言葉の森では、今年は、サマーキャンプを行うかわりに、オンライン夏期講習を行います。
■期間と時間
8月1日(土)~8月23日(日)
月~金曜は、9:00、10:00、11:00、13:00、14:00
土・日曜は、9:00、10:00、11:00
(いずれも45~60分授業)
■対象学年
小1~中1。
■教科
作文、感想文、国語、算数数学、英語、理科、社会、公中理系、公中文系、読解記述、暗唱、読書、創造発表など。
■受講形態
自由選択制なので、ご都合のよい日を選んで受講できます。
ただし、1クラス5、6名の少人数クラスですので、受付は先着順になります。
■会場
学年と教科によって会場が異なります。
いずれもZoom会場ですので、自宅から参加できます。
※詳細が決まり次第、申し込みフォームを公開します。
受付は、しばらくお待ちください。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
夏休みは、集中して勉強できる時期です。
遅れている教科を取り戻したり、得意な教科を更に得意にしたりということが自由にできます。
しかし、一斉授業形式の夏期講習では力はつきません。
自主学習と先生の個別指導によって、密度の濃い学習することが大切です。
言葉の森のオンライン夏期講習は、1クラスの定員5~6名で、一人ひとりの進度に合わせた学習ができる夏期講習です。
受験勉強は特に、夏休みですべてが決まります。
9月の模試で大体の傾向がわかり、そのあとはほとんど変わりません。
だから、夏休みにどれだけ密度濃く取り組んだかということが重要です。
密度濃く取り組む方法は、自学自習です。
自分でどんどん勉強を進めて、わからないところだけを先生に聞くのです。
そして1冊の問題集を完璧に仕上げることです。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。夏期講習(0)
コロナウイルスによる学校休校対応のために創設した朝のオンラインスクールによって、少人数対話型のオンライン教育の学習が多くの人に知られるようになりました。
Zoomによる少人数の対話型オンラインクラスでは、これまでの学校や塾の一斉指導ではできなかった学習が可能になりました。
その第一は、それぞれの生徒が個別に、自分で決めた範囲の自主学習を進めることができる点です。
このことによって、朝のオンラインスクールでは、短期間のうちにその学年の学習内容をかなり先まで進めることができた人が多かったと思います。
第二に、先生による個別指導の時間が、ブレイクアウトルーム機能を利用することによって確保できるようになったことです。
リアルな教室では、例えば、5、6人の生徒がいた場合、そのうち1人又は2人だけを個別に指導することはかなり難しいものです。
個別の話し声が、ほかの生徒の学習の妨げになるからです。
その点、オンラインでは、ある生徒はある部屋で、別の生徒は別の部屋でと、個々に話をすることができます。
しかし、このブレークアウトルーム機能を個別指導に活用できるのは、生徒数が5、6人に限定されている場合だけです。
時どき、10人程度のオンライン教育を「少人数個別指導」と呼んでいるところがありますが、10人では個別指導はまずできません。
第三に、5、6人の少人数クラスでは、子供どうしの対話による学習意欲の活性化が可能なことです。
特に、オンライン教育では、全国から広範に生徒を募集することができますから、気の合った子供どうしが同じクラスで勉強するという機会が生まれるようになります。
すると、本人がひとりで勉強するよりも、また、先生が励まして勉強させるよりも、また、外からの競争や賞罰で勉強させるよりも、子供たちが自然に友達との切磋琢磨の中で勉強する雰囲気になってくるのです。
このことがよく表れているのが、子供たちによる読書紹介の時間です。
この少人数クラスの力学というものは、これまでの教育ではほとんど取り上げられていませんでした。
それは、そういうものがあるとわかっても、それを活用する方法がなかったからです。
それが、ここに来て、Zoomによる少人数対話型のオンライン教育をする中で、教育の新しい重要な要素としてわかってきたのです。
森のオンラインスクールの自主学習クラスの特徴は、以上のように、第一に能率のよい自主学習、第二に先生による個別指導、第三に生徒どうしの交流による切磋琢磨と、更にそれに加えて、みんなの前で発表することによるコミュニケーション力の向上などが可能になることです。
このように考えると、少人数対話型のオンライン教育は、リアルな教育ができないからやむを得ず行う代替的なオンライン教育ではなく、リアルな教育を超えたオンライン教育であることがわかります。
そこが、これまで行われてきた世間一般のオンライン教育と、森のオンライン教育との大きな違いなのです。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
Zoomを使ったオンライン教育によって、教育の新しい要素がわかってきました。
それは、子供たちの学習意欲が、少人数の交流の中で生まれるということです。
賞罰による意欲づけでなく、交流による自然な意欲が、これからの子供たちの学習の中心になってくると思います。
小中学校の勉強の中身そのものは、それほど面白いものではありません。
それでも、なぜ子供たちが勉強するかというと、そこに一緒に勉強をする友達がいるからです。
何かができたり、できなかったり、苦労したり、うまく行ったりすることが、友達と一緒だからこそ、楽しくできるということなのです。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。オンラインスクール(0) 言葉の森のビジョン(51)
森のオンラインスクールの授業は、これまで、どのクラスも全教科全学年を教える体制にしていました。
しかし、7月から指導を充実させるために、教科ごとのクラスに切り替えます。
また、教科の種類についても、国語、算数数学、英語のほかに、読解記述、公中理系、公中文系、暗唱、読書など、多様な教科を学習できるようにしていきます。
さらに、従来の「固定担任制」の受講だけでなく、単発の受講ができる「選択受講制」による受講も取り入れました。
以上の説明会を下記の日程で行います。
▽
6月22日(月)20:15~
23日(火)20:15~
24日(水)20:15~
25日(木)20:15~
26日(金)20:15~
会場は、「8.会場中庭」です。
▽
https://zoom.us/j/156334327
参加申し込みフォームはこちらです。
▽
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=hog202006
自主学習クラスに参加されている保護者の方は、必ずご参加くださるか又は動画をご覧ください。
これからオンラインのが自主学習を検討される方も、ぜひご参加ください。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。オンラインスクール(0) 生徒父母連絡(78)
6月から学校が再開になりましたが、まだ午前と午後に分かれた登校や、隔日の登校などとなっている学校が多いようです。
言葉の森の「森のオンラインスクール」は、6月から、これまでの「朝のオンラインスクール」と同じように、午前9時から受講できるようにしました。
受講形態は、固定した受講だけではなく、これまでと同じように毎日そのつど受講を選択することができます。
対象学年は、小1から中1までです。
各クラスの定員は5名です。
固定受講の場合は1ヶ月3,300円、選択受講の場合は1コマ880円です。
時間帯によって科目クラスが決まっていますが、将来は希望に応じて科目数を増やしていきます。
明日6月5日(金)の科目クラスは、
9:00~国語
10:00~算数・数学
11:00~英語/暗唱
13:00~読書
16:00~低国算(小1~2の国語と算数)
18:00~低国算/読解・記述
などです。
これらの科目クラスのほかに、作文読解クラスと創造発表クラスがありますが、作文読解クラスと創造発表クラスは、それぞれ生徒の準備が必要になるので、そのつどの選択受講はなく、固定受講での体験学習になります。
いずれも、1クラスの定員は5名程度ですので、受講を希望される方はお早めにお申し込みくださるといいと思います。
学年別のクラス分けではありませんが、先に参加している生徒の学年を参考に受講クラスを選択してください。
▼森のオンラインスクール クラス一覧表
https://www.mori7.net/teraon/shlist.php
・受講お申し込みの期限は、前日までです。
前日のお申込みを忘れて、当日のお申し込みを希望される場合は、お電話でお申し込みください。
ただし、クラスが満員になっている場合はお申し込みできません。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。オンラインスクール(0)
△もうクワノミが色づきはじめていました。
6月から、これまでコロナ対策のため、電話通信に切り替えていた港南台の通学教室を再開しました。
しかし、今後のことを考え、単なる通学ではなく、教室に入ったあとにそれぞれがパソコンの前にすわり、オンラインのクラスにZoomで参加するかたちの通学オンラインクラスです。
以前、アメリカで話題になっているブレンディッド教育というものを紹介しましたが、そういう中途半端なものではありません。
ブレンディッド教育とは、日本流に言えば、学校に通って、一人ひとりがパソコンの前でスタディサプリを使って勉強するというようなイメージです。
一見、両方の長所を兼ね備えた教育方法のように見えますが、万能ナイフと似ていて、どれもそれぞれに使いにくいというのが特徴ですから、長い間にはどちらかに収斂していくのです。
通学オンラインクラス、そういう過渡的なブレンディッド教育のようなものではなく、オンラインクラス自体が独立して成り立つようなオンライン教育です。
では、そこに通学という要素が入るのはなぜかというと、そこに、学習面とは違う教育の要素があるからなのです。(つづく)
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
昨日、初めてオンラインクラスに参加した7人の生徒に感想を聞いてみると、「ちょっと心配だったけど、すごくわかりやすい授業だった。」「ドキドキしていたけど、こっちの方が楽しかった。」など、7人とも、オンラインクラスがすっかり気に入った様子でした。確かに、授業が始まる前は緊張気味だったのですが、終わった後は晴れやかな笑顔で、作文もいつもより短い時間で書き上げていました。読書紹介も堂々と発表していてびっくりしました。案ずるより産むが易しですね。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。オンラインスクール(0)
新型コロナウイルスによる学校の休校に対応するために、急速にオンラインビジネスやオンライン学習のニーズが生まれました。
Teamsの利用者は、2020年3月の1週間で1日当たりのアクティブユーザー数が1200万人増え、合計4400万人になったそうです。
一方、Zoomの利用者も、2019年12月に1000万人だった1日当たりのアクティブユーザー数が2020年3月には2億人に達したそうです(TechTarget)
しかし、、現在行われているオンライン学習のほとんどは、単なるビデオ授業であったり、これまでリアルな教育で行っていた授業をそのまま動画として流すものなので、子供たち特に低学年の子供たちの学習意欲を引き出すものになっていません。
言葉の森では、設立当初から作文の電話指導による「オンライン」教育を行ってきましたが、2013年から、試験的に5人程度の少人数のオンラインクラスを作り、子供たちどうしの対話のある触れ合えるオンライン教育を模索してきた。
このオンラインシステムには、最初のころはGoogleハングアウトやスカイプを使っていましたが、2017年からZoomを使う形のオンライン教育に切り替えました。
理由は、性能面でZoomの方が優れていたためです。
しかし、パソコン操作が苦手という保護者が多く、生徒数はずっと150名程度で推移してきました。
ところが、2020年3月から、東京都をはじめとする7都府県の学校休校措置が始まり、この休校に対応するため3月8日から国語、算数数学、英語、読書、図工などのオンラインスクールを開始したところ、新規の参加者が増え連日のべ100名の人が朝のオンラインスクールに参加するようになりました。
オンライン学習は、他の学校や塾でも行われるようになりましたが、言葉の森の場合は5人程度の生徒数を維持し、先生による生徒の個別の指導もあるオンライン学習ですから、1コマ45~60分550円という有料の企画でありながら保護者から参加型の学習によって子供が意欲的に取り組んでいるという高い評価を受けました。
言葉の森のオンライン教育と他のオンライン教育との違いは、言葉の森の場合は、低学年の生徒が喜んで参加していたことです。
オンライン教育の先進国と言われているアメリカでも、実質は授業をただオンラインの動画で流すだけなので、低学年の生徒は授業に集中できないという問題が指摘されていました。
オンライン教育は、リアルの教育ができないからやむを得ずその代替手段として行われるものではなく、リアル教育ではできないオンライン独自の特徴を生かして行われて初めて意味あるものになります。
そのオンライン独自の特徴とは、同質の少人数のグループの対話と交流のある教育が可能になるということです。
つまり、オンライン教育に参加する子供たちが、いつの間にかそこで親しい勉強友達になることを目指したオンライン教育だということです。
そのための参加生徒数の上限は、5名程度です。
これまでの経験で、生徒数が4~6名であれば、全員が発言し密度の濃い授業ができることがわかりました。
これが7名になると、かなり忙しく授業をしなければならなくなります。
しかし、3名以下になると、友達どうしの交流が少ない、やや寂しい授業になります。
また、学年がほぼ同じで、同性の集団であれば話がはずみますが、そうでないと生徒どうしの自然な交流が少なくなります。
さらに、授業の形態も、正しい答えを教えるような詰め込み学習的なものではなく、生徒一人ひとりが参加し発言するような性質のものにする必要があります。
言葉の森の考えるオンライン教育の理想は、小学校低学年のころからオンラインスクールで仲よくなった子供たちが、小学校高学年になっても同じように勉強を続け、中学生になっても、高校生になっても、さらに大学生になっても、社会人になっても同レベルの知的交流を続けていけることです。
もちろん、途中でクラス替えがあったり、新しい教科による新しい出会いがあったりするでしょうが、学習を通じて交流するというつながりは続いていきます。
学習を通しての交流を続けるためには、互いに切磋琢磨し、同じレベルの学習を維持しなければなりません。
その切磋琢磨が今でも既に表れているのが、生徒どうしの読書紹介です。
少人数のクラスで、ある生徒が面白そうな本を紹介すると、ほかの生徒もその本に関心を持つようになります。
また、高学年になるにつれて、一人ひとりができるだけ自分なりにレベルの高い本を紹介するようになります。
毎回、それぞれが自分の読んでいる本を紹介するだけで、読書の質も量も上がっていくのです。
しかし、この読書紹介と、その読書に対するそれぞれの質問と感想の時間を確保するためには、生徒数が5名程度である必要があります。
だから、オンライン教育は、少人数クラスと結びついて初めてその効果を十分に発揮できるようになります。
8人以上の生徒を相手にしたオンライン教育は、よほどうまく運営しない限り、単にリアルな授業をオンラインで流すだけになります。
知識を詰め込む形の学習であれば、人数が多くても進めることができますが、生徒一人ひとりの発言と参加を促す形の授業であれば、5名程度の生徒数というのは重要な条件になります。
そして、これから必要とされる学力は、思考力や創造力や共感力という一人ひとりの発言と参加を必要とする学力なのです。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
オンライン教育がどこでも普通に行われるようになりましたが、生徒数が8人以上のオンライン教育や、マンツーマンのオンライン教育は、リアルな教育をオンラインで代替したものに過ぎず、せいぜい場所の成約がなくなったというものでしかありません。
オンラインには、リアルにはない独自の価値があります。
それが、5人程度の少人数を維持するオンライン教育です。
そこで生まれるのが、学習のコミュニティなのです。
言葉の森のオンラインは、リアルでできることをオンラインでやるのではなく、リアルでできないことをオンラインでやることを目指しています。
だから、世間一般のオンライン教育とは、最初の発想から違います。
それは単に時間や空間の制約を超えるという程度のことではなく、永続する学習コミュニティを日本中に作るということです。
朝オン、子供たちの力に驚かされることばかりでした。勉強に対する集中力はもちろん素晴らしかったのですが、違う場所で過ごしていても、すぐに仲良くなっていき、それぞれの学校のことを話したり、好きな本のことを紹介したり……。休校中という閉塞感のある毎日の中、本当に子供たちはよく頑張ったと思います。そして、自学自習で自分自身の力に自信を持ってもらえたらうれしいです!
まえ先生、ありがとうございます。ああいうふうに楽しく勉強できるというのが本来の子供たちの姿なのでしょうね。授業の様子を画面から時どき見ていて、生きた勉強をしている感じがしました。
ところで、森オンの方の午前中も、できるところがあれば試しに入れておいてください。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。オンラインスクール(0) 言葉の森のビジョン(51)
コロナウイルスなんて免疫力があれば大丈夫、と思っていましたが、木曜日の夕方から急に風邪を引いたようで(笑)、頭痛と背中の痛みが急に増してきました。
ちょうど教室が休みだったので、6月からのオンラインスクールのプログラムを作りながら、時どき寝ながら、やっと3日目の今日、プログラムを作り終わりました。
「プログラミングなど人に任せればいいのに」と言う人がいるかもしれませんが、それは何を作るかが隅から隅まではっきり決まっているときの話です。
新しいことを始めるときは、自分自身が何を作りたいかかがわかっていないところがあります。
そして、作っている間に、よりよいアイデアを思いつくことがあるのです。
ところが、アイデアを思いつくのは簡単ですが、それをこれまでの古い仕組みに組み込むことが非常に大変なのです
例えて言うと、アイデアは3次元で思いつくのですが、それをプログラミングするときは2次元で作業しなければならないという感じです。
これをもしほかの人にプログラミングを頼むとしたら、その頼まれた人は、あまりの仕様変更の多さに過労死に近いところまで行くと思います。
だからこそ、私は、簡単なプログラミングは、誰でも自分でできるようにしておく必要があると思います。
そして、もうひとつは、今後のプログラミングは、もっと3次元的なものになっていく必要があると思います。
既にそういう動きはあるのかもしれませんが。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
オンラインスクールのプログラムがやっとできたので、6月1日から募集開始です。
これまでの生徒のみなさんには、また改めて通知を出します。
新しい教育を目指してがんばってやっていきましょう。
考えてみたら、3月から、メールも読まず、記事も更新せず、ひたすらに新しい仕組みを考えていました。趣味=考え(笑)。
今日やっと当面の仕組みができたので、今後は仕事もちゃんとやっていきたいと思います。
風邪の中、おつかれさまでした!
オンラインスクール、これからますますニーズが増えると思います。
義務教育とは言っても、本来、学校に行く行かないは個人の自由のはず。大切なのは学校に行くか行かないかではなく、幸せに生きる力をつけることで、そのための選択肢が増えることは歓迎すべきことだと思います。
もちろん、日中は学校に通っている人たちにとっても、オンラインスクールは、自分のペースで学力をつけ、自分に合った友達に出会うための貴重な機会になると思います。
これからもがんばってください。
サラさん、ありがとうございます。
学校は、勉強のできる子にとっては退屈な場所です。(できない子にとっても。)
それでも、どうして学校に行くかというと、友達に会えるからです。
だから、学習機能と友達機能を分け、それらをいずれもオンラインと地域でカバーするようにすればいいのです。
新しい教育は今の学校とは別のところで生まれてくると思います。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。プログラミング教育(5)
東洋経済オンラインの記事で、いいことが書いてあると思ったら、自分の本でした(笑)。
https://toyokeizai.net/articles/-/348162
ここに書かれている内容は、受験作文でよくある「何をどう書いていいかわからない課題のときの書き方」です。
実は、こういう課題は作文の課題というよりも、発想の仕方の課題ですから、作文力を評価することにはあまり向いていません。
それは、実力の差よりも、切り口の差の方が大きくなることがあるからです。
同じ理由で、複数の課題を与えて、どれからひとつを選択して書かせるという作文課題も、作文力の評価としては問題があります。
課題の選び方によって大きな差が出るからです。
では、どういう課題がいいかというと、本当は、1人の生徒にさまざまな課題で2本か3本の作文を書かせるのです。
今は、1本の課題で作文力を評価する試験がほとんどですが、それでは誤差があります。
2本か3本書けば、その生徒の大体の実力がわかります。
しかし、作文試験のいちばんの難点は、評価をする人の手間が大変だということです。
だから、いちばんいいのは、森リンなどの自動採点ソフトで大体の区分をしたあと、最終判断だけを人間がすればいいのです。
しかし、試験でこういうことをやるのは(全員がパソコン入力ができることが前提になるので)まだ難しいでしょうから、作文検定試験のようなものを併用してやっていくのがいいのだと思います。
東洋経済の記事を読まれた方は、できればシェアをしてくださるようお願いいたします。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
この記事を読んだ人は、もうO中学の作文の書き方を迷わないはずです。
同じような作文課題は、東京都のN高校の入試でもよく出されています。
ところで、これを、「パターン化された書き方」というのは当たっていません。
パターンに沿って書くと、みんなの作文のレベルがぐんと上がります。
そのレベルの上がった作文を評価するのが、本当の評価だからです。
「読解・作文力」の本が3刷になりました。
読解検定の解凍チェックに使ってもらうといいと思いましたが、小学生では読みこなせないようなので、夏期講習で読解講座を行うことにしました。(後日詳細を載せます。)
ひかりん母です。
お世話になります。
いつもブログも拝読しております。すみません、当初、コメントするつもりはなかったのですが、あまりにおかしくて(笑)
そうなのですね(^^)
私も長女の時代から、子育てや勉強、読解力、思考力、創造力・・・自分の考える、求める内容をネットで調べる度に先生のブログにたどり着きますよ(笑)
後程、記事の方も拝読させて頂きます。
ひかりん母さん、ありがとうございます。
自分で読んでも、結構いいこと書いているなあと思いました(笑)。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。受験作文小論文(89) メディア(8)