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記事 5067番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/4
国語、算数数学、英語、基礎学力、総合学力などのクラスで、勉強が進んでいない子については、自習室への参加を義務付けることを検討中 as/5067.html
森川林 2024/05/15 15:10 

アジサイ



 勉強の中心は、家庭学習です。
 しかし、子供たちの中には、家庭での学習は、学校の宿題をやるだけという子もいます。

 言葉の森の学習記録を見ると、国語、算数数学、英語とも、問題集は毎週5~10ページ進んでいなければならないはずです。
https://www.mori7.com/gs/

 しかし、1週間で、ほんの数ページだったり、記録をつけ忘れたりしている子がいます。

 週に1回、授業に参加するだけでは絶対に力はつきません。

 明らかに学力のない子が、1週間で1、2ページしか勉強していないということがあります。
 そういう子は、勉強したページに関して質問しても、うまく答えられなません。

 子供の本文は、勉強です。
 しかし、それは、学校に通うことではなく、家庭で毎日の自主学習をすることです。

 そこで、今後、問題集のページが進んでいない子については、自習室の参加を義務づけるようにします。

 学習グラフを見れば、学習状況がわかりますから、それをもとにして、保護者に連絡し、毎日必ず一定時間は、自習記録をつけ、自習室に参加して勉強するということを義務づけたいと思います。
https://www.mori7.com/teraon/js.php

 人間は、中学2年生ぐらいまでは勉強の自覚がないので、家庭がしっかりしていなければ、子供は勉強をさぼりたくなるのが普通です。

 この自習室参加の義務付けを、当面、一部のクラスから始めて、やがて全クラスに広げたいと思います。

 対象の生徒は、次のクラスの生徒です。

・国語読解クラス
・算数数学クラス
・英語クラス
・基礎学力クラス
・総合学力クラス
・全科学力クラス

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小3や小4で、塾が忙しくなったからという理由で作文をやめるのはもったいない――あとに残る本当に大事な勉強は、読書と作文と遊び as/5066.html
森川林 2024/05/15 06:51 

野菊



 子供の勉強は、長期的な見通しを持つことが大切です。
 受験という目標があると、そこにすべてを集中してしまいがちです。
 特に、今は、塾でも競争を煽るようなかたちで大量の宿題を出したり、頻繁なテストを課したりするので、子供も親も、その塾のペースに流されがちです。

 しかし、よく考えてみればわかるように、受験勉強で、あとに残るものはあまりありません。
 受験の算数は、差をつけるための算数なので、難しい問題が出てきますが、その難しさはあとに残りません。
 数学は、中学や高校でしっかり勉強すればいいのです。

 苦労して中学受験の勉強をした子と、小学生時代のんびり遊んでいた子が、結局同じ大学に合格するということは、よくあります。

 本当の勉強は、子供が自覚してから始まるので、中学3年生から高校3年生にかけての勉強が、最も大事なのです。

 受験勉強で、あとに残るものはあまりありません。
 そのかわり、小学生時代、本当にあとに残るものがあるとすれば、それは読書と作文と遊びです。
 これらは、子供の感受性、思考力、表現力を育てます。
 それが、最もあとに残る学力なのです。

 塾に通うと、勉強時間が増えるので、初めのうちは作文の勉強との両立は難しいと感じる人もいると思いますが、その忙しい時間もやがて慣れてきます。

 受験勉強中も、できるだけ、読書と作文の勉強は続けて、どうしても時間的に無理になったときだけ、いったん休会して、また、中学受験の合格後に再開すればいいのです。

 言葉の森の作文は、高校3年生まで続けられます。
 言葉の森には、小学1年生から作文の勉強を始めて、高校3年生まで続けている生徒が何人もいます。
 うちの子2人もそうでした(笑)。

 長い展望を持って、作文の勉強に取り組んでいきましょう。

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