ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4135番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/2
受験作文のオープンアドバイス――表現の工夫で実力以上の差 as/4135.html
森川林 2020/09/24 15:35 

https://youtu.be/kdoynzyDAKE

 作文は、もともと客観的な点数がつけにくいものですから、作文試験が始まった最初のころは、実力があれば合格水準の作文を書くことができました。
 その最初のころの作文試験は、課題も身近な題名課題がほとんどで、中には、いくつかの題名課題から自由に選んでよいというものもありました。

 しかし、やがて、受験生が作文試験対策をするようになり、準備をして試験に臨むようになると、多くの生徒が合格水準の作文を書けるようになりました。
 そこで、課題は、単純な題名課題から、文章課題、そして複数文章課題へと難化していったのです。

 だから、今の作文試験は、作文力だけでなく、読むスピードと書くスピードも要求されるようになっています。
 そして、書く内容と表現については、ちょっとした工夫の有無で評価がかなり違ってくるのです。

 もちろん、根本にあるのは、テクニックよりもその生徒が本来持っている読書力と思考力です。
 しかし、試験という分野では、そういう実力よりも、工夫の知識がものをいうことも多いのです。


この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

nane 20200924  
 受験作文には、書き方のコツがあります。
 中身がよければそれでいいというのではなく、採点者がいい点数をつけたくなるような書き方もあるのです。
 その理由は簡単です。
 初対面の人に会うときに、自分をできるだけよく見せるような格好で行くことと同じだからです。


森川林 20200924  
 字の上手さと作文の中身のよさとの間には、全く何の関係もありません。
 しかし、字の上手な作文を見るときの採点者の最初の印象は、「きっと上手だろう」というものです。
 だから、字は下手でもいいので、できるだけていねいに書くようにするといいのです。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
受験作文小論文(89) 

記事 4134番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/2
本を読まない子供たち。抜本的な対策は、読書紹介と付箋読書 as/4134.html
森川林 2020/09/16 18:12 

https://youtu.be/WjaKC-nNfJE

 子供たちの学力を長期的に考えると、勉強よりも読書の方がずっと効果があります。
 それぐらい読書は大事です。
 その理由は、勉強のほとんどは知識を覚えるだけですが、読書は言葉と言葉のつながりを理解する思考力を必要とするからです。

 もちろん、試験に間に合わせるという短期的な学力に関しては、勉強でいいのです。
 というか、試験には勉強でしか対応できません。
 しかし、試験のあとまで続く学力を育てるのは読書です。

 その読書をしなくなる子供たちが増えています。
 その原因は、youtubeやSNSやゲームなどの時間が読書の時間を圧迫しているからです。
 この事情は、大人にも当てはまります。

 しかし、そのような状況にも関わらず、読書を続ける子供たちがいます。
 それは、読書紹介という友達との交流がある場合です。
 オンラインクラスのわずか15分程度の読書紹介で、どの子も本を読むようになり、しかもその読書の質が上がっていくのです。


この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20200916  
 昔は、活字中毒という言葉がありました。
 今でも、少数の子供たちには、そういうことがあります。
 しかし、ほとんどの子供たちは、活字中毒とは無縁の生活を送っています。
 これが、本当の意味での学力の低下につながっているのです。


nane 20200916  
 読書をしなくなると、作文も書けなくなります。
 これは、不思議な関係ですが、本当です。
 逆に、読書をしていると、自然に作文に書く内容が次々と出てきます。

 もちろん、「本をよく読むが、作文が書けない」という相談を受けることもありますが、それは心配要りません。
 指導の仕方ですぐに書けるようになるからです。


sirayuki 20200917  
昨日、掲示板にも書かせて頂いたのですが、ちょうど、ピッタリな内容でしたので、こちらにもコメント残させてください。
我が家の娘もおかげさまで、読書を楽しめるようになってきており、朝早く起きて本を読む姿を見かけるようになりました。そんな娘から、昨日の夕方「言葉の森で読書がしたい!」という、希望がでました。せっかく作っていただいた読書の時間が、おかげさまで学校に行けることとなり、13時のクラスに参加できず申し訳なく思っております。もし、可能でしたら、平日夕方や、土曜日などでクラスを1つ作っていただけたらとても嬉しく思います。やはり、感想を述べたり、やり取りすることがとても楽しいのだと思いました。どうぞ宜しくお願いいたします。

森川林 20200918  
sirayukiさん、ありがとうございます。
学校に行けるようになってよかったですね。
夕方の読書だけのクラスというのはまだないのですが、今後検討したいと思います。
作文読解クラス、自主学習クラス、創造発表クラスで、それぞれ授業の最初に15分程度の読書首魁をしているので、とりあえずいずれかに参加されるといいと思います。

sirayuki 20200918  
ご検討ありがとうございます。
昨日、自主学習クラスでも、要望を出させていただきましたら、土曜に設定していただけることとなり、まずは、こちらでお世話になろうと思います。今後もよろしくお願いいたします。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
読書(95) 
コメント161~170件
……前のコメント
検査結果 森川林
健康診断の数値に一喜一憂するのはバカらしい…現役医師が「70 5/14
記事 4727番
森リン大賞、再 森川林
 約2年半ぶりに森リン大賞を復活しました。  小学5年生か 4/11
記事 4702番
ChatGPT Haha
返信ありがとうございます。そうそうクララはとっても純粋で良い 3/26
記事 4689番
ChatGPT 花ちゃん
はい、読みました。AIのクララがとても聡明で、愛情に溢れる人 3/25
記事 4689番
総合学力クラス 森川林
 泥団子は面白いです。  発表室に入れておいてください。 3/24
記事 4693番
総合学力クラス えなが
泥団子を作りました。水が少ないとあまり土が固まらず、また多す 3/24
記事 4693番
ChatGPT Haha
カズオ イシグロ氏の「クララとお日さま」は読まれましたか?C 3/21
記事 4689番
小学校低学年の 森川林
 本当は、事前の準備で、似た例を話し合ったり、感想のアドバイ 3/16
記事 4686番
小学校低学年の しげか&
なねせんせい、質問です。とすると、模試などの書いた作文を書き 3/16
記事 4686番
言葉の森の「オ 森川林
 オンライン教育で大事なことは、全員が発言できる人数であるこ 2/12
記事 4645番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習