11月の無料読解検定について、森林プロジェクトで作文教室を開いている先生から、
「生徒が自宅から受検するのは難しいから、通学の教室でまとめて受検できるといい」
という提案がありました。
そこで、団体受検の仕組みを、次のようにします。
団体は、学校でも、塾でも、個人の家庭が友達を集めてという形でもいずれでも結構です。
住所、電話、氏名などの情報は、その団体を代表する方のものでお願いします。
送信フォームの中のひとこと欄に、受検する生徒の
1.姓
2.名
3.姓ふりがな
4.名ふりがな
5.性別
6.学年
を、下記のようなテキスト形式にして入れてください。
(区切りは、読点かコンマのいずれかでお願いします。)
====
姓、名、姓ふりがな、名ふりがな、性別、学年
森野、一郎、もりの、いちろう、男、小3
川上、花子、かわかみ、はなこ、女、小5
……
====
11月15日が締め切りで、問題用紙などは団体のご住所あてにお送りします。
なお、人数が多くなる場合は、15日以前でも締め切らせていただくことがありますのでご了承ください。
11月読解検定のお申込みは、下記のフォームからお願いします。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=dks201911
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読解検定を団体でも受検できるようにしてほしいとの要望がありましたの、11月の無料読解検定から、団体受検ができるようにしました。
自宅でパソコンやタブレットを使うのが難しいという人でも、所属する団体の会場で一緒に受検できます。
団体には、学校や塾以外に個人の家庭も含まれますので、ぜひご利用ください。
11月の無料読解検定から、団体受検ができるようにしました。
11/22から11/28の範囲で、それぞれの団体の都合のよい時間と場所で検定試験が受けられます。
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作文というものには、三つのステージがあります。
一つは読む力、もう一つは考える力、そして、最後に書く力です。
作文の勉強というと、多くの人はこの書くところだけで考えます。
だから、作文の指導というのは、書いた結果である作文を添削することに重点が置かれてしまいます。
添削で直るのは、書く力の中でも表記を正しく書くという書き方の部分ですから、添削によって大罪が増えたり主題が深まったりすることは期待できません。
だから、作文の勉強は、書く力をつけるという勉強の前に、読む力、考える力をつける必要があるのです。
書く力が直接現れるのは、誤字のない、正しい表記を、必要な字数で、ある時間内に書くという場合です。
これは練習を重ねることによって誰でも身についていきます。
この書く力以上に大事なのが読む力です。
読む力というのは感想文に限らず、題名課題の作文の場合でも当てはまります。
例えば、「私の友達」という題名が出されたときに、その人が持っている友達の経験、読んだ友達についての文章、他の人に聞いた友達に関する話などが、これまでの読む力になっています。
読む力という材料がなければ、よい作文は書けません。
逆に、友達というものに関する材料が豊富にあれば、それだけでその作文は半ば書けたことになるのです。
この読む力と書く力は違うという例はわかりやすいと思いますが、もう一つ大事なことは、考える力と書く力も違うということです。
作文というものは、その性質上、一次元的な方向で書かれていきます。
ところが、考えることは、ある考えから別の考えに飛躍したり、また他のことを突然考えたりというような二次元的な広がりで進んでいきます。
この一次元的な書くことと、二次元的な考えることの違いがあるにもかかわらず、ほとんどの人が考える過程を書く過程と一緒に行います。
そのために、書くことによる一次元的な制約が、考えの二次元的な広がりを妨げる場合があるのです。
考える力をつける二次元的な広がりをもつ勉強は、構造図を書くことです。
構想図を書くことに慣れない人のために、言葉の森では、題名課題に入る小3から6まで、 予習シートというものを渡しています。
この構想図又は予習シート書く中で考えを深めるところが、作文の勉強で一番重要なところなのです。
では、考えるとはどういうことかというと、それはその人が持っているさまざまな材料を構成する力です。
材料の幅が広いほど、構成する力が必要になってきます。
例えば、異なる意見AとBあり、両方を材料として使うとすれば、その両方をつなぐ考えを創造しなければなりません。
これが考える力のもとなのです。
考える力を伸ばすためには、異なる材料を仕入れておくことが大切です。
それは、読む力として身につけていく面もありますが、作文の場合はすでに一つのテーマが決まっていてそれに対して読む力をつけるということですから、対話とか他の人の発表を聞くとかそういう勉強が役に立ちます。
この考える力を作文指導の中に生かすのが、友達どうしの発表と交流です。
作文を書く前に自分が予習してきたことを発表するという機会があれば、発表するために事前に自分なりに考えたり家族に取材をしたりする必要が出てきます。
すると、その分材料が豊富になり、考える力が必要になってきます。
また、予習の発表で同学年の生徒が同じテーマについて予習してきたことを発表すれば、それは他の人の異なる材料や意見を知るという機会になりますから、ここでもまた自分の考えがふくらんできます。
この予習の発表を作文の勉強の中心にしていくために、少人数のオンラインクラスがあります。
先生と生徒の個別の作文指導では、先生との対話の中で話が広がりますが、少人数クラスの中ではそれに加えて友達どうしの対話の中で考えが深まります。
この少人数のオンラインクラスの作文という勉強が、これからの作文学習の中心になっていきます。
個別指導で事後的な添削が中心になりがちな従来の作文の勉強ではなく、事前の予習を互いに発表しあうことで考えを深めるという新しい作文の教育がこれから広がっていくのです。
オンライン作文のプレ受験作コースの体験学習を募集しています。
プレ受験コースは、小学4、5年生の受検作文を目指す人がが中心で、月曜から金曜の17時から1時45分のクラスで行います。
また、このほかに、小中学生のオンライン作文クラスも募集しています。
プレ受験コースの作文体験学習を希望される方は、下記のフォームからお申し込みください。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019tp
プレ受験コース以外の作文読解クラスの体験学習は、下記のフォームからお申し込みください。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019ts
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作文の勉強の特徴は、自分で自分の作文の評価ができないことです。
だから、独学や家庭学習が難しいのです。
教室に体験学習に来る子に、ときどき、「作文は得意、苦手、普通のどれくらい?」と聞くことがあります。
「得意」という子は、よく書けない子です。
「苦手」という子は、普通によく書ける子です。
「普通」という子は、かなりよく書ける子です。
自己評価と客観的な評価がほとんど違うのが作文の勉強の特徴です。
だから、オンラインの少人数クラスで勉強すると、自分の作文の客観的な位置がわかると同時に、どうしたらもっとよく書けるようになるかが、ほかの子の予習を聞いてわかるようになるのです。
作文は、長く続ければ誰でも上達します。
早く上手に書かせたいと思って注意を増やすと、上手にならないばかりか続けられなくなるので結局上達しません。
しかし、早く上達させる方法もあります。
それは、いつも褒めること、長文音読をすること、予習をすることです。
この予習のための方法がオンラインクラスの予習の発表です。
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物事を大きく考えると、遠い将来か近い将来かは別としていずれ入試制度というものはなくなります。
今、2020年の教育改革に向けて記述力重視という方向で改革が進められていますが、これは全く小手先のもので、客観的な評価が難しいということ以上に大きな問題は、120字程度の記述試験では、高校生が少し練習をすれば誰でも合格点を取れるような文章が書けてしまうことにあります。
また英語の四技能の評価も、やがて無意味なものになります。
AIの利用による自動翻訳が進めば、「読む」「聞く」「書く」「話す」いずれの能力も、携帯でカバーできるようになる未来が考えられるからです。
堀江貴文さんは、ある番組の中で、「センター試験で何が悪い。よくできている」と言っていました。
これは私も同意見で、旧来の教育に関しては、センター試験はよく作られたものだったと思います。
このセンター試験の限界を克服するものとして出されているのが現在の教育改革ですが、もともと古い教育体制にもとづいて出されている改革でですから、小手先の改革ではかえって完成度の高いセンター試験よりも劣った試験にならざるを得ないのです。
では、これまでの古い教育体制を超えた、その先にあるものは何かというとそれは入試というものがない教育なのです。
なぜ、入試のない教育が可能かというと、オンラインの教育であれば、生徒が自由に自分の好きな授業を聞き、自由に勉強し発表するような教育が主流になるからです。
リアルな教育は、行事のようなものだけになります。
このようなオンラインの教育においては、定員制というものがないので、入試をする必要はありません。
そして、互いの発表の中で、次第に同じ興味を持った生徒たちや同じレベルの生徒どうしが集まり、コミュニティを作り、切磋琢磨をするというような教育がこれから生まれてくるのです。
このときに価値ある学力は、答えのある勉強で他の人よりも何点か多い点数を取るというようなこれまでの学力の延長にあるものではありません。
それは、センター試験でも、記述力重視の試験でも同じです。
未来の教育において、最も価値あるものは創造力という学力なのです。
この大きな見取り図が、これからの教育を考える際の重要な前提になります。
しかし、そういう大きな話が信じられない人は、それでもかまいません。
もっと身近なところで言えば、これからの社会に出て活躍できるのは、AIに代替されるような受験学力の優れた人ではなく、個性がありその個性で世の中に影響を与えられるほどの実力を持った人です。
個性だけでは不十分です。
人と違っているというだけでは、誰でも最初から多かれ少なかれ違っているからです。
違っていることが、ほかの人から一目置かれ、その違いによってその個性の分野で第一人者になっているというような創造力のある個性が必要になるのです。
では、そのような個性と創造力を子供時代から育てるためにはどうしたらよいかというと、それは三つあります。
第一に、創造に価値があるという考え方をすることです。
上手にできた人真似より、下手でもいいから自分流がよいという価値観を持つ必要があります。
これまでの教育では、自分で考えて×になるより手本どおりにやって○になった方が勝ちという考えがあったので、これまでとは正反対になるということです。
第二は、個性を学問として追求していくことです。
子供であれば、自分の好きな勉強という方向で個性を発揮することです。
なぜなら勉強(学問)の世界は、無限に広がっているからです。
第三に、その個性を発表する場があることです。
個性は、他の人との関わりの中で磨かれていくからです。
その発表する場の一つが、創造発表クラスです。
この創造発表クラスで面白い研究を発表し合う子供たちが、知的な友達になるというのが、これからの理想的な教育のイメージです。
よい学校に進む利点は、よい友達に出会う可能性が高いということだと思います。
しかし、今の学校教育体制そのものが行き詰まりつつある中で、受験秀才の中によい友達がいるかというとそういうことは必ずしも言えません。
優れた個性を持つ面白い友達は、特定の学校にはいないと考える方が自然です。
だとすれば、オンラインで小学生のころから個性的創造的な発表を通して一生付き合える友達を作っていくことが、未来の教育の一つの理想の姿になってくると思います。
この大きな構想のもとで、言葉の森では創造発表クラスを運営しています。
創造発表クラスは、これまでは、小学中学年以上にならないと、なかなか自分の力で発表する研究はできないところがありました。
しかし、今度、小学1年生からでも創造的な発表ができるようなせいかつ文化コースを作りました。
低学年のうちから創造的な発表という面白い勉強に慣れ、それを小学校中学年高学年に進むにつれてより学問的なレベルにまで高め、それとともに、そこで出会うほかの子供たちと理想の友達関係を作っていけるとよいと思います。
せいかつ文化コースは、月曜から金曜の18時から18時45分です。
このコースは、小学校低学年の人を中心に募集しますが、他の創造発表クラスでは小学校中学年や高学年の生徒も募集しています。
せいかつ文化コースの体験学習を希望される方は、下記のフォームからお申し込みください。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019hs
せいかつ文化コース以外の創造発表クラスの体験学習は、下記のフォームからお申し込みください。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019hg
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数年後の勉強ももちろん大事ですが、もっと大事なのは数十年後の人生です。十数年後でもいいです。
世の中はたぶん大きく変わっていますが、その変わる方向ははっきりしています。
それは、個性と創造性が重視される社会です。
その個性と創造性の教育を、今から取り組んでいく必要があるのです。
センター試験に代表される○×式の教育と、教育改革でうたわれている記述力思考力重視の教育とは、今の教育体制を前提としている限り、結局同じ穴のムジナです。
大事なことは、その穴から出ることなのです。
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11.2週の授業の資料を入れました。
生徒のみなさんは、鳥の村の資料室でごらんください。
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京華中学 Y.T.さん
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先日、11.1週の授業の動画を鳥の村の資料室にアップロードしたと書きましたが、昨日見てみると、原稿ができているだけで、まだアップロードされていないことがわかりました。(^^ゞ
とういことで、再度アップロードしましたので、遅くなりましたがごらんください。
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オーバーな表現ですが、最強の勉強法というのにはちゃんとした裏付けがあるのです。
成績が、比較的よい方とは言っても普通だった生徒が、自主学習で勉強をしてからぐんぐん実力をつけていくというケースが、小学生でも、中学生でも、高校生でも、更には大学生でも同じようにあったからです。
もし、それらの生徒が、学習塾や予備校に行って先生の話を聞いて勉強をするようなやり方で学習していたら、成績はそこそこにしか上がらなかったはずです。
家庭教師に教えてもらうのであれば、教師の教え方によってかなり差がありますが、ほとんどの先生は、やはり学習塾と同じだったはずです。
その理由は、勉強が先生のペースで教えられるからです。
小学1、2年生であれば、先生が教える形で全く問題がありません。むしろ、勉強の内容は誰も同じ基本的なことですから、その方が能率のよい勉強ができます。
しかし、子供が小学3、4年生になるころから、得意と苦手の差が出てきます。
小学5、6年生になると、その差は更にはっきりしてきます。
すると、先生が先生のペースで教えるよりも、生徒が生徒のペースで勉強した方がずっと能率がよくなるのです。
学習塾などで行う勉強のもう一つの弱点は、その授業時間が終わると、生徒が勉強が終わった気分になってしまうことです。
1時間なら1時間教えてもらうと、その日の勉強はもう終わりです。
時間の枠組があるので、その枠組までは確実に勉強の時間が確保できます。
しかし、それは、その枠組を超えて勉強する必要がないと思ってしまうことにつながるのです。
だから、塾も学校も宿題を出します。
すると、子供はその宿題も、新しい枠組として勉強しますが、その宿題が終わればそれ以上何もすることがないということになるのです。
宿題があると、子供は確かに勉強をします。
親も、「宿題をやりなさい」と言うのは簡単です。
しかし、宿題に頼る勉強をしていると、宿題がないときは勉強しなくていいとなってしまいます。
だから、勉強は他人に頼ってやるものではないのです。
しかし、自分のペースで勉強するのは、何をどうやるのか方向を見つけるのが難しいというのも事実です。
その方向を試行錯誤しながら自分の力で進めることができるのは、やはり高校生になってからです。
しかし、小中学生でも、方向のアドバイスをしてあげて、子供が自分のペースで勉強する仕組みを作れば、それが最もよい勉強の仕方になるのです。
自主学習クラスは、以上のような意図のもとで行っています。
従来の勉強法とは全く違うやり方ですから、教える側にもいろいろな試行錯誤がありました。
いちばん能率がよいのは、生徒が自分で勉強し、先生があとでそれをチェックすることなのですが、先生がつい教えたくなってしまうのです。
また、生徒どうしの緩やかな交流は必要ですが、その交流の時間が長くなると、自分で勉強することが後回しになります。
これらの問題は、Zoomのブレークアウトセッションを利用すれば、うまく解決できることがわかりました。
少し細かい話になりますが、生徒全員がブレークアウトルーム1という部屋で勉強している間に、先生が一人ずつブレークアウトルーム2に呼んで、個別の話をするのです。
また、先生がそれぞれの生徒と行う個別の話を充実させるためには、生徒があらかじめ学習の予定を入れておく必要があります。
先生は、その予定の記録を見て、その生徒がそれまでにやった勉強内容の中から重要なところをチェックするのです。
先生が生徒の勉強内容をチェックするためには、生徒と先生が同じ教材を持っていなければなりません。
その仕組みももちろん作りました。
2020年の教育改革で教材は大きく変わりますが、それにもすぐに対応できる体制を作りました。
自主学習クラスの学習内容は、第一に自分ひとりでは勉強しにくい国語です。第二に学年が上がるにつれて差がつきやすくなる算数数学です。
この国語、算数が基本ですが、勉強の仕方は同じですから、英語も理科も社会もプログラミングもすべて同じやり方で学習することができます。
だから、オンラインクラスで毎日勉強するようになれば、学校に行かなくてもいいぐらいです(笑)。
これは冗談ではなく、たぶん将来は、学校はリアルな交流のために行く場所になり、勉強は家庭で、又は複数の家庭が合同で行うようになると思います。
子供たちの中には、ノーパソを持って近くの公園に行き、木陰で勉強するような子も出てくるでしょう。
青空オンライン教室です。
そして、オンラインで一緒に勉強する相手は、近所にいる子だけでなく、東南アジアにいる日本の子供たちということにもなるのです。(時差の関係で、アメリカにいる子供たちと一緒に勉強するには、日本は朝になります。)
さて、自主学習クラスのこれまでの歴史を説明します。
言葉の森が行った最初の自主学習クラスは、個別指導が中心でした。
生徒が1時間勉強をして、最後の10分に先生がその勉強内容をチェックし、生徒に質問するというやり方でした。
それはそれでかなり効率のよい勉強ができていましたが、生徒どうしの交流がないのが難点でした。
当時、創造発表クラブのような生徒どうしの交流のある活発なクラスができていたので、自主学習にも(作文にも)この交流性を生かしたいと思い、自主学習の個別指導をやめ、全員を1時間単位の少人数クラスに移動してもらいました。
これで、生徒どうしの顔が見えるようになったのはよかったのですが、実習の時間の間に個別指導をするので、生徒の勉強はまだ途中です。すると、どうしても深いところまで話をすることができず、勉強は生徒に任せるような形になってきました。
そこで、今度、学習の記録を生徒にあらかじめつけてもらうようにしたのです。
こうすれば、先生はその生徒の勉強の経過がわかるので、それまでの経過を見て、必要なチェックをすることができます。
考えてみればあたりまえのことですが、システムの変更を伴うことなので、なかなかできなかったのです。
それがちょうど、10月5週と11月の3、4日の連休でシステムの変更の時間が取れるようになりました。
これからは、少人数クラスでありながら、個別指導もできる自主学習クラスとして運営ができるようになります。
現在、オンラインの自主学習クラスの無料体験学習を募集しています。
当面、重点的に募集するクラスは、月曜日から金曜日の19:00~1945のクラスですが、ほかの曜日・時間のクラスももちろんあります。
今回募集するクラスの対象学年は、主に小学4、5年生で、しっかり勉強するつもりでいることが条件です。(つもりでいいです。)
今回募集するクラスの中心になるコースは、公立中高一貫校対策全科コースですが、個別指導がメインなので、学年の違う生徒や目的の違う生徒が入ってもかまいません。
ただし、学年や目的があまり違うと全体の交流があまりできないので、当面は他学年、多目的のクラスであっても、生徒の増加によって学年別、目的別のクラスに随時分けていくようになります。
公立中高一貫対策全科コースの体験学習、又は、受講案内を希望される方は、下記のフォームからお願いします。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019jk
・このクラスは、主に小学4・5年生で公立中高一貫校対策を考えている人が中心ですが、他の学年の人は別のコースで自主学習行うので体験学習には参加することができます。
公立中高一貫対策全科コース以外の自主学習クラスの体験学習は、下記のフォームからお願いします。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg2019jg
【追伸】
受講料は、言葉の森の生徒は、月4回(週1回)で月額3,000円です。(わかりやすくするために消費税抜きの金額で表示。以下同じ)
言葉の森の生徒でなく、初めて自主学習クラスを始める場合は8,000円です。
ただし、自主学習クラスは、週に複数回受講することができます。それは、その方が家庭での自主学習のペースがつかめるからです。
その際の追加料金は、曜日がひとつ増えるごとに3,000円ですから、週2回であれば11,000円、週3回であれば14,000円、週4回であれば17,000円、週5回であれば20,000円です。
回数が増えるごとに割安になる仕組みです。
また、少人数クラスであっても、休んだ場合の振替ができる仕組みにしました。
家庭でできる日常的な学習として、内容だけでなく料金の面でも振替授業の面でも利用しやすくなっています。
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昔、朝日新聞に次のような記事が載っていました。
「本当によく勉強のできる中学生は、塾に行っていない」というのです。
今は、両親とも忙しいので、そういう子はまれですが、それでもごく少数ですが、塾に行かずによく勉強のできる子がいます。
それは、家庭で能率のよい自主学習をしている子です。
その仕組をオンラインで実現しようと思い、自主学習クラスを作りました。
これが、最強の勉強法になると思います。
今の子供たちは多忙です。
それは、いろいろな習い事に行っているからです。
全部独学を基本にして、たまにその成果を発表するための交流ができればそれがいちばんいいのです。
実力がつき、余裕があり、楽しくしかも創造力のつく、そういう仕組みのオンラインスクールを作っていきたいと思っています。
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先日小学3年生の生徒のお父さんから相談のメールがありました。
子供が長い間作文の勉強をしているのになかなか上達しているようには見えない、そして、モチベーションが低く作文を書く気が見られない、というのです。
この「なかなか上達しない」、そして、「モチベーションが低い」ということの原因は、これまで何度も書いているようにほとんどの場合たったふたつだけです。
それは、親が子供の作文をあまり褒めていないこと、毎日の自習をあまりしていないことです。
逆に言えば、毎日の長文の音読と読書を続け、子供の書いた作文を無条件に褒め、音読も無条件に褒めていれば、だれでも必ず上達します。
もちろん、作文力の上達は、他の教科の勉強と違いかなり時間がかかります。
それは、読む力をつける勉強も同じです。
読む力、書く力、考える力は、知識の力ではなく、どちらかと言えば運動系の力なので、長い期間の練習が必要です。
その長い期間の勉強をするために、褒め続けることが必要なのです。
子供の作文を見ると、誰でも欠点がすぐに目につきます。
最初のうちは、親も我慢して褒めると思いますが、やがて褒めることに飽きて、間違っているところやおかしいところの注意を始めるようになる人が多いのです。
作文は、欠点を直して上手になる勉強ではありません。
では、決定は直さくていいのかといえば、直さなくていいのです。
そのかわり、読む力をつける毎日の長文の音読と読書に力を入れていくのです。
読む力のついた子は、書き方の注意をされたときでも一瞬で直ります。
読む力のないうちは、同じ注意を何度されても直りません。
そして、注意を受けるたびに書くことが苦手になっていくのです。
もちろん、もう少し短期間で作文を上手に書かせるコツもあります。
それは、親が似た話をしてあげるなどして書くことを準備してくることです。
言葉の森でも、最初は全く書けないような子が、短期間で上手に書けるようになることがあります。
そこに共通しているのは、予習シートをしっかり書き、お父さんお母さんにいつも似た話を取材してくることです。
お父さんお母さんに似た話を取材してくるくらいですから、子供が書いた作文は、親も関心を持って読むようになります。
そして、子供が書いたものを自然に褒めるようになるのです。
この、褒めることと、音読と読書の自習をすること、書くことの準備をしていることだけが、作文の上達で重要なことなのです。
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作文がなかなか上手に書けるようにならないという相談は時々受けます。
それは、お母さんが焦りすぎているのです。
気長にやれば必ず上達します。
そして、言葉の森で上達していなかったら、ほかのどこで教えてもらっても上達しません。
それぐらい言葉の森の指導は実績があるのです。
言葉の森の教え方であれば、作文は必ず上達します。
しかし、それは読む力のあるところまでです。
だから、本当の上達は、作文だけでなく読書の方でも必要なのです。
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