舞岡の白梅
2月18日(日)の朝日小学生新聞に、ぶんぶんドリムが久しぶりに広告を載せていました。
全面広告です(笑)。
さて、作文の通信教育というものはいろいろありますが、最も古くから作文指導を行っているのは、言葉の森です。
42年以上の実績です。
オンライン作文クラスの作文提出率は、ほぼ100%です。
その場で、みんなで一斉に書くから、未提出というのが基本的にないのです。
作文通信教育の多くは、親が子供に、「早く書きなさい」と言って書かせています。
小学校低学年のころは、そういう親の指示でしぶしぶでも書き出しますが、小学4年生になるころには、親の言うことをそのまま聞く子は少なくなります。
やる気をもって取り組む子は、学年が上がるにつれて少なくなるのです。
しかし、作文教育が大事になるのは、学年が上がってからです。
低学年のころの作文教育は、書くことに慣れること、正しい表記を覚えることですから、誰でもできます。
作文教育が本当に必要になるのは、小学校高学年の考える作文になってからです。
その考える作文にスムーズに移行できるようにするために、小学校低学年から作文を書く習慣をつけておくといいのです。
小学校低学年で作文を上手に書くことが目的なのではなく、その先の高学年の作文につなげることが目的です。
更に、小学校高学年の作文は、中学生、高校生の意見文の感想文につながります。
高校生まで指導できる道筋があるかどうかということが、作文教室の選択の基準です。
言葉の森が、なぜ、こういう長期間の指導ができるかというと、単にほめる添削をしているだけではなく、学年に応じた事前指導をしているからです。
作文教育の基本は、事後添削ではなく事前指導です。
更に、言葉の森のオンラインクラスの作文には、毎週の読書紹介と毎月の作文発表があります。
この読書紹介と作文発表によって、子供たちの読書力が伸び、発表力が育ちます。
小学校高学年、中学生、高校生になると、学校での作文指導はほとんどなくなります。
それは、学校でも、作文指導の方法論がないからです。
だからこそ、言葉の森で、長期間の作文学習を続けていくことが大事なのです。
教育については、いろいろな意見があります。
教育は、誰でも受けた経験があるので、自分の体験をもとにして、いろいろなことを言えるのです。
「もっとこういう教育をしたらいい」ということは、多くの人がそれぞれ思っています。
それらは、すべてそのとおりであることが多いです。
しかし、それらの意見の多くは、大学入試までがゴールになっています。
しっかり勉強して、目指す大学に入ったら、それが教育の目標達成なのです。
人生は、大学に入学したあとも続きます。
本当の目標は、どういう人生を歩むかということです。
人生の目標は、どういうベンチャーを立ち上げるかということです。
ベンチャーというのは、必ずしも会社でなくてもいいのです。
自分にしかできないことを活かして、創造的に生きることが人生の本当の目標です。
この分野は、ほとんどの保護者は経験がありません。
保護者の経験のある範囲は、大学入学までの教育です。
だから、子供の可能性を、大学入試を超えて考えておく必要があるのです。
しっかり勉強して、いい学校に入り、成績を上げて、目指す大学に入り、無事に合格して、楽しい大学生活を送り、そのあと目指す大企業に入り、つまらない仕事に明け暮れるという人が多いのです。