東京女子大学 C.T.さん
<担当講師より>
約7年間(100%に近い提出率でした)、通学教室で勉強していたC.T.さんが指定校推薦で東京女子大学に合格しました。課題の作文もすばらしい内容でした。
おめでとうございます!
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広尾学園高校インターナショナルコース編入 K.T.さん
<保護者の方から>
この度は本当にお世話になり、ありがとうございました。
広尾学園のインターナショナルコースから合格を頂きました。
高校3年生で編入できる学校が少なく、いきなり受験1校目が第1希望で、帰国して2日後ということもあり、ハラハラしました。
先生と2年間以上でしょうか、作文を毎週ご指導頂いていなければ付け焼き刃では合格は厳しかったと思います。
当日の国語小論文、渾身の力で書き上げたと受験直後に言っておりました。
本当にありがとうございました。
この後ですが、引き続き受験コースでやりたいとのこと。
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相模女子大学学芸学部子ども教育学科 H.N.さん
<担当講師より>
小さいころから保育士になることが夢だったので、強い意志を持ち続けてがんばっていました。本当に良かったと思います。
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勉強の面白さを知る実験と観察
勉強の面白さを知る実験と観察
答えのある勉強は、答えが合っていれば○になり褒められるだけです。
答えのない実験や観察や工作の勉強は、○や×のつかない勉強で、子供の個性の数だけ答えがある勉強です。
この自由で創造的な勉強の中で、子供の知的好奇心が育ち、勉強の面白さを知るようになります。
これからの社会で必要になるのは、この勉強に楽しく取り組める姿勢なのです。
発表する力がつく創造発表学習
言葉の森のオンラインの創造発表クラスは、全員が発表し、全員が質問や感想を述べ合うクラスです。
人前で自分の考えを発表し、相手の話を聞き、互いに質問や感想を言い合う授業は、10人以上のクラスではまずできません。
創造発表クラスは、5、6人の少人数に限定した授業なので、全員に話をする機会があります。
毎回みんなの前で話す経験の中で、これから社会で必要になる発表力とコミュニケーション力が育っていきます。
個性的な友達ができるネット学習
創造発表クラスの授業は、先生が中心になって教える授業ではなく、生徒それぞれが実験や工作や研究を自由に発表する授業です。
自分が発表することも勉強なら、人の発表を聞くことも勉強で、互いに質問や感想を言い合うことも勉強です。
この勉強がオンラインのウェブ会議で、互いに相手の表情や動作を見ながら行われるので、自然に勉強友達が生まれます。
読書紹介の時間に友達の紹介した本は、自分も読んでみたくなります。
知的な友達関係が自然にできるのが、オンラインクラスの特徴です。
知的好奇心に基づいた新しい教育
これからの教育に求められるものは、子供たちの個性を伸ばし、創造力と思考力を育てる教育です。
それは、従来の問題を解いて○×をつけるような教育ではなく、子供たちがそれぞれに自分の興味あるテーマを自由に研究し発表する教育です。
答えも試験も点数もない教育を支えるものは、子供たちが本来持つ知的好奇心です。
自然科学の世界と手作りの経験が、子供たちの個性的な学力を育てていくのです。
東大京大の推薦特色入試型の学力
東大の推薦入試、京大の特色入試は、学生の個性と思考力と探究心を評価することを主眼とした入試です。
これまでの記憶力中心の試験では、本当に優れた学生が採用できないことがわかってきたからです。
高校までの学習は、全教科バランスよく8割できていればよく、それよりも勉強に対する自分らしい好奇心があることが最も重要です。
創造発表クラスの学習が目指すものと同じ学力が、これから求められているのです。
個性を生かすこれからの学力
これまでの勉強は、答えのある勉強でした。
だから、詰め込みの勉強が効果を発揮していたのです。
しかし、みんなが同じ知識を覚えてそれを再現するだけの学力は過去のものになりつつあります。
これからの学力は、その子の個性を生かした学力になります。
それが、言葉の森の創造発表クラスが目指す真の学力です。
理科実験と工作で思考力を伸ばす
理科実験や工作は、参考になるテキストはありますが、実際にやってみなければ結果が出ない勉強です。
自分の手で実験をしたり工作をしたりして、その結果から原因や理由を考えるようになります。
答えのない勉強だからこそ、子供の思考力と創造力が育つのです。
親子の対話が広がる実験と工作
実験や工作は、材料をそろえ手順を整えるために、お父さんやお母さんの協力が必要になることがあります。
この協力の中で、親子の対話が生まれ、知的な家庭文化が生まれます。
子供の考える力は、教科書や問題集の中からではなく、実際の経験と親子の対話の中から育っていくのです。
小1から家庭でできる理科実験
理科実験や工作の教材の中には、誰でもすぐにできる簡単なものから、ある程度の準備を必要とするものまでいろいろなレベルのものがあります。
その中から、低学年でできるものを探していくと、小1から理科実験や工作の勉強を楽しむことができます。
実験の器具も、家庭の日常生活で使うものが多いので、材料や道具を工夫することができます。
小学生に最も大切な勉強は、この自分で工夫し創造する勉強なのです。
【創造発表クラスの受講料】
言葉の森の作文を受講している生徒は、月額3300円です。
言葉の森作文クラスを受講していない場合は、創造発表クラス単独で月額8800円の受講料です。
【関連記事】
▼学生の「工作」の本をSTEM教育のうちのエンジニアリングの基礎として
https://www.mori7.com/as/3926.html
▼白い理科実験とアクティブラーニング
https://www.mori7.com/as/3920.html
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創造発表クラスは、これから最も大きな可能性のある勉強です。
しかし、その分、子供たちの主体的な参加が必要になります。
それは、授業を聞いて、答えを理解して、テストを受けるような勉強ではないからです。
だから、小学3、4年生までは、保護者の協力が必要になります。
その協力を保護者の負担と考えるのではなく、日曜日などに子供と一緒に理科実験や観察や工作などに取り組む楽しい機会と考えることが大事です。
創造発表クラスは、そういう知的で創造的な家庭文化を作る勉強でもあるのです。
創造発表クラスが、もし普通の理科実験教室のように、同じ教材セットを使って一斉に教えるような授業であったら、子供たちのやることは、単なる作業のようなものになります。
結果は面白いものができるかもしれませんが、その途中の過程で試行錯誤をしたり創造的な工夫をしたりすることはありません。
それぞれの家庭で、子供たちがお父さんやお母さんと、何をするかというところから始めるから、個性的で創造的な勉強になるのです。
そのための教材として、科学実験図鑑のような本が、今は多数出版されています。
それらの教材を利用して、忙しいときは簡単な発表を、時間の余裕のあるときは本格的な発表をするのです。
子供たちが成長するのは、自分が発表をすることと、友達の発表を聞くことによってです。
創造発表クラスは、これまでの教育とは違うパラダイムの教育なのです。
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受験勉強は、実力をつけるための勉強ではなく、勝負に勝つための勉強です。
そういう勉強には、最後の追い込みが役に立ちます。
冬休みから1月にかけての1か月間を集中して勉強すると、成績がかなり上がります。
学習のコツは、1冊を5回反復です。
問題集は解くのではなく、答えを読む勉強としてやっていきましょう。
冬休み中、小学6年生で塾に行かずに家で勉強する人の勉強時間の目安は、1日4~6時間です。
ただし、それは本人が自主的にやる場合です。
本人が自主的でないのに強制的にやらせるというのは、長い目で見てよくありません。
誰でも中学3年生ぐらいになれば自主的に勉強に取り組むようになります。
無理なく、自分のペースでやっていってください。
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大学入試の共通テストから、国語の記述式の問題がなくなることが確定しました。
これは、当然だと思います。
120字程度の記述で測定できる能力などまずないからです。
それでは、今後の国語の入試はどうなるかというと、私は次のように思っています。
第一は、文章を読む量を増やす方向です。
第二は、文章を書く量を増やす方向です。
そして、第三に、これは少し先になりますが、入試問題自体がなくなる方向です。
第三の話から先に言うと、今の入試の仕組みがあるのは、学校というリアルな教育の場が、教室の広さや座れるイスの数や先生の人数で物理的な制約があるからです。
しかし、その制約は、ネットワークの世界では既になくなっています。
唯一の制約は、気の合った友達の数は限られるという制約だけです。
だから、入試はなくなり、誰でも好きなところに入学ができるようになる代わりに、そこで自分の好きなことを研究し、その同じ分野で気の合った友達を見つけるということが、学習の中心になっていくのです。
そのときに必要な学力は、ひとつは高校卒業時までの全教科の学力をバランスよくつけておくことです。
それは、受験に必要だからではなく、自分の専門の研究のために必要になるからです。
そして、全教科のバランスのよい学力以上に大事なことは、自分の本当に好きな研究の分野を見つけることです。
これからの勉強は、この方向に進みますから、今の小学生以下の子供の教育は、その子の好きなことを伸ばすことを第一に考え、その一方で苦手分野を作らないことを第二に考えておくといいと思います。
さて、そのような先の未来の話ではなく、当面の入試がどうなるかということに戻ると、第一に文章を読む量が増えることです。
この文章は、ただ量が多くなるだけでなく、難しい語句や内容が盛り込まれている文章になりますから、速読の勉強などでは対応できません。
そういう難しい文章を読み慣れることが、これから重要になる勉強です。
その勉強に対応できるのは、たぶん自主学習クラスの問題集読書になると思います。
第二には、文章を書く量が増えることです。
言葉の森のこれまでの指導の経験から言うと、作文の字数と作文の実力は、かなり高い相関関係にあります。
もちろん、例外もあって、たくさん書けるのに内容が薄いという作文もあります。
また、深い内容とよく考えられた表現で、字数が短いという作文もあります。
そういう正反対の例外があることを前提とした上で、それでも、文章を書く字数と文章力の間には高い相関関係があるのです。
そして、もともと文章力のある子であれば、ある程度練習することによって早く長く書けるようになります。
したがって、長い文章を読ませ、長い作文小論文を書かせるという方向に、これからの国語の入試は進んでいくと思われます。
では、その文章の採点をどうするかというと、それはまた別の問題です。
作文小論文の自動採点ソフトを使うのが最も妥当な方法ですが、当面はまだそれは受け入れられないと思います。
とりあえず、字数を評価の一つの基準にして、作文小論文の内容を評価するという方向になっていくと思います。
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大学入試のための国語対策はどうしたらよいかというと、自分の興味のある分野の説明文の本を読むことです。それによって長文を読む力の基礎を作っておくことが第一です。
第二に、問題集読書でバランスのよい語彙力をつけ、第三に、読解検定で問題の解き方を身につけ、第四に、毎週の作文で1200字の作文を書く練習をしていくことです。
作文を書く時間がなかなか取れない生徒は、構想図を10分で書き、音声入力10分で1200字の作文を書き、森リンで採点することです。
子供の教育を考える場合、入試がなくなる時代が来ることをひとつの前提としておくことが大事です。
入試がなくなっても必要な学力とは何かと考えれば、ひとつは個性的な学力です。もうひとつは全教科のバランスのよい学力です。
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褒める指導の要点は、事前の項目指導です。
例えば、感想各指導の場合も、子供が作文の感想を書いたあとに、「感想がありきたりだ」とか、「物足りない」とか言っても、子供はどうしていいかわかりません。
「物足りない」という評価をするのではなく、事前に、「『人間にとって』という大きい言葉で考えてみよう」という指導していくのです。
そして、「人間」という言葉が入っていれば、それが内容的に物足りないものであっても、そういう表現をしたことを褒めるというのが事前指導です。
低学年の場合は、「感想がありきたりだ」というのではなく、事前に、「感想は2行以上になるよう長く書いていこう」と言うのです。
すると、子供は、「長く書く」という目標は努力によってできることなので、安心して書くことができます。
長く書けば、自然に感想に自分らしさが出てきます。
そして、長く書いたことだけを評価して、その内容については注意などはしないのです。
先日、保護者懇談会で、こういう質問がありました。
子供が、「それで」という言葉を何度も使って書くというのです。
この場合、子供が書いたあとに、「同じ言葉を何度も使っていたらおかしい」というのでは、子供はどう書いていいか迷うようになります。
というのは、「それで」という言葉が必要な場合もたまにあるからです。
この場合はどうしたらよいかというと、「作文用紙1枚に『それで』という言葉はひとつだけなら使っていいが、二つ以上あったらその二つ以上のところはあとで消しておく」と言うのです。
こういう客観的な説明であれば、子供は迷わずに書くことができます。
子供の作文を見る人は、自分の感覚で作文を批評するのではなく、子供が明らかにわかるような言葉で事前指導をしてその事前指導ができた場合に褒めるというやり方をしていけばいいのです。
このような作文指導を行っていると、書くことに迷いがなくなります。
すると、記述問題も楽に書くことができるようになるのです。
また、言葉の森では、記述問題の書き方のコツとして、「物事を対比して書く」という方法を教えています。
この方法がわかると、中学生や高校生の記述も書き方がかなりしっかりとしてくるのです。
この「対比して書く」という書き方は、作文指導の場合は、「反対意見に対する理解」や「自作名言」という項目にあたります。
記述問題というのは、作文の問題を短くしたものと考えていけばよいのです。
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子供が作文を書いたあとに直すのは、誰でもできます。
難しいのは、子供が作文を書く前に、どう書いたらいいか指導をすることです。
事前指導なしにただ書かせて、そのあとたっぷり注意をするから、子供は書くことが嫌いになるのです。
記述問題が書けないというのも、この作文が苦手の延長にあります。
作文を直して上手になるのは、最初のうちだけです。
直す指導では、それ以上は上手になりません。
しかし、それでも直す指導を続けていると、子供は作文が苦手になっていくのです。
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