ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4355番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
AIでできないもの as/4355.html
森川林 2021/10/24 18:27 


●動画:https://youtu.be/ztnDNCQfDUs

 AI(人工知能)という言葉をそのまま受け取ると、やがてAIが人間を超えるのではないかと思ってしまう人がいます。

 一方、AIにでできないことというと、感受性とか想像力とかいう定義の不明確な言葉で考えようとする人もいます。

 このどちらも、AIと人間の本質的な違いを理解していません。

 人間とAIが異なる最も大きな点は、人間は、生きるための欲望を持っているところです。

 よりよく生きたいという欲望を持っているからこそ、何も問題のないように見えるところに問題を発見する問題意識を持ち、何もないところに新しい未知のものを創造しようとする創造意欲が出てくるのです。


 では、思考力とは何かというと、低い思考力は、AがBでBがCならAはCであるというような論理の道筋を追う力です。
 高い思考力は、相異なるものの同一性と、同一であるものの異質性を見つける力です。
 この高い思考力は、主に言葉によって支えられています。
 また、数学は、数や図形という「言葉」を使って考える思考力です。


 共感力は何かというと、自分と他者との一体感です。
 その共感力は、あらゆるものを愛する力と、幸福に生きる力と結びついています。


 これからの教育で大事なことは、知識を詰め込み再現する力を育てることではなく、創造力、思考力、共感力を育てることです。

 そのために何が重要かというのは、人によって様々な考えがあると思いますが、私は、読書と対話と熱中できる遊びと自然だと思います。
(読書は、楽しい読書と難しい読書の両方が必要です。)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20211024  
 AIに対する過大評価と過小評価があると思います。

 AIの優れている点は、エゴを持たないことです。
 だから、正しく使えさえすれば、最大多数の最大幸福のようなことを目標にすることができます。
 人間には、まずこれはできません。

 AIの弱点は、生きるための意欲を持たない点です。
 知能というソフトは、いくらでもコピーできるので、よりよい生き方をしたいという意欲がもともとないのです。

 だから、人間の目指す分野は、感性とか想像力とかいう定義の不明確な概念ではなく、人間が身体と意欲を持っているがゆえに生まれる創造力と思考力と共感力です。

 今後の教育も、子育ても、この方向で行っていく必要があります。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
未来の教育(31) 創造力(9) 

記事 4354番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/22
10.4週オンラインクラス懇談会資料 as/4354.html
森川林 2021/10/22 19:21 


●動画:https://youtu.be/0-qZ9W1Y4WY

 連絡が遅くなってしまいましたので、ご質問やご意見は、質問感想掲示板にお願いします。
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=123

■1.
 4月末からのシステム変更のため、登録データが消えるなど、人によってですが、いろいろトラブルがありました。
 もうだいぶ落ち着いてきたので、今後は大きい問題はないと思います。
 ただ、最後の難関であるサーバーの新OSへの移行が10月末から11月にかけてあります。
 しかし、これは、新OSへ移行するまでは、旧OSでウェブを運営していくので、大きな問題はないと思います。
 新OSへの移行が完了し、新しいサーバーで森リンが動くようになったら、作文検定を行います。

■2.
 作文検定は自由参加、学期に1回行う予定、料金は1,650円。
 対象は小1~高3。45分でその学年の課題に取り組みます。(ただし最長の字数は800字)
 送信はテキスト入力になるので、小学校低中学年の生徒の場合は、保護者の方にテキスト化をお願いする予定です。
 小4以上は、できるだけ本人がパソコン入力ができるようにするといいです。
 森リン点が出ると、自分の進歩のあとが数値でわかるようになります。

■3.
 国語読解クラスの無料体験学習を行っています。
★今後、国語読解クラスのクラス数が増えてきたら、時期を見て、同学年の生徒でまとまれるようにクラス編成を行う予定です。
 その場合、担当の先生が交代することもありますのでご了承ください。

■4.
 オンラインクラスの定員はこれまで5人でしたが、個別指導を充実させるために、今後4人を定員にします。
 すでに5人でクラスができている場合はそのままでいいです。
 振替は、5人まで受け入れるようにしますので、振替の希望は4人以内のクラスでお願いします。
(生徒のいないクラスへの振替はできません。)

■5.
 算数数学クラスと英語クラスの中学生の教材は、トップ高向けの難しい教材なので、今後通常の難易度の教材を追加する予定です。

■6.
 公中理系、公中文系を受講している公立中高一貫校受験生は、これまでの教材がひととおり済んでいたら、新しい教材として、文系T、理系T、実戦編に取り組んでください。
 文系T、理系Tはこれまでと同じように、まとめの意味で全部読んで理解できるようにしてください。(内容は結構難しいです)
 実戦編は、実際のいくつかの学校の過去問なので、受験のスピードアップの練習として取り組んでいくといいと思います。
https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php

■7.
 「あん唱コンクール」があります。(学校図書館協議会主催)
https://www.asagaku.com/solasido.html
 180秒以内の動画で、詩(詩でなくてもよい)の暗唱の動画を送ります。
 暗唱長文の中で、自分の気に入ったものを選んで送るといいと思います。
 賞は、金賞・銀賞・銅賞・それぞれ賞状と図書カード1万円です。
 言葉の森の団体応募では送りませんので、個人で申し込んでください。
 ただし、言葉の森の生徒で、同じものが重複するよりも、人によって違うものがいいと思うので、暗唱したい文章が決まったら、質問感想掲示板に書いておいてください。
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=123

 暗唱はただ棒読みをするよりも、明るい笑顔で楽しそうに暗唱した方がいいと思います。
 工夫してみてください。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

保護者 20211025  
>算数数学クラスと英語クラスの
>中学生の教材は、トップ高向け

ここでおっしゃっている、1都3県での
トップ高を学校名をあげて、具体的に
教えてください。

森川林 20211026  
https://www.minkou.jp/hischool/ranking/deviation/c=3/

保護者 20211029  
ご紹介ありがとうございます。
偏差値ではかるのは賛否両論あるように
思うのですが、受験に限定すると、
トップ高とは偏差値いくつ以上の学校なので
しょうか?
それとも、各都道府県別で、上から何番めくらい、
と考えるのでしょうか?


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
生徒父母連絡(78) 
コメント21~30件
……前のコメント
読書を阻むもの 森川林
暇なときは読書をすればいいのですが、今は、スマホで情報に流さ 6/10
記事 5096番
国語の読解検定 森川林
国語読解の問題は、適当に解いて「当たった」「外れた」と言って 6/9
記事 5095番
デジタル教科書 森川林
デジタル教科書という考えがありますが、教科書とか自分の好きな 6/8
記事 5093番
国語読解クラス 森川林
 国語力は、知識として身につけるのではなく、国語力を育てる生 6/7
記事 5092番
国語力はテクニ 森川林
「国語力をつけるために、特に読書をする必要はない」という耳あ 6/6
記事 5091番
リアルな通学教 森川林
 未来の教育は、対話型の少人数オンラインクラスの教育になりま 6/5
記事 5090番
クリティカル・ 森川林
西洋には、批判を通して新しい考えが生まれるという弁証的な発想 6/4
記事 5089番
優しい母が減っ yori
私の母は、もう中学2年生なのに、スマホをもたせてくれません。 6/3
記事 979番
日本を復活させ 森川林
 日本を復活させる道筋は、創造教育文化国家を目指すこと。 6/1
記事 5081番
4月の森リン大 森川林
 大学生や社会人になった元生徒の子供たちが、自分が中学生だっ 5/31
記事 5085番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習