滋賀県立膳所高等学校 T.Y.さん
<担当講師より>
滋賀県No.1の進学校に見事合格!小2から8年間担当しましたが、ほぼ毎週欠かさずきちんと書いて提出してくれた頑張り屋さんです。お母さまも「言葉の森をコツコツ続けることで書くことを苦にしなくなりました」と以前お話されていました。部活の剣道も県大会に出場するほどの実力派。礼儀正しくしっかりした男の子で毎週話をするのが楽しみでした。
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千葉県立東葛飾高等学校 M.T.さん
<担当講師より>
東葛飾高校に合格したそうです。(体験実例に書いてきてくれました。)目標が高すぎるのではと悩んだ時期もあったようですが、努力を重ねて見事合格を勝ち取ったそうです。作文からも喜びが伝わってきました。
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新型コロナによる休校対応として開始した「朝からオンラインスクール」にご協力いただいている担当講師のみなさん、ありがとうございます。
本日、3月16日(月)9:00からの小1から小5の6名の国語の授業を中根が行います。
担当講師のボランティアに協力したいと思っているが、どんな感じで授業を行うのかわからないので躊躇(ちゅうちょ)されているという方は、ぜひ見学においでください。
新しいシステムとして、その日に勉強するページを生徒各人が記録できる仕組みを作りました。
この記録があると、授業を行う先生は、その生徒がどこまで勉強しているかが事前にわかるので、個別指導がスムーズにできるようになります。
今回の授業は、このやり方の説明も併せて行いますので、すでに担当講師をされている方にも参考になると思います。(担当講師をすでにされている方には、別途説明の動画を送ります。)
授業の見学は、時間内であればいつでも自由です。途中の入退出も、ことわりなく自由に行ってください
会場は、Zoomの
タンポポ会場です。
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本日、朝からオンラインスクールの授業見学ができます。
担当講師のボランティアに関心をお持ちの方はご参加ください。
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言葉の森が行っているオンライン教育は、名前はオンライン教育という言葉でよく使われているものと同じですが、内容は全く異なります。
それは第一に、少人数クラスで、子供たちの自主性、主体性を生かした、子供どうしのコミュニケーションのあるオンライン教育だという点です。
第二は、少人数で、生徒に対する一人ひとりの個別指導があるという点です。
第三は、学習の内容が、実力をつける勉強であるとともに、子供たちの創造性を育てる新しい勉強になっているという点です。
これらの違いは、実際に行われている他の通信教育やオンライン教育と比較してみると分かりやすいと思います。
現在の通信教育のほとんどは、教材が一方的に送られてくるだけで、家庭でその教材をこなす形になっています。
これは、家庭学習を自分の意思でできる子供たちにとっては能率のよい方法ですが、自分で計画を立てて強の重点を決めコツコツと家庭学習をやり続けることのできる子はほとんどいません。
高校生で大学入試を意識して勉強に取り組んでいる生徒か、又は、保護者が毎回子供の勉強をコントロールしている家庭でなければ、教材だけの通信教育は形だけの学習になってしまいます。
ところが、こういう形だけの通信教育が、かなり多く利用されています。
その理由は、小学校低中学年の子供たちにとって、作業的な勉強、つまり問題集を解くような形の勉強は、比較的やりやすいからです。
しかし、このやりやすい勉強というのは、本当に必要な、理解が難しいことは十分に学習できないものです。
そのかわり、ほとんど必要のない、すでにできていることを作業的に何度も繰り返すような能率の悪い学習になっていることが多いのです。
保護者は、子供が机に向かって勉強している姿を見ると、その姿だけで満足してしまいがちですが、そこで行われている勉強のほとんどは、すでに分かっていること、又はすぐにわかることで特にしなくてもいいようなことを机に向かって作業的に行っているだけに過ぎないのです。
もちろん、こういう勉強方法で、小学校低学年のころの学校の成績はある程度維持することができます。
それはしかし、単純な計算や漢字の書き取りに慣れているというだけのことであって、本質的に学力がついているということではありません。
小学校低中学年のころに勉強のよくできた生徒が、学年に上がるにつれてだんだんできない問題が出てきて、受験期にはいくら時間をかけても伸び悩むようになるということがよくあります。
それは、小学校低中学年のころに行なっていた勉強が、時間をかけてはいたものの作業的な勉強であって、本当の意味で子供の実力を育てるものになっていなかったからです。
小学校低中学年のころの勉強は、高学年になれば低学年のときに費やした時間の数分の1で簡単に身につけることができます。
だから、通信教育で提供される、子供がひとりで組みやすい教材というのは、子供たちの学力を育てることに関してはかえってマイナスになっているとさえ言えるのです。
勉強することがなぜマイナスになるかと言うと、あまり意味のない勉強に必要以上の時間を費やすことで、最も大事な読書をしたり親子で対話をしたり自分の好きな遊びに熱中したりという時間が少なくなってしまうからです。
特に、今の子供たちの生活環境は、インターネット動画や携帯ゲーム機などでいくらでも楽しく時間を潰すことができるようになっています。
義務的な勉強のあとの時間を、それらのネットやゲームに費やしていれば、読書や対話の時間は少なくなって当然です。
昔の子供たちは、勉強が終わって特にすることがないときは、本でも読むというような生活をすることができました。
今の子供たちは、することがなければ、ネットを見るとかゲームをするとかいう非創造的なことをする時間がいくらでもあります。
通信教育で毎日一定の時間を勉強しているから安心だというような生活では、将来の子供たちの学力は決して保証されません。
もちろん、そういう作業的な通信教育であっても、毎日の勉強の習慣がつくという利点はあります。
しかし、それは家庭で毎日、問題集の何ページかをやることを習慣にしていれば、通信教育に頼らなくても十分にできることなのです。
さて、通信教育のほとんどは、赤ペンの添削というものがあります。
しかし、この赤ペンの添削を読んで、自分の勉強内容を改善するような子はまずいません。
赤ペンの添削でわかるような簡単なことは、添削がなくても普段の勉強の中で自然に分かることです。
また、普段の勉強だけではわからないような理解の難しいことは、赤ペンによる添削ぐらいではわかりません。
しかも、その赤ペン添削をしている先生は、子供との継続的な繋がりがあるわけではないので、その子がどういう経過で今勉強しているかが把握できません。
ただ、その子のその時点での問題の答えに○×をつけて添削をしているだけにすぎません。
だから、詳しい赤ペン添削というものは、ほとんど意味のないものです。
赤ペン添削は、子供にとっては、先生からのお手紙が返ってきたという程度の意味しかないものなのです。
このような通信教育でも、保護者との双方向的なコミュニケーションとして、「いつでも電話で相談ができる」ということうたっているものもあります。
ところが、保護者が子供の勉強についてわざわざ電話で相談するためには、保護者が子供の勉強をそれなりに把握していなければなりません。
そして、小学校低中学年の子供の勉強をそれなりに把握している保護者であれば、わざわざ質問や相談のための電話をしてくる人はほとんどいません。
そして、子供の勉強を把握していない人は、そもそも電話で質問をしたり相談をしたりするようなことがありません。
だから、電話による質問や相談の受付というのは、有名無実なサービスなのです。
毎回の勉強で、先生の側から話があるとか、話をする機会が自然にあるとかいうような教室でなければ、本当の双方向的なコミュニケーションは成り立ちません。
通信教育のほとんどは、このように、子供にとってはやりやすいが、力のつかない教材を送ってくるだけのものになっています。
通信教育の中には、タブレットなど使って子供の勉強を把握し、その子の正誤に合わせた問題を再度表示するような仕組みになっているものもあります。
これは、今後の学習方法の中心になりますが、この場合でもタブレットの応答に乗りやすいようなものば、普通に紙ベースで勉強すれば分かるものがほとんどです。
子供にとって本当に必要な、理解の難しいものは、AIによる機械的な対応だけでは不十分なのです。
通信教育や一般のオンライン教育は、確かに優れた教材や面白い教材が豊富に用意されています。
しかし、その最も大きな弱点は、学習をしようとする子供たちの意欲に働きかけることがない点です。
小学生や中学生の子供たちは、勉強そのものが面白いから勉強しているのではありません。
先生や親に言われたからとか、あるいは子供たちどうしで競争したり協力をしたりすることが楽しいからとかいう理由で、勉強をしています。
だから、本当の実力のつく勉強というものは、友達どうしの遊び的な感覚や交流があって行う勉強なのです。
例えば、読書の場合でも、おすすめの本のリストがどれだけ用意されていても、それを自分から進んで読もうとするような子はほとんどいません。
その反対に、友達が読んですすめてくれたような本は、それがたとえ自分の読み慣れたジャンルでない本であっても、自然に読もうとするようになります。
つまり、人間は他の人間とのコミュニケーションの中で、学習にしても、遊びにしても、努力をしようという意欲が生まれるものです。
内容的によいかどうかは、その友達との人間関係によって伝わってくるものなのです。
(つづく)
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先日、「友達と一緒に学べるオンライン教育って、どういう意味ですか」と聞かれました。
今行われているオンライン教育のほとんどは、単なるビデオ授業です。
授業をビデオに撮って、それをオンラインで流しているだけです。
だから、「友達と一緒に学べる」ということが実感できなかったのです。
ビデオ授業でも、最初は、よく作られているので面白く見ていられますが、次第に惰性的になってきます。
それは、肝心の人間どうしの関わりがないからです。
勉強の動機というものは、先生や他の友達との関わりの中で生まれてくるからです。
言葉の森のオンライン教育は、対話型オンライン教育です。
情報が一方的にオンラインで流れてくるのではありません。
優れた情報だけなら、今はネットにふんだんにあります。
大事なのは、情報そのものではなく、その情報を個性化するするコミュニティなのです。
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3月12日のボランティア講師研修にご参加くださった皆さん、ありがとうございました。
「朝からオンラインスクール」の参加フォームに、「担当見学として参加」を追加しました。
1クラスについて1名まで見学に参加できます。
なお、12日のボランティア講師研修に参加できなかった方のために、第2回の研修を3月14日(土)11:15分~11:45の日程で行います。
会場は、Zoom会議室の
「8.会場中庭」です。
ボランティア講師にご関心お持ちの方はぜひご参加ください。(第1回と同じ内容です。)
なお、昼食会場の方は、当日、どなたでも自由に参加できます。
低学年のクラスで、生徒が少ないところなどがあれば、お時間のとれる方はぜひご参加ください。
また、保護者の方から、子供がちゃんとクラスに入れたかどうか職場から確認したいとのご質問がありました。
保護者の方が会場にお入りになる場合は、担当講師に区別がつくように、お名前の前に「保護者」などと入れておいてくださるといいと思います。
子供さんの勉強している様子を授業参観のような感じでごらんください。
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「朝からオンラインスクール」のボランティア講師を募集しています。
教科は、国語、算数数学、英語、読書、図工の中から自由に選べます。
学年は新小1から新中3までで、生徒数多い学年は、新小6、新中1、新小5・4・3です。
以前、思考国算講座でお世話になりまし
たKの母です。その節はお世話になりま
した。
このたび横浜翠嵐高校に合格しました。
読書好きな息子をいつもほめて支えてく
ださりありがとうございました。作文で
は、わたみ先生にとてもお世話になりま
した。どうかよろしくお伝えください
。作文力の大切さを痛感しています。
落ち着いたら再開したいと思っています。
これからも言葉の森を応援しています。
K君のお母さん、ご連絡ありがとうございました。
それはすごい。
わたみ先生に伝えておきますね。
学校はしばらく始まらないかもしれませんが、楽しい高校生活を送ってくださるようお伝えください。
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言葉の森では、学校の休校対策として、新小1から新中3までの生徒を対象にした「朝からオンラインスクール」(略称朝オン)を開催しています。
この朝オンを担当してくださるボランティア講師を募集します。
Zoomを使った授業ですが、慣れれば操作は難しくありません。
1クラスの生徒は5、6人で、一斉授業のような時間はあまりなく、実習と個別指導が中心なので、こういうことが初めてという人でもすぐに慣れると思います。
研修は、
●3月12日(木)12:15~12:45
●会場は、
8.■Zoom会場中庭です。
パソコン又はスマホで会場にアクセスすると自動的にZoomアプリのインストールが始まり、数分で自然に会場に入れます。(初めての方歓迎)
●研修の内容は、朝オン講師の仕事と、Zoomの授業の進め方についてです。
この研修のあと、ボランティア講師のできる方は、時間の都合のつく授業を担当してください。
●朝オン講師に必要なものは、パソコンだけです。
(パソコンは、ウェブカメラが内蔵か、外付けになっているもの。スマホだと生徒の参加には問題ないですが、講師の指導としてはやや苦しいので)
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子供たちの休校対策として始めた「朝からオンラインスクール」のボランティア講師を募集しています。
資格、経験、年齢不問。
Zoom会場で説明会を兼ねた研修会を開きます。
子供たちの教育に関心のある方、ぜひご参加ください。
研修会の参加を希望しているのですが残念ながら今回も都合がつかないため、録画等の方法により13日にお願いすることはできないでしょうか?
ご連絡ありがとうございます。
研修は保存しておりませんので、今度の3月14日(土)11:15の会合にご参加ください。
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新しい本、「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」が、3月6日に発売されました。
小学4、5、6年生の子の子育てに関して、保護者の方からよく質問のあることを念頭に置いて書きました。
子育ては、基本路線が大事です。
その基本路線とは、なるべく遠くを見て子育てをすることです。
日本のロケット開発の生みの親である糸川英夫氏が、志望校を選ぶ際に、芸大の作曲科にするか、東大の理科にするか、入学願書を出すまぎわまで決心がつかずに悩み、母親に相談したそうです。
すると、母親は、一瞬顔色を変えたものの、即座に次のように答えたそうです。
「自分のやりたいものを選びなさい。ただし入試の難易度によって決めないこと」
目先の損得ではなく、もっと遠くを見る子育てがここにあります。
合格不合格が、その子の人生を決めるわけではありません。
どういう選択をしたかというその選択の姿勢がその子の人生を決めるのです。
この本も、できるだけ、そういう遠くを見る視点を入れて書きました。
みなさんの参考になることを期待しています。
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子育ては、なるべく遠くを見ることです。
「テストで時間がなかったら、何でもいいから選択問題に○をつけてこい」などというのは、今の目先だけの話です。
その子が本当に成長するためには、「時間がなかったら、あとの問題は空白でいいから、どうしたら時間内にできるか考えるといいよ」というのが遠くを見た育て方です。
そういう姿勢は、子供の人生すべてにわたって生きてくるからです。
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立正大学文学部哲学科 T.M.さん(社会人・編入)
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