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受験勉強は、実力をつけるための勉強ではなく、勝負に勝つための勉強です。
そういう勉強には、最後の追い込みが役に立ちます。
冬休みから1月にかけての1か月間を集中して勉強すると、成績がかなり上がります。
学習のコツは、1冊を5回反復です。
問題集は解くのではなく、答えを読む勉強としてやっていきましょう。
冬休み中、小学6年生で塾に行かずに家で勉強する人の勉強時間の目安は、1日4~6時間です。
ただし、それは本人が自主的にやる場合です。
本人が自主的でないのに強制的にやらせるというのは、長い目で見てよくありません。
誰でも中学3年生ぐらいになれば自主的に勉強に取り組むようになります。
無理なく、自分のペースでやっていってください。
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大学入試の共通テストから、国語の記述式の問題がなくなることが確定しました。
これは、当然だと思います。
120字程度の記述で測定できる能力などまずないからです。
それでは、今後の国語の入試はどうなるかというと、私は次のように思っています。
第一は、文章を読む量を増やす方向です。
第二は、文章を書く量を増やす方向です。
そして、第三に、これは少し先になりますが、入試問題自体がなくなる方向です。
第三の話から先に言うと、今の入試の仕組みがあるのは、学校というリアルな教育の場が、教室の広さや座れるイスの数や先生の人数で物理的な制約があるからです。
しかし、その制約は、ネットワークの世界では既になくなっています。
唯一の制約は、気の合った友達の数は限られるという制約だけです。
だから、入試はなくなり、誰でも好きなところに入学ができるようになる代わりに、そこで自分の好きなことを研究し、その同じ分野で気の合った友達を見つけるということが、学習の中心になっていくのです。
そのときに必要な学力は、ひとつは高校卒業時までの全教科の学力をバランスよくつけておくことです。
それは、受験に必要だからではなく、自分の専門の研究のために必要になるからです。
そして、全教科のバランスのよい学力以上に大事なことは、自分の本当に好きな研究の分野を見つけることです。
これからの勉強は、この方向に進みますから、今の小学生以下の子供の教育は、その子の好きなことを伸ばすことを第一に考え、その一方で苦手分野を作らないことを第二に考えておくといいと思います。
さて、そのような先の未来の話ではなく、当面の入試がどうなるかということに戻ると、第一に文章を読む量が増えることです。
この文章は、ただ量が多くなるだけでなく、難しい語句や内容が盛り込まれている文章になりますから、速読の勉強などでは対応できません。
そういう難しい文章を読み慣れることが、これから重要になる勉強です。
その勉強に対応できるのは、たぶん自主学習クラスの問題集読書になると思います。
第二には、文章を書く量が増えることです。
言葉の森のこれまでの指導の経験から言うと、作文の字数と作文の実力は、かなり高い相関関係にあります。
もちろん、例外もあって、たくさん書けるのに内容が薄いという作文もあります。
また、深い内容とよく考えられた表現で、字数が短いという作文もあります。
そういう正反対の例外があることを前提とした上で、それでも、文章を書く字数と文章力の間には高い相関関係があるのです。
そして、もともと文章力のある子であれば、ある程度練習することによって早く長く書けるようになります。
したがって、長い文章を読ませ、長い作文小論文を書かせるという方向に、これからの国語の入試は進んでいくと思われます。
では、その文章の採点をどうするかというと、それはまた別の問題です。
作文小論文の自動採点ソフトを使うのが最も妥当な方法ですが、当面はまだそれは受け入れられないと思います。
とりあえず、字数を評価の一つの基準にして、作文小論文の内容を評価するという方向になっていくと思います。
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大学入試のための国語対策はどうしたらよいかというと、自分の興味のある分野の説明文の本を読むことです。それによって長文を読む力の基礎を作っておくことが第一です。
第二に、問題集読書でバランスのよい語彙力をつけ、第三に、読解検定で問題の解き方を身につけ、第四に、毎週の作文で1200字の作文を書く練習をしていくことです。
作文を書く時間がなかなか取れない生徒は、構想図を10分で書き、音声入力10分で1200字の作文を書き、森リンで採点することです。
子供の教育を考える場合、入試がなくなる時代が来ることをひとつの前提としておくことが大事です。
入試がなくなっても必要な学力とは何かと考えれば、ひとつは個性的な学力です。もうひとつは全教科のバランスのよい学力です。
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褒める指導の要点は、事前の項目指導です。
例えば、感想各指導の場合も、子供が作文の感想を書いたあとに、「感想がありきたりだ」とか、「物足りない」とか言っても、子供はどうしていいかわかりません。
「物足りない」という評価をするのではなく、事前に、「『人間にとって』という大きい言葉で考えてみよう」という指導していくのです。
そして、「人間」という言葉が入っていれば、それが内容的に物足りないものであっても、そういう表現をしたことを褒めるというのが事前指導です。
低学年の場合は、「感想がありきたりだ」というのではなく、事前に、「感想は2行以上になるよう長く書いていこう」と言うのです。
すると、子供は、「長く書く」という目標は努力によってできることなので、安心して書くことができます。
長く書けば、自然に感想に自分らしさが出てきます。
そして、長く書いたことだけを評価して、その内容については注意などはしないのです。
先日、保護者懇談会で、こういう質問がありました。
子供が、「それで」という言葉を何度も使って書くというのです。
この場合、子供が書いたあとに、「同じ言葉を何度も使っていたらおかしい」というのでは、子供はどう書いていいか迷うようになります。
というのは、「それで」という言葉が必要な場合もたまにあるからです。
この場合はどうしたらよいかというと、「作文用紙1枚に『それで』という言葉はひとつだけなら使っていいが、二つ以上あったらその二つ以上のところはあとで消しておく」と言うのです。
こういう客観的な説明であれば、子供は迷わずに書くことができます。
子供の作文を見る人は、自分の感覚で作文を批評するのではなく、子供が明らかにわかるような言葉で事前指導をしてその事前指導ができた場合に褒めるというやり方をしていけばいいのです。
このような作文指導を行っていると、書くことに迷いがなくなります。
すると、記述問題も楽に書くことができるようになるのです。
また、言葉の森では、記述問題の書き方のコツとして、「物事を対比して書く」という方法を教えています。
この方法がわかると、中学生や高校生の記述も書き方がかなりしっかりとしてくるのです。
この「対比して書く」という書き方は、作文指導の場合は、「反対意見に対する理解」や「自作名言」という項目にあたります。
記述問題というのは、作文の問題を短くしたものと考えていけばよいのです。
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子供が作文を書いたあとに直すのは、誰でもできます。
難しいのは、子供が作文を書く前に、どう書いたらいいか指導をすることです。
事前指導なしにただ書かせて、そのあとたっぷり注意をするから、子供は書くことが嫌いになるのです。
記述問題が書けないというのも、この作文が苦手の延長にあります。
作文を直して上手になるのは、最初のうちだけです。
直す指導では、それ以上は上手になりません。
しかし、それでも直す指導を続けていると、子供は作文が苦手になっていくのです。
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12.4週の作文読解クラスと創造発表クラスの発表会は、次のようにします。
1.原則として、自分のいつもいるクラスに参加してください。
したがって、参加フォームはありません。
2.他のクラスに参加して
発表する場合は、振替として参加してください。
その際、6人以上になるクラスには振替として参加できません。
3.他のクラスに
見学だけで参加する場合は、人数に関係なく参加できます。
それぞれのクラスで行うようにしたのは、前回までの発表会で、人数が混み合ってしまうところがあったためです。
1月からは、通常の授業とは別の時間帯に発表会を行うようにする予定です。
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個別の電話指導がある通信の作文
一斉授業で作文の書き方を説明する授業では、それぞれの子の作文の得意や苦手に対応できません。
一人ひとり個別の電話指導があるから、個人個人の力に応じた作文の勉強ができます。
作文の勉強の基準は、単なる赤ペン添削ではなく、口頭による直接の個人指導があることです。
国語読解力がつく作文感想文指導
国語読解力は、国語のドリルをいくらやっても身につきません。
文章を読み、その文章に対する感想文を書くことによって、書かれている内容を深く理解し自分の言葉で考えることができるようになります。
国語読解力は、感想文を書くことによってつくのです。
Zoomオンライン作文は提出率99%
通信教育の作文は、提出率が低くなるものですが、オンライン作文はそうではありません。
提出率は、全員が毎回ほぼ100%です。
それはオンラインクラスで、みんなのいる中で一斉に作文を書き始めるので、誰でも書けるようになるからです。
小1から高3まで一貫指導の作文
小学生で書く作文が、小学生の間しか通用しないのでは、もったいない勉強の仕方です。
小学生のときにつけた作文の力が、中学生にも高校生にもつながり、大学入試の小論文にもつながるような一貫した作文指導が本当の作文指導です。
小学1年生から始めて高校3年生まで作文の勉強が続けられるのが言葉の森の特徴です。
作文の勉強は実力がつく専門塾で
出来合いの作文教材で勉強しても、最新の作文の傾向はつかめません。
言葉の森の作文教材は、すべてオリジナルのものなので、その時代にあった最新の作文指導ができます。
作文は、作文指導の専門塾で学ぶのが最も力のつく勉強の仕方です。
添削より予習で力がつく受験作文
赤ペン添削では、作文は上達しません。
どれだけくわしく添削されても、その添削を生かす指導がないからです。
作文の力は、事前の予習によって身につきます。
一人ひとりに合った事前指導ができる作文の勉強でなければ受験対応の作文を書く力はつかないのです。
高い合格実績のある通信作文教室
言葉の森の受験作文指導は、全国の志望校の過去問に合わせた指導をしています。
受験作文は、一般的な作文の力をつけても対応できません。
さまざまな傾向に合わせた1,500題以上の作文の模範解答をもとに個別対応の作文指導をしています。
読書が好きになるオンライン作文
読書の習慣は、友達と一緒に読書紹介をする中で身につきます。
オンライン作文では、毎週全員が読んでいる本の紹介をする時間があります。
友達の前で読書の紹介をし、質問や感想を述べるだけで自然に読書の習慣がついてくるのです。
作文が苦手な子でもすぐに書ける
言葉の森の作文指導は、とんなに作文が苦手な子でも書き出すことができます。
それは独自の事前指導を行っているからです。
どうしても書けない場合でも、教室に電話をすればその対応の仕方を説明します。
国語力がつく小1からの読解検定
読む力があっても解く力がなければ、国語の点数は上がりません。
国語の問題は感覚で解くのではなく、理詰めに解く必要があるのです。
言葉の森の小1から高3までの読解検定を利用すると、国語の読解問題を解くコツが確実にわかります。
参考図書は、「
小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本」。
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言葉の森の作文指導は、担当の先生による電話の個別指導が特徴です。
担当の講師が、口頭で一人ひとりの生徒に説明をするような作文教室はあまりないと思います。
オンラインクラスは、口頭での個別説明の時間が短くなりますが、その代わり全員の予習発表と作文実習と読書紹介の時間があります。
このオンラインクラスのような作文教室は、今のところどこにもないと思います。
言葉の森の作文指導の特徴は、事後の添削よりも、事前の指導に力を入れていることです。
よく、「先生の添削や講評を見ようとしないのですが」という質問を保護者の方から受けますが、それは特に見なくてもいいのです。
添削や講評は、先生が電話指導の中で、その週の作文を書くときの説明として行うからです。
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小学校高学年の生徒の保護者から、塾の記述の問題で以前はほとんど書けなかったものが、言葉の森で作文の勉強始めてから楽に書けるようになったという話を聞くことがあります。
これは、ある意味で当然のことです。
というのも、記述問題を書く力と作文を書く力は同じですから、作文が書けるようになると記述問題も同じように書けるようになるからです。
言葉の森の作文指導では、これまで作文をほとんど書けなかった子が、言葉の森で勉強することによって初めて楽に書けるようになったという話をよく聞きます。
なぜそういうことができるかというと、それは作文の勉強の仕方が違うからなのです。
通常の学習塾などでの作文指導や通信教育での作文指導は、まず子供に作文を書かせてから、その良いところや悪いところを添削するという形で勉強が進みます。
この添削というのが、良いところを褒めるよりも悪いところを直すことに重点が置かれるのは容易に想像できます。
本人がせっかく一生懸命書いた作文を、欠点だけ毎回指摘していれば、真面目な子ほど作文が書けなくなっていきます。
低学年の子は、さらにその傾向が強くなります。
このため、作文指導に熱心な先生に教えられるほど作文の苦手仲間増えるという逆説が生まれているのです。
言葉の森の作文指導は、添削して直す指導ではなく良いところを褒める指導です。
と言っても、漠然と良いところを褒めていたのでは、子供たちの実力が伸びません。
作文を書く前にどういうところに注意して書いていくのかを事前に指導し、その指導した項目ができたことを褒めると言う手法なのです。
こういう指導を行っている作文教室は、言葉の森以外にはありません。
この事前に項目を指導して褒めるという指導すると、どんなに作文が書けない子もすぐに書き出すことができるようになります。
それは、自分が何を求められているのかが分かり、その求められていることができれば褒められることがわかっているからです。
事前指導のない作文の教え方では、子供は、自分が何を求められているのかわかりません。
そして、とりあえず一生懸命書いたとしても、その書いた作文の欠点をあれこれ直されるだけだという予測ができます。
そのために、作文が書けなくなっていくのです。
これは、家庭で作文の勉強している場合にも当てはまります。
子供が書いた作文をお母さんやお父さんが見る場合、最初のひとことは必ずと言っていいほど注意のひとことです。
特に、自分の子供の作文の場合は欠点だけが先に見えるので、どうしても最初に注意をしてしまうのです。
子供は作文を書いている間も、書き終えたあと親に注意されることが予想できるので、低学年の子の場合は書くたびに親にどう書いたらいいか聞くようになります。
よく、子供が聞いてばかりいてなかなか自分の力で書かないという相談を受けることがありますが、それはお母さんが直す指導を続けていたために、何でも親に聞く書き方をするようになったのです。
親がいつも作文の良いところを褒めていれば、子供は本当に必要なことしか聞きません。
子供が書くたびに質問するのは、褒める指導ではなく、注意する指導をしているからなのです。
(つづく)
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受験作文コースを受講している方は、学校に志望理由書を提出することがあると思います。
その添削を1回無料で行います。
(無料添削は、申し訳ありませんが1回だけとさせていただきます。)
書き方の大事なポイントは、3つあります。
(1)字数を調整しやすくするために、パソコンで下書きをすること
(2)裏付けとなる数字や固有名詞のデータを入れること
(3)子供本人に任せずに必ず親が見てあげること
書き方の見本を希望される方は、保護者掲示板からご連絡ください。
https://www.mori7.net/teraon/hkei.php
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志望理由書というと、ただ志望の理由を書けばいいと考えている人が多いと思いますが、志望理由書の内容だけで合否が決まるところもあります。それぐらい重要なものなのです。
生徒が最初に持ってくる志望理由書は、ほとんどがボツレベルです。
ですから、全面書き直しが必要になります。
こちらが、書き方を説明すると、次からは見違えるほどしっかりしたものを書いてきます。
要するに、書き方がよくわかっていない人がほとんどなのです。
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