国立東京工業高等専門学校・東京電機大高校 M.K.さん
<担当講師より>
合格おめでとうございます!
小さなころからの豊富な読書量に支えられた表現力はとても魅力的で、毎回の作文を読ませてもらうことが楽しみでした。
新しい学び舎でのますますの活躍を心よりお祈り申し上げます。
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フェリス女学院中学校 T.A.さん
<担当講師より>
「読む力」だけでなく「書く力」を培ってきたことが強みになったとお母様がおっしゃっていました。国語受験で受けた学校にも見事合格したそうです。第一志望、合格おめでとうございます。また3月からいっしょに頑張りましょう!
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白梅学園清修中学校 T.S.さん
<担当講師より>
受験を決めたのは、夏だそうです。最初は数学から始め、国語に本格的に取り組めたのは冬からだったそうですが、これまで言葉の森で培ってきた国語力でのりきれたとおっしゃっていました。
見事、第一志望合格です! おめでとうございます。
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小5の2月の読解検定は難しかったようです。
質問がありましたので、ホームページでお答えします。
答えに納得できず質問をする生徒は、よく考えている生徒です。
これからもがんばってください。
問1のB
○ B 母は、変身前の「わたし」を好ましく思っている。
お母さんは、私わたしの表面的変化にため息をつき続けていて、「まさかこの子が……」と絶句し、「こんな子じゃなかったのに」と嘆いているます。
変身以前は、その反対だったのですから、「好ましく思っていた」ということです。
問5のA
× 僕は、昔から新聞配達の仕事というものを尊敬していた。
僕は、彼の話を聞くまでは、新聞配達の仕事などは知りませんでした。
この選択肢が×なのは、「昔から」というところです。
問5のB
○ 父は、子供が新聞配達をしていると、自分の家が貧乏なので働かせていると思われると考えた。
問題文には、僕の推測として書かれていますが、その前にある父の怒鳴った言葉「俺はお前にそんな苦労をかけさせているのか。貧しい思いをさせているのか。」というところから、父が実際にそう思っていただろうことがわかるということです。
問7のA
○ 「飽和化」されていない市場とは、新たにその商品を買おうとする人がたくさんいる市場である。
問題文の冒頭の「飽和化市場の特徴は、いままでもっていた製品から新しいものに買いかえていく需要は多いが、市場全体が成長していく力はもう限界のところまできている、という点だ」という文と、言い方は反対ですが、内容的には同じことを言っているので○ということです。
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今、熱心に受験勉強に取り組んでいる方の感覚とは少しずれると思いますが、私(森川林)の勉強に対する基本的な考え方です。
言葉の森で作文教室を始めたとき、ごく自然に、「国語の勉強を教える学習塾のような教室にはしない」と思っていました。
できない子をできるようにするというのは、誰でも思いつきます。
そして、そういう教室はいくらでもあると思っていたのです。
作文は、できない子をできるようにする教室ではなく、できる子をそれ以上の創造的な子にする教室にしたいと考えていたからです。
しかし、実際に作文教室を運営していると、国語の苦手な子が多いわりに、国語を教える教室というものはないことがわかりました。
作文を教える教室も、もちろん当時はひとつもありません。
だから、始めたばかりの作文教室で、生徒はほとんど集まりませんでした。
しかし、当時作文教室に来る少数の生徒は、みんな優秀な子ばかりでした。
この傾向は、今も続いていて、低学年で作文の勉強を始める子は、どの子もかなり優秀です。
ところで、作文の勉強に比べると、国語の勉強は実は簡単です。
難しい本をばりばり読むことが基本で、あとは、問題の解き方のコツを理解するだけです。
問題の解き方のコツは、1、2時間じっくり説明すればだれでもわかり、それから成績が急上昇します。
こういうことを教えられる先生が学校にいないだけです。
数学の勉強は、1冊の問題集を完璧に仕上げることと、解法を理解することです。
時間をかければ、誰でもできます。
英語の勉強は、1冊の問題集を完璧に、ということは5回以上繰り返して仕上げ、英文を丸ごと暗唱することです。
こういう勉強的なことは、本人がやる気になればすぐできることで、わざわざ他人が教えるようなことではないと思います。
答えのある勉強は、やり方がわかれば誰でもできるのですから、わざわざ人に教えてもらう必要はありません。
では、何が大事かというと、それは、出会いと挑戦です。
自分が知らなかったことや考えていなかったことを、知っていたり考えていたりする人に出会うことが自分を成長させます。
また、自分がやったことのないことを勇気を持って挑戦するときに、人間は成長します。
答えのある勉強をできるようにすることは、やれば誰でもできることなので、人生の主要なテーマではありません。
やる気になったときに時間をかけてやればいいだけです。
大事なことは出会いと挑戦で、特に挑戦です。
しかし、真に価値ある挑戦をするためには、学力の土台が必要になるということです。
言葉の森のオンラインクラスには、勉強の時間以外に、読書紹介や一人一言の時間があります。
これらの時間は、一見雑談の時間のように見えますが、子供たちの中に残るのは、そこで勉強した中身よりも、こういう交流と発表の時間の方です。
人間は、受け身で参加する授業によって成長するのではなく、自分から進んで発表したり行動したりする授業によって成長します。
こういう創造発表型の教育の主なものが、作文と創造発表とプログラミングです。
しかし、今後、国語読解、算数数学、英語の授業も、創造と発表の面を生かせるようにしていきたいと思っています。
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横浜市立金沢高校 K.A.さん
<担当講師より>
第一声「中根先生の後輩になります」とのことでした(笑)
しっかりと考え、自分らしい文体で表現して、受験直前でも書けたものはちゃんと提出してくれました。
充実した高校生活を送られると思います。
本当におめでとうございます!
追伸:中根より
金沢高校は、中根が卒業した高校です。
隣の横浜市大の食堂に、よく垣根を超えて昼食を食べに行っている生徒がいました(笑)。
A君は、実力のある生徒でした。
しかし、勉強は、結構自由にやっていました。
そういう自主性のあるところがいいところだと思います。
お兄ちゃん(大学生かなあ)と同じように、個性的な高校生活を送ってください。
おめでとう!!
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兵庫県立篠山産業高校機械科 I.R.さん
<担当講師より>
いつもより明るい声で報告してくれました。試験は面接と小論文だったそうです。
中学1年生から作文を始めて、国語以外の教科にも役立ったと話してくれました。
合格おめでとうございます。実りのある3年間になりますように。
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創造発表クラスの勉強は、学校の成績とはほぼ関係がありません。
言葉の森が作文教室を始めた40年前は、作文の勉強にも、同じような面がありましたが、今は作文試験を課す中学、高校、大学が増えてきたので、作文クラスの勉強は、受験と結びつくようになりました。
創造発表の勉強には、まだそういう面はありません。
しかし、小さな例ですが、東大の推薦入試をはじめとする総合選抜型の入試では、個性や思考力や創造力が評価されるので、将来はこういう創造発表型の勉強が、ほかでも広がる可能性があると思います。
これからの世の中で大事になるのは、自分だけの世界を持つことです。
これまでの社会では、みんなと同じ道を進むのが正解でした。
高度経済成長時代のような社会が上げ潮に向かっているときは、メジャーなものの方が潰しがきくという面があったからです。
これまでは、運動の得意な人は、野球やサッカーやバスケットボールのようなみんなに人気のあるスポーツを目指しました。
しかし、これからは、多くの人が参加するメジャーなスポーツよりも、参加者の少ないマイナーなスポーツの方が、活躍できる余地が広がります。
ただし、それを自分が好きな場合です。
スポーツでも勉強でも趣味の世界でも、みんなと一緒に楽しくやるのはいいのですが、そこに留まるのではなく、自分だけの世界を持つことが大切です。
自分だけの世界を開拓して、その分野で第一人者になるような生き方がこれからは求められてきます。
創造発表クラスの勉強は、そういう方向の勉強です。
創造発表型の勉強は、少人数でなければできません。
STEM教室とか、ロボット教室とか、プログラミング教室とかいうものは増えていますし、学校でも発表型の授業を行うところが少しずつ現れてきました。
しかし、それらの多くは、一斉の教材、一斉の課題、一斉の実験や工作で、結果も一斉に発表する形です。
それは、ほとんどが10人以上の教室で、学校では30人から40人の教室で授業を行っているからです。
少人数クラでスでは、個別の教材、個別の課題、個別の実験や研究で、個別の発表ができ、同じクラスの中で個別の対話もできます。
ただ、少人数クラスの中の発表だけでは、ものたりない面があるので、今後は対外的な発表の機会を利用することも考えています。
例えば、学研の自由研究コンテストというものがあります。
https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/contest2022/
こういう発表の機会を利用して、学習の意欲を高めていきたいと思います。
また、言葉の森でも、独自に創造発表大賞を作る予定です。
創造発表クラスは、まだクラス数が多くありませんが、学校でのメジャーな勉強とは少し離れた独自の勉強や研究をしたい人は、体験学習に参加してください。
ところで、現在、創造発表クラスに参加している中学生以上の生徒は、できるだけGoogleアカウントを取得し、GoogleフォトやYouTubeのアカウントやZOOMのアカウントも取得しておいてください。
パワーポイントやワードで作成したローカルな資料も、ZOOMの画面共有でレコーディングし、それをYouTubeの限定公開モードでアップロードすれば、グローバルな資料になります。
将来、推薦入試などで自分のこれまでの実績を発表する必要が出てくれば、それらを資料として提出することができます。
個性的な勉強の好きな人は、創造発表クラスで、将来のイグノーベル賞を目指すユニークな研究をしていきましょう。
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