連絡記事です。
7月17日の土曜日の8:30初参加説明会が5名で【満員】表示になっていました。
説明会には定員はありませんので、説明会の満員表示は取り消しました。
参加をご希望の方は、お申し込みください。
なお、オンライン夏期講習は説明が複雑ですので、参加の仕方がわかりにくい場合は、言葉の森事務局に直接お電話でお申し込みください。
初参加説明会で話す内容は、ZOOMの操作の仕方、受講の際の重要なポイントなどです。
ZOOMの操作の仕方(カメラ・マイクの操作、ブレークアウトルームへの移動の仕方)は、お子様も知っておいた方がよいので、できればお子様もご一緒にご参加ください。
お子様が参加されない場合は、あとで画像による説明を載せておきますので、それをごらんください。
話は変わって、
言葉の森のホームページの生徒関係リンクを五十音順にしました。
これは、今後、リンク先の差し替えなどがあった場合、これまでの番号固定表示では無理が出てくると思われたからです。
しかし、リンク先が多く、並び順が変わると探しにくくなるので、主なリンク先である「作文の丘」「山のたより」「講師ZOOM」などは赤文字で表示するようにしました。
原田さんのYouTubeライブを、ライブではなく、あとで約1時間かけて見ました。
https://www.youtube.com/watch?v=FPlAdxqHvoY
(興味のない人には退屈な番組だと思います。)
私は、この原田さんの話に全面的に共感しました。
そして、このように難しいプロジェクトをひとりで立ち上げようとする志に、こころから応援を送りたいと思いました。
それは、私自身が考えているビジョンと共通するところがあると思ったからです。
私が教育に関して考えている目的は、明日の日本を支える子供たちを育てることです。
単に、その子の成績を上げるというようなことではありません。
子供の成績を上げるとか、受験に勝つとかいうようなことは、自分が勝って相手が負けることを目指していることですから、その子にとっては大事ですが、日本全体にとっては大事でも何でもありません。
昔、自分が大学入試に合格したことを、高校の担任の先生に報告しにいったとき、私は、「でも、自分が受かったことで、落ちた人もいると思うと、あまり喜べなくて」という言葉を思わず言ってしまいました。
すると、担任の先生に、もちろん叱られました(笑)。
でも、それは本当に正直な気持ちだったのです。
世の中には、自分だけが得をするような企画がいろいろあります。
例えば、お年玉付き年がはがきです。
私は、たとえそこで何か賞品をもらったとしても、それは、どこかほかのところから自分のところに何かがい移動しただけで、社会全体としてはプラスでもマイナスでもないと思います。
だから、年賀状の当選番号などは、まず見ません。
そして、ほかの人もたぶんそうだろうと思って、番号を調べるわずらしさがないように、お年玉付きでないはがきをわざわざ送っていたら、周囲の人からそんなことはないと言われました。
だから、今は普通にお年玉付き年賀はがきにしています(笑)。
そういう私が教育に関して目指しているものは、創造力と思考力と共感力のある子供たちを育てることです。
受験に対応するための成績をよくするコツはいろいろありますから、そういうことももちろん教えます。
しかし、本当に大事なことは、他人に勝つことではなく、自分の力と個性を伸ばすことです。
そして、そういう本質的な教育を行うために、最適の枠組みだと思ったのが、オンラインの少人数5人クラスの教育です。
5人、または4人~6人のクラスというのは、子供たちが自由に発表し、自主学習をし、個別アドバイスも受けることのできる最もふさわしい規模のクラスです。
このクラスを教室の運営の仕組みとして維持するのはかなり難しいことですが、マンツーマンのクラスでも、10人20人のクラスでもなく、またもちろん不特定多数のビデオ授業でもないということが大事です。
子供たちが対話のできる、この5人程度のクラスでの教育が、未来の教育の中心になると私は思っています。
しかし、もちろん、今はまだそういうことがわかっている人はあまりいません。
けれども、誰かがはじめなければ、新しいものごとはひとりでには生まれません。
私が原田さんの問題意識と共通していると思ったのは、このオンライン5人クラスの教育を、単に子供たちの教育だけではなく、講師になる大人たちの創造的な講師の仕事の場として生かしていきたいというところです。
子供たちに創造性が求められるように、大人にも創造性が求められています。
その大人の創造性を子供たちの教育の中に生かすということを、私は考えています。
今はまだ、大人たちの講師の仕事の場である森林プロジェクトは、やや休業状態ですが(笑)、オンラインクラスの子供たちを教えるシステムが完成したら、本格的に、大人と子供の「教育を通した回転」の流れを作っていきたいと思っています。