ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3960番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
これからの勉強はどういうものになるか――教育改革のもっと先の話 as/3960.html
森川林 2019/12/31 21:36 

 これからの勉強は、自分の好きなことを好きなだけ学ぶ勉強になります。
 そして、その勉強の延長が自分の仕事につながり、将来、自分の好きな仕事を好きなだけするような生活をするのが理想です。

 そのためには、今の学校で必要とされる勉強は、能率よく学んでおく必要があります。
 試験のための枝葉の勉強を早期からやるのではなく、本質的な学習をしておく必要があります。
 本質的な学習さえしていれば、試験勉強は短期間で済むからです。
 これが、自主学習クラスの目指す学習です。

 そして、本質的な学習によって余裕のできた時間は、ひとつは考えを深める学習に、もうひとつは自分の個性を生かした学習に向けるのです。

 考えを深める学習の基本は、読書と作文と対話です。
 これが、作文読解クラスの学習です。

 個性を生かした学力を伸ばす動機は、友達との交流の中で生まれます。
 これが、創造発表クラスの学習です。
 やがて、その創造を形にするための実験室や工作室も必要になるでしょう。

 そして、これらの基礎学力、思考力、創造力の土台の上に、将来の実際の仕事に必要なコミュニケーション力と人間関係力を育てていくのです。

 もちろん、このような勉強は、個人の力だけではなかなかできません。
 社会の仕組みも、それに合わせて変えていく必要があるからです。
 しかし、その仕組みのビジョンは、すでにできています。

 これから短期間のうちに、教育も社会も大きく変わっていくと思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20191231  
 子供の教育は、5年や10年先の話で考えるのではなく、20年、30年、更にそれ以上先の話として考えていく必要があります。
 これまでの社会では、大学入学や就職がゴールと見なされてきましたから、5年や10年先でもよかったのです。
 しかし、これからの社会では、ゴールはもっと先に移動し、その人の一生と同じところがゴールになるからです。


nane 20191231  
 これからの社会が最も必要とするのは創造です。
 だから、教育も創造が第一の目標になるのです。
 創造の教育は、今の教育とは全く違う楽しいワクワクしたものになるでしょう。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
教育改革(0) 教育論文化論(255) 未来の教育(31) 言葉の森のビジョン(51) 

記事 3959番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
小さな一歩が大事 as/3959.html
森川林 2019/12/28 05:33 

 評論家の扇谷正造さんは、かつて、受験、就職、結婚が人生の三大イベントであるというようなことを言っていました(表現は少し違うかもしれませんが)。
 その一歩が、その後の人生に大きな影響を与えるひとつの分岐点になるというのです。

 しかし、私はそれは確かに分岐点のようなものになるが、その後の生き方でいくらでも変わっていく分岐点なのだと思います。
 決して、一方の道が上り坂で、一方の道が下り坂というのではないのです。

 むしろ大事なのは、どちらの道に行くかということではなく、そのときに自分がどういう基準でその道を選ぼうとしたかという意識の方です。
 その基準は、その道が自分が本当に行きたい道かどうかということです。
 このときに迷うのは、自分が本当に行きたい道には、大抵の場合、困難が待ち受けているように見えることです。

 しかし、そのときに、自分の気持ちに反して、楽に行けそうな道を選んでしまうと、その後、小さな分岐点に出合ったときも、つい楽な道の方に行くようになります。

 だから、分岐点に出合ったときに最も大事なのは勇気を持つことです。
 勇気さえあれば、そのときには失敗しても、また新しい道を作ることができるからです。

 その勇気の支えになるのが、かつて自分は分岐点で自分の本当に目指す道を選ぼうとしたという過去の経験です。

 もちろん、安全性の高い道を探すという客観的な判断は大事です。
 しかし、最後の決定は、たとえ不確かであっても自分が本当にしたいことに近い道を選ぶということなのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20191228  
 受験で迷うのは、難しい第一志望を選ぶか、易しい第二志望を選ぶかという選択です。
 本当は、どちらも大して変わりはなく、むしろ易しい方でのびのびと勉強した方がいいことが多いのですが、しかし、選択の基準は、易しいか難しいかではありません。
 どちらが本当に自分の行きたい方かというのが第一の基準なのです。


nane 20191228  
 人類の歴史は、大きく見れば、勇気ある選択をした人の歴史です
 だから、子供の教育の目標のひとつは勇気を育てることです。
 そのために、お父さんやお母さんも勇気を持った子育てをしていく必要があるのです。


まめくん 20200104  
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。

生徒の庭にも投稿したのですが、

 自分に自信を持つために効果的な方法ってありますか?


森川林 20200105  
 まめくん、お返事遅れて失礼。
 自信を持つためのいちばんの方法は、考え方を変えるのではなく、行動を変えることです。
 困難なことにチャレンジして、成功する体験を積み重ねると自信がついてきます。
 チャレンジには、もちろん失敗もありますが、失敗と成功を合計すると、絶対に成功の方が多くなるので、自然に自信がつくのです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生き方(41) 
コメント21~30件
……前のコメント
読書を阻むもの 森川林
暇なときは読書をすればいいのですが、今は、スマホで情報に流さ 6/10
記事 5096番
国語の読解検定 森川林
国語読解の問題は、適当に解いて「当たった」「外れた」と言って 6/9
記事 5095番
デジタル教科書 森川林
デジタル教科書という考えがありますが、教科書とか自分の好きな 6/8
記事 5093番
国語読解クラス 森川林
 国語力は、知識として身につけるのではなく、国語力を育てる生 6/7
記事 5092番
国語力はテクニ 森川林
「国語力をつけるために、特に読書をする必要はない」という耳あ 6/6
記事 5091番
リアルな通学教 森川林
 未来の教育は、対話型の少人数オンラインクラスの教育になりま 6/5
記事 5090番
クリティカル・ 森川林
西洋には、批判を通して新しい考えが生まれるという弁証的な発想 6/4
記事 5089番
優しい母が減っ yori
私の母は、もう中学2年生なのに、スマホをもたせてくれません。 6/3
記事 979番
日本を復活させ 森川林
 日本を復活させる道筋は、創造教育文化国家を目指すこと。 6/1
記事 5081番
4月の森リン大 森川林
 大学生や社会人になった元生徒の子供たちが、自分が中学生だっ 5/31
記事 5085番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習