オダマキ
オンラインクラス一覧表の自分の「性別」のところをクリックすると、学習記録のグラフが出てきます。
学習記録の左上の「学グ」というところからも行けます。
▼サンプル
問題集は、1冊を5回繰り返すことが勉強の基本ですが、これまでは数字だけなので、どこまで進んでいるかわかりにくい面がありました。
そこで、学習の進捗度をグラフで表すことにしました。
勉強を進める場合、このグラフを参考にしてください。
国語読解でも、算数数学でも、英語でも、1冊の問題集を5回繰り返せば、勉強の内容はほぼ完璧に頭にはいります。
成績が思うように伸びない理由は、ほとんどの生徒が、1冊の問題集を1、2回しかやっていないからです。
また、学習塾によっては、いろいろなプリントを出したり、分厚い問題集の一部しかやらなかったりという、勉強の鉄則とは正反対の学習をしているところもあります。
生徒と保護者のみなさんは、「1冊を5回繰り返す」ということを基本にして、毎日の学習を進めていってください。
これは、中学生の定期テスト対策にも有効です。
定期テストの出題範囲を5回繰り返し勉強することが、基本的な対策です。
特に、社会の場合は、出題範囲の教科書を5回読むだけで高得点がとれます。
英語は、出題範囲の英文を、毎日1ページずつ暗唱暗写することが基本です。
数学は、出題範囲の数学問題集を完璧に仕上げることです。
国語は、事前の勉強は、漢字と文法程度ですから、普段の勉強の中で、問題集読書を進めることと、読解検定で80点以上を目指し理詰めに得解き方を身につけることを目標にしていってください。
また、勉強の土台となる思考力、語彙力を育てるいちばんの方法は、説明文読書です。
定期テストの2週間前からは、読書は一時休んでもいいですが、それ以外の日は、毎日50ページ以上を目標に読書を進めていきましょう。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。勉強の仕方(119)
明治大学 政治経済学部・中央大学 経済学部 K.Tさん
<担当講師より>
小学4年生から、高校3年生まで言葉の森で頑張ってくれました。
おめでとうございます。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。() 合格情報(27)
作文の勉強を始める場合、どういう形態がいちばんいいのでしょうか。
勉強の形態が大事なのは、作文は、勉強の中で最も負担の大きい勉強だからです。
国語や算数数学や英語の問題集を解く勉強は、半ば作業としてできるものなので、特に集中しなくてもできます。
しかし、作文は、書くことに集中しなければ書けません。
話し声が聞こえるところでは、作文は、なかなか書けないのです。
作文の通信教育講座というと、一見便利なように見えます。
しかし、通信教育講座で勉強できる作文のレベルは、小学校低中学年の低い段階までです。
小学校高学年の作文の勉強は、通信教育講座ではまずできません。
できるのは、もともと文章力の高い生徒か、保護者が熱心に監督してくれるかのどちらかだけです。
一方、通学の作文教室は、みんなで一斉に作文を書くので、取り組みやすい面があります。
子供たちは、一緒に勉強している生徒がいると、自然に自分も取り組めるようになります。
これが、通信教育講座との大きな違いです。
しかし、通学教室は、ある程度の人数にならないと運営することが難しいので、指導は個別指導よりも全体指導になりがちです。
学校で行われる作文指導も同じです。
みんなで一斉に作文を書いたあと、先生のできることは、上手に書けた作文をみんなに紹介することぐらいです。
それは、一人ひとり添削して個別指導をするような時間が、今の学校の教育体制の中では取れないからです。
しかし、他の生徒の上手な作文を見て、同じように上手に書けるようになる子はひとりもいません。
かえって、作文が苦手になるだけです。
作文教育に熱心な先生に教えられるほど、作文嫌いになる子が増えるのはこのためです。
オンライン作文クラスは、5人以内の少人数で、みんなで一斉に作文を書きます。
だから、書くことを後回しにしているうちに、その週の課題が書けなくなったという子はいません。
だれでも、抵抗なく作文を書き出せるのです。
また、5人以内のクラスですから、全員に個別の対応ができます。
「この前の作文はこうだったから、今度はこうしようね」というようなことが個別にいえるのです。
また、月に1回の作文発表会もあります。
この発表会は、今後もっとオープンにしていく予定です。
ところで、今日もまた、ブンブンどりむが朝日小学生新聞に広告を載せていました。
こういう広告を見ると、一見手軽にできると思いがちですが、そういうことはありません。
また、ブンブンどりむの監修者である齋藤孝さんは、名前こそ有名ですが、作文教育に関しては何も知らないに等しいレベルです。
それは、斉藤さんの「こども文章力」の本を見ればよくわかります。
国語読解と音読暗唱についてもそうです。
私は、人を批判するのは好きではありませんが、こういう本を読んで誤解する人も多いと思ったので、一応書くことにしました。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。作文教育(134)
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。確認テスト(0)
チャットGPTの作文講習会が無事に終わりました。
人数を限定していたのは、一人一人に対応するためで、大人数ではできなかったからです。
参加者は、みんなよく準備していたので、操作はスムーズに進みました。
ただ、運営側で使用しているパソコンのGoogleドキュメントがうまく動かなかったので、代わりに参加生徒に、画面共有でやっているところを見せてもらいました。
作文を書くのに最も時間がかかるのはやはり書く作業です。
しかし、作文の本質は考えることであって、書くことではありません。
書きながら考えるという面はありますが、それは文章として書くよりも、構想図として書きながら考える方が密度濃く考えることができます。
だから、テーマに合わせて考えることを勉強の中心にし、書くことはAIに任せておくといいのです。
作文試験の本番などで実際に書く必要が出てくる場合でも、考える力があれば、書くことは3ヶ月から半年ですぐに元に戻ります。
だから、通常の作文練習は、効率よく進めていくといいのです。
講習会の内容は、今後新しく動画を作ってお知らせするようにします。
中学生(13歳以上)の生徒の皆さんは、ChatGPTに登録し、Googleドキュメントを使えるようにして、能率のよい作文を書き、考える力を深めていってください。
ところで、ChatGPTの悪用という問題はあります。
例えば、「○○というテーマで1200字の作文を書いて」と言えば、ChatGPTは、すぐに書いてくれます。
特に、年齢的に、小学6年生から中学2年生のころは、そういうことをしてみたくなる時期です(笑)。
しかし、これは、自覚の問題として解決できます。
勉強は、自分を向上させるために行うもので、人に見せるために行うものではないということがわかれば、誰もそういうことはしません。
また、今の教育によくある、宿題を出すというかたちの勉強は、もうやめるべきです。
特に、夏休みの宿題としてよく出される、読書感想文や税金の作文や人権の作文は、もう時代遅れです。
それらの勉強をさせたいのであれば、それは授業の中でするものであって、宿題として出すものではありません。
これは、作文通信教育講座とオンライン作文クラスの教育の比較にも通じます。
作文の勉強は、同じ時間に、同じ場所で、みんなと一緒に書くものです。
通信教育講座で出されたプリントを、自宅でやって提出するというやり方は、親がきちんと管理するか、あるいは、本人が受験直前で自覚を持っているかでないかぎり、手を抜いた学習になりがちです。
子供たちの勉強には、同じ時間の同じ場所での授業というリアルな環境が必要なのです。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。ChatGPT(0) 作文の書き方(108)
●動画:https://youtu.be/XEl9X2mOUD4
連絡が遅れましたが、1月14日のChatGPT講習会の資料です。
・日時:2024年1月14日(日)10:00~11:00
・会場:
ZOOM会場_川
・対象:中学1.2.3年生
・参加者:
akasato、
ausosi、
auaka、
aomoto、
akanuriさん。
1.この講習会の目的
(1)作文の題材を広げるために、ChatGPTを使えるようにします。
(2)作文のスピードを上げるために、音声入力を使えるようにします。
(3)誤字、誤表記、不十分な表現を修正するために、ChatGPTを使えるようにします。
2.準備すること
(1)自分用のメールアドレスを取得してください。
・スマホのアドレスではなくパソコンで使えるアドレスです。
・「Gmailの作り方」などで検索して作るといいと思います。
Gmailなど、パスワードが必要なものは、パスワードを忘れないように書いておきましょう。
(2)ChatGPTに登録してください。
・ChatGPT-3.5は無料です。(ChatGPT-4は有料で月額20ドル約3000円)
・「ChatGPTの使い方」などで検索してアカウントを作ってください。
これも、パスワードはどこかに必ず書いておきましょう。
(3)Googleドキュメントが開けるようにしておいてください。
・Googleの最初の検索ページの右上に9つの小さい■があります。それがメニューです。
・Googleドキュメントは、音声入力を直接マイクに向かってする方法と、音声化したファイルをアップロードする方法があります。
音声ファイルのアップロードの方が便利ですが、音声ファイルのアップロードが使えない場合は、
「Google ドキュメントの音声入力を mp3 などの音声データで行う方法」
https://gsuiteguide.jp/docs/how-to-voice-input-with-google-docs-from-audio-files-such-as-mp3/
のページを参考にしてください
(最初のリンク先が間違えていました。)
(4)今回は、必要ありませんが、将来はICレコーダーを用意しておくと便利です。(スマホにもそういう機能があります)
ICレコーダーなどを使うと、散歩をしながら作文を書くことができます。
※事前の準備でよくわからないことがある場合は、個別れんらくでご連絡ください。
3.講習会の中で行うこと
(1)テーマを決めて構想図を書く練習をします。
▼1/14追加
====
・ポイ捨て(中1)
・本当の豊かさ(中2)
・内申点(中3)
・独裁と民主主義(高1)
・宗教(高2)
====
(2)その構想図をもとに、Googleドキュメントで音声入力をします。(今回はICレコーダーなどによる音声ファイルは使いません)
(3)ChatGPTを開き、ChatGPTに、テキスト化された文章(まだ句読点がついていない)に、句読点をつけてもらうように頼みます。
(4)段落もつけてもらいます。
(5)ですます体をである体に直してもらいます。
(6)社会的な実例を聞いてみます。
(7)完成した文章についてアドバイスをしてもらいます。
(8)ChatGPT-4は画像も生成してくれるので、プレゼン作文に使うこともできます。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
世界では、ChatGPTを使って学生がレポートなどを作らないように、ChatGPTを禁止しようとか、AIの利用を見破るソフトを作ろうなどという話があるようです。
日本では、そういう心配は要りません。
道端に財布が落ちていたら、誰も見ていなくても交番に届けるという文化では、ずるいことをして得をしようという発想がわかないからです。
ChatGPTの教育への利用は、日本がいちばん先に進むと思います。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。ChatGPT(0)
●動画:https://youtu.be/CyN7b_CrJrE?si=hcIJXhq7Lh5djwsd
プログラミングは、毎年新しい教材が出版されています。
そのため、誰でも、導入するのが簡単になりました。
導入する部分は、ゲームとか、ロボットとか、普段遊んでいるマインクラフトの延長とかで、子供たちが興味を持ちそうなものになっています。
これはこれでいいことですが、問題は、ゲームとかロボットとかいう導入に興味を持つのは、主に男の子に限られていることです。
プログラミングそのものは、女子に向いている面があります。
女性は、緻密に操作することができるからです。
しかし、プログラミングの導入部分に興味を持てなければ、そもそもプログラミングを始める機会がありません。
Scratchのゲーム作りから先に進んで、JavaScriptやPythonになると、最初のうちは、足し算や引き算やループの操作などの、退屈な勉強が続きます。
子供たちは、興味が持てれば、自分ひとりで勉強を続けていきます。
誰も教えなくても、先に進んでいくのです。
しかし、今のプログラミングは、Scratchゲームのあと、子供たちが興味を持てるようになるまでの途中の勉強が長く退屈なのです。
そう思っていたときに、参考になる記事を見ました。
====
「昔のインターネット」の精神を取り戻す、HTMLエネルギー運動
https://www.technologyreview.jp/s/325142/recapturing-early-internet-whimsy-with-html/
====
私も、ちょうど同じようなことを考えていました。
昔は、HTMLを自分で作れることが楽しかったので、そこが導入部分になり、先のプログラミングに進んでいく人が多かったのです。
しかし、今、子供向けのHTMLの本は、2017年当時の古いものしかありません。
ここをうまく工夫して、Scratchのあと、HTMLを作れるようになれば、HTMLは簡単なので自分で楽しんで取り組むことができます。
そのHTMLにJavaScriptを組み込めば、動きのある面白いページも作れます。
このHTMLの作成は、たぶん女の子にも向いています。
現在、使っている「改訂版高校生からはじめるプログラミング」は、HTMLとJavaScriptが載っていますが、初歩的なところだけでまとめているので、あまり面白くはありません。
HTML作りを発展させられるような教材を現在検討しているところです。
そして、女の子も、プログラミングクラスに参加できるようにしたいと思っています。
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
プログラミングクラスに参加する子は、男の子がほとんどなのは、ゲームから始めるプログラミングというものに、女の子は興味を持てないからです。
どうように、ロボットで始めるプログラミングも、女の子は興味を持てないと思います。
そこで、今考えているのは、HTML作りから始めるプログラミングです。
HTMLエネルギーという運動がアメリカで生まれていますが、同じことを考えている人がいるのだと思います。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。プログラミング教育(5)
| | ひとつの講座で、国語、算数、英語、創造発表がすべて学べる
言葉の森の総合学力クラス
国語、算数、英語の3つの教科は、自由に選択できます |
総合学力クラスの説明動画
総合学力クラスは、ひとつの講座で、国語、算数、英語、創造発表の4つの教科を学べる新しい勉強スタイルのクラスです
説明のyoutube動画:
https://youtu.be/AW3DZcLb1k0
勉強のできる子は塾に行かなくても大丈夫
勉強のできる子は、塾に行かなくても、家庭学習で十分間に合います。
しかし、子供が小学校4年生以上になると、家庭の中だけで勉強するよりも、友達と一緒に勉強する方が、意欲的に取り組めるようになります。
ところが、受験塾に行くと、中学受験にしか通用しない知識を詰め込むような勉強になります。
しかし、補習塾のようなところは、自分のペースで勉強できる子は行く必要がありません。
同学年の生徒との知的な交流の中で進める勉強
総合学力クラスは、勉強の普通にできる子が、同学年の生徒と読書紹介や創造発表などの知的な交流をしながら学習するところに意義があります。
総合学力クラスは、受験塾でも、補習塾でもない、家庭学習を中心にした対話と交流のある新しい勉強スタイルのクラスです。
週1回ひとつの講座で、国語、算数、英語、創造発表の四つの教科を学びます。
1週目は国語中心、2週目は算数中心、3週目は英語中心、4週目は創造発表という順序です。
国語、算数、英語の教科は、選択できます
国語と算数と英語の教科は、選択ができます。
例えば、国語だけを3週受講したり、国語と算数だけを受講したり、国語と英語だけを受講したりというような選択の仕方ができます。
創造発表の週は、固定です。
総合学力クラスとは別に、国語、算数、英語だけを受講したい場合は、その講座と並行して総合学力クラスを受講することができます。
例えば、算数に力を入れたい場合は、算数クラスの講座を受講し、総合学力クラスでは国語・国語・英語を勉強するというような組み合わせ方ができます。
どういう勉強の仕方で学習を進めるか
勉強の基本は、家庭学習です。
その家庭学習をチェックし、参加者どうしで対話と交流をする授業です。
それぞれの生徒の進度に合わせた指導するので、無駄がありません。
国語は、問題集読書と読解検定の分析を中心に行います。
創造的な勉強としては、問題文をもとにした短歌作成を行います。
算数は、算数問題集を1冊を完璧に仕上げ、1学年先取りするような勉強を行います。
創造的な勉強としては、オリジナル問題作成を行います。
英語は、英文暗唱と英語問題集を行います。
創造的な勉強としては自由英作文を行います。
創造発表は、理科実験、社会研究、工作など自由な創造発表を行います。
総合学力クラスは、中学生になっても続けられる
総合学力クラスは、中学生になっても続けられます。
中学生の総合学力クラスは、国語・数学・英語・理科社会になる予定です。
現在の総合学力クラスは、月1800、火1800、木1800ですが、希望に応じて新しいクラスを開設します。
体験学習のご相談は、電話 045-353-9061(平日10:00~17:00 土日10:00~12:00)まで
●オンラインスクール言葉の森
この記事に関するコメント
コメントフォームへ。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。総合学力クラス(0)