ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4765番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
日本の未来は、東と南に広がる太平洋の海にある as/4765.html
森川林 2023/06/14 05:16 


●動画:https://youtu.be/_i29kIWNtQ4

 私は、昔から、日本が今後発展するためには、日本の東と南に広がる太平洋に向かう必要があると思っていました。
 それを、ぽっかりぽんぽん島構想という名前で勝手に考えていました(笑)。

 日本の国土面積は、世界で第61位ですが、海洋も含めた面積は世界第6位です。
 ざっと国土面積の12倍です。

 この東と南に広がる広大な海に、ぽっかりぽんぽん島を無数に作ることができます。
 そして、それらの新しい島々を含めて、日本は、新日本列島になるのです。

 ということは、自分の頭の中で考えていただけでしたが、同じような構想を企画しているスタートアップがありました。

「日本でも1万人が住める海上都市計画「Dogen City|同源都市」」
https://www.gizmodo.jp/2023/06/dogen-city.html

 新しいことは、いつでも軌道に載せるまでが大変ですが、理想が明確であれば必ず実現します。

 私は、これから、第二、第三の会場都市の構想が続くことを期待しています。


 海上都市の利点はいろいろありますが、わかりやすいことのひとつは、どんな大地震、大津波があっても影響を受けないことです。
 もうひとつは、季節によって台風が来るようなときでも、台風をさけて安全な海域に移動できることです。

 何しろ、日本の東南海は広いですから、冬は温かい海域に、夏は涼しい海域に移動することができます。
 水が少なくなったときは、雨の降っている海域に移動すればいいし、子供たちの遠足のときは、晴れている海域に移動すればいいのです。
 冬は、雪の降っている海域に移動して、雪合戦をしたり、スキーをしたりということもできます。

 食料は、会場都市の中でのお米や大豆の栽培もあり得ますが、牡蠣の養殖が幅広く利用されるようになると思います。
 牡蠣は海のミルクとも言われるくらい栄養のバランスのよいもので、縄文時代の人の海辺の人は、牡蠣を常食していました。

 本土との交通は、ひとつの課題です。
 船や飛行機でなければ会場都市に行けないとなると、やや不便ですから、会場都市と本土の間は、チューブでつなぐことが考えられます。そのチューブの中は車で移動できます。
 あるいは、人の乗れるドローンや、乗用車並みに手軽に運転できる船舶の利用も考えられます。

 海上都市の建設には、大きな費用がかかります。
 しかし、南海トラフ地震による経済損失を考え、その対策としての投資と考えれば惜しくありません。

 海上都市のエネルギー源として考えられるのは、海流発電です。
 将来は、安全度の高い超小型原発か、核融合による発電を利用することも考えられます。

 会場都市での産業は何かというと、それはもちろん観光ではありません。
 海上都市は、どこにでも移動できるので、その会場都市に住んでいる人の文化以外は、観光になるものはないからです。

 海上都市の産業は、創造です。
 その都市に住んでいる人は、科学技術でも、文学でも、音楽でも、芸術でも、哲学でも、どういう分野でもいいので、創造することを仕事にします。
 その創造が、その海上都市の輸出産業になります。

 海上都市のレジャーのひとつは、イルカとの交流です。
 多くの家庭が、ペットとしてのイルカを飼うようになり、休日はそのイルカと一緒に遊びます。
 家族みんなでそれぞれのイルカに乗って、時どき、江ノ島の海辺まで遊びに行くということもあるのです。(それはないか。)

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
息抜き(19) 

記事 4764番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
ChatGPTを家庭教師がわりに勉強――引き算、漢字、社会の勉強――そして教育の未来 as/4764.html
森川林 2023/06/13 10:41 

ネジバナ(モジズリ)
みちのくの しのぶもじずり たれゆえに みだれそめにし われならなくに」(百人一首)

●動画:https://youtu.be/wkwW_gxm9w0

 ChatGPTを英語の勉強に使うという記事を見ました。

「勉強法の相談から、苦手な発音の練習も、ChatGPTなら0円で英語を学習できる」
https://president.jp/articles/-/70403
====引用ここから====
まずは「単語の習得」から見てみましょう。従来であれば、単語帳を使って暗記することが一般的です。
それに加えて、ChatGPTを使えば、より効率が上がります。具体的には、特定の単語を含んだ例文を作ってもらいます。単語一つ一つではなくまとめて覚えたい場合は、複数の単語を指定して、例文を作ってもらうのもオススメです。「以下の3つの単語を含む短い英文を作れますか?」と聞いてみましょう。長い文章だと覚えづらいため、あえて「短い・簡潔な」と加えるのがコツです。例文を繰り返し読むことで、単語が覚えやすくなります。

====引用ここまで====

 なるほど。
 これなら、簡単にいろいろなことができます。
 例えば、

■繰り下がりのある2桁の引き算の問題を10個作って。
====
ChatGPT
もちろんです。以下に2桁の引き算の問題を10個作成しました。それぞれの問題では繰り下がりが必要となります。

34 - 17 = ?
52 - 28 = ?
63 - 46 = ?
85 - 39 = ?
76 - 38 = ?
91 - 35 = ?
42 - 27 = ?
81 - 64 = ?
73 - 58 = ?
65 - 47 = ?
====

■答えも教えて。
====
ChatGPT
もちろんです。各問題の答えは次のとおりです:

34 - 17 = 17
52 - 28 = 24
63 - 46 = 17
85 - 39 = 46
76 - 38 = 38
91 - 35 = 56
42 - 27 = 15
81 - 64 = 17
73 - 58 = 15
65 - 47 = 18
====

 百ます計算のような問題がいくつも作れます。
 何よりも、大事なことは、子供が苦手なところや間違えやすいところを組み合わせた問題を作れることです。


 漢字の勉強もしてみました。

■次の漢字を使った文章を作って。(小6の配当漢字の最初の30文字)
異 遺 域 宇 映 延 沿 我 灰 拡 革 閣 割 株 干 巻 看 簡 危 机 貴 疑 吸 供 胸 郷 勤 筋 系 敬
(30文字)
====
ChatGPT
異なる郷に生まれ、我々は宇宙への疑いを拡大し、その遺跡を見つけるために勤勉に働いた。彼らの貴重な貢献が、株の成長を促し、地域の革新を映し出した。それは、強く敬意を表す一方で、灰色の空を明るく照らし出した。

延びる道沿いにある閣楼は、その光景を見る者に異次元の世界を思い起こさせる。株式会社の幹部たちは、この困難な時期に簡潔なメッセージを提供することで、危機を乗り越えようとした。彼らは、勤勉に取り組むことで、我々の生活に影響を与えるこの系統の遺留品についての理解を深めようと努めた。

機械の進化は、この戦略の一部を形成していました。深い吸引力を持つこの技術は、我々の胸に新たな希望を植え付け、革新的なアイデアの創出を促しました。このように、我々の努力が無駄にならず、割り当てられた任務を進めることができました。

以上が、異なる文化と人々、そしてそれぞれが持つ異なる視点から見た、我々の旅と成果でした。この体験が我々の見識を広げ、未知の域を探求することの重要性を教えてくれました。
(436字)
====

 この文章は長すぎますが、10文字ぐらいの漢字の文章を作り、それを暗唱暗写すれば、漢字はすぐに覚えられます。

 この問題づくりも、それまでに子供が書き間違えた漢字に絞って作れば、能率のよい漢字の勉強ができます。


 理科や社会でもできるかと思い、社会の問題を作ってみました。

■神奈川県と県庁所在地である横浜の2つの言葉の組み合わせを覚えるための語呂合わせの文章を作って。
====
ChatGPT
「神が奈って、川を越えたら、横に浜が広がっていた。」という語呂合わせを考えてみました。このフレーズは「神奈川」の神が奈って、川を越えることを示し、「横浜」は横に浜が広がる景色を描写しています。これにより、「神奈川県」の県庁所在地が「横浜」であることを覚えるのに役立つかもしれません。
====

 やや意味が不明ですが、プロンプトを工夫すればもっといい問題ができると思います。
 そして、ChatGPTはくたびれるということがありませんから、「47都道府県について、全部作ってみて」と言えば、何の文句も言わずにすぐに作ってくれます。
 ここが人間と違うところです。

 ここで大事なことは、先生や保護者がこういう問題をAIを使って作るのではないことです。
 子供自身が作るのです。

 子供が活用するChatGPTで、当面すぐに活用できるのは、読書感想文です。
 たぶん、多少気の利いた中学生は、今年の読書感想文は、ChatGPTを利用して書くと思います。
 小学5、6年生でも、進んだ子はそういうことをすると思います。


 先日、「読書感想文は今年で終わる」という記事を書きましたが、この記事の肝心なところである「教育の概念」というのは、わかる人とわからない人がいると思います。

 これからは、教育の方法が変わるのではなく、教育の概念が変わるのです。
 教育は、大人が子供に知識を詰め込むことではなく、子供が自ら学ぶことになります。
 そのときに使えるのがAI技術です。

 AI技術によって、子供は、自分が学びたいことを自ら学ぶようになります。

 親や先生が、子供に教えることは、勉強の中身ではなく、大人のこれまでの人生経験を生かして、どういう生き方が価値ある生き方かを子供と話し合うことです。

 生き方を決めるのは子供です。
 その材料を提供するのが大人です。
 そして、勉強の方法を提供するのがAI技術になるのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
未来の教育(31) ChatGPT(0) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習