モクレン
小論文の書き方で、「自分独自の考えを書け」というアドバイスを見ることがあります。
しかし、中学生、高校生では、自分独自の考えなどはまだないのが普通です。
感想文の課題で、もとになる文章を読んだとき、賛成できる部分と、賛成できない部分があります。
そこで、賛成できる部分を中心に、自分の意見を展開することが考えを発展させます。
賛成できない部分を中心にしようとすると、その著者の低いところを批判するような文章になってしまうからです。
人の欠点を批判しても、何も生まれません。
人の長所を、自分なりに広げていくことが、深く考える道です。
クリティカルシンキングという言葉が流行っていますが、そういう言葉にとらわれるのではなく、あらゆるものを批判の目ではなく、共感の目で見ることです。
共感の目で見るためには、どうしたらよいかというと、ひとつは、自分なりの「似た例」を考えることです。
もうひとつは、自分なりの「反対意見への理解」を考えることです。
そして、更にもうひとつは、自分なりの「予測問題の主題」を考えることです。
ユキヤナギ
与えられた勉強に飽きている人は多いと思います。
そういう勉強は、詳しい参考書と問題集を1冊完璧に仕上げれば、それで十分です。
人に教えられたり、宿題を出されたり、テストをされたりする必要はありません。
それよりも大事なのは、自分にしかできない勉強をすることです。
ただ、学校の勉強は一応やっておかなければならないので、それは全科学力クラスなどで定期的にこなしておけばいいのです。(宣伝ではないです)
自分にしかできない勉強は、ひとりではなかなか進みません。
それは、目指すべき既成の価値観がないからです。
私(森川林)は、鳥が好きで、中学3年生のころにジュウシマツをたくさん飼っていました。
そのときに、ある尊敬する人から聞いた言葉が、
「そんなことしていないで、もっと受験の勉強をしないとね」でした(笑)。
そのときに、私は、そうだろうなあと思いつつも、ふと違和感を感じたのです。
人間の生きる目的は、自分の好きなことをすることです。
他人に与えられた勉強をして、成績を上げて、褒められることは、それはそれでいいのです。
しかし、もっといいのは、褒められる人生ではなく、自分のしたいことをする人生です。
大人の人は、そういうことは生活が安定してから言いなさいと言うかもしれまぜん。
しかし、生活が安定するころには、みんな、おじいさんやおばあさんになっています(笑)。
まず、今、自分のやってみたいことをやることです。
ただし、何も予備知識がないままに、自分のやりたいことをやろうとしても、それは夢の空回りになるだけです。
そこで活用できるのがChatGPTをはじめとするAIテクノロジーです。
ChatGPTというアドバイザーと相談しながら、自分の本当にやりたいことを探求していくのが、新しい勉強です。
世の中は、これから大きく変わります。
世の中の変わるスピードよりも速く自分を変えていくことがこれからの生き方です。
勉強に余裕のある中学生高校生の生徒のみなさんは、創造発表クラスの体験学習に参加してください。
毎週、水曜日19:00に、創造発表クラスを開催しています。
勉強に、まだあまり余裕のない人でもいいです(笑)。
話は、全然変わりますが、最近、私がいいなあと思った歌です。
みんな、心の中では自分らしく生きたいと思っています。
しかし、それを我慢しているうちに、次第に自分らしく生きることを忘れてしまうのです。
だから、若いうちに、まず自分らしい生き方を始めることです。
▽「YELL」いきものがかり
「"わたし"は今 どこに在るの」と
踏みしめた足跡を 何度も見つめ返す
枯葉を抱き 秋めく窓辺に
かじかんだ指先で 夢を描いた
翼はあるのに 飛べずにいるんだ
ひとりになるのが 恐くて つらくて
優しいひだまりに 肩寄せる日々を
越えて 僕ら 孤独な夢へと歩く
サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで未来の 空へ
僕らはなぜ 答えを焦って
宛ての無い暗がりに自己を探すのだろう
誰かをただ 想う涙も
真っ直ぐな 笑顔も ここに在るのに
"ほんとうの自分"を 誰かの台詞で
繕うことに 逃れて 迷って
ありのままの弱さと 向き合う強さを
つかみ 僕ら 初めて 明日へと 駆ける
サヨナラを誰かに告げるたびに
僕らまた変われる 強くなれるかな
たとえ違う空へ飛び立とうとも
途絶えはしない想いよ 今も胸に
永遠など無いと (気づいたときから)
笑い合ったあの日も (唄い合ったあの日も)
強く 深く 胸に 刻まれていく
だからこそあなたは (だからこそ僕らは)
他の誰でもない (誰にも負けない)
声を (挙げて) "わたし"を 生きていくよと
約束したんだ
ひとり (ひとり) ひとつ (ひとつ) 道を選んだ
サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL
いつかまためぐり逢う そのときまで
忘れはしない誇りよ 友よ 空へ
僕らが分かち合う言葉がある
こころからこころへ 声を繋ぐ YELL
ともに過ごした日々を胸に抱いて
飛び立つよ 独りで 未来の空へ