9月29日から、作文個別・作文クラスは、新学期のデータになります。
受験作文コースの方は、通常の課題フォルダとは別に、受験作文コース用の課題フォルダをお送りします。
10月の課題フォルダについては、本日29日に、日曜・月曜・火曜・土曜の生徒の分をお送りしました。そのほかの曜日は、明日30日に発送する予定です。
なお、受験作文コース用の課題フォルダは、検索の坂の「課題の岩」の(受)と書いてあるところでウェブから見ることができます。
https://www.mori7.com/kennsaku/
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全国学力テスト11月(育伸社)のお申し込みを受け付けています。
オンラインの受検なので、自宅で参加することができます。
学力の客観的な位置をつかむことで、教科ごとの早めの対策を立てることができます。
試験科目は、小1~小3は国語・算数、小4~小6は国語・算数・理科・社会、中1~中3は国語・数学・英語・理科・社会です。
詳しくは、お申込みページをごらんください。
●お申込みページ
https://www.mori7.net/gakute/#g
●対象
言葉の森の小1~中3の生徒
●試験日
10.3週(10/15-10/21)(自宅で受検できます)
●料金
3,300円(受講料と合わせて自動振替させていただきます)
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●動画:
https://youtu.be/zeBayC2B9A4
- ■■言葉の森の今後の方針
- ●内部充実を図る
- 定期テスト
- 発表会
- 遠足など
- ●保護者―講師間のコミュニケーション図る
- ●作文は個別作文からクラス作文を中心に
字数は平均100字増える。
読書紹介で読書力、発表力がつく。
友達との対話がある。
作文の上達は事後の添削より事前の準備。
- ■■勉強の中心は家庭学習と自主学習
オンラインクラスの授業をきっかけに家庭学習と自主学習を進める。
授業で教わるという発想は旧時代の集団一斉指導のときの話。
勉強をきっかけに親子で対話をする時間ができるのは楽しいと考える。
- ●読書紹介
- 読書紹介をきかっけにレベルの高い本を読む
低学年は絵本・漫画ではなく字のスペースが絵のスペースよりも大きい本(「ゾロリ」なども可)。
- 高学年・中高生は、も物語文よりも説明文の本
- ただし、読書は楽しい娯楽という要素があるので、絵本・漫画・物語文も読むのはもちろんいいが、両方を並行して読む(付箋読書という方法が有効)。
- 読書紹介は、紹介するページに付箋を貼るなどして、2分以内でいちばんおもしろいところを中心に説明する練習を。
- ●国語読解
- 毎日の問題集読書の音読が重要。
音読は褒めるだけ。決して注意しない。毎日続けることが大事。
- 問題集読書は、1冊を5回読むことを目標に。
- 説明文が重要。物語文は軽く。詩や短歌や古文漢文は省略してよい。
- 読検の解説は、低中学年は親が一緒に考えてあげるといい。
小2までは比較的易しいが、小3からはやや難しくなる。
- ●算数数学
- 小1~小6のウィンパスは教科書レベル。学年先取りを目標に。
- 小1~3は、算数ラボを使ってもよい。
- 小4~小6は中学受験新演習の標準問題をやってもよい。
- 1冊を繰り返し解き、できない問題が1問もなくなるまで完璧に解く。
- ●英語
- 今後の英語学習は、音読暗唱を中心に。
- 英検対策の教材を追加する。
- 問題集は答えを書き込み1冊を5回読み内容を定着させる。
- ●総合学力
- 小1~小4までの国語算数は難しくない。
- 小4からは難しい問題が出てくるので、それぞれの講座に分かれて学習。
- 小4までは学習習慣をつけることを目的に取り組む。
- 小1~小3は親の言うことをよく聞く時期だが、だんだんと生徒の自主性に任せて、小4からはできるだけ生徒の自主性を尊重する。
- 幼長~小2は暗唱が最も進む時期。この時期に暗唱力をつけるとその後の学習全体に大きく役立つ。
- 発表の準備は、親子の創造的な対話の時間になる。
- 低学年のうちに発表と対話の力をつけることが大事。
- ●創造発表
- 創造力、発表力は未来の学力。
- 理科実験の本などを活用するとよい。子供の興味関心得意分野がわかる。最近、毎小・朝小・よみうりでも実験や工作や料理の記事が増えている。
- ●プログラミング
- 多様な学習ができるプログラミングクラス。
- Scratch、micro:bit、JavaScript、Pythonなどを自由に選択。
- 今後は、定期的なプログラミング発表会を行う予定。
- 女の子だけのプログラミング導入クラスを開設することも検討。
- ●公中理系文系
- 小6生中心。
- 問題集読書の5回復読という勉強法で。
- 過去問の分析と対応した学習が最も大事。
- 公立中高一貫校の問題が、高校入試や大学入試の進んだ学校の入試問題になる。
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すでに言葉の森の記事でもお知らせしましたとおり、10月から、作文の電話指導に関しては固定電話が月額396円、携帯電話が月額1100円の有料となります。
https://www.mori7.com/as/4500.html
9月23日が10月分のZOOM受講受付の締切日になります。
現在、電話受講になっているか、ZOOM受講になっているか確認されるには、検索の坂で生徒コードを入れてごらんください。
https://www.mori7.com/kennsaku/
電話受講からZOOM受講に切り替えられる場合は、事務局にご連絡ください。(10月分の締切は9月23日です。)
※このご連絡は、オンライン新聞のページより、該当される方に、個々にメールでお知らせしました。
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●動画:
https://youtu.be/aaqn3eLrBn8
昔、身近な家電製品は、日本が圧倒的に優れていました。
今、身近な家電製品のほとんどは、日本では作られず、中国などから輸入されたものばかりです。
日本の主要な生産の分野が、身近な工業製品から、より高度な機械工業製品に変わったと考えることができるのかもしれません。
しかし、大きくは、工業生産自体が衰退したのです。
アメリカは、GAFAに見られるように、情報ネット産業で世界をリードしています。
しかし、そこで提供されているものは、単なるインフラです。
やがて、その成長自体が止まると思います。
インフラがこれ以上高度に発展することはないからです。
今、人間社会が、というよりも資本主義社会が行き詰まっている原因は、社会を牽引する需要がなくなったことです。
かつての、カー、クーラ―、カラーテレビのようなすべての人が求める高額な工業生産物がなくなってきたのです。
そして、需要がなくなったことに対応して、供給側が生み出していた雇用もなくなっています。AIやロボットは、その雇用の喪失を加速しています。
買いたいものがなく、働く仕事もないという状態が、これから広範に広がっていくのです。
このような時代に、日本はどの方向に進むべきでしょうか。
私たちは、物の生産や、情報の流通が価値を生み出した時代は終わったのだと考える必要があります。
農業時代も、工業時代も、情報時代も、いずれの時代にも共通しているのは、供給者が少数で、需要が多数だという構図でした。
未来は、この構図自体が変わります。
それは、多くの人が、需要の側だけでなく、供給の側にも回る社会です。
それはすでに、ブログやFacebookやyoutubeによって、半ば実現しています。
人によっては、すでに、需要のために使う時間よりも、供給のために使う時間の方が多くなっている人もいるはずです。
この個人が何かを供給する時代が、これからの時代なのです。
江戸時代に、職を失った武士階級が、供給の側に回ろうとして行った仕事は、傘張りの内職ような地味な仕事でした。そこで、武士の商法などという言葉も生まれました。
未来の社会で、個人が供給の側に回るときに、提供する仕事は傘張りのようなものではありません。
時代はすでにインターネットテクノロジーの活用によって、誰もが、資金負担なしに世界のグローバルマーケットを対象にする仕事ができる時代になっています。
しかも、副業が基本的に認められるようになることによって、土日だけの独立起業などということが誰でもできるようになってきます。
そのときに大事なのは、資本ではありません。
資本が必要だったのは、工業生産時代に、生産設備に多額の投資が必要だったからです。
未来の起業には、多額の設備投資が不要なものの方がむしろ主流になるでしょう。
だから、世の中のお金の向かう場所は、見返りの多い工業生産を生み出す生産設備への巨額の投資ではなく、個人が自分の仕事を作り出したいというときの個人起業の出発点となる少額の投資す。
それが、無数の大衆に求められるようになるということが大事なのです。
各人が、自分の個性を生かして仕事を始める分野として最もふさわしいのは、文化的な分野です。
そして、文化的分野には、必ずその文化を引き継ぐ教育が必要になるので、文化と教育が結びついた教育文化産業が、未来の産業の中心になっていきます。
教育文化産業は、日本のお家芸とも言えるものです。
長い江戸時代の停滞の中で、日本ではさまざまな教育文化産業が生まれました。
そして、その中のいくつかは、日本的な道の文化へと発展していきました。
茶道、華道、俳句、剣道、書道などは、これらの文化産業のひとつの到達点です。
これから来る未来の社会でも、このような新たな道の文化が次々と生まれます。
そのために大事なことは何かというと、第一は個性と創造力です。第二は学力と思考力です。第三はそれらは社会にとってよりよい方向に発展させるための人間性や共感力です。
だから、今大事なのは、未来の社会を担う子供たちに、創造力、思考力、共感力を育てる教育を行っていくことです。
言葉の森は、これを単なる標語として称えるのではなく、実践の中で実現するために、作文教育、創造発表教育、暗唱教育、そして、発表と対話のある発表個別教育を行っています。
そのための教育プラットフォームが、オンライン4人クラスです。
オンライン4人クラスというプラットフォームがなければ、個性と創造力のある発表や、友達との対話による思考力の成長は、言葉だけの目標になってしまうからです。
情報技術の発達によって、今は、言葉の違う外国の人どうしが、ZOOMを使って話ができるようになっています。
まだ、このサービスは有料で、一部でしか使われていませんが、技術の進歩は方向さえ決まればすぐに加速します。
やがて、世界中の人たちが、ZOOMなどのウェブ会議システムで、海外の人とも自由にやりとりできるインフラが登場します。
オンライン海外留学というと、今は、日本の子供がアメリカやイギリスなどの海外の大学に行くイメージがありますが、将来は、日本の教育機関にいろいろな国の子が海外留学に来るようになります。
この時代に大事なことは、日本だけに通用するガラパゴス的な学力ではなく、世界標準の学力を持つです。
そして、学力以上に重要なのが、創造力、思考力、共感力を育てることなのです。
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明日の日本を支える子供たちを育てることが、これからの教育の目的になると思います。
昔、近くの塾が、その塾の企業理念として「教育サービス」ということを挙げていました。
しかし、今の時代に、保護者のニーズに合わせた教育サービスを行うということは、受験競争に勝つということです。
多くの講師は、このことに矛盾を感じていると思います。感じていない人もいるかもしれませんが。
その矛盾とは、受験には、勝つ子もいれば、負ける子もいるということです。
勉強の本来の目的は、勝負に勝つことではありません。
そして、今後、そういう勝敗の社会はなくなっていきます。
だから、私は、言葉の森の教育の目的をそういうところには置きませんでした。
教育の目的は、よりよい日本を作るために、その日本を支える、創造力、思考力、共感力のある子供たちを育てることなのです。
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https://youtu.be/Xl-HVA32AEk
桃太郎の話を、昔、私は、いろいろな個性のある仲間がその個性を生かして協力することで敵に勝つという話だと思っていました。
しかし、その後、考えが変わりました。
犬と猿と雉(きじ)が仲間になるのは、物語の前半の重要な箇所ですが、なぜかれらが仲間になったのかというところの考えが変わってきたのです。
それは、桃太郎がたまたまキビダンゴを持っていて、犬と猿と雉がおなかがすいていたから仲間になったという単純な話ではありません。
大事なことは、桃太郎が、まずひとりで出かけたということなのです。
出発する時点で、桃太郎には、道の先に、犬と猿と雉が待っているという情報はありませんでした。
たったひとりで出かける覚悟で出発したあとに、たまたま犬と猿と雉がやってきたのです。
あとから振り返ると、まるで桃太郎が、みんなの協力を計画的に考えて行動を始めたように見えますが、本当はひとりの行動が最初にあり、その行動に引き寄せられて、偶然犬と猿と雉がやってきたのだというのが真相です。
大事なのは、行動の一歩を踏み出したことであって、入念に計画を作ったことではないのです。
だから、若い人で、これから何かを始めようとするときは、詳しい計画や協力できる仲間を最初に考えるのではなく、まず自分ひとりで出発することです。
もし、桃太郎の目的地が鬼ヶ島ではなく、その先にあるもっと遠い困難なところであったら、どうなったでしょう。
犬と猿と雉のあとに、今度は馬がやってきたのです。たぶん。
そして、更にもっと遠い困難なところが目的地であったら、どうなったでしょう。
馬のあとに、今度は龍がやってくるのです。
このように、「桃太郎」は、ひとりの行動が次々に新しい展開を生み出す物語として読むことができます。
大事なことは、まず桃太郎がひとりで歩き出したということなのです。
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https://youtu.be/iItWEmMi-08
オンライン4人クラスの授業を、どう家庭学習に生かしていくかということについて説明します。
家庭学習を主に親がコントロールできるのは、小学1年生から3年生ぐらいまでです。
だから、この時期に、家庭学習の習慣をしっかりつけておくことが大事です。
総合学力クラスの国語の家庭学習は、問題集読書の音読です。
毎日2ページから5ページぐらいを目安に、問題集の問題文を音読します。
ページの途中で文章が切れて、次のページに行っている場合は、その切れているところで止めてかまいません。
人間の頭は、途中までしか読んでいない文章の続きを翌日読むことになっても、頭の中で前の文章と後の文章をつなげることができるからです。
もちろん、最後まで読みたいという場合は、次のページまで読んでもかまいません。
しかし、自習で大事なのは、やることがはっきり決まっていることですから、その日の文章の長さによってやることがまちまちになるよりも、決めたページ数まで読むとしておいた方がいいのです。
音読については、近くで保護者がその音読を聞くことがあった場合、決して注意しないことが大事です。
子供の音読を聞いていると、ほぼ百パーセント、親は何かひとこと言いたくなります。
しかし、注意をすると、音読は上手になりません。
ときどき、「読み間違いがあっても注意しないのですか」と聞かれますが、私は、いつも、「そうです」と答えています。
注意するかしないかということよりも、親が注意しようとする姿勢で聞いていることに問題があるからです。
親は、いつも笑顔で子供の音読を聞いていて、子供が読み終えたら、それがどんなに下手な読み方であっても、「読むのが上手になってきたね」とか、「難しいのよく読んでいるね」とか言って褒めていればいいのです。
褒めていると、子供の音読は必ず上手になります。
オンラインクラスの国語の授業では、先生は、その子がそれまでに読んだ範囲の文章について、どんなことが書いてあったか質問します。
問題集読書で同じ文章を何度も読んでいる子は、もとの文章を見ないでも、どういうことが書いてあったかを言えます。
文章を見て、先生に聞かれたことを探さないと答えられない子は、文章を読んでいません。
問題集読書は、1冊を5回以上繰り返して読み、どの文章のことを聞かれても大体の内容を言えるようになることが目標です。
このような問題集読書の復読という勉強法を家庭だけで独自にやることはまずできません。子供が飽きるからです。
だから、ほとんどの子の国語の勉強法は、国語の問題集を解くことになるのです。
国語の問題集を解くのは、一種の作業ですから、子供に任せておけば勉強をしているように見えます。
しかし、問題集を解くだけでは国語の力はつきません。問題文を繰り返し読むことだけが読む力をつける方法です。
家庭では、「来週の国語の授業のときに、先生にちゃんと答えられるように、問題集は毎日音読していこうね」という声掛けをして、子供の音読を続けさせ、音読が終わったら、「難しいのをよく読んでいてえらいね」と毎回褒めてあげるようにします。
これが、国語の家庭学習の方法です。
総合学力クラスの勉強(1)――家庭学習のきっかけとして授業に出る
総合学力クラスの勉強(2)――国語の勉強法
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国語の勉強法でもあり、頭をよくする方法でもある「難読の復読」は、超簡単な勉強法でありながら、家庭で続けることが最も難しい勉強です。
なぜ続けることが難しいかというと、第一は退屈な勉強だからであり、第二は成果がすぐには見えない勉強だからです。
昔、読解マラソンという方法で、この「難読の復読」をやるようにしましたが、それでも長続きする子はいませんでした。
しかし、今度は、オンラインクラスで問題集読書のチェックができるようになったので、子供たちの難読力は日に日に高まっています。
もし国語の力がなかなかつかない子がいるとしたら、それは家庭学習での問題集読書が不足しているからです。
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