1.受験生(小6・中3・高3)は、少なくとも連休中に、志望校の過去問を答えを見ながらでいいからやっておく。
そうすると、今後の勉強の方向がつかめる。
平均点で70点を取るためには何が必要かを考え、親子で勉強計画を立てる。
算数数学は1冊の問題集を1問も出来ない問題がなくなるまでやる。
英語・理科・社会は、1冊の参考書又は問題集を5回読む(問題を解くのではなく問題の答えを一緒に読む)
国語は、問題集読書。志望校の国語の問題を見て難易度の傾向をつかんでおく。
秋になったら、定期的に模試を受ける。(夏までの模試はまだ本当の実力ではないので)
公中検は小5・6対象5/1~募集6/10ごろ模試、学テは小1~中3対象6/1~募集7/10ごろ模試。
https://www.mori7.net/gakute/
ただし、小5・6は本当の意味で勉強の自覚があるわけではないから無理をしないこと。
勉強の自覚ができる中3からはどんなに無理をしても大丈夫。またその無理が失敗に終わってもすべて自分のプラスになる。だから、志望校は挑戦すること。
2.夏休みの取り組み
受験生は、自学自習で1日5~6時間勉強する。(朝2時間、午後2時間、夕方2時間など)
塾や予備校に通うのは実は無駄が多い。その理由は、授業を聞く時間が長い。わかっているところをやる時間がある。わからないところも1回しかやらない。
真に能率のよい勉強は、自宅で自分の計画で勉強すること。こういうときのひとりでやる不安に勝てる人が社会に出てからも成功する。
3.中1・2は、定期テスト対策を1週間前から。
下記の本の勉強法を参考に。
「中学生の自宅学習法」(内藤勝之)
「中間・期末テストに強くなる勉強法」(坂本七郎)
テスト前の自主学習では、授業終了後もブレークアウトルームに残り、自分の計画を元にした勉強をする。
特に数学は90点以上取ることを目標に、出題範囲の問題集を繰り返す(学校の問題集はやさしすぎるので自分で用意)
国語は少なくとも漢字は満点を。文法の問題は問題集で必ず解いておくこと。国語は文法で差がつく。
英語・理科・社会は、出題範囲の教科書を5回読む。特に社会は教科書を読むだけで高得点を取れるはず。
塾で教えてくれる過去問などをあてにしないこと(笑)。かえって実力が育たない。
過去問対策は、受験の問題で十分。
4.小1・2・3・4・5は、勉強よりも読書に力を入れる。
1週間に2冊が平均。
自分の好きな本が基本。
しかし、小5からは、算数が難しくなるので、算数の勉強も独自に取り組む。
小1・2は読み聞かせも含む。
小1・2・3・4の学校の成績はあとに残らない。残るのは読書を通して身につけた日本語思考力だけ。
「読書習慣が学力を決める」(川島隆太)
また、小学生のころは幸福な人生を送ることが真の目的。その視点を親が常に持っていること。
5.作文検定を企画中。
読解検定と同じようにオンラインで。
しかし、将来の受験作文を考えて時間厳守。
作文は手書きでもパソコン書きでもどちらでもよい。辞書持ち込み可。
手書きの人の場合も、あとで保護者がテキスト化する。その際、漢字に直せるところは漢字に直してよい。
(将来の作文試験はそうなるはずなので)
採点の基準は、字数、項目、そして森リンによる語彙力評価。
すべて客観的な評価なので参考になる。
6.プログラミングの今後の方向
現在、Scratchとmicro:bitをやっているが、自分でいろいろ工夫して作る子も多いので、定期的に発表会をする予定。
ビジュアルプログラミングのあとは、JavaScriptやHtml&CSSなどのコードプログラミングになるが、小中学生用のいい図書がない8ので、Progateを利用する予定。ただし、費用が1620円かかるので、JavaScript以降は受講料を6600円にする予定(それまでは4400円)
その後は、PHP、MySQLなども考えたが、Pythonを先にやるかも、
子供たちが将来何をするにせよ、プログラミングができるということは役に立つ。逆に、プログラミングができないと、いいことを思いついてもそれを形にできない。
プログラミングは、一般に思われている以上に重要。
▼動画
https://youtu.be/krgS7dHwOmg
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第三に、オンライン5人クラスの教育では、子供たちの創造力を伸ばす授業が可能であることです。
それは、子供たちの発表が日常的に行われるために、それぞれの子が個性を発揮する余裕が出てくるからです。
オンラインクラスの周囲の友達による評価も、発表の内容のよさとともに、発表のその人らしい個性の方に向くようになります。
つまり、みんなに受けるような発表をするという雰囲気が、自然に自分の個性と創造性を発揮する発表につながっていくのです。
内容がよい発表は、小中学生のレベルでは、教科書や参考書などと同じようなものになりがちです。
それに対して、個性的な発表は、教科書や参考書から離れて自分独自の工夫をするところに特徴があります。
そこに、ほかの人の発表とは違う個性が出てきます。
言葉の森は、もともとの教育方針で個性や創造性を大事にしているので、子供たちも、多少の脱線や失敗があっても面白いものを発表したいという考えを持つようになってきます。
この個性と創造性を大事にする姿勢が、社会に出てから役に立ちます。
世の中では、人の後ろについていく人も必要ですが、自分から旗を振る人もそれ以上に必要です。
個性と創造性のある人は、自分から旗を振る役割を果たすことが多くなるのです。
創造性の内容は、読書や作文やさまざまな挑戦によって次第に培われていくものですが、創造性を価値あるものとするする姿勢は、日常的な発表教育の中で育まれていくものです。
この創造性の発揮と結びついた発表教育のできることが、オンライン5人クラスの大きな特徴のひとつです。
これに対して、多人数の双方向オンライン教育では、個性や創造性を発揮する余地はありません。
それは、発表する回数も、その持ち時間も限られているからです。
知識を習得するための教育は、これからますますよい教材が生まれ、ますます能率のよいものになっていくはずです。
しかし、これからの社会で大事になるのは、知識の習得とともに、その人らしい個性と創造性です。
それを日常的な教育の中で育てていくことが、これから必要になってくるのです。
言葉の森のオンラインクラスの中で、創造性を発揮することに最も相性がいいのは、創造発表の講座です。
このクラスは文字どおり、毎週創造的なことを発表することが学習内容になっているクラスです。
作文講座やプログラミング講座も、創造性を発揮しやすいクラスです。
教科の学習を目的とした国語読解、算数数学、英語、公中理系・文系などの講座は、学習時間が中心になりますが、それでも読書紹介の時間があるときは、その中でその人らしい個性を生かすことができます。
以前は、教科の学習の講座でも、自分が勉強した内容を生かして創造的な問題作成をするとういことをしていました。
しかし、これはほとんどの子にとって難しすぎたので、今はやっていません。
今後、教科の講座でも、個性と創造性を発揮できるような時間を工夫をしていきたいと思っています。
(つづく)
▼動画
https://youtu.be/PeUjFSAI3No
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子供たちはもちろんそうですが、人間は本来個性的なものです。
しかし、それが教育や社会の同調圧力の中で、次第に個性を発揮しないように自分をコントロールするようになっていくのです。
個性を発揮することの大切さを、まず教育の場から作っていくことが大事だと思います。
これからの教育で大事なのは、個性と創造性を評価することです。
知識の習得を目的とした教育には正解があり、その正解に最も早く到達した人が評価される仕組みになっています。
すると、そこで競争が生まれ、その競争を生かした授業やテストが行われるようになります。
これが勉強をつまらなくさせている大きな原因です。
例えば、プログラミング教育でも、模範解答があり、その模範解答に最も早く到達した人がえらいというような授業が行われるとしたら、本来面白いはずのプログラミングは、つまらない勉強になってしまうでしょう。
自分なりに工夫したり脱線したりする中で学ぶから、勉強が面白くなり、その勉強の中身が本当に身につくのです。
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