ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 4989番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/2
子供時代に大切なことは、熱中できる経験を積み重ねること。枠組みを与えられた熱中ではなく、本人の興味関心をもとにした熱中の機会を作る。その一つの場が創造発表クラスになる as/4989.html
森川林 2024/02/21 08:19 

忘れな草

 人間は、チャレンジすることが好きです。

 しかし、今は世の中の産業社会全体が停滞に向かっているので、チャレンジできる場は限られてきています。

 そこで、多くの人は、世間で認められている人為的なチャレンジの場に向かおうとします。

 資格を取るとか、コンテストに勝つとか、競争の場で人よりも上に行くことは、わかりやすいチャレンジです。
 それは、悪いことではありません。

 しかし、これからの社会で、本当のチャレンジとは、世の中にまだないものを創造することです。
 そこに、答えはありません。

 答えのない世界で方向を見つけるのは、知識ではなく身体です。
 身体を育てるには、子供時代に好きなことに熱中する時間を作ることです。

 特に、自然との関わりの中で、好きなことを見つけることが大事です。
 昆虫、魚、鳥、犬、小動物、植物、化石、鉱物など、身近な自然は探せば豊富にあります。

 自然の世界とは別に人工的な世界で熱中できるものもあります。

 ひとつは、読書です。
 勉強も、熱中できるものになります。
 スポーツも、遊びも、音楽や、歌も、熱中できます。
 昔の子は、テレビや漫画に熱中しました。
 今の子は、ゲームやYouTubeに熱中します。

 どれがよい熱中で、どれが悪い熱中かということはありません。
 しかし、人工的な熱中になればなるほど、外からの枠組みが出てきます。
 勝つとか負けるとかいう他人に評価される方向に向かいます。
 又は、他人に評価されないまでも、与えられた結末の中で楽しむ熱中になります。

 だから、子育てで大事なことは、広がる可能性をもった熱中を育てることです。
 そのときに大事なことは、自分の熱中を発表する場があり、同じような熱中を共有できる仲間がいることです。


 私は、創造発表クラスをそのような機会作りの場と考えています。
 創造発表クラスの勉強は、答えのある勉強ではありません。
 だから、評価も優劣もありません。
 ただ、それぞれの人が個性的な発表をするのが面白いのです。

 発表の方向は、「自分の興味関心を学問に、学問を創造に」です。
 わかりやすく言えば、面白い発表をということです。
 最初は、参考書を写したような発表になるかもしれません。
 しかし、だんだん自分らしさを出した創造発表をしていくようにすればいいのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
創造発表クラス(0) 子育て(117) 

記事 4988番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/2
作文の勉強は、小学生から始めて高校生まで続けられることが大事。スモールステップの積み重ねではなく最初から長い文章を書く力をつける。添削指導よりも大事なのは事前指導。ぶんぶんドリムとは違う言葉の森の作文 as/4988.html
森川林 2024/02/21 04:21 
 2月21日の朝日小学生新聞に、ぶんぶんドリムが広告を載せていました。


 こういう派手な広告を見て、勘違いした作文学習を始めてしまう人もいると思うのでひとこと書いておきます。

 監修者の齋藤孝さんは、小中高校生の作文指導の経験がほとんどありません。
 それは、斎藤さんの「こども文章力」という作文に関する本を見るとよくわかります。
(「『こども文章力』のそれぞれの章に対する解説と批判」)


 小学校低学年のころは、誰でも作文が書けます。
 しかし、大事なことは、この小学生の作文の勉強を中学生、高校生まで続けることです。

 添削指導がいくら詳しくても、学年が上がるにつれて、子供は作文を書くことに飽きてきます。
 それは、作文の勉強を先に進めるための事前指導の方法がないためです。

 作文を書く前のスモールステップは、書く力のある子にとっては不要なものです。作文力のある子は、すぐに作文を書き始めます。
 一方、作文力のない子にとっては、スモールステップをいくら積み重ねても、それが長い作文を書く力になるわけではありません。
 穴埋め作文の練習をいくら行っても、それは穴埋め作文を書く力にしかなりません。


 作文の通信教育講座では、子供に作文を書かせるために、親が毎回指示しなければなりません。
 紙ベースの通信教育では、子供が自分で作文の勉強を始めるようにはなりません。
 親に言われて子供しぶしぶ作文を書く勉強が続けられるのは、せいぜい小学3年生までです。
 小学4年生になると、子供には自立心が出てきます。
 すると、親が言っても言うことを聞かなくなる時期になると、作文の勉強は続けられなくなってしまうのです。

 作文の勉強が本当に重要になるのは、小学5年生以降の「考える作文」になってからです。
 そして、中学生の意見文、高校生の論説文と、作文の勉強は長く続けていく必要があります。

 小学校低学年のころに、一見やりやすそうな作文の勉強を始めて、低学年の作文のまま終わってしまうのでは、作文の勉強を始めた意義がほとんどありません。

 長く続ける必要のある勉強は、最初のボタンを正しくかけることが大事なのです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
ブンブンどりむ(0) 

記事 4987番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/2
【合格速報】慶應義塾高校 as/4987.html
言葉の森 事務局 2024/02/20 17:27 
慶應義塾高校 T,K.さん

<担当講師より>
第一志望合格、おめでとうございます!
小学3年生より継続されている生徒さんです。
高校・大学でテニスを頑張りたいとのことで、猛勉強されていました。
高校生になっても頑張ってくれると思います。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 

記事 4986番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/2
【合格速報】渋谷教育学園幕張中学校・市川中学校・東邦大学付属東邦中学校・女子学院中学校 as/4986.html
言葉の森 事務局 2024/02/20 16:01 
渋谷教育学園幕張中学校・市川中学校・東邦大学付属東邦中学校・女子学院中学校  I.R.さん

<担当講師より>
 受験校全校の合格、おめでとうございます!スバラシイですね!
中学は渋幕に通うとのことです。
低学年から言葉の森を続けている生徒さんです。
中学生になっても言葉の森で頑張ってくれるようです。

この記事に関するコメント
コメントフォームへ。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
合格情報(27) 
コメント11~20件
……前のコメント
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
総合学力クラス 森川林
子供は、暇そうにしているのがいちばんです。 年がら年中がん 6/22
記事 5107番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 3月の 森川林
 よく考えたね。  でも、利己的と自己中心的は、意味が違う 3/25
国語読解掲示板
AIで宿題なん 森川林
AIで宿題なんて簡単にできるようになっている。 解決策は、 3/24
森川林日記
3月の小6の確 あかそよ
大問1-2 利己的と自己中心的はほとんど同じ意味だと思いま 3/23
国語読解掲示板
2025年3月 森川林
●小学校低学年の作文は、書いたあとの添削よりも、書く 3/22
森の掲示板
オープン森リン 森川林
オープン森リンのフォームをホームページに設置したら、早速、ア 3/21
森川林日記
SBペイメント 森川林
スクエアはもっと簡単にできたのに、SBペイメントは仕様書だけ 3/19
森川林日記
この1週間、ほ 森川林
 この1週間、ほとんど何も仕事をしなかった。  思索と森リ 3/12
森川林日記
Re: 題名( さき
あなたのコードとパスワードが見つかりません、と表示されます。 3/9
森林プロジェクト掲示版
森プロの講師ペ さき
いつもお世話になっております。 森プロの講師ページが開かな 3/9
森林プロジェクト掲示版
BtoB集客1 大谷優花
《 法人向け集客を1件1,000円で 》 私たちは集客 3/8
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習