ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4357番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/2
「詩のあん唱コンクール」参加者募集 as/4357.html
森川林 2021/10/28 21:44 


●動画:https://youtu.be/I4ifFBQJarA

 全国学校図書館協議会が主催する「詩のあん唱コンクール」が、参加者を募集しています。
https://www.j-sla.or.jp/contest/solasido2.html

 テーマは、「お気に入りの詩」となっていますが、詩でなくてもかまいません。
 180秒までの動画ですから、1200字程度の文章になると思います。

 暗唱検定の1ヶ月分にちょっと足したぐらいですから、暗唱に慣れている人はすぐできると思います。
 自分の気に入った新しい文章(詩)でもいいし、これまでに覚えたものでもいいので、どしどし応募してください。

★ただし、団体応募ではありませんので、個人として応募してください。
★同じものが重ならない方がいいと思うので、自分の暗唱する文章が決まりましたら、質問感想掲示板に入れておいてください。(もちろん、同じものが重なってもかまいません。)
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=123

 動画の作り方がわからない人は、教室までお聞きください。

 暗唱は、できれば明るい顔で、表情豊かに、ある程度は手振りも交えながら行うようにするといいです。
 普段の暗唱練習の成果を生かすということでがんばって参加してください。


▼「詩のあん唱コンクール」のページより引用

====ここから

■応募資格
小学生(個人でも、グループ団体での応募も可)

■テーマ
「わたしのお気に入りの詩」
※絵本など詩歌でないものは「特別賞」の対象といたします。

■応募方法
お気に入りの詩を1編、あん唱している様子を動画でお送りください。

■審査員
谷川賢作(音楽家)、文月悠光(詩人)、吉開菜央(映像作家・ダンサー・振付家)、全国学校図書館協議会理事長、朝日小学生新聞編集長ほか

■賞
金賞...1名 賞状・図書カード1万円分
銀賞...1名 賞状・図書カード1万円分
銅賞...1名 賞状・図書カード1万円分
優秀賞...3名 賞状・図書カード5千円分
奨励賞...4名 賞状・図書カード3千円分
特別賞...1名 賞状・図書カード1万円分
団体賞...若干校 賞状・図書カード1万円分

■応募方法
www.asagaku.com/solasido.htmlより必要事項を入力し、作品をアップロードください。
【個人応募】
①応募者氏名(ふりがな)②学校名③学年④性別⑤郵便番号(自宅)⑥住所(自宅)⑦電話・ファクス番号(自宅)⑧個人応募か団体応募か⑨詩の題名と作者⑩書名と出版社⑪自己PRを200字以内で明記。
【団体応募】
⑤~⑦は省略いただき、代わりに学校の郵便番号・住所・電話番号・担当者名を明記ください。

※動画がアップロードできない場合は、下記へUSBなどに保存してお送りください。

◆応募あて先
〒104-8433 東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞新館9階
朝日学生新聞社内「SOLASIDO 詩のあん唱」コンクール事務局

■応募しめきり
2021年12月10日(金)

■動画の応募について
・スマートフォン、デジタルカメラまたはビデオカメラで撮影した180秒までの編集した選考用の動画をアップロードし、エントリーしてください。応募者本人が出演することを条件とします。
・wmv/avi/mov/mpg/flv/mp4ファイル
・データサイズは10MB以下
・画面の大きさは1920×1080を推奨、1280×720のHDやSDも応募可
・アスペクト比16:9を推奨(4:3も応募可)
・音声は、2chステレオまたはモノラルとする

■応募方法や作品の応募(アップロード)
www.asagaku.com/solasido.html

■問い合わせ先
朝日学生新聞社
TEL03-3545-5226(平日の午前10時から午後5時まで)

●応募に関する注意事項
*応募は1人何点でも可。学校・学年・クラス単位などの団体応募も歓迎します。
*作品は未発表のオリジナル作品に限ります。
*応募作品は返却しません。
*入賞作品の著作権などの権利は、主催者に帰属します。
*応募作品に付帯する個人情報は、賞品などの発送、全国学校図書館協議会の広告宣伝などのための広告・印刷物・ホームページなどへの応募作品の掲載などに限り利用させていただきます。また、当該業務の委託に必要な範囲で委託先に提供する場合を除き、個人情報を応募者の承諾なく第三者に提供いたしません。

====ここまで。

 ここからは、個人的な話です。

 私(森川林)も、詩が好きで、高校生のころからよく詩集を読んでいました。
 その中で、いまでも覚えているのは、中原中也、立原道造、茨木のり子などです。

■中原中也 夏と私

真ッ白い嘆かいのうちに、
海を見たり。鴎を見たり。

高きより、風のただ中に、
思い出の破片の翻転するをみたり。

夏としなれば、高山に、
真ッ白い嘆きを見たり。

燃ゆる山路を、登りゆきて
頂上の風に吹かれたり。

風に吹かれつ、わが来し方に
茫然としぬ、………涙しぬ。

はてしなき、そが心
母にも、……もとより友にも明さざりき。

しかすがにのぞみのみにて、
拱きて、そがのぞみに圧倒さるる。

わが身を見たり、夏としなれば、
そのようなわが身を見たり。

■立原道造 のちのおもひに

夢はいつもかへつて行つた 山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへつた午さがりの林道を

うららかに青い空には陽がてり 火山は眠つてゐた
――そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……

夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまつたときには

夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう

■茨木のり子 『汲む -Y・Yに-』

大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵なひとと会いました
そのひとは私の背のびをみすかしたように
なにげない話にいいました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

大人になってどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと

わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20211029  
 今、ふりかえると、あのころ(自分がまだ高校生だったころ)は、時代も、人の心も、いろいろな意味で屈折していたのです。
 それに比べると、今の若い人たちは、(それぞれ悩みはあるのでしょうが)、ずっとシンプルに健全に生きている気がします。
 しかし、だから、ワクチンとか、マスクとかのような、昔の学生だったら、大多数の人が、わけのわからない強制や同調圧力に反対したことも、静かに受け入れられているのだと思いますが。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
暗唱(121) 

記事 4356番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/2
小6と中1のほぼ全員、読解検定の点数がアップ、平均18点プラス as/4356.html
森川林 2021/10/26 21:32 


●動画:https://youtu.be/yTK9bMv4rAY

 10月の読解検定を受けた、国語読解クラスに参加している小6と中1の生徒の点数を集計してみました。

 すると、中1では全員、小6でもほぼ全員の点数が、9月の読解検定よりも上がっていました。
 単に点数が上がったのではなく、平均点との差が上がっていたので、偏差値が上がっていたのと同じです。

 受検した生徒の中には、小6と中1の生徒で、それぞれ100点を取った人もいました。

 10月の読解検定の小6の平均点は57点、中1の平均点は51点でした。
 こういう難度の高いテストで100点を取るのはかなり難しいです。

 ところで、読解検定は100点を取るのが目標の試験です。
 理詰めに解けば100点を取れるはずだという前提で試験を受けるから、力がつきます。

 だから、国語読解クラスでは、読解検定の分析を生徒自身がするようにしています。
 先生の解説を聞くだけでは、わかった気がするだけになってしまうからです。

 しかし、その学年の読解検定が難しすぎるという人もいると思います。
 そういうときは、受検する学年を下げて試験を受けてください。
 そして、理詰めに解けば100点を取れるという感覚を身につけていくといいと思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20211026  
 読解検定の点数を集計したところ、やはりほぼ全員が1ヶ月前よりも点数が上がっていました。
 実は、学年が上がるほど、国語の点数は上がりやすくなります。
 それは、理詰めに解くというコツがわかるようになるからです。
 小学校低中学年の場合はまだ、理詰めに解くというよりも、読む力だけで解く面があります。
 だから、この時期は、解き方のコツよりも、まず読書力をつけておくことが大事なのです。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
読解力・読解検定(0) 国語力読解力(155) 
コメント511~520件
……前のコメント
夏のオンライン あさ母
お世話になっております。 念の為、確認させてください。 7/15
記事 4103番
夏のオンライン ささみ
 感想文の本が決まっていたら教えてください。 7/15
記事 4103番
アフターコロナ nane
 5月末から風邪気味のように思っていたら、やがて蕁麻疹が全身 7/12
記事 4104番
アフターコロナ 森川林
 言葉の森が考えるポストコロナ時代の教育です。  7,40 7/12
記事 4104番
夏のオンライン 森川林
できます。 当日のお名前の横の縦四角をクリックするとキャン 7/12
記事 4103番
夏のオンライン あお
たいへん申し訳ないのですが、申し込み後のキャンセルはできます 7/11
記事 4103番
夏のオンライン メグ
 aomoto様  11時の一番下にあります。  漢字の 7/10
記事 4103番
夏のオンライン aomo
感想文クラスを申し込みせたいのですが、クラスがありません。 7/9
記事 4103番
夏のオンライン aomo
感想文クラスを申し込みせたいのですが、クラスがありません。 7/9
記事 4103番
昔テレビで一億 かいわれ
テレビ等の営利が絡んだ扇情的・短絡的な報道内容に自らが操作さ 7/6
記事 2968番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習