●動画:
https://youtu.be/l1Hm6s0NvEw
子供の学力の大枠は、小学校1、2年生のときにほぼ決まってきます。
しかし、それが表面に出るのは、小学校高学年ごろになってからです。
例えば、小学1年生のときに、ある程度、本をすらすら読める子と、本をあまり読めない子との学力の差はかなり大きいものです。
しかし、学校の勉強や普段の生活の範囲では、その差はほとんど見ることができません。
その差がわかってくるのは、高学年になってからなのです。
子供の学力の基礎は国語力ですから、小学1、2年生の間に、確実な国語力をつけておく必要があります。
しかし、現在言葉の森で行っている国語読解クラスは、どちらかと言えば考える国語力の講座になっています。
この国語読解クラスで、小学1、2年生の子が国語の勉強をすることはちろんできますが、低学年のうちは、考えるよりも、もっと読みなれること中心に、学力の総合力を育てていく必要があります。
そこで、小学1、2年生の生徒を対象に、国語力を基本にしながらも、算数と暗唱と理科実験とプログラミングと読書を並行して学習できる基礎学力講座を開設することにしました。
この基礎学力講座で勉強したあと、小学3年生になれば、それぞれの関心に応じて、国語読解クラスでも、算数数学クラスでも、創造発表クラスでも、プログラミングクラスでも、学習を発展させることができます。
小学1、2年生の間は、国語力を中心にした総合的な学力、思考力、創造力の育成を目指すということです。
月ごとの授業は、次のようになります。
┏━━━┳━━━━━━━━━━━━┳━┓
┃1週目┃国語(+漢字練習) ┃読┃
┣━━━╋━━━━━━━━━━━━┫書┃
┃2週目┃算数(+計算練習) ┃紹┃
┣━━━╋━━━━━━━━━━━━┫介┃
┃3週目┃発表(理科実験、工作、 ┃ ┃
┃ ┃プログラミングなど自由)┃ ┃
┣━━━╋━━━━━━━━━━━━┫ ┃
┃4週目┃暗唱+保護者懇談会 ┃ ┃
┗━━━┻━━━━━━━━━━━━┻━┛
授業の個別指導では、上記の内容になりますが、家庭学習では、国語、算数、暗唱、発表準備などをそれぞれのペースで自由に進めていただきます。
国語の教材は、現在国語読解クラスで使っている小学1、2年生用の国語問題集です。
算数の教材は、現在算数数学クラスで使っている小学1、2年生用の算数問題集です。
漢字練習は、漢字の読みを中心にしたオリジナルな先取り漢字学習です。小学1、2年生のうちに難しい漢字もふりがななしで読めるようにします。
計算練習は、計算のスピードを上げるためのオリジナルな計算学習です。九九を覚えたあと、19×19までの九九を覚えるようにします。
発表は、理科実験工作の書籍をもとに、自由な作品発表をする練習です。プログラミングは、ひらがなスクラッチにする予定です。理科実験工作やプログラミングのほかに、絵、歌、料理など発表するものは自由に選べます。
暗唱は、言葉の森の暗唱文集をもとに行います。
https://www.mori7.com/mine/as2.php
詳しい情報は、下記の掲示板で更新します。
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=kg
ご質問がありましたら、この掲示板、又は、個別れんらく板をご利用ください。
ご予約のお申し込みは、下記の予約ページからお願いします。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=tkg2022kg
●動画:
https://youtu.be/cN_WTymlLZM
国語力は、すべて学力の土台です。
小学生の文章題は、国語力が必要だということは誰でも知っています。
大学入試の英語でも、半分は国語力です。
しかし、その国語力の付け方は、学年によって重点が異なります。
小学校低中学年の国語力は、多読力です。
小学校高学年からの国語力は、難読力です。
中学生から高校にかけては、解読力、つまり解き方を理解する力です。
いずれの学年にも共通していることは、国語の問題集を解くだけでは国語力はつかないということです。
もし問題を解いて力をつけようとするならば、理詰めに解いて100点を目指すことです。
しかし、ほとんどの生徒は、8割できいたからいいやとか、9割できたから満足だということで終わってしまいます。
国語読解クラスでは、読解問題の解説に力を入れています。
解説のコツは、なぜある答えが合っているかということを説明するのではなく、なぜ、他の答えが必ずしも合っていないと言えるのかということを説明することです。
そして、合っていない答えを除いて最後に残る答えが正解の答えなのです。
こういう理詰めの解き方のコツは、
「読解・作文力が身につく本に詳しく載せています。
ただし、これは内容が難しいので、小学生にひとりで読ませるのではなく、お父さんお母さんが読んで理解するようにしてください。