ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4847番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
プリペイドカードという言葉――日本語を国際語にするために何が必要か――ワープロ、スマホ、ノーパソなどの和製英語が、日本語を国際化する道になる as/4847.html
森川林 2023/11/14 09:37 

水浴びをしにきたジョウビタキ

●動画:https://youtu.be/zR1GEn69gkQ

 コープで買い物をしたときに、プリペイドカードを出そうとして、「あ、これ……」と、言葉が出てこなかった。

 日常会話で、「このあいださあ、プリペイドがさあ……」というような会話はまずない。
 プリペイドという言葉は、まだ日本語ではないからだ。

 ナウいことをやろうとして、やたらに外来語を使う人が、団塊の次の世代の人たちに多い気がする。

 だから、日本中で、わけのわからない外来語が増えている。
 インクルーシブとか、インフラストラクチャとか……。
 そういう人たちには、「おまえの頭の方が、インクルーシブだろ」と言っておきたい。(よくわからん)

 しかし、昔のように、ベースボールを野球、サッカーを蹴球と言い換えるような変革は、もうできない。
 昔と違って、あまりに外来語が普通に広がりすぎたからだ。

 だから、当面の解決策は、和製英語になる。
 ワードプロセッサーなら、ワープロ。
 スマートフォンなら、スマホ。
 ノートパーソナルコンピュータなら、ノーパソ。

 英語の世界では、簡略化したいときに、頭文字を使う。
 ラージ・ランゲージ・モデルズだったら、LLMとか。
 しかし、日本語なら、ララモと略せる。(まだ誰も言っていないが。)

 同じように、プリペイドカードなら、プリカ。
 インクルーシブなら、インクル。
 インフラストラクチャなら、インスト。(エンストみたいだなあ)

 外来語をやめて、和製英語を作ることが、今後の日本語を国際化させる道だ。

 日本語に、カタカナがあってよかった。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20231115  
AI翻訳の時代には、和製英語が生きてくる。
このことに気づいている人はまだいない。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
息抜き(19) 

記事 4846番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
「読書をする子は算数に強い」を読んで――低学年の時期はとくに勉強よりも読書。高学年の生徒では説明文の読書を as/4846.html
森川林 2023/11/14 04:26 

メジロ

●動画:https://youtu.be/1-lejLltNQc

 言葉の森に、小学校低学年から来る子供たちは、みんな優秀です。
 クラスでも、1番か2番という子も多いです。

 しかし、その子たちが、受験勉強に入ると、だんだん頭が悪くなっていくのです。
 成績は良くなっていくのですが、それに反比例して頭が悪くなっていくのです。

 それがわかるのは、話をするときの中身が、次第に表面的になっていくからです。
 要するに、考えない、知識中心の話が多くなっていくのです。

 その路線で、大学入試までは、やっていくことができるでしょう。
 大学入試は、答えのある勉強なので、その頭の使い方で十分なのです。

 しかし、大学入試の先は、もう答えのある勉強はありません。

 就職試験によっては、答えのある勉強で、成績だけで合否が決まる科挙のようなものもあるので、過去問対策で対応できますが、その先はもうありません。

 過去問対策ができない現実の世界で大事なのは、考える力と行動する勇気です。


 では、考える力はどこで育つかというと、それはやはり読書です。
 中学生高校生以降は、特に難読です。
 「難読」とは、難しい本の読書という意味の造語です。


 先日、算数の成績も、読書力によるという記事を見ました。
====
【算数】なぜ「読書をする子」は「算数に強い」のか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/4863d1cfdb8568e4ab2df9322e13de6dca9068c9
====

 この記事に納得する人は、読書をしてきた人です。

 読書力(特に難読力)があると、考える力ができるので、算数数学の解法のややこしい説明も理解することができます。
 読書力がないと、解法の難しい説明を理解しようとしなくなります。
 この理解力が、算数数学の学力の差になります。


 言葉の森の読書記録のページにも、説明文の本が多くなってきました。
 特に、小学校高学年の生徒は、かなり難しい本を読んでいる子もいます。

 もちろん、読書は楽しく読むことが大事なので、無理に難しい本を読み続ける必要はありません。
 難しい本を読もうとして、読書量自体が少なくなってしまえば、その方がマイナスだからです。

 試みに、小6の読書記録を見てみると、次のようなリストになっています。

【例】小6の読書記録(11/14現在1109件)
https://www.mori7.com/teraon/ds.php?gakunenn=%E5%B0%8F6

※読書記録は、学年のところをクリックすると、その学年の記録だけが表示されます。タイトルの「読書記録」という文字をクリックすると全学年の表示に戻ります。


 ただし、読書が大事だとは言っても、中学生の定期テスト対策などで言うと、読書力だけでは、いい成績は取れません。
 それは、今の学校のテストは、生徒に差をつけるために行われているので、テストのための勉強をしなければ対応できないからです。


 このテスト対策の勉強で役に立つのは、暗唱力です。
 小学校低中学年までに暗唱力をつけておけば、中学生になってからの知識の勉強も、楽にできるようになります。

【例】暗唱検定のページ
https://www.mori7.com/askt/

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

森川林 20231114  
低学年のよくできる子は、特に勉強しすぎないことが大事です。
できる子だと、つい親が勉強をさせすぎてしまうことがあるからです。
勉強よりも、読書と遊びが大事と考えておくといいと思います。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
読書(95) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習