言葉の森はこれまで39年間、電話通信を中心とした個別の作文指導を専門に行ってきました。
その作文指導の蓄積の上に、さらに子供たちの思考力、創造力を育てるために、創造発表クラスや自主学習クラスの運営も開始しました。
また、作文の学習を友達との交流の中で行えるように、電話指導と並行して少人数クラスの運営も開始しました。
オンラインクラスで作文読解、創造発表、自主学習の指導が行えるようになったことにより、言葉の森はこれまでの作文指導専科の教室から、全教科をカバーするオンラインスクールへと組織を飛躍させることにしました。
ウェブ会議システムを使ったオンラインスクールは、全国でもまだほとんど例がないと思います。
しかも、学習内容が、国語・算数数学・英語などの教科の学力向上だけにとどまらず、思考力、創造力、表現力など、従来の教育機関がなかなか取り組めなかったものを中心にしていることから、言葉の森オンラインスクールの教育は、未来の新しい教育を志向するものになっています。
言葉の森は、このオンラインスクールを、今後日本一のオンライン教育機関として発展させていきたいと思っています。
■言葉の森オンラインスクールのおすすめのコース
初めて受講される方におすすめのコースは、(1)通信個別指導の作文読解コース(受講料8,800円)です。読む力、書く力、考える力はあらゆる学力の基礎で、しかも言葉の森の作文学習は高校3年生まで続けることができるからです。
通信個別指導で、担当の先生による作文の学習に慣れてきたら、(2)通信オンラインクラスの自主学習コース(3,300円)の受講をおすすめします。通信オンラインクラスでは、毎回、読書紹介又は暗唱練習があるので、読書や暗唱の習慣がつきます。
自主学習コースは、作文読解コースと併用せずに単独で自主学習コースだけを受講することもできます(自主学習コース単独受講5,500円)。
自主学習コースの基本は個別指導なので、生徒の実力や要望に合わせた指導が行えます。
通信オンラインクラスでの受講に慣れてきたら、(3)通信オンラインクラスの創造発表コース(3,300円)円の受講をおすすめします。通信オンラインクラスでは、毎回、読書紹介又は暗唱練習があるので、読書や暗唱の習慣がつきます。
創造発表コースは、作文読解コースと併用せずに単独で創造発表コースだけを受講することもできます(創造発表コース単独受講5,500円)。
毎週の言葉の森の勉強サイクルに慣れてきたら、毎日の勉強の習慣をつけるために、自主学習コースの回数を増やすことができます。(作文読解コース受講と併用する場合の受講料は「3,300円×曜日数」。単独受講の場合は「5,500円×曜日数」)
通信個別指導で作文の勉強の流れがつかめたら、通信オンラインクラスで他の生徒と交流する形の作文読解コースに切り替えることができます。
コースの選択は自由ですので、いつでもご相談ください。
■言葉の森オンラインスクールのクラス一覧表
学習分野 授業形態 | 作文読解 | 創造発表 | 自主学習 | プログラミング |
---|
通信個別指導(電話又はZoom)(※1) | 作文読解(※5)(幼長~高3) | | | |
受験作文(※6)(小6・中3・高3) | | | |
親子作文(※7)(幼長~小1) | | | |
通信オンラインクラス(Zoom)(※2) | 作文読解(※5)(幼長~高3) | 創造発表(※8)(小1~中3) | 自主学習(※9)(小1~中3) | |
プレ受験作文(※10)(小5~小6) | せいかつ文化(※11)(幼長~小3) | 公立中高一貫全科(※12)(小4~小6) | |
親子作文(※7)(幼長~小1) | | | |
通学個別指導(※3) | 作文読解(※5)(小1~高3) | | | プログラミング(※13)(小2~小4) |
通学オンラインクラス(Zoom)(※4) | 作文読解(※5)(小1~高3) | 創造発表(※8)(小1~中3) | 自主学習(※9)(小1~中3) | |
プレ受験作文(※10)(小5~小6) | せいかつ文化(※11)(幼長~小3) | 公立中高一貫全科(※12)(小4~小6) | |
※1.通信個別指導は、自宅から電話又はZoomで個別指導を受講する教室です。(個別指導の時間は約10分)
※2.通信オンラインクラスは、自宅からZoomでオンラインクラスを受講する教室です。(授業時間は45~60分。実習の時間の中で個別指導を行います。)
※3.通学個別指導は、横浜港南台教室に通学して受講する教室です。
※4.通学オンラインクラスは、横浜港南台教室に通学してオンラインクラスを受講する教室です。(授業時間は45~60分。実習の時間の中で個別指導を行います。)
※5.作文読解コースは、学年別の作文・感想文・小論文の学習を行います。
※6.受験作文コースは志望校個別対応で、受験月の5か月前から(小6)、3か月前から(中3)、2か月前から(高3)受講を開始できます。
※7.親子作文コースは、まだ作文を書けない生徒が対象で、親子で作文を書くコースです。
※8.創造発表コースは、理科実験・観察・工作などの実践や自由研究を発表するコースです。(授業時間は45~60分。)
※9.自主学習コースは、国語・算数数学・英語・理科・社会などの教科の自主学習を行うコースです。自主学習コースは、週に複数回受講することができます。(授業時間は45~60分。)
※10.プレ受験作文コースは、志望校個別対応でない一般的な受験作文指導です。
※11.せいかつ文化コースは、せいかつ・行事などの実践や自由研究を発表するコースです。
※12.公立中高一貫全科コースは、公立中高一貫校受験に対応した作文以外の全教科の学習を行うコースです。
※13.プログラミングコースは、スクラッチをもとにした基礎的なプログラミングを学習するコースです。(授業時間は45~60分。)
○各授業の曜日・時間帯は、言葉の森の教室までお問い合わせください。
○通信個別指導と通信オンラインクラスの切り替えはいつでもできます。
○通信個別指導、通信オンラインクラスの授業は、海外からも受講できます。
○通信個別指導、通信オンラインクラス、通学個別指導、通学オンラインクラスのいずれも、休んだ場合の振替受講ができます。
○作文コース、プレ受験作文コース、親子作文コースは共通のクラスで授業を行います。各コース間の移動は随時できます。
○創造発表コース、せいかつ文化コースは共通のクラスで授業を行います。各コース間の移動は随時できます。
○自主学習コース、公立中高一貫全科コースは共通のクラスで授業を行います。各コース間の移動は随時できます。
○オンラインクラスでは、毎週の授業の前後に、読書紹介又は暗唱練習を行っています。
○オンラインクラスでは、毎月1回授業のあとに保護者懇談会を行います。(自由参加)
○上記の授業のほかに、夏休みなどの自然寺子屋キャンプ、毎月第4週の土日に行うオンライン読解検定、希望する日時に随時受検できるオンライン暗唱検定などがあります。日程は、ホームページでお知らせします。
■料金区分(消費税含む)
料金区分 | 金額 | 説明 |
---|
入会金 | 11,000円 | ・全コースに共通の入会金です。・ご兄弟の場合、又は再入会の場合は、入会金はなく事務手数料が3,300円かかります。 |
作文読解クラス | 8,800円 | ・作文読解コース、親子作文コース、プレ受験作文コースのいずれも同じ料金です。・幼長、小学生、中高生、社会人とも同一料金です。 |
創造発表クラス | 3,300円5,500円 | ・作文読解クラス(作文読解、親子作文、プレ受験作文)の受講をしている場合の料金は3,300円です。・創造発表クラスを単独で受講する場合の料金は5,500円です。・創造発表コース、せいかつ文化コースのいずれも同じ料金です。・教材として利用できるおすすめの市販図書を紹介します。購入は自由です。 |
自主学習クラス | 3,300円5,500円 | ・作文読解クラス(作文読解、親子作文、プレ受験作文)の受講をしている場合の料金は3,300円です。・自主学習クラスを単独で受講する場合の料金は5,500円です。・自主学習コース、公立中高一貫全科コースのいずれも同じ料金です。・教材として利用できるおすすめの市販図書、塾専用教材を紹介します。購入は自由です。・自主学習は、複数曜日の受講をすることができます。 |
受験作文コース | 11,000円 | ・作文読解コースを受講をしている小6生、中3生、高3生が、作文読解コースから切り替える形で講できます。・志望校に個別対応した作文指導で、小6生は受験の5か月前から、中3生は受験の3か月前から、高3生は受験の2か月前から受講できます。 |
その他 | 5,500円 | ・通常の授業とは別に、単独で読書感想文アドバイス、受験作文アドバイス、志望理由書アドバイスを希望される場合の料金は1回5,500円です。(いずれも入会金は不要です。)(受験作文コースには、志望理由書アドバイス1回分があらかじめ含まれています。) |
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近くの山の山頂近くから、朝日と雲を撮ってきました。
ウェブ会議システムを使ったオンラインスクール構想は、以前から温めていたものですが、ようやく具体的な展望が見えてきました。
まだ先は長いですが、何しろ日本一を目指していきたいと思います。
なぜ日本一を目指すかというと、これからの社会では、日本一しか生き残れないからです。
これまでの教育を超える新しい教育を作っていきたいと思います。
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Zoomを利用する環境として、これまで低価格で動作の速いクロームブックをおすすめしてきましたが、難点はZoomの表示が英語だったことです。
そこで、クロームブックと同程度の価格で、高機能のパソコンがないか探してみました。
選んだのは、「jumper EZbook X7」で、メモリ8GB、256GB SSD、Win10で43,000円でした。
まだ使用期間が短いので確実なことは言えませんが、Zoomの表示も日本語で、今のところこれがいちばんおすすめになりそうです。
ただし、初期設定が英語キーボードなので、次のような設定のし直しが必要になります。
1.「Jumper EZbook X3 専用 キーボードカバー」を別途購入する。(1,180円)
2.パソコンの設定から、時刻と言語を選択する。
3.地域と言語を選択し、日本語のオプションをクリックする。
4.ハードウェアキーボードレイアウトで、「レイアウトを変更する」をクリックする。
5.「英語キーボード(101/102キー)となっているところを、「日本語キーボード(106/109キー)に変更する。
6.再起動する。
参考ページ「Jumper EZbook X3のキーボードを正しく割り当てる方法!」
https://ongakuriron.com/jumper-ezbook-x3-key
子供専用のZoom用パソコンを検討されている方は参考にしてください。
ウィンドウズパソコンなので、ウイルス対策ソフトが別途必要です。
ウイルス対策ソフトは、ソースネクストの ZERO ウイルスセキュリティ(1,780円)が更新の必要がないのでおすすめです。
なお、この記事に関連して、もっといいパソコンや周辺機器やソフトの情報をご存知の方は、コメントをお寄せください。
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新小5、新小6の生徒が、プレ受験コースの課題で作文を書く場合、お父さんやお母さんと事前に対話しておくことが条件になります。
それは、親子の対話の中で、考えが深まり、個性的な実例を準備することができるからです。
これがもし、先生の話を聞いて、先生が出したヒントをもとにして書いたら、誰もが似たような作文になってしまいます。
作文というのは、答えのない勉強なので、お父さんやお母さんとの対話が重要なのです。
同じネズミ年に縁のあるカピバラとヌートリアなのに、人間の扱いはかなり違います(笑)。
人間どうしの平和共存と同じように、他の生き物との平和共存もこれからの重要な課題になってくると思います。
(人家の近くのスズメバチとの共存はかなり難しいですが。)
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清泉女学院中学校 M.K.さん
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親が、自分の子供の教育を考える場合、現在は二つの選択肢しかないように思われています。
一つは、受験勉強に専念し、あまり意味のないと思われる勉強に時間を費やし、それでも一応いい学校に進むという道です。
もう一つは、受験勉強から離れて、普通に勉強をして自分らしい時間も過ごし、普通の学校に進むという選択肢です。
現在の親の世代は、自分自身が成績が重視された時代に生き、それなりに自分の成績にあった進度を選んできたので、成績というものを超えた世界というものに確信がありません。
そして、実際に就職に際しては、学歴がほとんどすべてを決定しています。
だから、名の通った企業に就職しようと考えるならば、高い学歴をつけておくことが必須の条件になります。
そして、名の通った企業に就職できないということは、一生不利な条件で生きていかなければならないというような考え方になってしまうのです。
ところが、名の通った企業に入るということは、現在では必ずしも将来の保証にはなりません。
高度経済成長時代であれば、企業が発展するという展望がありました。
しかし、今はモノ余りの時代なので、工業製品はこれから生産を縮小していかざるを得ません。(途上国ではまだしばらく工業製品の余地がありますが、。)
また、サービス業についても、先進国の少子化に見られるように、需要を生み出す人口そのものが減っていくのですから、今の社会で名の通った企業であるということは、今がピークでこれからは下り坂になるということとほぼ同じなのです。
もちろん、企業によっては、従来の仕事の分野を離れて、新しい分野に進出し大きく発展するところもあるでしょう。
しかし、それはトップの力量にかかっていることなので、どの企業が今後発展するかということは誰にも分かりません。
確かに、大企業は今後長期的に衰退するとはいっても、これまでの蓄積があるので、かなり長期間は現状のまま推移していくでしょう。
大企業の利点は、福利厚生が充実していることであったり、給与面の待遇がいいことであったり、安定していることであったりしますが、長期的に衰退する傾向にあるのですから、仕事の内容はルーティンワークと営業が中心になってきます。
しかも、大企業であればそれだけグローバルな競争の中に置かれるので、グローバル競争の基準でルーティンワークは次々にAI化されアウトソーシングかされていくでしょう。
その盛衰が分かるのは、中小企業の衰退がすぐ見えるのと違って、かなり先のことになるはずなので、気が付いたときは新しい道に切り替えるには遅すぎるということにもなり得るのです。
しかし、大企業とは違うベンチャー企業への就職は、もっと短い期間での激しい栄枯盛衰の中に置かれています。
このように考えると、企業への就職を前提とした考え方ではない道を探す必要があるということなのです。
それは、自分の個性と専門性を活かしてフリーランサー(自由業)として独立していく道です。
その典型的な例が、よく例に出しますが、さかなクンのような生き方です。
もちろん、自分の個性が専門的な仕事として成立するようになるまでには長い期間がかかります。
その長い期間を支えるだけの生活の糧がなければなりません。
その糧の一つが、農業となることが考えられます。
田舎で自分と家族が食べられるだけの農業を営みながら、その一方で、自分の個性をビジネスにできるような蓄積をしていくのです。
ところで、田舎にいて得られる現金収入の仕事は限られていると思われています。
ところが、オンラインの教育システムの中で、自分の得意分野を人に教えるというような仕事であれば、田舎にいても自分の個性を活かして仕事していくことができます。
農業を行いながら、子供の教育も含めた教育文化産業のオンラインを利用した仕事をするということがこれからの生活設計の一つの可能性として考えられます。
田舎に行った場合の子供の教育も、その子供がオンラインで学習する仕組みにすれば何も心配することはありません
。
ところが、オンラインで自分の得意な何かを教えるとは言っても、個人の力でその市場で開拓するには時間がかかります。
だから、言葉の森のオンライン教育システムを使って、そこに所属する中でオンラインの教育に参加し、さらに自分の個性に磨きをかけ、YouTubeやSNSで発信し、最終的には自分の名前だけで仕事ができるようなオンライン教育文化の仕事を作っっていく展望を考えるといいのです。
工業製品は、既にモノ余りの時代に入っています。
サービス業のほとんどは、生活に必要なものではないので、これから発展する可能性は高くありません。
しかし、文化的な欲求、つまり人間がもっと成長したいとか、もっと新しいことを学びたい、もっと変わった自分や違った自分になりたいというような欲求は、普遍的なものですから、今後はこの教育文化産業がさまざまな形で広がっていきます。
現代は、言わばその教育文化産業が一斉に花開く前のカンブリア紀の前夜なのです。
このような展望を考えるならば、子供の教育の方向は大きく四つに分けて考えていくことができます。
第一は、能率のよい学力の獲得です。
これは、今の学校や塾や予備校でやっている無駄の多い必要性の乏しい受験勉強に時間をかけるのではなく、教科書に沿った形で真に必要な学力として全教科をしっかりマスターしておくという自学自習の学習です。
第二は、考える力を育てる学習です。
それは、文章を読み、考え、文章を書くという作文と読解の学習が中心になります。
第三は、自分の個性を生かして創造的な学力を育てる学習でです。
創造力を育てることへの関心は、誰でもありますが、もともと点数で評価される性質のものではないので、今の受験教育のシステムには乗りません。
互いに創造的な子供たちが、相手の創造的な発表に刺激を受けながら自分の個性を伸ばしていくという少人数の相互教育的な学習が中心になります。
そして、第四は、他の人とのリアルなコミュニケーションを交わしながら、実際に自然の中や、機械や道具を使う中で、実験や工作やさまざまな経験に挑戦する学習です。
このような学習を行う場が、農業を生活の基盤とするような田舎に作られ、そこに個人では用意できない実験設備や工作設備などがあれば、そこが新しい子供たちの学習の場であるとともに、新しい創造的な仕事を作り出す場となります。
言葉の森のオンラインスクールは、このような未来の社会を展望して、子供たちの新しい教育とその教育の先にある新しい社会を作っていきたいと考えています。
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ちょっと先に進みすぎた話かもしれませんが、私が若くてこれから子育てをするとしたら、たぶんこの道を選びます。
日本全体が今のままではジリ貧に向かう中で、少しでもいいところに就職しようという発想を変える必要があります。
日本を発展させる道は、一人ひとりが自分の個性と専門性を生かして新しい文化産業を作り出すことにあると思います。
今の資本主義の問題のひとつは、格差が拡大するところにあります。
それは、生産者がますます高度化する中で、消費者が消費するだけの存在になっているからです。
文化産業は、生産者と消費者の間で循環のある産業です。
そして、生産は利益のために行われるのではなく、自分の個性を生かすために行われるのです。
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1.1週の授業の動画を、鳥の村の資料室にアップロードしました。
創造発表クラスのせいかつ文化コースの資料は、「おせち料理」「七草がゆ」「雨粒の大きさを測る実験」などです。
作文読解クラスのプレ受験コースの資料は、「培養肉・代替肉について」「悩んでいる友達にどうアドバイスするか」(大田市立大田中2016年の入試問題)などです。
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△1月1日の朝日
言葉の森の目標は、引き続き新しいオンライン教育を広げることです。
形式はオンラインの教育で、内容は創造の教育です。
これからの教育は、四つの方向で進むと考えています。
第一は、受験から実力へという方向です。
試験に受かることを目的とした教育から、真の実力をつけることを目的とした教育への転換です。
第二は、学校から家庭へという方向です。
学校でしか学べないものはありませんが、家庭でしか学べないものには本質的なものがあるからです。
第三は、点数から文化へという方向です。
点数のつかないようなものにこそ本当に大事なものがあり、それが人間の成長につながるからです。
第四は、競争から創造へという方向です。
競争に勝つための教育ではなく、世の中に新しいものを創造する教育が必要になってくるからです。
そのために、言葉の森のオンライン教育で、家庭との連絡を密にしながら、子供たちの知的な交流を生かした創造的な教育を行っていきたいと思います。
言葉の森が現在行っている教育は、個別の電話通信作文、少人数オンラインの作文読解クラス・創造発表クラス・自主学習クラスの四つですが、今後はこのほかにさまざまな企画を追加していきます。
当面、通学クラスでは、1月からプログラミング教育を行います。これはいずれオンラインでもできるようにする予定です。
自主学習クラスでは、小中学生が塾に行かなくても家庭で充実した勉強ができるように、全教科の指導を更に充実させます。
また、学校に行かない生徒も参加できるように、午前中からのオンラインクラスも開催していく予定です。
春休みや夏休みの長期の休みには、自然の中での読書・勉強・感想文の合宿も引き続き行っていきます。
読解検定、暗唱検定、読書紹介などは、それ自体を目的としたオンライン授業を行っていく可能性があります。
これらの企画を、森林プロジェクトに参加する多くの方と協力しながら進めていきたいと思います。
新しい年を希望の年にするようにがんばっていきましょう。
△12月28日の朝日
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言葉の森は、これまで常に時代の変化を先取りしてきました。
先取りしすぎて失敗したことも数多くありました。
しかし、今年は、そのビジョンの集大成の年になります。
オンラインで、基礎学力、思考力、創造力を育てる教育を広げていきたいと思います。
子供の教育の目標には、その子が30歳、40歳、50歳、60歳になったときに、どういう人生を送るかという展望が含まれていなければなりません。
そのときに必要になるのが、基礎学力、思考力、創造力、そして共感力になるのです。
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これからの勉強は、自分の好きなことを好きなだけ学ぶ勉強になります。
そして、その勉強の延長が自分の仕事につながり、将来、自分の好きな仕事を好きなだけするような生活をするのが理想です。
そのためには、今の学校で必要とされる勉強は、能率よく学んでおく必要があります。
試験のための枝葉の勉強を早期からやるのではなく、本質的な学習をしておく必要があります。
本質的な学習さえしていれば、試験勉強は短期間で済むからです。
これが、自主学習クラスの目指す学習です。
そして、本質的な学習によって余裕のできた時間は、ひとつは考えを深める学習に、もうひとつは自分の個性を生かした学習に向けるのです。
考えを深める学習の基本は、読書と作文と対話です。
これが、作文読解クラスの学習です。
個性を生かした学力を伸ばす動機は、友達との交流の中で生まれます。
これが、創造発表クラスの学習です。
やがて、その創造を形にするための実験室や工作室も必要になるでしょう。
そして、これらの基礎学力、思考力、創造力の土台の上に、将来の実際の仕事に必要なコミュニケーション力と人間関係力を育てていくのです。
もちろん、このような勉強は、個人の力だけではなかなかできません。
社会の仕組みも、それに合わせて変えていく必要があるからです。
しかし、その仕組みのビジョンは、すでにできています。
これから短期間のうちに、教育も社会も大きく変わっていくと思います。
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子供の教育は、5年や10年先の話で考えるのではなく、20年、30年、更にそれ以上先の話として考えていく必要があります。
これまでの社会では、大学入学や就職がゴールと見なされてきましたから、5年や10年先でもよかったのです。
しかし、これからの社会では、ゴールはもっと先に移動し、その人の一生と同じところがゴールになるからです。
これからの社会が最も必要とするのは創造です。
だから、教育も創造が第一の目標になるのです。
創造の教育は、今の教育とは全く違う楽しいワクワクしたものになるでしょう。
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