんあります。

 今回募集するクラスの対象学年は、主に小学4、5年生で、しっかり勉強するつもりでいることが条件です。(つもりでいいです。)
 今回募集するクラスの中心になるコースは、公立中高一貫校対策全科コースですが、個別指導がメインなので、学年の違う生徒や目的の違う生徒が入ってもかまいません。

 ただし、学年や目的があまり違うと全体の交流があまりできないので、当面は他学年、多目的のクラスであっても、生徒の増加によって学年別、目的別のクラスに随時分けていくようになります。

 公立中高一貫対策全科コースの体験学習、又は、受講案内を希望される方は、下記のフォームからお願いします。

https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019jk
・このクラスは、主に小学4・5年生で公立中高一貫校対策を考えている人が中心ですが、他の学年の人は別のコースで自主学習行うので体験学習には参加することができます。

 公立中高一貫対策全科コース以外の自主学習クラスの体験学習は、下記のフォームからお願いします。

https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019jg

【追伸】
 受講料は、言葉の森の生徒は、月4回(週1回)で月額3,000円です。(わかりやすくするために消費税抜きの金額で表示。以下同じ)
 言葉の森の生徒でなく、初めて自主学習クラスを始める場合は8,000円です。
 ただし、自主学習クラスは、週に複数回受講することができます。それは、その方が家庭での自主学習のペースがつかめるからです。
 その際の追加料金は、曜日がひとつ増えるごとに3,000円ですから、週2回であれば11,000円、週3回であれば14,000円、週4回であれば17,000円、週5回であれば20,000円です。
 回数が増えるごとに割安になる仕組みです。
 また、少人数クラスであっても、休んだ場合の振替ができる仕組みにしました。
 家庭でできる日常的な学習として、内容だけでなく料金の面でも振替授業の面でも利用しやすくなっています。

【関連記事】

作文読解クラスの体験学習募集――作文は、書く力の前に考える力をつけることが大切

創造発表クラスの体験募集――未来の社会とこれからの教育

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20191106  
 昔、朝日新聞に次のような記事が載っていました。
 「本当によく勉強のできる中学生は、塾に行っていない」というのです。
 今は、両親とも忙しいので、そういう子はまれですが、それでもごく少数ですが、塾に行かずによく勉強のできる子がいます。
 それは、家庭で能率のよい自主学習をしている子です。
 その仕組をオンラインで実現しようと思い、自主学習クラスを作りました。
 これが、最強の勉強法になると思います。


nane 20191106  
 今の子供たちは多忙です。
 それは、いろいろな習い事に行っているからです。
 全部独学を基本にして、たまにその成果を発表するための交流ができればそれがいちばんいいのです。
 実力がつき、余裕があり、楽しくしかも創造力のつく、そういう仕組みのオンラインスクールを作っていきたいと思っています。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
自主学習クラス(0) 体験学習(0) 
コメント81~90件
……前のコメント
森川林
 塾が忙しくなると、これまでの習い事はいったんやめて、と考え 1/8
記事 番
森川林
 塾が忙しくなると、これまでの習い事はいったんやめて、と考え 1/8
記事 番
森川林
これまでの人生では、お金を儲けることとか、他人から評価される 1/7
記事 番
森川林
ブンブンどりむ、相変わらず。 齋藤孝さんも、有名だけど、ほ 1/6
記事 番
森川林
 勉強は、家庭で自分のペースでやっていれば十分なのですが、小 1/4
記事 番
「頭のいい人ほ 森川林
 語彙力をつける本などを読んでも語彙力はつきません。  大 1/1
記事 4900番
「英語を生かそ 森川林
 日本語における風の吹き方。 ====ChatGPT さ 12/23
記事 4893番
「英語を生かそ 森川林
 英語を過度に学ぶ必要はありませんが、他の言語を学ぶという意 12/23
記事 4893番
「会話の書き出 森川林
「パターン化された手紙の書き方をするな」と批判する人はいませ 12/16
記事 4886番
言葉の森がオン 森川林
工業製品に関しては国境がなくていいのですが、教育や文化に関し 12/11
記事 4881番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習