朝のオンラインスクール(以下、朝オン)が、5月7日から始まります
https://www.mori7.net/asakara/asaon.php
参加を希望される方は、前日の午後9時までにお申し込みください。
受講料は、これまでと同様1コマ(45~60分)550円です。
対象学年は、小1から中1までです。
教科は、国語、算数・数学、英語、理科、社会、暗唱、読書、図工、記述などです。
言葉の森の生徒以外の方も含めて、どなたでも参加できます。
朝のオンラインスクールの時間帯は、平日午前9時から午後3時までです。
朝オンは、コロナウイルスによる学校の休校対策として始めたものですが、学校が再開されたあとも、午前中の国語、算数・数学、英語の授業は継続する予定です。
学校に行っていない不登校の方も、今後継続する午前中の朝オンをご利用ください、
朝オンに関するご質問やご相談は、
質問感想掲示板にお寄せください。
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5月7日から、朝のオンラインスクールが始まります。
朝9時から授業が始まるので、子供の1日のスタートがはっきり決まります。
授業は各自の演習が中心なので学習効率がよく、前回までの学習について先生の個別指導があるので実力の定着が確認できます。
オンライン学習はさまざまなところで行われていますが、1クラス6人以下でなければただ受け身で授業を聞くだけのものになります。しかし、1クラス2人以下の授業では、子供たちの交流が生まれません。
オンラインクラスは、5人が最適の人数なのです。
オンラインクラスのよいところは、特に何かするわけではないのに、子供たちが次第に友達のようになることです。
勉強の能率は大事です。しかし、子供たちはブロイラーのように勉強したいわけではありません。
ひとりで長時間勉強している子供たちに勉強の様子を聞くと、かなり密度の薄い勉強をしていることがわかります。
勉強は、遊びと同じように、友達や先生と時どき話をする機会があることが大事なのです。
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鳥の村の資料室に、小1~中3とプレ受験作文の6月までの解説をいれました。
プレ受験作文コースは、5月3週の解説から、「ハイパー作文」という名称になっていますが、内容は受験作文と同じです。
中2、中3の作文の解説は、YouTubeの動画になっています。
いずれも10分ほどの動画ですから、作文の予習をする際に見ておくといいと思います。
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どこかに遊びに行けなくても、創造発表祭
連休中、どこにも遊びに行けない子供たちのために、創造発表祭を開催します。
普段のスケジュールに追われた生活から離れて、時間があったらいつかやってみたいと思っていたことに大胆に取り組んでみるチャンスです。
時間のある連休中は、自分がやってみたかったことに挑戦
子供たちは、もともと創造的な心を持っています。
時間があれば、理科実験や、工作や、さまざまな調査研究など、これまでの勉強という狭い枠に収まらない幅広い知識欲や好奇心を生かすことができます。
お父さん、お母さんと一緒に、理科実験、工作、自由研究
連休中は、お父さんお母さんも、比較的自由な時間があります。
子供だけでは用意できない材料や実験道具、そして、物事をうまく進める手順など、本を見るだけでなく実際に人が関わらなければできないことを家族で協力して取り組むことができます。
少人数クラスだから、全員参加型の発表と質問ができる
創造発表祭は、5、6人の少人数クラスで行いますから、全員にたっぷり発表の時間があります。
それぞれの発表について、全員が質問や感想を述べる時間もあります。
また、発表祭の後半の時間を利用して、今読んでいる本の紹介も行います。
答えのない問題を自分で考える力
これからの子供たちの学力で大切なことは、答えのある問題を人より早く条件反射的に解く力ではなく、まだ答えのない問題を自分で考える力です。
その考える力のもとになるものが、人間が本来持っている知的好奇心です。
実際の手足を動かす経験が真の学力を育てる
創造的なことにチャレンジすれば、うまくいくことも、うまくいかないことも出てきます。
教科書を読んでいるだけではわからないことを、実際の経験を通して学ぶチャンスが、子供たちの真の学力を成長させます。
コミュニケーション力と共感力が育つ
創造的な発表を通して、子供たちが互いに質問をしたり感想を述べたりすることによって、将来必要なコミュニケーション力が育ちます。
コミュニケーションのもとになるものは、相手に対する共感です。
サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マセマンティクス
取り組むテーマは何でも自由です。
サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マセマティックス、アート、言い換えれば、理科実験、科学技術、工作、理数技能、芸術音楽、社会研究などさまざまなジャンルを、自分の興味の赴くままに取り組めます。
5月2日から6日までの連続5日間、毎日参加するつもりで自由な創造発表に取り組んでください
詳細と参加お申し込み
「創造発表祭」の詳細と参加お申し込みは、下記のページからお願いします。
▼
創造発表祭(無料)
※参加する月日を選択してお申し込みください。
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これからの子供たちの教育で必要なのは、面白い勉強です。
面白い勉強とは、先生が面白い話をしてくれる勉強ではなく、子供たちが本当に自分のしたいことをする勉強です。
普段の勉強の枠には収まらないこともある自由な勉強が、子供たちの学力と創造力を向上させるのです。
プログラム作成が遅れて、しかも途中でマウスの使いすぎで肩を痛めて(笑)、いろいろなバグが残りましたが、やっと本日から創造発表祭開催。
当日の飛び入り参加も歓迎します。
ただし、その場合は司会をしてくださる方の飛び入り応援もお願いします。
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バグのため、創造発表祭に参加お申し込みいただいたものが正しく表示されていませんでした。
5月1日10:25以前にご送信いただいた方は、申し訳ありませんが、再度ご送信くださるよう お願いいたします。
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連休中、5月2日から6日までの5日間、創造発表祭を開催します。
毎日、参加できます。
この期間は、お父さんお母さんも、朝から子供と一緒に理科実験や工作や自由研究の計画を立てることができると思います。
特に、低中学年の生徒の場合は、お父さんお母さんが全面的に手伝ってあげてください。
田舎にいるおじいちゃん、おばあちゃんも、スマホで発表祭の見学に参加できます。
対象は、小中学生で、言葉の森の生徒以外の方も含めてどなたでも参加できます。
参加費は、無料です。
発表祭の1クラスの人数は5、6人で、少人数のクラスを数多く作るので、全員に発表と質問感想の時間があります。
時間があれば、同時に読書紹介も行います。
発表する作品の内容は、自分がやってみたいと思ったものであれば何でも結構です。
ジャンルは問いません。
やってみたが失敗してうまく行かなかったというものも大歓迎(笑)。
1人の発表時間は5分程度ですので、発表作品をあらかじめ学年ごとの「発表室」という掲示板に画像や動画でアップロードしておいてください。
参加申し込みフォームはこちらです。
▽
https://www.mori7.net/asakara/asaonsh.php
参加要項はこちらです。
▽
https://www.mori7.net/asakara/asaonsh.php?gappi=0502#youkou
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連休中の5月2日から6日までの5日間、連日、創造発表(無料)を開催します。
小中学生が対象で、言葉の森の生徒以外の方も含めてどなたも自由に参加できます。
午前中から実験や工作を始めて、午後の発表祭で発表し、同学年の友達との創造的な交流を楽しんでください。
5月2日から6日まで、創造発表祭を開催します。
休みの日に、創造的な時間を過ごし、親子で協力し、同学年の子供たちと知的な交流をする機会になります。
参加費は無料で、小中学生はどなたでも参加できます。
お知り合いの方に、ぜひ紹介してください。
司会のボランティア7歳娘としたいです。
ハワイ在住、去年那須のキャンプ参加しました。
詳細よろしくお願いします
ハワイの状況などシェアしながら楽しく司会させて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
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盛りだくさんのタイトルになりましたが、とりあえずの予定をお知らせします。
「明日のオンライスクール」は、当初の予定どおり4/28で終了します。
したがって、4/29~5/1は、オンラインスクールはありません。
ただし、5/1(金)の夕方の作文読解・創造発表・自主学習のクラスは通常どおりあります。
5/2~5/6の午後3時から、創造発表祭(無料)を行います。
この創造発表祭の対象学年は小中学生で、どなたでも参加できます。
詳細の案内と参加フォームは、のちほどホームページに作ります。
連休明けの5/7(木)は、休校が延長される可能性があるため、新たに「朝のオンラインスクール」を開催します。これはこれまでの日中のオンラインスクールとほぼ同じ内容です。
休校解除はまちまちになると思いますので、1クラス平均3人以上の参加状態であれば「朝のオンラインスクール」は継続します。
その後、休校が全面的に解除になったあとも、午前中の朝オンは継続します。
国語、算数数学、英語などの主要教科の勉強を中心に学習できる体制を作ります。
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日中のオンラインスクールは、当初は多少試行錯誤の面もありましたが、ここに来て、生徒の自主学習と講師による個別指導がうまく結びついてきました。
参加する子供たちは、普通に授業を聞くよりもずっと密度の濃い学習をしていると思います。
この分で行くと、休校中に学校の勉強の先取りもかなりできると思います。
さて、連休明け後も、このオンラインスクールを継続する予定です。
そして、連休中は、どこにも遊びに行けない子供たちのために創造発表祭(無料)を行います。
のちほど創造発表祭の詳細と参加フォームを載せますので、小中学生の子供たちはぜひご参加ください。
少人数クラスのよいところは、生徒どうしの交流ができることです。
そして、子供が自分のペースで勉強でき、それと並行して生徒と先生の個別の学習指導ができることです。
このときの人数が微妙で、3人だとやや少ない、7人だと多すぎるということで、5人程度の人数をできるだけ維持するようにしています。
こういう生徒どうしと生徒先生間の双方向のやりとりができる少人数のオンライン学習は、たぶんどこでも行われていないとおもいます。
勉強をするだけならビデオ授業でも、Zoomの一斉授業でもできますが、子供たちはそういう一方向の勉強にはすぐ飽きます。
小中学生の勉強には、その勉強の場に人間どうしの触れ合いのあることが必要なのです。
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■創造発表祭の
「明日のオンライスクール」は、4月28日で終了します。
このあと、連休に入りますが、連休中どこにも出かけられない子供たちが多いと思います。
また、お父さん、お母さんも、仕事が休みになり、家族で過ごす時間が増えると思いますので、子供たちがこの豊富な自由時間を活用できるように、創造発表祭を開催することにしました。
創造発表祭の参加は無料です。
見学も自由にできますので、もし田舎におじいちゃんおばあちゃんがいれば、帰省のかわりに、子供たちの発表をZoomで見学に来られるといいと思います。
日程は、5月2日(土)~6日(水)の5日間で、連日参加できます。
時間は、午後3時から、5、6人の学年別グループで、全体の時間は45分から1時間の予定です。
内容は、各自の創造作品の発表と、参加者どうしの質問感想の交流です。
発表する内容は、理科実験、工作、自由研究、その他何でも自由です。
(創造発表クラスに参加している生徒は、これまでに既に発表したものを手直しして発表することもできます。)
「明日オン」の
図工掲示板で、工作や実験の本の内容を紹介していますので、面白そうな本をインターネットなどで用意して家族で取り組んでいかれるといいと思います。
(面白い資料をご存知の方は、図工掲示板に投稿しておいてください。)
発表時間は1人5分程度です。
発表する材料がたくさんある場合は、5分で過不足なく発表できるように家で練習しておいてください。
発表する作品は、画像、動画、レポート、実物などで、画像や動画やレポートは、あらかじめ創造発表祭用学年別掲示板(これから作成)にアップロードしておいてください。
発表会場は、明日オンと同じような一覧表の形で、参加形態は、発表参加と見学参加を選べるようにします。
発表会場は、学年別で、小1、小2、小3、小4、小5、小6、中学生の7会場に分けます。
参加者の人数が少ない場合は、合同クラスになることもあります。人数が多い場合は、クラス分けをします。
発表会場は、録画公開会場と非録画非公開の会場に分けます。
当日参加見学できなかった人の参考にもなるように、できるだけ録画公開の会場に参加してください。
(参加会場はこれから作成。)
■ボランティア講師募集
この創造発表祭の司会をしてくださるボランティア担当講師を募集します。
特に、これまでお子様が創造発表クラス(思考発表クラブ、発表学習コース)に参加した経験のある保護者の方は、雰囲気がわかると思いますので、ぜひボランティア講師をお願いします。
ボランティア講師の説明会及び研修会を行います。
参加してくださる方は、参加フォームから登録してください。
(これからホームページ上に作成します。)
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連休中の5月2日(土)~6日(水)、創造発表祭を開催します。
対象学年は、小中学生。
どなたも参加できます。
これからの学力は、答えのある問題を解く力ではなく、自分の好きなことを中心に新しい問題や答えを創造していく力です。
その創造の過程で、答えのある問題を解く力もついてくるのです。
連休中は時間も豊富にあるので、自分が本当に興味のあることに取り組んでみてください。
参加フォームは現在作成中。
ボランティア講師も募集します。
参加、講師ボランティアとも希望です。楽しみにしています。
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これまでの学校や学習塾の授業の形態は、先生が何十人かの生徒を一斉に教える一斉指導学習という形でした。
進度や理解度の異なる多数の子供たちを、どの子も飽きさせずに授業をするということが、教師の力量のように考えられていました。
しかし、これは過去の、黒板とチョークと教科書しかないという環境的制約から生まれた、やむをえざる教育形態だったのです。
これが教育1.0の世界です。
この一斉指導学習によると、できない子はどうしても全体の授業の流れから置いていかれるようになり、できる子は全体の授業の流れに退屈するようになります。
その流れから外れた子供たちをカバーするために、補習塾や進学塾や家庭教師という教育が必要になっていたのです。
一斉指導学習の弱点を根本的に克服する形態は、個別指導学習です。
しかし、個別指導学習は、先生1人に対して、生徒1人ないし2人が授業を受けるという形ですからコストがかかります。
そのため、この個別指導学習を学校教育として保障することはできません。
その妥協策として考えられるのが少人数学級ですが、30人学級が20人学級になり、10人学級になっても、その10人のそれぞれの異なる進度に対応できる授業はやはり難しいのです。
一斉指導学習のまま学習の能率を上げるため、よくできる子供たちだけを集めた選抜クラスや進学塾、進学校という形態は、一つの解決策になっています。
しかし、できる子だけを集めたクラスでも、次第に進度の違いは生まれてきます。
また、できる子が一様にできるのに対して、できない子は多様にできないので、少人数学級の人数をどれだけ少なくしても、個々の生徒に対応することが難しくなります。
ところで、インターネットの普及は、一斉指導学習のレベルを大きく変えました。
これをインターネット教育2.0と言ってもいいと思います。
例えば、スタディサプリのようなビデオ授業が低コストで提供できるようになると、これまで現実のな学校や塾の教育現場で行われていた先生による授業は、その映像授業に対抗することができなくなります。
学校の先生が工夫する授業よりも、よく準備された映像授業の方がわかりやすく面白い場合が多いからです。
しかし、ではなぜ子供たちが学校に行くかというと、それは友達がいるからです。
先生の授業自体は、よく準備された映像授業より面白くないとしても、それを一緒に聞く友達がいて、質問をされたり、うまく答えられたり、答えられなかったり、笑ったり、笑われたりというコミュニケーションが楽しいから、学校の授業の方が映像授業よりも魅力があるのです。
しかし、勉強の内容に関しては、子供のそれぞれの進度や学力に対応していない一斉指導は、教育の形は取っていてもほとんどの子にとって肝心の学ぶ場面が少なく学ぶ必要のない時間が多すぎる状態になっているのです。
しかし、ここにきてインターネットの進歩は、教育の新しい形態を可能にしました。
これをインターネット教育3.0と言ってもいいと思います。
それは第一に、学校の現実のクラス同じように、何人かの生徒が一緒に学べる双方向のビデオ会議システムが利用することができるようになったことです。
そして第二に、更に重要なことは、一斉に勉強する場にいながら、先生の個々の生徒に対する個別対応が可能になったということです。
これが、言葉の森が現在おこなっている少人数クラスによる学習です。
この少人数クラスでは、5、6人の生徒が自分の目標とする勉強を自主学習として行います。
現在の参考書や問題集は、教科書よりも詳しく作られていることが多いので、解説を読めば自主学習できる分野がほとんどです。
一斉指導学習の代わりに一斉個別演習という形を取れるのが、この少人数クラスの学習方法の利点です。
そして、この一斉個別演習をしている子供たちに、先生が一人ひとりその子の取り組んだ勉強内容について確認をしていくのが個別確認学習です。
この個別の確認によって、先生はその子がどの程度まで学食の内容を定着させているか確認することができます。
そして、その子の学習の定着度に応じて、学習の方向指示することができます。
これまでの教育1.0の世界では、生徒は先生の授業を受け身で聞く形で学習が進められていましたが、これからの教育では生徒が自主的に勉強する力をつけることが必要になります。
この自主学習力をつけるのが少人数クラスの一つの目標です。
また、子供が自主学習では理解できない問題や解法に遭遇したときにどうするかというと、それは先生に聞くのではなく保護者に聞くようにするのです。
小中学校の学習内容は義務教育ですから、保護者もかつて学んだことがあるものです。
だから、勉強の現役から離れた社会人になってからは思い出すのに時間がかかることがあったとしても、基本的に子供の勉強の分からないところは親が教えることができるのです。
もちろん教えると言っても、一斉指導学習のように最初からカリキュラムに沿って全部教えるのではなく、子供が自主学習でわからなかった問題や解法だけを一緒に考えてあげるということです。
親が子供に勉強を教えるのではなく、子供が自主学習で取り組んだ分からないところだけを一緒に考えてあげるのであれば、親の負担は大きくはありません。
この保護者の家庭教育力を高めることが、少人数クラスの勉強のもう一つの目標です。
子供は、学校や学習塾の授業で、先生にわからないところを質問することはなかなかできないので、家庭で親に聞ける体制を日常的に作っておくといいのです。
親や友達のように身近な人に聞けるのがいいのは、「わからない」ということは、何がわからないか自分でもよくわからないというのが本質だからです。
そのため、先生に聞くよりも、友達どうしで聞き合うことの方がよくわかるということも多いのです。
親が教えられないような内容が問題集にある場合は、本当であれば、そういう勉強を子供にさせること自体に問題があるのですが、それを批判しても始まらないので、その場合は、親が先生(言葉の森の場合は事務局)に質問をするのです。
このような形で勉強を進めていけば、子供には自主学習力がつき、保護者には家庭教育力がつき、先生は5、6人の子供たちが楽しく勉強できるようなクラス運営をし、個々の生徒の学習の定着度を確認するという仕事に専念することができます。
この先生の仕事は、ある程度の学力と子供たちとのコミュニケーションをとれる人であれば誰でもできます。
この教育法は、先生が事前に授業の内容をじっくり準備するというような専門化された方法ではなく、個々の生徒の既に取り組んだ問題をあらかじめ確かめておき、それらの問題を子供たちが正しく理解しているかどうかを確認する方法だからです。
子供たちの1回の勉強時間は、45分から1時間です。
この時間の間に、友達と楽しいコミュニケーションを交わす時間が10分程度、自主学習の演習に取り込む時間が30分から40分、先生が生徒の学習の個別確認をする時間が1人5分から10分という割合で進めていけば、生徒の交流と、演習による自主学習と、先生の個別学習確認を両立させることができます。
こういうクラス運営をするための人数が、生徒5、6人に先生1人という割合です。
3人以下では子供どうしの交流が少なくなり、7人以上では個別確認学習が手薄になります。
また、この一斉個別演習と個別確認学習を両立させるツールが、メインルームと複数のブレイクアウトルームを利用するというウェブ会議の仕組みなのです。
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アメリカは、オンライン教育の先進国のように思われていますが、ほとんどの学校は意外と初歩的なオンラインの利用にとどまっているようです。
(参考漫画:世界各地の親が「ネット授業」に悲鳴を上げる訳
https://toyokeizai.net/articles/-/344939 )
授業をオンラインで流すやり方が大部分で、低学年の後はすぐに飽きてYouTubeを見てしまう、というようなことも多いようです。
こういうウェブで授業を流すだけのオンライン学習で勉強ができるのは中学生以上で、そういう子はもともとウェブの授業がなくても自学自習ができる子です。
小学生から中学1年生ぐらいまでの生徒は、先生や他の生徒とのコミュニケーションがなければ勉強がはかどりません。
そういう少人数のオンライン学習が組織的にできるところは、まだありません。
ほとんどは、オンライン教育2.0のレベルで対応しているのです。
オンライン学習と言っても、ほとんどは授業をオンラインで流す形のものです。
生徒一人ひとりに質問をしたり、生徒がそれに答えたりするようなものはありません。
そういう映像授業についていけるのは、勉強に自覚ができた年齢の子か、親が監督している子だけです。
ほとんどの子は、オンライン授業よりも、自分の好きなYouTube番組を見てしまうのではないかと思います(笑)。
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