小学1年生の子が書いた作文を見ると、いろいろアドバイスをしたくなるところが見つかると思います。
しかし、そこで単純にアドバイスをすると、低学年の子供は一応素直に言うことを聞きますが、その一方で、子供は書くことをだんだん負担に感じるようになってきます。
保護者や先生は、善意のつもりでアドバイスをするのですが、そのアドバイスが子供に、作文を書くことを負担に感じさせるようになるのです。
大事なことは、どうしたらアドバイスをせずに、上手に書けるようにするかということです。
そのためのいちばんよい方法は、読む力をつけることです。
(ほかにも、いろいろな方法がありますが、今回は省略。)
読む力をつける最も自然な方法は、読書の量を増やし、読書の質を高めていくことです。
読書量が増えれば、子供は自然に正しい書き方を身につけます。
また、読書量のある子は、ひとことのアドバイスですぐにそのことができるようになります。
逆に、読書量の少ないうちは、同じことを何度注意してもできるようになりません。
例えば、会話の改行などは、大人から見れば簡単なことですが、子供の日常生活では、読書を通して以外に会話の改行に出合うことはありません。
こういう簡単に見えることほど、わかりにくいのです。
小学1年生の作文で大事なことは、楽しく書くことです。
楽しく書くためには、いつも、どんな作文であっても、褒めるだけにすることです。
しかし、褒めるだけであっても、例えば、オンライン4人クラスで、自分の作文を発表し、ほかの子の作文の発表を聞くうちに、みんな正しい書き方を身につけていきます。
子供を褒めることができるためには、親や先生が人間的に成長している必要があります。
叱って直すというのは、人間的にまだ未熟だからです。
ほかの子を褒めるとか、兄弟で比較するとかいうのも、叱って直すことと同じです。
その子のいいところだけを見てあげることで、子供は成長していくのです。
学校に行きたがらない子の多くは、個性的で、学力があり、感受性も豊かな子です。
そういう子供たちが、学校という枠に縛られて不自由な思いをしなくても済む時間を持てるように、読書対話クラスを開講します。
読書対話クラスでは、毎回、自分の読んでいる本をみんなに紹介し、その時々のテーマで自由に対話をする時間を取ります。
生徒の希望に応じて、勉強についてのアドバイスも行いますが、勉強の取り組みは自由です。
毎週土曜日 朝10:00~10:45
対象は小1~高3。
受講料は週1回(月4回)月額6,600円の有料ですが、自習室は毎日いつでも無料で利用できます。
自習室では、ひとりで、又は、気の合った友達と一緒にそれぞれのペースで勉強や交流をしてください。
これからは、自分らしい仕事をする時代です。
小学校から中学・高校・大学と、決められた順序どおりに学校に通って社会に出る必要はありません。
必要な勉強は、必要を感じたときにいつでもできます。だから、学校は、行っても行かなくても自由です。
個性を伸ばして自分らしい人生を歩むことを第一に考えていきましょう。
11月5日(土)から、無料体験学習を受け付けます。