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記事 4422番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
中根が担当するオンラインクラスの講座を増やします as/4422.html
森川林 2022/02/16 09:38 


 3月から、中根(森川林)が担当するオンラインクラスの講座を増やします。
 理由は、それぞれ講座の改善点を研究するためです。

 当面、3月からの担当講座を下記のようにします。

 現在、受講している同じ講座からの移動はできません。
 いずれも無料体験学習が1回できます。
 体験学習の受け付けは、下記のオンラインクラス一覧表で行っています。
 https://www.mori7.com/teraon/shlist.php?ks=nane
 体験学習のお申し込みは、お電話でも受け付けています。

●基礎学力クラス……火・水1700,月~金1800
 対象学年は、現在の、幼長・小1・小2です。小3になっても継続できます。
 子供たちの発表や質問感想に力を入れるので、参加生徒が2人以上で開講します。

●親子作文クラス……月・木・金1700
 対象は、現在の、幼中・幼長・小1です。小2になっても継続できます。
 親子で作文を書くので、保護者の方も一緒に参加していただきます。
 子供たちの発表や質問感想に力を入れるので、参加生徒が2人以上で開講します。

●算数数学クラス……月1900
 新中学生(現小6を含む)が対象です。定期テスト90点以上を目指します。

●公中受験クラス……火1900
 公中文系、公中理系の両方を指導します。
 新小6(現小5)の生徒を優先します。

●英語クラス……水1900
 新中学生(現小6を含む)が対象です。定期テスト90点以上を目指します。

●プログラミングクラス……木1900
 新小3(現小2)の生徒が対象です。初歩から高度まで指導します。

●国語読解クラス……金1900
 主に新中学生以上(現小6を含む)、新高校生以上(現中3を含む)が対象です。
 中学生は読解検定80点以上、高校生は大学入試共通テスト現代文100点を目指します。
(2月16日追加)

●作文クラス……土0900
 新小6(現小5)の生徒が対象です。

 それから、これは、講座ではありませんが、毎週日曜日8:00から30分程度、森林プロジェクトの説明会を行います。
 これまで、お問い合わせのあった方に、個々にご連絡します。

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記事 4421番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
作文は直して上手になるものではなく、膨らませて上手になるもの as/4421.html
森川林 2022/02/14 21:09 


 作文は、直せば、ほんの少しは上手になります。
 しかし、上手になるのは、元の作文の土台までです。
 土台以上に上手にする直し方はありません。
 だから、作文の勉強法は、赤ペン添削ではなく、土台を育てることなのです。

 土台を育てる方法は、第一に読書、第二に予習です。
 予習とは、与えられたテーマについて、自分の体験ばかりでなく、身近な両親に取材してみることです。
 取材をしっかりしてきた子は、文章を書くときの姿勢が変わってきます。
 この作文に取り組むときの姿勢が、上達の大きな要素になるのです。

 作文を、数学や英語の勉強と同じように考える人は、間違いを直せば正しい答えになると思いがちです。
 しかし、作文は、答えのない世界なので、数学や英語の勉強法はあてはまりません。
 逆に、作文の間違いを直され続けた子は、どんどん作文が苦手になっていきます。
 作文は、外側から間違いを直す勉強ではなく、内側からふくらませていく勉強なのです。

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作文教育(134) 

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【合格速報】千葉工業大学工学部 as/4420.html
言葉の森 事務局 2022/02/14 11:44 
千葉工業大学工学部 R.E.さん

<担当講師より>

 森リンで何度も一位を獲得している優秀な生徒さんです。

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合格情報(27) 

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基礎学力コースのオンライン学習で、友達と一緒にする勉強の楽しさを学ぶ as/4419.html
森川林 2022/02/14 07:24 


●動画:https://youtu.be/mTZY3N34hEE

 基礎学力コースは、幼長、小1、小2の生徒を対象にしたオンラインクラスで、現在、平日の17:00と18:00に開講しています。
 現在小2で受講している生徒は、小3になっても継続することができます。

 このクラスの特徴は、国語、算数、理科実験と発表、暗唱、読書など、小学生の学力のもとになるものを満遍なく学習するとともに、それを友達との交流の中で行うことです。

 この友達との交流や発表や質問感想ができるところが、オンライン4人クラスの利点です。
 例えば、一人ひとりが読書紹介をしたあと、それに対して他の生徒が質問や感想を言う時間があります。
 最初のうちは慣れないので、何も言うことがないという子もたくさんいますが、そういう子たちも、次第に自分から発言することに慣れてきます。

 ほかの人の話に対して質問や感想を言うためには、話を注意深く聞き、それに対して自分がどんなことを言えるか、頭をフル回転させる必要があります。
 もしこれが、先生の講義を聞いているだけの授業であったら、そのように頭を使うことはまずありません。
 この前向きに授業に参加するという姿勢が、勉強に取り組む姿勢全体につながってくるのです。

 今、アクティブラーニングという授業形態が話題になっていますが、本当のアクティブラーニングができるためには、1クラスの人数が5人かせいぜい6人以内である必要があります。
 10人や20人のクラスで、一人ひとりが発表と質問感想言うとしたら、1時間から2時間が必要です。
 それでは、勉強の中身がなくなってしまいます。

 低学年のころの勉強は、難しいことは何もありません。
 このころは、勉強そのものよりも、勉強に取り組む姿勢と勉強の習慣を作る時期です。
 また、勉強以上に大事なのは、毎日の読書の習慣を作ることです。
 毎回の読書紹介によって、どの子も、それまで以上によく本を読むようになります。
 この読書が、将来の学力のいちばんの土台になっていくのです。

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記事 4418番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/28
作文個別指導を受けている人は、オンラインクラスでの作文、国語、算数数学、英語などの体験を as/4418.html
森川林 2022/02/14 07:05 


 作文の個別指導は、担当の先生との一対一の話ができるというよい面がありますが、その一方で、友達との読書紹介などの勉強面でのやりとりがないという面があります。
 毎週の読書紹介の機会があると、それだけで読書の量も質も高まります。これが、友達と一緒に勉強する際の大きなプラス面です。

 オンラインのクラスでは、読書紹介があるとともに、みんなで一緒に45分間の授業に参加し、その中で作文を書くので、自然に意欲的に取り組めるようになります。

 現在、作文の個別指導だけを受けている人は、オンラインクラスでの国語や算数数学の授業を体験し、オンラインクラスの雰囲気を味わってみてください。
 また、作文個別指導の授業の振替をする形で、オンラインクラスの作文の授業を体験することもできます。

 現在、オンラインクラスでの無料体験学習を受け付けています。
 参加を希望される方は、言葉の森までお電話でお問い合わせください。個別れんらく板からご連絡いただいても結構です。

 初めてオンラインクラスに参加される方には、平日又は土曜日の朝8:30からの初参加説明会で勉強の仕方を説明します。

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コミュニティの中で学ぶ――新しい教育のスタイル as/4417.html
森川林 2022/02/13 23:33 


 これまでの教育は、先生が生徒に教える教育だった。
 それは、決して普遍的な教育の姿ではなく、教材と、教場と、教師が限られている中で生まれた歴史的な教育の形態だった。
 しかし、それは、学校と教室と黒板と教科書とセットになっているので、あたかも教育の本来の形式のように思われていた。

 この集団一斉指導の教育は、無駄が多いので、それをカバーするために、宿題とテストと競争を必要とした。
 そして、やがて、教育は、子供の成長のための教育ではなく、テストのための教育になった。
 そのテストのための教育で最も恩恵を受けたのは、教師だ。

 集団一斉指導の効率の悪さをカバーするために生まれたのが、動画配信授業と一対一個別指導だった。
 動画を見る授業は、自分のペースでできるから、勉強の目的が明確な生徒であれば効果はある。それは、動画でなく、参考書による自主学習でも同じだ。
 一対一個別指導は、その場で勉強をせざるを得ないという意味で、誰にとってもそれなりの効果はある。問題は、多くの先生が教えすぎてしまい、子供に自分で考えさせる時間を持たせないことだ。これは、教えてくれるのが「いい先生」と考える親にも子にも原因がある。

 動画配信授業にも、一対一個別指導にも欠けているのは、勉強を通しての子供たちの交流だ。
 その交流とは、時々お楽しみ会をやるというようなものではなく(やってもいいが)、一緒に同じ問題を考えるとか、ほかの友達の答え方を聞くとかいう知的な交流のことだ。

 そもそも、小中学生の勉強は、それほど面白いものではない。それは、山登りの前の長い単調なアプローチのようなもので、その先に気持ちのいい尾根と山頂があるということは、話には聞いていても子供たちには実感がない。だから、往々にして、賞罰や競争が突出して勉強の意欲付けになる。

 それに対して、江戸時代の寺子屋は、なぜ、受験競争もない時代に、優れた教育を続けられたかというと、そこに子供たちの知的な交流があったからだ。
 この教育が、コミュニティの教育だ。

 コミュニティの教育の中には、作文の実例の一部を保護者に取材するという、家庭も含めたコミュニティもある。
 しかし、より大事なのは、一緒に勉強する子供たちどうしが、勉強を通して親しくなることだ。
 勉強の意欲は、親や先生の褒め言葉だけでなく、それ以上に、子供たちどうしの暗黙の交流の中で生まれる。
 例えば、ある子の読書紹介の翌週に、他の子が、その子が読んでいたのと同じ本を自分も読んだということ紹介する。そのとき、その二人の子供たちの間に伝わる連帯感は、学ぶことに対する感動とも言える。
 競争でも、賞罰でもなく、この感動が、勉強を続ける意欲になる。

 オンラインクラスで一緒に学んだ子供たちは、遠足やサマーキャンプで、自然に一緒に参加することが多い。勉強を通して知り合った子供たちだから、初対面でも気心が知れている。
 そこで生まれた学友意識が、卒業してからも続けられるように、ある先生のもとで学んだ子供たちが、いつでも好きなときに立ち寄れる場所を、それぞれの先生ごとにウェブ上に作っている。まだ、公開していないが(笑)。FacebookやTwitterやYouTubeのような既成のメディアは、もちろん使わない。

 人間の生きる目的のひとつは、幸福に生きることだ。
 そのほかに、向上すること、創造すること、貢献することがあるが。
 幸福に生きるための大きな要素が、コミュニティの中で生きることだ。
 言い換えれば、幸福な気持ちで勉強することが、コミュニティの教育である。

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のびしろのある子を育てるために as/4416.html
森川林 2022/02/13 22:20 


 「二月の勝者」という本を見ると、ここには、すでに完成された世界がある。
 完成された世界というのは、言い換えれば、のりこえられた世界ということだ。
 それは、ピークの直前であり、末期症状の始まりでもある。

 しかし、科挙が、その歴史的役割を終えたあとも、無意味な秀才を輩出しつづけたように、その無意味さが明らかになるのは、欧米の侵略に対応できないことがわかってからだった。
 今の日本の秀才の危うさも、ここにある。

 小学3、4年生から、勉強や宿題が忙しすぎて、ゆっくり本を読む時間も取れない子供たちの未来は暗い。
 「読書は、行き帰りの電車の中だけで済ませなさい」という家庭さえある。
 そして、そこで身につける勉強で、社会に出てからも役立つものはほぼ何もない。
 ただ、受験に合格するためだけの勉強に、貴重な子供時代を過ごす。

 多くの保護者は、先生とか、医者とか、専門家とかいうものの権威に弱い。
 最も頼りにするものは、他人の権威ではなく、自分が生きてきた中で身につけた人生観だ。
 そのために大事なのは、権威に頼らない勇気だ。

 知識を詰め込んだ子供たちは、条件反射的に、いろいろな質問にすぐに答える。
 だから、一見賢そうに見える。というか、ある意味で賢い。
 しかし、自分で考えるべき問題になっても、考えることをせずに、ほかから答えを引用しようとする。
 ほとんど、AIのレベルの賢さだ。

 社会に出て、仕事をするときに、AIを仲間として仕事をしたい人がいるかどうかを考えればわかる。
 世の中で活躍できるのは、AIにはない個性と勇気と思考力と共感力のある人間だ。
 活躍ということでなく、自分に納得できる人生を送ることと言ってもいい。
 そういう先のことが見えないから、ほんの数年の目先の勝ち組になることが勝者だと勘違いする。

 世の中は、これから激変する。
 しかし、どういう変化があっても、その変化に乗れる人間になることが子育ての基準だ。
 そのために、第一に大事なことは、熱中できるものがあること、第二に大事なことは、読書をし続けることだ。
 一見、今の勉強の成績にはすぐには役立たないように見えるものこそが、子供の本当ののびしろになる。

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輸気とは何か as/4415.html
森川林 2022/02/12 18:05 


●動画:https://youtu.be/OVLe-sFKgEs

 それは、気を流すようなことが本質ではなく、
 相手のことを、心からよくなるように思うことだ。
 すると、まるで自分の体を癒やすように、相手を癒すことができる。
 大事なことは、自分がいて相手がいるのではなく、自分と相手が結局は一つの全体の一部なのだと知ることだ

 それは、教育にもつながる。

 いい子も、わるい子も、よくできる子も、よくできない子もいる。
 しかし、それは、子供を他人として見ているからだ。
 もし、その子が自分だったら、今あるありのままの状態で、最善の状態を目指すだろう。
 だから、どの子にとっても、道は無限に開けている。

 大事なことは、自分を、社会の既成の価値観の物指に合わせないことだ。
 物指は、自分自身だ。

 受験に落ちた子は、そのことを自分の誇りにしよう。
 自分を落とした学校は、自分よりレベルが低かったんだねと。

 考えてみると、私(森川林)は、いつもそうやって生きてきた(笑)。

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