スズメたち
https://youtu.be/tDQc7x-AAzU
庭の餌台に、鳥の餌を置いておいたら、最初は誰も来ませんでしたが、1か月ほどたって、スズメが1羽、2羽と来て、やがてだんだん家族や友達を連れてきて、次第に数が増え、今は10羽以上が餌台からあふれるほどの集まってきます。
別の餌台にミカンを置いておいたら、最初は、メジロが1羽やってきて、やがてもう1羽が来て、今は2羽で仲よくミカンをついばんでいます。
そのうち、シジュウカラが1羽やってきて、時々水盤で水浴びをしています。
時々ヒヨドリも来ます。
ヤマバトは、最初は1羽でしたが、やがて2羽になり、今は3羽がいつも近くの電線にとまっています。
朝方にやった餌が、あっという間になくなると、昼ごろに追加の餌をやることがあります。
すると、またどっとやってきます。
スズメたちは、今、住宅難のようなので、庭の木に、鳥の巣箱をいくつか作っておきました。
今の都会の家屋は、鳥が巣を作れるようなスペースがほとんどないので、住むところがないのです。
今、言葉の森の事務所の室内では、文鳥とオカメインコを飼っていますが、時々カゴから出してやると、喜んでその辺を飛び回り、あちこちでフンをします(笑)。
本当は、カゴの中で飼うよりも、自然に放してやり、スズメたちのように時々餌を食べにくるのがいいと思いますが、文鳥もオカメインコも、寒さには弱いので、日本の屋外で冬を越すのは難しいのです。
しかし、江戸時代には、野生の文鳥が群れをなしていたという記録があるようなので、適応することができるのかもしれません。
人間も、他の生き物たちも、同じ地球の住人です。
仲よく暮らすのがいちばんいいと思います。
ただし、距離を置くことが必要な場合もあります。
例えば、クマは人里近くに来ないような空間が必要でしょう。
カラスは、ゴミ箱をあさらないようなネットが必要でしょう。
野良犬は今はほとんどいませんが、野良猫は増えすぎないような対応が必要でしょう。
人と生き物の共存のひとつの見本は、奈良公園の鹿です。
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Bowing Deers of Nara, Japan
https://www.youtube.com/watch?v=tNYP6kl995s
【海外の反応】「世界196ヶ国で日本だけよ!」日本を象徴する光景が海外のSNSで2700万回再生された驚愕の理由とは?
https://www.youtube.com/watch?v=MWvfzdIdBpU
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実際には、鹿との共存によるトラブルも少しはあるはずですが、それを禁止というようなかたちを取らずに、共存を維持しているところが人間の知恵と工夫です。
私は、日本中のほかの公園にも、鹿を放し飼いにするといいと思っています。
鹿の放し飼いが難しい場合は、ニワトリやウズラの放し飼いでもいいでしょう。
すると、毎朝、子供たちが早起きをして、近くの公園に行き、ニワトリやウズラの産んだ玉子を持ち帰り、朝ご飯に使うのです。
そして、街路樹や公園の木は、実のなる木を植えます。
カキ、クリ、ギンナン、ヤマブドウ、シイノキなどが植えてあれば、やはり子供たちが朝早く起きて、近所の街路樹や公園から、いろいろ木の実を集めてくることができます。
そのうち、そういう経済特区ができるかもしれません(笑)。
子供たちのほとんどは、生き物が好きです。
だから、世の中に、子供たちが自然の生き物と接することのできる場所がたくさんあるといいと思います。
社会の仕組みを、大人の利便性を中心にした判断よりも、子供たちの楽しみを優先したものに作り直していくといいのです。
それが、これからの新しい世の中の方向になると思います。
おまけ。猿の温泉。
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Snow Monkeys of Jigokudani Monkey Park in Japan
https://www.youtube.com/watch?v=914CadWYUDM
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朝の舞岡公園
●動画:https://youtu.be/12mnAM19K8s
角田忠信さんの「
日本語人の脳」などですでに明らかになっていることですが、虫の声を左脳で聞くのは、日本人だけだそうです。(ポリネシア人もそうだということですが。)
それは、身体的にそうなっているようで、聞いた音が左脳に行くのか右脳に行くのかという神経の関門があり、そこで日本人は、自然の音を左脳で処理するようになっているのです。
だから、日本人以外、例えば欧米人は、秋の虫たちが草原で鳴いていても、それを不要な雑音として処理しているので、聴こえないということです。
角田さんが実際に海外の学者たちの研究会で経験したことですが、秋の草原の虫たちの声が、他の人たちにいくら説明しても聴こえないので、わざわざ録音して、室内で聴かせたら、やっと聴こえたということです。
自然の音を左脳で聞くのは、日本語の持つ母音中心の言語という特性から来ることで、その母音言語脳が育つのは、小学1年生から3年生にかけてだそうです。
だから、日本人以外の子供でも、小学1年生から3年生にかけて日本で暮らすと、日本語脳になるということです。
自然の音を左脳で処理するので、日本人は、勉強しているときに、風の音や波の音や虫の声や鳥の声が聞こえると、集中が妨げられます。
日本人は、静かなところでないと、集中して勉強ができないのです。
自然の音を左脳で処理する特性から、擬声語、擬態語が発達しました。
「雨がしとしとふっている」「風がビュービュー吹いている」「スズメがチュンチュン鳴いている」「オーシンツクツク」「ミンミンゼミ」「テッペンカケタカ、ホトトギス」などです。
だから、日本人は、自然界を人間界と同じように見なして暮らしています。
日本人にとっては、自然が人間のように語りかけてくるので、人間もまた自然に語りかけることができるように思うのです。
無農薬のリンゴを作った木村秋則さんの話ですが、何年も無農薬栽培がうまく行かず、次々に元気がなくなっていくリンゴの木に1本ずつ語りかけたそうです。
しかし、リンゴの木への語りかけを他人に聞かれると恥ずかしいので、隣の農園との境界あたりにあるリンゴには語りかけなかったそうです。
のちに、その境界近くにある語りかけることのできなかったリンゴだけは全部枯れてしまったということです。
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【ゆっくり解説】「奇跡のリンゴ」木村秋則さんが語る不思議体験がヤバすぎるんだが…
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日本には、言霊(ことだま)という文化があります。
言葉は、単なる音の振動ですから、実体はありません。
しかし、その単なる言葉が、現実の実体に働きかける力があるという考えです。
人間は、自分の感情や意識を直接コントロールすることはできません。
元気のないときに、元気を出そうと思っても、なかなか元気は出てきません。
しかし、そのときでも、言葉を出すことはできます。
外に出した言葉を媒介にして、自分の意識や世界の現実に働きかけることができます。
母音言語の日本語には、特にその力が強いのです。
例えば、元気のないときでも、「ありがとう。うれしい。」という言葉を何度も口に出して言っているとどうなるでしょうか。
最初は、ありがたくもうれしくもないので、言うこと自体に抵抗があります(笑)。言っていることが嘘だからです。
しかし、それを何度も言っているうちに、次第に、本当にありがたくてうれしいような気持ちに少しずつなってきます。
これは、日本語の特性を利用した自分自身をコントロールする方法です。
そして、自分をコントロールするとともに、やがて現実の実体もコントロールできるようになるのです。
それが、塩谷信男さんの大断言という考え方です。
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正伝 塩谷式正心調息法
https://www.youtube.com/watch?v=B1pvuHSNvlw
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子供たちは、今、勉強に苦労していると思います。
つまらない勉強と、煽られる競争の中で、ストレスを感じている子供たちは多いと思います。
そのときに、この言葉によるコントロールを生かすといいのです。