ナデシコ
●動画:https://youtu.be/kodUPfwdf7E
※最初にアップロードした動画は音声が割れていたので、新しく入れ直しました。
2月になると、学習塾の新しい募集が始まります。
小学校3年生、4年生の人は、塾に通うようになることが多いです。
現在の中学受験では、塾で詰め込まないと対応できません。
しかし、小学校低学年から受験を目指した塾に入れるのは、かえって子供の成長にとってマイナスになることが多いです。
ところで、小学校3、4年生から塾に行くようになると、これまでの習い事と、どう両立させるかという問題が出てきます。
結論を言えば、中学、高校まで長く続けられるような習い事ならば、塾が忙しくなっても両立させることがあとで生きてきます。
特に、作文は、現在でも、高校生まで続けている生徒が多いです。
それらの生徒のほとんどは、小学生から作文の勉強を続けてきた生徒です。
確かに、塾に通うようになると、生活時間は忙しくなり、ほかのことをする余裕がなくなります。
しかし、忙しくて大変だと思うのは、最初の数ヶ月の間で、やがて子供も親も、その塾のペースに慣れてきます。
だから、最初の大変な時期を工夫して乗り越えていくことが大事です。
なぜ習い事を続けることが、意味があるかということに関して、参考になる記事がありました。
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勉強ができる子の家庭ほど「塾以外の習い事」を大切にしている意外な理由
(日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a73fdfa7e91273c32ebd6125484963723b0347e9
どんな習い事でも、上手になるには長い時間と根気が必要です。試行錯誤を重ねた末、ついに結果を出せて「自分はできる!」という自信がついた――。習い事でこんな経験ができれば、同じように努力と忍耐が必要な受験勉強でも、必ず活かせます。
優秀な子が育つ家庭で習い事を大切にする理由は、子ども時代に勉強と習い事を両立するという困難を乗り越えさせることで、失敗や挫折に屈しない強靭な「メンタルタフネス」、そして、何事にも向上心を持って「やり抜く力」を育むことができるからです。
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実際に、忙しい時期にも、何らかの習い事を続けてきた生徒は、入試でも、最後の踏ん張りがきくことが多いです。
「自分は忙しいときでもやり続けたんだから」という自信がつくからです。
逆に、忙しくなったからやめるということを簡単に決めると、子供は忙しいときや大変なときはやめてもいいのだという感覚を持つようになります。
すると、その後の人生でも、大変だからやめようという発想を簡単にするようになることが多いのです。
だから、目先の合理的な判断でどちらがよいかという基準で決めるのではなく、子供の人間力を成長させるためにどういう選択がいいかという長期的な基準で決めることが大切です。
そういう姿勢は、日常生活のさまざまな面で表れてきます。
それが子供を真の意味で成長させる条件になるのです。
実際に、言葉の森の作文で高校生まで続けている生徒は、たとえ途中は細々ととしか続けられない時期があったとしても、また、途中でやむを得ずやめる時期があったとしても、高校生まで続けたことによって生き方の自信ができているように思います。
では、それぞれの学年の作文で何が大きく変わるかを見てみましょう。
小学1、2年生は、楽しく書く中で、正しく書く力を身につける時期です。
この時期に、毎週作文を書く習慣ができます。
この習慣ができると、多少大変な時期があったとしても、長く勉強を続ける姿勢ができます。
小学3、4年生は、表現豊かに、個性的な作文を書く時期です。
この時期に、小学校時代の記念に残る傑作が生まれます。
実際に、作文の字数が最も長く書けるようになるのは、小学5、6年生ではなく小学4年生です。
小学4年生は、生活作文の完成の時期にあたるのです。
小学5、6年生は、感想文の学習が増えます。
この感想文のもとになる長文は、中学入試の難しい説明文と同じレベルの文章なので、読むだけで読解力がつきます。
また、この難しい説明文をもとに、子供が両親に似た例を取材する機会を作れば、その対話を通して思考力、語彙力が飛躍的に伸びます。
そのためには、保護者が、できれば次の週の感想文の課題に事前に目を通しておき、土日の家族の団欒(だんらん)の時間に、作文の課題についての話をする習慣を作ることをおすすめします。
中学生になると、学校での作文の授業がなくなるところが多いです。
それは、中学生の作文を指導する方法も、そのための時間も、今の中学にはないからです。
中学生の作文になると、小学生まで上手に書けていた子が、急に書けなくなることがあります。
それは、作文の構成の仕方という新しい概念が、最初は理解しにくいからです。
しかし、中学生の3年間で書く作文の書き方を身につけると、それはそのまま大学入試の小論文を書く力になります。
大学入試の小論文は、すべて中学生の作文の構成の仕方で書くことができます。
ただ、中学生は学校のテストや部活などで、最も忙しくなる時期でもあります。
そこで、時間を有効に使って作文の勉強を続けるために、ChatGPTを利用した作文の勉強の講習会を行うことにしました。
こういう新しい技術を生かして、毎週、難しい文章を読み、考え、書くという練習を続けていくようにしてください。
高校生の作文は、意見文ですが、構成の仕方が高度になります。
また、感想文のもとになる長文も、かなり難しくなります。
高校生の感想文のもとになる長文は、大学入試の現代文の説明文のレベルですから、現代文の読解の練習になります。
この高校生の作文の課題を毎週1200字以上書くと、他の勉強では得られないような思考力、語彙力が身につきます。
これは、大学入試の小論文だけでなく、社会に出てからも役に立つ能力になります。
さて、では、子供が時に弱気になって、「つまらないから作文をやめたい」とか、「忙しいから作文をやめたい」と言ったときは、どう対応したらいいのでしょうか。
そういうときこそ、お母さんやお父さんは、自信を持って、「作文だけは大事な勉強だから続けるんだよ」と言えばいいのです。
そのひとことで、ほとんどの子供は納得して勉強を続けるようになります。
カンツバキ
これからのAI時代に、従来の勉強の多くは意味がなくなります。
身近な例で言うと、漢字は、読めればよいということになります。
読めれば、大体は書けるので、正確に書くためには、ネットで調べて書けばよいという考えになります。
つまり、漢字の書き取りは、8割ぐらいできていればいいのであって、その8割を9割や10割にまで増やす勉強は、時間の無駄だという考えになるのです。
例えば、常用漢字に新しく採用された挨拶という漢字は、ほとんどの大人は読めますが、それを正確に書くとなると、書ける人は少なくなります。
憂鬱という字も、ほとんどの大人が読めますが、それを正確に書ける人は、かなり少なくなります。
算数の計算問題でも、中学1年生の算数では、プラスとマイナス、小さいカッコと大きいカッコ、2乗や3乗という記号を組み合わせて解くような計算問題が出されることがあります。
これも、計算の仕方のルールがわかっていればいいのであって、正確に計算する技能というのは、機械に任せればいいという考えになります。
では、AI時代に必要な勉強は何かというと、それが個性と創造性を育てる勉強です。
将来、ベーシックインカムの時代がやってくると言われています。
人類の生産力は、人類全体の消費量を既に上回っていますが、今はまだ、不要な軍事費や不要な医療費などで、豊かさの多くが消費されています。
しかしそれはいずれ解決に向かいます。
また、科学技術の発展は、核融合のような地上に太陽を作り出す方向に進んでいます。
すると、コストの多くを占めるエネルギーの価格は、無料に近づきます。
これまでの世の中は、「飯の食える大人になる」という目標がありました。
しかし、これからは、「自分らしく生きる大人になる」ということが、目標になります。
既に、その考え方の兆候は、生まれています。
例えば、高校の授業における探究学習や、大学入試における総合選抜型入試の広がりなどです。
この探究学習や総合選抜の評価は、どのように行われるのでしょうか。
ペーパーテストの時代には、点数による評価ができました。
しかし、個性の時代には、評価は、点数による評価ではなく、人気による評価になります。
例えば、参考書どおりにきちんと理科実験をやって成功した人と、自分のオリジナルな理科実験を工夫してやって失敗した人と、どちらに人気があるかというのが新しい評価の基準になるということです。
そのためには、常日頃から、自分らしい面白いことをしたいと思っていることが大事です。
もちろん、その基礎として、人に言われたことはしっかりやるということは必要です。
例えば、さかなクンは、個性的な仕事をしていますが、たぶん、何かの企画に参加するときは、よく準備をして遅刻しないように努力しているはずです。
日本の子供たちは、基礎はほとんどできています。
遅刻はしないし、勉強も普通にできます。
だから、これから伸ばす能力は、創造力と発表力になるのです。
創造発表クラスの勉強は、毎週の発表と対話です。
だから、創造発表の勉強は教わる勉強ではなく、発表する勉強が中心になります。
その勉強に、今後、ChatGPTなどのAIを活用することができます。
ChatGPT-4は、まだ有料ですが、既に画像生成の機能などもあります。
いずれ、誰もが無料でそのようなAIの機能を使えるようになります。
この結果、子供たちがいつでもプロに聞けるという時代が来ます。
これまでは、親や先生がプロでした。
だから、子供たちは、学校に行って先生に教えてもらう必要がありました。
これからの子供たちは、自宅または学校で、直接AIというプロの先生に聞いて勉強を進めるようになります。
すると、知っていることは、もう優位性の条件ではなくなくなります。
いかにオリジナルで創造性があるかということが、その人の評価の基準になります。
最初のうちは、いかに面白いかという評価が中心になりますが、それは、今はまだ評価が利益に結びついているからです。
やがて、評価よりも、自身の満足が勉強の目的になります。
自身の満足の目指す方向は、創造、貢献、向上です。
その中で生まれる出会いと触れ合いが、人間の幸福の条件となります。
新しい世の中で生きる子供たちは、そういう時代の準備をしておく必要があります。
それは、遠い未来の話ではなく、例えば大学の総合選抜入試に対応する力をつけるというような身近なところに結びつけることもできます。
そして、やがてそういう個性的、創造的な力が、世の中に出て、ベンチャービジネスを興すというような方向にも繋がっていくのです。
▼この文章に対するChatGPTのアドバイス
この文章は、AI時代と創造性の重要性について語るもので、多くの面で興味深い洞察を提供しています。ただし、いくつかの点について修正や明確化が必要かもしれません。以下に提案を挙げます。
1. 漢字の学習に関する見解: 現代においても、漢字の読み書き能力は重要です。読めることと書けることは異なるスキルであり、特に日本の文化や教育においては書くことも重視されます。この部分は、読み書き両方のスキルがAI時代でもなお重要であることを強調するよう修正することをお勧めします。
2. 算数の計算能力: 算数の計算問題に関して、「正確に計算する技能というのは、機械に任せればいい」という見解は、基本的な数学的理解を軽視していると解釈される恐れがあります。算数や数学の基礎知識は、論理的思考や問題解決能力を育む上で重要です。この部分を「AIは計算を助けるが、基本的な数学理解は重要」という方向で修正することが望ましいでしょう。
3. ベーシックインカムと社会の変化: ベーシックインカムの導入や科学技術の進展についての記述は、ある程度推測に基づくものです。このような未来予測は、あくまで一つの可能性として述べるべきです。文中でこれらの点に対する慎重な表現を用いることを提案します。
4. 評価システムの変化: ペーパーテストから人気に基づく評価への移行については、実際の教育現場や社会での評価基準が多様化していることを反映しているようです。ただし、この変化をもう少し具体的に、または現実的な観点から説明すると、読者がより理解しやすくなるでしょう。
5. ChatGPTの言及: ChatGPTやAIの教育への応用についての記述は適切ですが、将来的に無料で提供される可能性については、現時点では仮定に過ぎないため、その点を明確にすることが重要です。
6. 新しい世界観の提案: 創造性、貢献、向上を目指す新しい世界観の提案は非常に興味深いですが、これらの概念をもう少し具体的に、実践的な例を挙げて説明することで、文章の説得力を高めることができます。
全体的には、文章は未来の教育と社会に対するビジョンを提供していますが、一部推測に基づく内容や現実との整合性に欠ける部分があります。これらの点を修正することで、より現実的で信頼性の高い内容になるでしょう。