もう十何年も前になりますが、作文の勉強をしている生徒の中に読解力をつけたいという生徒が多かったので、読解の学習ができるように読解検定問題を作りました。
この読解検定で問題文を緻密に、読み選択肢と照らし合わせて読むことによって、文章を読み取る力がついてきます。
真面目に読解問題に取り組んでいる生徒は、全員国語力が上昇しました。
しかし、ただ問題を解いているだけでは力はつきません。
読解力をつけるためには、読解問題の選択肢を感覚ではなく理詰めに選ぶ必要があります。
感覚や勘で選んだものが、○になっても×になっても読む力はつきません。
理詰めに考えて○になったり×になったりしたのであれば、それは×になった場合であっても読解力を伸ばす勉強になるのです。
そこで、今考えているのは、読解問題を解いたあと、×になったところがあればその理由を文章として書いて提出するようにすることです。
この解説の書き方は、「読解・作文力の本」に書いてあるような短いものでかまいません。
その文章化によって、その生徒がどのくらい深く問題文を読み込んだかが分かります。
作文読解クラスでは、読解問題を解くだけではなく、この間違えたところの説明を文章として書く練習をこれからしていきたいと思います。
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国語は、問題を解くだけでは何の勉強にもなりません。
だから、問題集をいくらやっても国語力はつかないのです。
国語力は、間違えたところを見直すことによってついてきます。
だから、間違いが多いほど、いい勉強になるのです。
国語の読解問題の成績が悪かった場合、原因は二つあります。
ひとつは、読む力がない場合です。
もうひとつは、解く力がない場合です。
時間内に解けなかったというのは、読む力がないことにあたります。
だから、ゆっくりやればできるというのは、できたうちに入らないのです。
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創造発表クラスは、創造力、思考力、発表力を伸ばすクラスです。
子供たちの創造力というものを考えた場合、主に理科系の分野で、創造力を必要とする機会が多くなります。
理科系の分野は、自然科学に結びついているので、人智を超えた予想外の出来事や、奥の深い因果関係などがあり、子供の創造力を刺激することが多いのです。
したがって、創造発表クラスの教材は、理科実験や自然観察や自由工作などが中心になります。
しかし、もちろん実験、観察、工作以外の、算数数学や英語や国語や社会の分野での自由な研究発表もできます。
創造発表クラスが、創造力を育てるとともに子供たちの思考力を伸ばすのは、自分の行った実験や観察や工作のあとに、なぜそうなったかと考えることが自然に生まれてくるからです。
自然科学における「なぜ」という疑問は、その子の年齢を超えた難しいレベルのものも当然ありますが、それが逆に子どもの思考力と知的好奇心を刺激します。
人文科学や社会科学の分野での「なぜ」という疑問は、多くの場合あらかじめ存在している答えが子供の年齢に合わせて用意されていることが多く、子供の思考力を伸ばすことがかえって少ないのです。
創造発表クラスの学習では、子供たちが行なった実験や観察や工作をレポートという文章化された形で仕上げることが多いので、表現力や発表力も自然に育ちます。
ところで、この創造力、思考力、発表力などは、評価の枠に入りにくい学習です。
これに対して算数数学、英語をはじめとする受験型の学力は、評価を数値で表せる学習です。数学と英語は、正しい方法で時間をかけて学習すれば、誰でも必ず成績を上げることができる教科なので(しかし、もちろんある程度の時間はかかりますが)、塾や予備校の授業の中心もほとんどが数学と英語で行われているのです。
しかし、現在、子供たちの教育で問題になっているのは、受験型の学力の成績はよいが、考える力がない子が増えているということです。
考える力とともに、創造力も弱く、人間関係力にも問題がある場合があり、共感力や倫理観でも問題を感じる子供が増えているという話をよく聞きます。。
しかし、これらの創造力、思考力、共感力などは、ペーパーテストでは測れない「非」受験型の学力です。
今後行われる教育改革の中で、大学入試の記述の問題が延期されるという話が出ていますが、これは当然です。
120字程度の記述で測れる学力など何もありません。
逆に、120字の記述のコツを身につける技術だけが残る学習になるでしょう。
子供たちの本当の学力を見るために大事なことは、一つは1200字の小論文を何本か書かせることです。
記述力は、1200字以上書かせなければ、誤差が大きすぎて使い物にならないからです。
もう一つは、長時間の口頭試問という形で面接を行うことです。
つまり、人間が直接関与しない限り、子供の本当の学力である、創造力、思考力、共感力などは評価できないのです。
もちろん、人間が評価するのも完全なものではありませんが、機械的に採点するものよりもずっと本質に近い評価になるはずです。
そして、それらの本当の学力は、人間だけが評価できると同時に、学習の意欲もまた、人間との関わりの中で生まれてくるのです。
英語、数学などの受験型の学力は、点数を上げることが学習の動機になります。
創造力や思考力や発表力は、点数を動機とする学習ではありません。
では、どこで学習の意欲が出るかというと、それは子供たちが互いの発表を聞くことによって刺激を受け、自分もよりよい発表をしようとすることによってなのです。
しかしもちろん、これは逆もあり得ます。レベルの低い発表が増えると、全体のレベルが低下するという問題もまたあるからです。
だから、創造発表クラスの先生の仕事は、子供たちに何かを教えることではありません。
子供たちが意欲的な発表ができるように、子供たちに働きかけ、また、子供だけでなく保護者の協力も促すことが重要な仕事になるのです。
保護者の協力が必要な学習というのは、受験型学力ではほとんどありません。
せめて、家庭で宿題をきちんとやらせるぐらいです。
学習塾によっては、家庭では何もする必要がなく、すべて塾に任せてもらえば学力を上げるとうたっているところもあります。
受験型の答えのある学力については、そういうことが可能です。
しかし、「非」験型の創造力、思考力、発表力を育てる学習は、子供の意欲的な取り組みがすべてすから、それを支える保護者の協力は欠かすことができないのです。
今は共働きの家庭がほとんどで、保護者の帰宅も夜7時、8時になり、日曜日もなかなか時間が取れないという家庭も増えています。
しかし、子供の小さいころに、親が仕事に専念するために子供との対話や協力の時間を取れなかったとすると、それは、あとになって親にとっても子供にとっても小さな後悔として残ることになると思います。
子供の幸福な人生というところから大きく考えた場合、学力以外に家庭力というものもまた重要な要素になっているからです。
子供が親との対話を楽しみ、一緒に実験や工作をしたりすることに熱中するのは、小学校の数年間だけです。
この短い何年間かを、保護者は多忙な仕事と並行して子供との関わりを維持していく必要があります。
創造発表クラスは、家庭における親と子供の対話と協力のきっかけにもなっていくと思います。
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理科実験や自然観察や自由工作のような学習は、未来型の学習です。
それは、創造力や思考力を必要としますが、数値による成績評価ができない学習だからです。
この未来型の学力を伸ばす方法は、子供たちどうしの対話と、家庭における親と子の対話と協力なのです。
英語や数学の受験型の学力は、正しい方法と長時間の勉強によって誰でも成績を上げることができます。
しかし、理科や社会と違って体系が大きく広がっているので、できる子とできない子の差が大きくなる教科です。
だから、学習塾も予備校も、英語と数学に力を入れているのです。
しかし、それが現在の、成績はいいが考える力がない子を生み出しています。
それは、考える力というものが、英語や数学の成績のように数値化できないものだからです。
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読解力の低下の原因に、読書の不足が挙げられています。
先日、書店に子供の方を探しに行ったところ、子供のコーナーで平積みになっている、つまりよく売れている本のほとんどが学習漫画的な本でした。
タイトルはためになるような内容で、中身は文章が少なく漫画が中心に書かれているのです。
こういう本を読むと、確かに知識は増えますが、文章を味わうという力が育ちません。
読解力がある子の特徴は、文章を実感を持って読めることです。
単なる知識的な理解として読むのではなく、文章から感動を受けるという読み方ができることが大事なのです。
読解力の向上の第一は、読書紹介によって本を読む機会を増やすことです。
中でも、文字情報の多い本を読む機会を増やすことです。
第二は、読解検定で厳密に読み取る力を身につけていくことです。
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オンラインの作文クラスは、少人数の生徒が全員が参加できる形で作文の予習の発表をし、オンラインで作文の実習をし、併せて先生が個別指導も行うクラスです。
発表の時間や質問感想の時間もあるので、個別指導の時間は電話指導のときよりも短くなりますが、事前指導は動画で見てもらうようにして、事後の添削講評の話だけをするので、それほど時間はかかりません。
通常の電話指導の場合は、事前指導の時間が長くなりますが、その事前指導のほとんどは課題の説明になるので、それは動画で見てもらった方が合理的なのです。
大事なのは、事前の予習です。
あらかじめ課題を見て似た話を考え、両親に取材し、材料を準備してきます。
その準備を発表するのが予習の発表です。
予習の発表の時間は、1人2分です。
その予習の発表のあと、ほかの人からの質問や感想を聞きます。
質問や感想を言うためには、それぞれの予習の発表をよく聞いていなければなりません。
これが、聞き取る力を育てることに役立っていると思います。
中高生になると文章力のある生徒は、特に準備をしなくても、課題のヒントを読み、そのヒントに沿って作文を書いてしまいますが、それでは本当の力はつきません。
予習を発表するとなると、ただヒントを見ただけでは、自分のオリジナルな話はできませんから、どうしても、自分なりに解釈した話や集めた材料を準備してくることになります。
その準備の段階で力がつくのです。
オンラインの作文では、45分間の時間がありますから、その時間の中で15分程度の作文実習の時間が取れます。
通常の電話指導だと、先生の電話説明のあと、一休みしてあとで作文を書こうという生徒も出てきます。いったんこういう習慣がついてしまうと、作文を書くというのは負担の大きい勉強なので後回しにすることが常態化してきます。
リアルな教室で作文を書くように、その場で書くということが大事なのです。
作文の実習を全員が一斉にしている間、先生が一人ひとりの生徒を別の部屋(Zoom会議室の別の部屋でブレークアウトルームと言います)に呼んで、前回の作文の講評を話します。
全員の個別指導が終わると、作文の実習はいったん中断して、全員の読書紹介を行います。
読書紹介も、持ち時間は1人2分です。
低中学年の生徒は、その本でいちばん面白かったところを中心に話してもらいます。あらすじまで話すと、話が長くなってしまうからです。
しかし、高学年の生徒の中には、短い時間でうまく全体の内容まで説明する子もいます。
この読書紹介のあとも、質問と感想を話してもらいます。
ここで、「同じ本を読んだことがある」とか、「その本を読みたい」とかいう話がよく出てきます。
ほかの人の読んでいる本に刺激を受けて、自分も同じ本を読んだということもときどきあります。
子供の読書習慣をつけるために、有料の習い事があるようですが、読書好きの子はたぶんそういうところには行きません。
自分が本を読むのが楽しいから読んでいるだけで、わざわざ本を読むために何かのイベントに参加するということはしないからです。
読書好きな子にとっていちばんいいのは、手軽にできる読書紹介と質問感想です。
作文クラスは、電話通信のクラスもオンラインのクラスも、4週目には読解問題が2問できるようになっています。
また、4週目の清書をパソコンで入力すると、自動採点ソフトによる「森リン」の点数が出ます。
小学6年生以上、中学生、高校生になると、この森リンの点数が勉強のひとつの目標になってきます。
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新しいオンライン教育――人間の触れ合いのあるオンラインがリアルな教育を超える
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作文はどこで上達するかというと、いい文章を書こうと思うことで上達するのです。
それがほとんどすべてです。
ただし、自分の書いた作文は自分では評価できないので、そこで他人の評価が必要になってきます。
しかし、他人の評価は年がら年中必要なわけではありません。
たまに的確なアドバイスを受ければそれで十分なのです。
学力には、一夜漬けでできるものとできないものとがあります。
定期テストのような学力は、一夜漬けで間に合います。
数学や英語なども、1か月集中して勉強すれば見違えるほど成績が上がります。
しかし、作文だけは一夜漬けは効きません。
だから、将来、入試が本格的に行われるようになると、作文と面接が中心になってくると思います。
それぐらい、作文力は本当の学力と結びついているのです。
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オンラインクラスの教育は、単なる通信指導よりも、さらには個別電話指導よりも、また逆に教室での通学指導よりも、大きな可能性を持っています。
ここでオンラインクラスの教育とは、ほかの教育機関がやっているようなビデオのオンラインやマンツーマンのオンラインではありません。
そういう一斉指導のオンラインや、個別指導のオンラインは、リアルな教室でも同じようにできることですから、特にオンラインでやるメリットというものはありません。
従来のオンラインのメリットと言われるものは、場所が離れていても参加できるということと、一斉指導の場合は優れたビデオ教材を見られるというメリットで、それはそれでいいことですが、それだけのことでしかありません。
新しいオンライン教育とは、少人数で生徒どうしの交流があることと、先生と生徒の双方向のやりとりがあることが重要な条件になっているオンラインです。
なぜかというと、子供の教育は、一定の人間関係の中で行われるからこそ、学習面も含めたトータルな成長に結びつけることができるからです。
人間関係の中には、学習内容以外のことも入ってきます。
例えば、人前で発表するとか、その発表に質問を言うとか、その質問の仕方とか、その質問に対する回答の仕方とかいうようなことが学習内容以外のことです。
そのやりとりの中で、気の合う人も出てくれば、あまり気の合わない人も出てくるでしょう。
また、同じことを言うのにも、人によってさまざまな個性があるということにも気がつくでしょう。
そういうリアルな人間関係は、学習にとっての夾雑物なのではなく、むしろ学習をより豊かにしていく可能性を持つものです。
ただし、その可能性は、逆に働くこともあります。
例えば、話の合う子供どうしが集まったクラスは盛り上がりますが、話のあまり合わない子供どうしが集まると、そのクラスは活気が出てきません。しかし、その場合でも、何かの拍子に活発なやりとりができるようになることもあります。
こういう、さまざまな人間関係があることが、子供の教育にとっては大事で、それが同時に学習の意欲につながっていくのです。
優れたビデオ教材を見るだけでは、学習の意欲というものは出てきません。
それは、カラフルな通信教材が届くだけでは、学習の意欲が出てこないのと同じです。
人間の意欲は、人間関係のやりとりの中で出てくるからです。
電話による個別指導も、先生と生徒の人間関係の中で行われるからこそ、子供が意欲的に取り組むようになります。
しかし、電話指導は、先生と生徒の1対1であることと、10分間の電話指導のあとは本人任せになってしまうという弱点があります。
その弱点を克服し、先生と生徒の間だけでなく生徒どうしのやりとりがあり、10分間ではなく45分間の授業があるオンラインクラスが、今後の教育の新しいスタイルになってくるのです。
オンラインクラスは、運営の仕方によっては、リアルな通学のクラスよりも優れた教育ができます。
それは、生徒が増えれば増えるほど、同学年の同レベルの生徒が集まるクラスを作ることができるようになるからです。
ただし、残念ながら、言葉の森のオンラインクラスはまだそこまでは行っていません。
一部に、そういうクラスはありますが、クラスによっては学年やレベルの違う生徒が一緒に勉強する形になっています。
もちろん、言葉の森の通学の作文教室も、小学生の横に高校生がいて勉強するようなスタイルでずっとやってきて、それで高校生は、東大、早稲田、慶應に合格するような成果を上げてきましたから、学年が混在することはそれほど根本的な問題ではありません。
しかし、できるのであれば、同学年同レベルの生徒のやりとりの中で勉強できるクラスを増やしていきたいと思っています。
このオンラインクラスの運営は、大手の学習塾ではなかなかできません。
それは、オンラインの少人数クラスがいくつもある中で、生徒の欠席に伴う急な振替授業や、先生の急な休講代講などの対応ができないからです。
急な休講とは、授業の直前に、先生から急に「授業ができなくなった」という連絡を受けるような場合です(笑)。それはパソコンの故障とか、子供の怪我とかいろいろな場合があるからです。
言葉の森がその対応ができるのは、先生どうしの連携があるからです。
言葉の森がこれから目指す教育の大きな方向は、三つあります。
第一は、オンラインの少人数作文クラスです。
第二は、やはりオンラインの創造発表クラスです。
第三は、同じくオンラインの自主学習クラスです。
※次回以降は、これらの三つのクラスの内容を説明していきます。
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skype英会話がオンライン1.0。
MOOCやスタディサプリがオンライン2.0。
オンライン3.0は、Zoomを使った少人数の生徒どうしのやりとりがあるオンライン教育になると思います。
スタディサプリは、だんだんリアルな方向に進むと思います。
そうでないと、勉強の自覚がまだない小中学生の場合は、勉強の意欲がわかないからです。
しかし、本当は、家庭の力で勉強の自覚がない子にも勉強の習慣をつけさせておくことが大事なのです。
言葉の森のオンライン教育は、この勉強の自覚と習慣がまだない子にも対応できる方法をいろいろ考えています。
そのひとつが、定期的な保護者懇談会のように保護者と毎月コミュニケーションをとることです。
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読解検定を、10月11月と連続して行いました。
昨日(11/29)全員の答案の返却を行いました。
受検者は、小1の課題から高3の課題まで、のべ189名でした。
10月の読解検定で20点台や30点台だった生徒が、11月には60点台70点台となりました。
これは解き方のコツがわかってきたからです。
70点台80点台の生徒が100点になるには、さらに高度な解き方のコツとさらに深い読み方が必要になってきます。
この読解検定でコンスタントに80点台や100点が取れれば国語の実力についてはもう心配はいりません。
しかし、平均して70点台以下であれば、読む力と解く力をさらに向上させていく必要があります。
国語の読解問題には、易しいレベルの問題から難しいレベルの問題まで難易度にかなり差があります。
言葉の森の読解検定は、難しいレベルの問題です。特に小3以上の読解問題はそうです。
読解力をつけるには、解き方のコツを身につけるとともに、問題集読書で難しい文章を読むことに慣れていく必要があります。
読解力は、読む力と解く力の足し算なのです。
読解力は、勉強の仕方を決めて努力をすれば誰でも力がつきます。
読解検定を国語力をつける目標としてこれからも活用していってください。
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今回の読解検定は、保護者の立場で受検してくださった方が十数名いらっしゃいました。
どうもありがとうございました。
保護者の方がご自分で受検されると、解き方のコツというものがよくわかるようになります。
すると、子供さんの読解問題についても、今後的確なアドバイスができるようになると思います。
読解力は、すべての学力の出発点です。
そして、作文力は、それらの学力の到着点です。
だから、将来の入試は、センター試験や高卒認定試験(大検)で基礎学力を見て、あとは感想文を書かせるような形のものになっていくと思います。
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「ざんねんな○○」というシリーズは新鮮な切り口だったが、
真実は「すばらしい○○」であり、その裏側にあるのが「ざんねん」だ。
「ざんねん」は「すばらしい」の裏側に過ぎないから、それ独自に存在することはない。
しかし、考えや経験の浅い人は、裏側に真実があると思ってしまう。
「うんこ」シリーズにも、そういう考えの浅い流行を見る。
普通に勉強をすればいいのに、「うんこ」で面白がらせて勉強するという(笑)。
最初の1冊ぐらいは面白いからいいと思うが。
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12.1週の授業の資料を資料室にいれました。
12.1週は作文テストですので、連絡事項をよく見て作文に取り組んでください。
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